Podcast番組「コペテンナイト」「ごはんのおとも」を配信されている春名まことさんをゲストにお迎えした特別回です(◍ ´꒳` ◍) ドクター進学を予定しているまことさんにTTさんが根掘り葉掘り聴いたり、宇宙関連の研究って何があるの?研究室生活のあるあるなどについて話しました٩( ᐛ )و
初のコラボ、新鮮でした〜(^^) 農食ラジオでも、これからはもっとコラボしていきたいなーと思っていますので、もしよければTwitterのDM等でぜひご連絡ください!
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コペテンとはコペルニクス的展開の略称であり、関東哲学において物事の発想が180度変わってしまうような発想の転換を意味している。
この配信会はポットファーストミーティング、ポファミというコラボ番組でしであった農食ラジオ未知の世界、ドクターコース志望の宇宙研究者
コペテンナイトとご飯のお供を配信する、はるなまことさんの再発見プログラムである。
じゃあよろしくお願いします。よろしくお願いします。よろしくお願いしまーす。
はい、ポットファーストミーティングでコラボして、早速コラボ。また本編コラボみたいな感じで
はるなまことさんと、これあれだな、農食ラジオでしゃべるベースになってるな。どっちでもいいか。いいんじゃないですか。はい。
こんにちは。こんにちは。本日はお日柄もよく。本日はお日柄もよく。
僕らもまことさんも同じ理系なんですけど、
コペテンナイトのいろんな回を聞いてて、すごい聞いてみたいことがあって、早速なんですけど、
まことさんはドクター、白紙家庭志望なんですか。そうです。これをね、すごい聞きたくて。はい。
ゆとくん、いた?周りにドクター行った人。いますけど、でも1割いないぐらいかなって感じ。
学科だと。なんかね、ドクターが行ったら大変だみたいな話はいろんなところでね、
ドクター行かなかった人からも聞くけど、でも逆に、逆にというか、ドクターに行きたいっていうその気持ちは本人にしかわかんないじゃん。
そう、だからどういうことを魅力に感じてるのかなと思って。
あー、いいね。ちょっと聞いてみたいんですけど。
はい。ちなみに、ティーティーさんは一瞬も考えなかったんですか?
一瞬も考えなかった。そうなんですね。
俺の場合は、そのドクターに行きたくないとかじゃなくって、もう入学の時点で食品メーカーに入社したいっていう気持ちがあって、
で、マスターも考えてなかった。その大学1年生の時点では。で、やってくうちに技術系側、研究開発的な感じで入社しようと思ったら、
マスターに行ったほうが有利だとか、あるいはマスターしか採用してないっていう会社もあったから、
ああ、マスター行かなきゃいけないんだなあ、じゃあ大学院試験受けようみたいな。後ろ向き。そうそう。あのね、手段だった、当時は。
03:02
でも、何だろう、結局研究職みたいなのしてるから、研究自体は好きだったんだろうね。
そうそう、だからね、ふわっとはね、その白紙家庭に行くっていうのがわかってるのかもしれないけど。でも。そうですね、研究やってらっしゃる。
マスターの人が行きたいっていうのとね、今大学4年生で行きたいっていうのがまた違うもんね。
確かに。だからこそTTさんは気になってる。そうそう。いつから白紙家庭を意識し始めたんですか?
いつからって言われると、何だろう、結構前になるかもしれないです、あの。5歳?5歳。5歳やばいでしょ。結構前。
でも、16歳とか17歳、高校生ぐらいの時に、研究者になりたいなって思ったのがあって、で、その研究者になるってなったら、白紙家庭行くじゃないですか。はいはいはい。
だから。多くはね。はい、行くのかなって思ってたんですよ、漠然と。で、なんでかな、まあ宇宙好きだったんで、その研究者っていうのしか知らなかったんで、そこに直結してたんですけど、大学入って、うちの学部は、みんな物理系の学部でみんな修士、ほとんど修士に行くので、
修士までは確実に決まってるなって思いながらいたんですけども、研究室に入ったら、うちの研究室、結構最近になって、白紙家庭に進む人が増えたみたいで、毎年1人、2人行くんですよ。
だから、3分の1かくらいは行ってるんですよね。
割合高い。
すごい身近だっていうのがあって、すぐ就職するのもいいけど、研究したいって気持ちがあるんだったら、白紙家庭進むのもいいかもしれないな、奨学金もあるしって思ったんですよ。
なるほどね。3人に1人っていうのは、すごい分野の特徴なのかな?さっきね、ゆとくんは1割ぐらいかなって言ったけど。
そうね、学科で1割で、自分の研究室だとでも確かに2割ぐらいいたかも。
ちょっと多かったんですね。やっぱり研究室による。
まこつさんは理学部ですか?
