空気の存在に苦しめられる経験
今夜もお茶漬けナイト。
夜食くらいの時間帯、口寂しく、また心も満たされていない。
もやもやしている時に、帰ってきてくれたような気分で聞いてほしい。
そんなポッドキャストです。
いやー、すごい思うところあるな、この話。
本当?
何をね、悩みをどう?
なんか、俺の悩みをお二人に聞いてほしいっていう感じの話になってしまうんだけどいい?
多分ね、俺ね、空気の存在が嫌いなんだよね、俺。
それは多分、空気の存在に今まで苦しめられることが多かったからだと思う。人生を通して。
だからね、このポッドキャストを始めて去年の分、一貫しても、
やっぱり、どこかで日本の空気の話とか、結構否定してたりとか、
なんか、日本の現状全然ダメだねっていうスタンスを取ることが多いんだけど、
多かったなと思ったんだよね。
それは多分、空気の存在しかり、そういうものに苦しめられてきてるから、
なんか、それを否定したいみたいな。
例えばだけど、言語化しようよ、議論しようよって。
何にそんな空気読んで議論しないみたいな話なんて。
ほら、あったじゃん。自分の感情を言語化しないのってどうよみたいな話とかもしたでしょ。
それもね、多分、この空気の存在が嫌だみたいなことに通じてるんだよね。
それは、空気の存在に自分が苦しめられたからって話だと思って。
さっきだから、空気ってどう海外から思われるんだろうねっていうのも、
結局、空気を否定したいからっていうものだと思うし、
否定したのはなぜかっていうと、空気に苦しめられてきたからだと思う。
結構ね、空気読めないねって言われること多かったんだよね。
小さい頃から。
なんだと、その空気ってみたいな。
ちゃんと説明してくれよみたいな話とかさ。
とか、全然大人になってからもあるけど、
自分が何気なく言った一言で、
みんなそれに対してちゃんと言葉でリアクションしてくれて、
話せば納得もするのに、
もうこの人ないわって思われて、仲間外れるようにされるみたいなさ。
そういう世界観があって、
それに苦しめられてるっていうのが、
こうね、自分の中で苦しみとしてあってね。
ちょっとごめん、話長くなっちゃうんだけど、
海外志向と空気の関係
こうやってさ、空気嫌いな人たちって、
絵として、ちょっとお二人がどうか分かんないんだけど、
絵として結構海外志向になる気がする。
っていうのは、海外はちゃんと言語化するのである。
そういう話とかに話を触れたときに、いいなってなってさ。
どんどん海外になびいていくみたいな。
そうなってくると、
今度はしっかり日本の空気の中で生活をしてる人から見たら、
危ない存在になってくるんだと思うんだよね。
そういう人たちが現れると。
そうすると、さらにその人たちは、
その空気の存在感を強めていく気がするの。
絵として一つあるのはジョブ型。
よく仕事でジョブ型とかあるじゃないか。
結構、働いてる環境でジョブ型が否定されるのをよく聞く。
っていうのは、ジョブ型って言ったら、
ジョブディスクリプションがあって、
自分の仕事はこれですって決まってて、
それ以外はしませんみたいなさ、
そういうものに捉えられたりする。
例えば、ある国だと、実際そういうことが起こってるから、
しっかりあなたの責務なんですって説明して差し上げないと、
仕事してくれないみたいな話とかも聞こえてきて。
だけど、日本の空気はそんなのあんまり関係なく、
だからもう空気でさ、協力してくれるよね。
役割関係なくてもさ、みたいな。
っていうのがあるから、
ジョブディスクリプションで切られてしまうと、
その空気の中で生活してる人たちにとってはすごく困っちゃって、
だからジョブ型を否定するみたいな話とかもあるわけ。
ジョブ型ってどうなんだよ、みたいな。
とかっていうのもあったりとか。
ジョブ型と空気の関係
で、これが講じるともうね、
日本は日本、海外は海外みたいなさ、
なんかちょっと鎖国みたいなことを言い出す人も、
何人って聞いたことある。
だから、これも空気を否定して、
日本の中でさ、空気っていうのは確かにあって、
その中でそれに対して否定ばっかりしてダメだなと思うんだけど、
