00:01
野山です。ショットを打つ前に、これから打ちたい球筋をしっかりと明確にイメージして、狙いをはっきり決めてからショットするようにしてください。
コースでショットするときは、なるべくこれから打つ球を詳細にイメージしていただくといいです。
なぜかと言いますと、なるべく詳細にイメージした方が、その球筋を打ちやすくなるというのもありますし、いろんなデータが取れるということがあるからです。
まず、なるべく打ちたい球筋を詳細にイメージしますと、そういう球が出やすいアドレスを取りやすくなります。
そしてスイングもそういう球が出やすいスイングとなりますので、狙った球筋を打ちやすくなります。
そしてもう一つ重要なのが、データが取れるということです。
例えばティーショットを打つときに、左のバンカーの右端の方向に打ち出して、右の木の方向までスライスさせて打とうと思った場合に、
実際にボールを打って、なかなか狙った通りにいかないということが多いですので、ズレが生じます。
そのズレがどのくらいズレていたのかというのが、しっかりと狙いを決めておけば知ることができます。
なんとなく右サイドを狙ってショットしようとか考えてショットしてしまいますと、
実際に打った球がどれくらい右に出ているのかが分かりませんし、曲がる量もどれくらい曲がっているのかというのが分かりにくくなります。
しっかりとバンカーの右端に打ち出して右の木まで曲げるというふうにイメージしますと、
実際に打った球筋がどれくらい狙いとズレていたのかというのが明確に分かります。
そのズレが分かれば、次のホールではそのズレを計算して狙いどころを決めていただくといいです。
例えば思ったよりも右に大きく曲がっていたとすれば、その分だけ狙いを左に取ってショットしていただくといいですし、
思ったよりも曲がらずに真っ直ぐ飛んでいたようであれば、それを計算して次のホールでもショットしていただくといいです。
これはティーショットだけじゃなくて、アイアンでも全て狙いをはっきりと決めていただくといいです。
番手によって球筋というのが変わります。
基本的には長いクラブというのは右にスライスしやすいですし、短いクラブというのは左に球が行きやすいです。
03:01
ですので番手によって右左に曲がる度合いというのが違いますので、
何番アイアンを使ったときにはどれくらい曲がってどっちにどれくらい出てどっちにどれくらい曲がったのかというのを
しっかりと覚えておくようにしていただくといいです。
そして一日の中でも変わります。
例えばティーショットにしてもドライバーのショットにしても、朝一のショットと後半疲れてきたときのショットでは球筋が変わります。
ですのでラウンド中は常に狙いをはっきり決めてショットしていただいて、
球筋が変わってきたらそれをしっかりと感じて次のホールでそれを計算してショットしていただくといいです。
やはりいいスコアでラウンドするためにはないショットをたくさん打つということも大事なんですけれども、
それよりもしっかりといろんな状況を把握していろんな状況にうまく対応する能力、
こういう球が出たらこっちを狙って打っていこうとか、
そういういろんな状況に対応する能力というのが非常に重要です。
いろんな状況に対応できるようになるためにはしっかりとまずはデータをいろいろ集めるということです。
自分はこういう状況だとこういう球が出やすいとか、
また別のこういう状況だったらこういう球筋が出やすい、ミッショットが出やすい、
などというデータをしっかりと自分の中に持っておくことによってそれらを生かすことができますので、
いいスコアでラウンドすることができます。
このようにゴルフのうまい人というのはないショットをたくさん打つということもあるんですけれども、
いろんな情報をいっぱい自分の中に持っています。
それでこういった状況ではこういった感じになるというのが予想できるので、
それを予想して攻め方を決めています。
ですので、そうなるためにもまずはこれから打つショットをしっかりと明確に狙いを決めて、
イメージしてそれからショットするようにしてください。
そうすることで自分の中にいろんなデータが蓄積されていきますので、
どんどんラウンドしていくたびにいいスコアが出る可能性というのが上がっていきます。
ぜひ今度のラウンドではボールを打つ前にしっかりと球筋を決めて、
狙いを細かく決めてからショットをするようにしてください。
ぜひ参考にしてみてください。