はい、理学部です。
理学部自体が多いのかな?どうなんだろう?
多いかもしれないですね。
農学部とか工学部は少ないのかな?もしかしたら。
06:03
そうな気がしますね。
なるほど、なんかさっき宇宙をきっかけに研究したいっていう話だったけど、
確かに農学部とかだったら、自分みたいに食品メーカーに入りたいとか、工学部だったらね、自動車メーカーに入りたいっていう、なんかすぐサラリーマンになりたがるんだけど。
宇宙だとね、サラリーマン、なんだろうね、メーカー、宇宙メーカーはないから、宇宙を作るメーカーはないから、やっぱそこなんか研究に行きたくなるっていうのがあるのかなと思って、ふわっと思ってたんですけど、やっぱその宇宙の研究がしたいっていうのがもうその16歳から。
そうなんですよね。
そうなんです。16歳のときとかは、もっと天文っぽいか、あとは素粒子っぽい話で、本当に宇宙論とかっていうのに興味があったんですけど、
いや、むずかしいぞ、これってなって、だんだんそれよりかは、太陽系にどんどん地球の近くに近づいていって、興味が。
なるほど。
で、地球、金星、火星、木星、土星っていうふうに、それぐらいの距離に興味が生まれたんですよね。
今なんかその専門が惑星なんですか?
そうです。惑星科学が専門なので、惑星の勉強してて。
番組も惑星ネタが多いですよね。
そうなんですよね。自分がわかるところから攻めないと、と思って、調べやすいですし、自分の学んでいるところから調べていってるんですけど、
宇宙楽しいですね。
宇宙のロマン観すごいよね、ゆうとくん。
え?
宇宙のロマン観。
宇宙はみんな好きだよね。
心の底ではって思ってるよ。全然勉強してない人も。
宇宙に興味を持ったきっかけ何なんですか?
何なんでしょう?宇宙に興味を持ったきっかけ?
なんか面接みたいになってきちゃった。
ちなみに、ぼくで言うと、プラネタリウムとか、科学科学とかが入りかな、宇宙。
ぼくも宇宙、人並み以上には好きなんで、そのへんの記憶がある。
星とか。
星から入りましたかね。
だいたい、なんで宇宙、いつごろから宇宙好きになったんですか?って聞かれたら、答える話が、
09:03
小学校3年生のときに、自由研究で星の観察をしたんですよ。
星座版みたいな。
そうです。
北斗七星を、毎日同じところから観測して、動きを調べたんですけど、
それを、お母さんと夜、同じくらいの時間になったら、外に出て、一緒にやるんですけど、
最初は、わたしも楽しんでやってたのに、だんだんわたしがめんどくさくなって、お母さんが、「ほら、行くよ、外出て!」って言って、
ちょっと、いやいやながら、全体観測をしたことを覚えてるんですけど、
それからだと思いますね。
自由研究が、すごいほめられたのかな。
結果のほうか。
そうか、今の話だと、めんどくさくなっちゃって、そっからだから。
マイナスな感じ。
自由研究か何かですか?学校の。
そうです、自由研究です。夏休みとか。
星か、確かにね、星ってすごい身近だし、何だろう、自分でもオリオン座とか見つけるとテンション上がるしね。
オリオン座だっけ?真ん中に、冬の。
めっちゃ見つけやすい。
そう。オリオン座出てきたから、冬だなーみたいな。
冬が近づいてきて。
そうですね。
なるほどね。
自分なんか図鑑とかで宇宙のことちょっと見たかな。
なんかおばさんがくれた、なんか宇宙みたいなね、だから星の並びも書いてあるし星座のことも書いてあるしね。
ちなみに、ポッドキャストアワードの推薦エピソードも、いばらの道ってやつでしたっけ?
はい。
れんさんのね。
そう、ドクター結構厳しいよーみたいな話をあのときはしてたんですけど、今はどうなんでしょう?