それ否定ばっかりするとね、どんどんどんどん分断されていくなっていう悩みを持っててさ。
でも自分の中では空気に苦しめられてきた自分もいて、
鎖国が結構漏れててたなと思って、今まで。
行きづらいって、過去を振り返って、
あの時本当に辛かったなとか、行きづらいなっていうふうな実体験があると、
そりゃ嫌に思うよね、その空気の存在を。
で、やっぱり特に幼少期とか、あとは10代、
思春期とかに辛い経験すると、
そこって本当に自分の自我とか、
分かり始める年齢とかだとやっぱりすごく響くことだと思うし、
今マッサの話聞いててもすごくその、
過去の瞬間に私はいなかったけど、
でも今話を聞いててすごくそこにマッサのエネルギーが行ってるんだなっていうのを実感した。
すごく過去にあった何かが、
今も空気に対しての否定的な案外を、
関係があるんだろうなっていうのは聞いてて思ったんだけど、
うーん、そうだね。
これは本当に私の経験、私が見て感じて思うのは、
ジョブ型のことも、
私もそういうディスカッションに参加したことあるし、否定的な人もいればこうで。
空気っていうことで言うと、
文化の現れだから、私は本当に、
最初は、やっぱり私の場合は、
子供の頃、空気っていうものが、
空気として見えてるんじゃなくて、やっぱり色のついたものというか、
伝われるようなものに、言語化できる前から、
もっと前の年齢から感じ取ってたから、
逆に、分かるようになれたらいいなみたいな、
ちょっと憧れっていうのかな。
そこに同じ空気の中にいるつもりなのに、
空気読めないっていうふうに言われたことはないけど、
でもなんか必死、もう常に必死だった記憶がある。
もうなんか、これでいいのかなみたいな。
これで、これで自分も空気読めてるのかなみたいな。
常に冷や汗かいてるみたいな感じだったんだよね。
だから、ピーズライン、ツライ経験もしたことある。
私は個人的には、じゃあ、規定にはたぶん私そこまでは行かないんだよね。
なんでだろうな。
でもすごくマサの話を聞いてても、なんか共感はすごいする。
それは、だって形のないもの、というか論理的に説明してくれないし、
なんかでも間違ってると、なんか違うよみたいに言われて、
それ意味ぼっついとらされるもんね。
なんかちっちゃい時ってすごい、混乱した、その空気読みで。
例えばさ、近所の人にお菓子もらうやん。
え、いいです、いいですって遠慮したら褒められて、
いや、そんないいのよ、みたいな感じでさ、こうかも。
逆にさ、え、じゃあこれいいです、いいですって言った私の遠慮を、
時間の無駄やったかもしれへんな、その人のためにって思った時に、
ありがとうございますってはっきり言って、
言ったら、この子、もうちょっと礼儀必要なんじゃない?みたいな空気になったわけ。
その時に、え、じゃあ、みたいな。
どっちの反応が喜ばれた?みたいな。
別に喜んでない感じ、なんかもういいです、いいですって言って喜ばれるのがいいのか、
なんか自分の気持ちを表現して喜ばれないのか、みたいな。
結局さ、結局のところ、相手の機嫌を伺っているやん、目的としては。
それはなんかちょっと、うちの中で好きじゃない、空気の読み方で、
でもさっきエリが言ってくれたみたいに、
パンデミックが起きた時に、みんなマスクしたりとか、
すごい手洗いとか消毒とかきっちり気をつけていったっていうのって、
なんか例えば被災地でなんか配給するってなった時とか、
まあその路上支援の一端で滝出しに行ったりとかする時に、
みんなちゃんと列に並んでいる?
そこに割り込んでくる人はいない。
それってやっぱりその周りの人がどう思うだろうかとか、
なんかそういうエンバシーもあると思うから、
なんかそういう空気の読むっていうのはすごい好きだなって思うとこもあって、
ただやっぱちっちゃい時はもう全然よくわからんかったし、
なんかもうほんまに理解不能やし、
あとそのマサが質問してくれてた、
海外から見て空気読むってどうなん?みたいなんで、
なんかそもそもその何やろうな、
なんかちょっと感覚わからんけど、
うち日本にいて空気読めないキャラを確立する?