もう私、ドクター行こうと決まっちゃったんですよね。
え?決まったの?
決まった?
決まっちゃって、あのまだ来年度から、4月から終始1年になるんで、まだ全然マスターもとってないんですけど、ドクター決まっちゃって、
諸事情ありまして、先生にこのまま博士行くんだったら、一緒に研究しようって言われて、
あ、じゃあやります。じゃあ行きます。
博士行くんだったら、一緒に研究しようって、博士行かないんだったら、どういう答えなんだろう?
行かないんだったら、別の人に重大な研究テーマを与えて、研究させる。
そういうことか。
そのテーマやるんだったら、もう博士勝手まで前提でやってほしいっていう話だよね、きっと。
そうです、そうです。
その先生のライフワークとして、大事な研究の一端を担うことになるから、
12:05
これこのままやるんだったら、博士ちょっと考えてって言われて、じゃあやりますわーって思ったんですよ。
その先生いくつぐらいなんですか?
45ぐらいですかね、前半か5ぐらいまで。
なるほどですね。だから結構やる気もあるんだな、先生自体も。
やる気がない先生ってあんま見ないけど、
サラリーマンとかだったら、58歳とかだと、あとは流すみたいな人もいるかもしれないけど。
定年間近の教授とか結構それっぽい人いない?
それはそれでさ、めっちゃ実績をあげてお金を持ってくるんだって感じじゃなくて、
ほんと楽しんでる先生とか。
それもまたいいですよね。
そうそう、だからすごい好きだった先生がいる。
私物化してるんじゃないかって感じだけど。
それいいんだろうか。
楽しいことやってるっていう感じで。
じゃあ5年がかりか。
そうですよ。
なんかそっから先は、ドクター出た先輩はどんなことしてるんですか?
ドクター出た先輩は、そのままその大学にポスドクとして残るとか、
あとは海外の大学にポスドクで行くとか、あとは民間企業ですね。
民間に行く人もいるんだ。
います。宇宙系の民間企業に行くとか、ジャクサーの人もいます。
ジャクサーが一番わかりやすいかも。
いいな、ジャクサー。
なるほど、なるほど。
ドクターで就職って、ドクター行くと博士っていうか、教授になるの?大学教員になるの?っていうイメージがあったけど、
最近働いてて、ドクターいいなと思って。
マスターだと、その話もあるんだけど、マスターだとちょっと中途半端な場合があるなと思って。
会社に入ると、その専門分野で最初やるんだけど、結局その専門家である前に社員だったりするから、
研究じゃないところに行ったり、企画職とかさ、
あとは管理職になって、出世みたいなことするとも研究しなくなるし、
だから、そういう人ばっかだと職場にエッジが効いてなくて、オタクっぽい人があんまり少ないんだよね、その技術の。
だから、みんなふわふわしてて、みんな知識が。
だから、メーカー的にはちょっと弱いなと思って、そういうときにドクターがいたらいいなと思う。
15:04
これ、理解されてない。
いや、なんか、刺激を欲してるんだなって思ってます。ニヤニヤしてます。
相談できる人がいないんだよね、あんまり。技術的なところで。
うーん。
はい。そうか。
だから、何だろう。50代のおじさんとかすごい詳しいけど、
はい。
何だろうな。いろんなことをちょっとずつつまみ食いしてるから、会社員の人。
例えば、売れるかとか、この技術が売れるかっていうことも考えたりするし、
あと、この研究を、これはアカデミックでもあるかもしれないけど、
この研究をやるために、この人をくどかなきゃいけないとか、
はい。
なんか、調整業務とかも多いし、
なんかね、あんまり専門にどっぷり使ってる時間ないんだよ、あんまり。
もう、ドクター行くべきなんじゃないですか、それは。
そう。だからね、今になって、この歳になって、
ドクターっていいなって、別にそのとき、学生のときも悪いとは思ってなかったんだけど、
思ってたわけじゃないんだけど、そういう道もあるんだなと思って。
うちの研究室でも、除去の人でもいるんですけど、
いったん就職して、数年後に戻ってくる。
うん。
博士課程に戻ってきて、そのまま研究、アカデミックに残る人がいらっしゃって、
で、そういう人って、何が必要かっていうのを知ってるっていう話を聞いたことがあって、