逆に確立することによって、
こうもう私空気読めないし、
多分その空気読むって正解があるっていうことが前提で、
こう外したら読めてない、合ってたら読めているみたいな、
だからその人の感覚でしかない、その正解って、
だからうちはもうみんなと感覚ちゃうし、
もうすみません、わからんみたいな感じで終わらせる?
もうめんどくさいから、
だけどイギリス行った時はめっちゃ困ってん、それで。
イギリス行った時ほど、
その人が言った言葉の意味を考えなければならない時って、
なんとなくさ、日本やったら慣れてるからさ、読み方わかるわけ。
あえて読まんときもあるけど、
なんとなくきっと一般的にはこう思われるだろうな、みたいな感覚。
だけどイギリス行った時は、
それがどういうものかとか、わからんかったから難しくって、
例えばカルチャーマップとかにさ、
イギリス、なんかどっかのページにな、
イギリスの人がこう言うたらこういう意味みたいな表があって、
なんかそれがさ、もううちはもう考えられへんのよ、
なんか例えばさ、
なんやったっけな、なんかフレーズがあったよ、
誰かがなんかの失敗をした時に、
もうちょっとあなたが失敗したのは、
私がちょっと明確に説明できてへんかったからかもしれへんっていう言葉やねんけど、
その表の中の訳っていうのは、
お前のせいやで、っていうやつ。
お前のせいやで、わかってるやろ、みたいな。
だから、なんか、
そんなカルチャーマップの話では、
なんていう、
あの、失敗した人は、
その上司がイギリス人で、
空気に対処する方法とネガティブな側面
その人がそうやって言ってくれたから、
僕は全然間違えたことしてなかったんだって思って、
普通に過ごしててんけど、
もう次からは、もうイギリスの中心の上司からは、
君はもう仕事を全然していないって言われたわけ。
でも、今までもずっとちゃんとやってきてんのになんでってだったのが、
そういうページの趣旨やったんやけど、
私もうほんまにわからんのよね、
なんかその、
いや、わからんねん。
ほんまにね、なんか、
本当に空気読むって難しいなって思うし、
この課題は永遠、
たぶんその文化をわかりきったたて、
本当の意図がわからないときもあると思うから、
なんかもう、空気読むのは難しいと。
じゃあ、文化が違うっていうことを前提に、
どう私たちは歩み寄れるのかっていうのが、
たぶん本来必要なクエスチョンといいから、
そこをもう全然折り合いつけられずに、
悩んできている20年間を過ごしている。
どうやってんのみんなね。
さっきのさ、
まさ悩みがあるんだけどって言ってたじゃん。
聞き出したときに、
まさの中で自分の悩みをまとめると、
何がその悩みの中心、
それが根源にあると思う?
ほんとね。
一つはわかりやすく、自分が個人として、
この空気の中でどうやって生きていけばいいのかっていうのは、
一つ目かな。
二つ目は、これは悩みというか、
自分でもびっくりするぐらいだけど、
その空気に対してたぶんね、
怒りがあるんだと思うんだよね。
その怒りをどうしたらいいのかなって思っている。
例えばさ、空気があることによってこんなことも悪い、
こんなネガティブなとこがあるぞみたいなことを、
常日頃から考えちゃうんだよね。
まるで日本は泥棟で沈んでいくかのようだとかで、
毎日考えちゃってるんだ。
聞きたいな、そのポッドキャスト。
いやだってさ、日本は空気があってさ、
他の人の文化圏の人を寄せ付けずにいてさ、
でも人口はどんどん減っていってさ、経済はしぼんでいってさ、
それでも外の人を駆逐していってさ、
みんな泥棟の上でこうやってやってさ、
動くなよ、動くなよって言いながらどんどん沈んでいくみたいな。
そういう光景のように俺は見えてて、毎日。
空気が。
自分も日本に住んでるくせに、
ほんとこんな自分も嫌なんだけど、
ざまぁみろって思ってる自分もいるんだよね、そういう日本を。
だから日本のためになることをやろうとかって言ってる自分も、
確かに自分なんだけど、一方で、
日本が沈んだ時に自分はちゃんと生きていくように準備しようって思ってる自分もいたりするんだよね。
なぜなら泥舟で沈んでってるように見えてるからっていう。
でもなんか、ふと思うの。
こういう怒りをなんかこう感じてることってなんだろう、
ただ体力使ってるだけだし、なんか幸せじゃねえなって思うから、
こうやって怒りが生じちゃってるとしょうがなくってね、たぶん。
これはもうなんか過去の経験の蓄積に備っちゃったんだろうなって思うから、
馴染めない自分と空気に対する怒り
なんかもう怒りをなんか対処する、するやないものかなって思うのは2つ目かな。
2つ目はちょっとなんか壮大すぎるから置いといて、
1つ目のね、個人として日頃からどうやって空気に対処すればいいかっていうのは、
さっきさ、優が言ってくれたじゃん。
私、空気読めませんからって宣言してしまうっていう。
これね、俺も今実はやってて、割とね、それがワークしててね、
これが1つの答えかなってな思ってきてる。
でもこれでできたのはもうほんと最近だね、最近。
だからもうそれまでは結構ずっと苦労してきちゃってたから、
それこそさ、ほら、さっき2人ともさ、空気っていうのが読めなかったりとか、
なんかその色がついたものだったりとかって話してくれてたけど、
俺もね、俺は海外に住んだことなんかなかったのに、
割と小さい頃から、なんで俺はこんなに空気に馴染めないんだろうって何回も経験してきたか。
だからなんか浮いちゃってるんだよね。
で、それがまだ分かんの、自分で。
俺浮いてるこの中でみたいな。
だから苦しかった、すごくそれが。
結構しょっちゅう感じるかもしれない、今でも。
なんかね、100%馴染めないの、自分がそこに。
もしかしてそれってさ、みんなの本音なんじゃない?
なんか、馴染めてる、私馴染めてる馴染みのプロですみたいな人おったら逆に話聞きたいなのかな。
馴染みのプロ。
プロレベル。
なんか後の話聞いてさ、
馴染んでるって思う人ってさ、もうパワーハイラーキーのさ、パワー寄りの人たちやと思ってんのよ。
だからなんなら逆にその人の空気に合わせない、合わせにいかなあかんみたいなくらいのさ、地位を確立してる。
例えば幼少期やったらいじめてるっぽい。
今やったら会社の中でちょっとボスっぽい人、お姉さんとかわかんないけど。
だからなんかその、やっぱもう噂が嫌う理由もよくわかるというか、もうパワーゲームに近いよね、空気ってほんまに。
でもさ、それがさ、コンスタントに求められるからさ、そうじゃないときもそうしてしまうよね。
だから別にパワーハイラーキーでもったくないのに、家族やのに空気を呼んでしまうとか、なんか変なダイナミクス働くね。
いやごめん、話が冴えてしまったわ。
いやいや、そんなことないよ。家族でもそうだよね、この年が。年末年始か。
妹が関西から帰ってくるから、東京駅にまで迎えて家に帰ったんだけど、そのときに妹から直接言われなかったんだよね。
なんか迎えに来てねって言われなかったの。
で、妹は家族のLINEがあって、東京駅に何月何日何時に着くからねって書いてたの。
で、妹はそれをもう、そのLINEでもって迎えに来てねっていう合図をしてたつもりだったらしいんだけど、なんだけど、
まあ俺全く読めないから、俺も文字通り受け取ってるから、えー、みたいな。
で、母親が裏で妹に、兄ちゃんは言葉通りにしかわかんないから、だからちゃんと伝えないとわかんないよっていうコミュニケーションがあったらしくって。
ちゃんと家族の中でも空気読めない存在として認知されてるんだなっていう。
えー。
そう、そんな話があって。
面白い、それは。
えー、ちょっと待って、私だったらどうしてたか。
いや、私もちょっとわかってなかった。
私もわからない。
もうわかんないよ。
今週はここまでです。また次回お楽しみに。