研究がどんなふうに実社会で活かされているのかを身近に知ってるから、
学ぶ意欲がものすごく高かったりとかするんだって話を聞いたことがあるので。
まあ、そうか。サラリーマン経験が生きてるっていうことか。
はい。いいんじゃないかなと思いますけどね。
それ強いかもね。
はい。すごい強そうです。
うん。
そのまま大学にいる。
今日、ある学会に出て、その学会で友達がしゃべってたんだけど、講演してたんだけど。
へえ。
その彼もマスターで就職して、ドクターとって、今除去なんだけど、
はい。
彼も全く、全くじゃないかな、そういうとこも活かしてそうだし、
なんか就職が、なんか彼の専門分野じゃないところに就職してたんだけど、
はい。
なんだろう、ドクターに行く過程で、やっぱりサラリーマン時代に身につけた専門領域を、
なんかゴリゴリに使った研究をドクターでやってて、
へえ。強すぎる。
マスター2年のときにしゃべってて、なんかその、成分の分析をする必要があったけど、
18:01
なんか自分の研究室じゃそういうのが苦手で、できないみたいな。
どちらかというと、俺がいた研究室が強かったから、いろいろ相談を受けたんだけど、
うん、なんか社会人でその経験をつけて、自分の研究室に戻ってきたみたいな。
あー、強。
うん。っていうパターンもあって、なんかすごい生き生きしてたね。
うん、楽しそうですね。
うんうんうんうん。
そう、なんかやっぱ一連の話を聞いてるとね、結構ドクター就職がないとか、あるかもしれないけど人気があるとか、
はい。
俺はすごい、なんか現場にドクターの人いたらめっちゃ心強いなって思ってます。
あー、そういうの嬉しいですね。
うん。
ゆとくん周りにドクターの人いる?
うん。
まあ、今まで一緒に働いたとか、親しい友達とか。
えーっと、親しい友達は全然いないね。
うん。
へー。
ベネッセの先輩に、なぜか編集職やってんのに医者の免許持ってる人とかはいた。
へー。
なにそれ。
なんで?
だから、突き抜けすぎて面白いんだよね、多分。
結果やりたいのは医者じゃなかったみたいな着地点。
あー。
何歳で気づいたんだろう。
あ、でも医者になってないんじゃないかな。免許取って。
うん。
あの、臨床医にはならずに就職したってことですよね。
多分、多分だけど。医者もやってたのかなとか。
医師免許って何歳ぐらいで取れるんだろう。
でもドクターと同じぐらいじゃないかな。
ドクター相当。
6年じゃないですか。どうなの?研修医の、なんか経験もいるのかもしれないですけど。
25歳から30歳の間ぐらいっぽいよね、でもね。
うんうん。
そうですね。
そっからか。なかなかでもそっから変わるのって勇気いるんだよね。
うん。すごいよね、それは。そういう選択をしちゃう人って。
そうそうそうそう。
なんか、自分がもし今からドクターを取るならっていうところを考えたときに、
何だろうな、あの、いろいろハードルがあるよね。
まず入るハードルが、さも試験受けると思うんだけど、また大学院試験受けるのかな、ここからドクター行きたいと思ったら。
試験じゃないんじゃないですか?
あれじゃないの?大学院のマスターの入試がTTさんどうなったかわかんないけど、
なんかあれじゃない?高等諮問みたいな感じとか、そんなノリ?
なるほど。
違うのかな。なんか筆記のなんかこう、センター試験みたいなテストっていうよりは。
マスター出てるとある程度はね、土台はあるって判断されるのかもしれないけど、
そっから先、あれか、学診とかなかったら普通に入学金を払って、学生として、学費とかかかんのかな?
かかりますかかります。
普通の、なんもお金もらえなかったら普通の学生と同じだよね。
21:03
はい。
それもけっこう難しいよね。だから結婚したりすると、出費が増えるじゃんね。
そうですね。毎年50万から100万はなくなりますね。
うん。国立でも。
社会人ドクターじゃなかってね、普通に通いで行ったらね、すごいことになるからね。
ちなみにさっき出てきた俺の友人は通ってた。飛行機に乗って。
飛行機に乗って?
そう。
毎日ですか?
毎日じゃないけど、
びびった。
飛行機通学。
そう、毎月1回合宿みたいな感じで、
実習館とか?
行って、
あ、そういうことか。
そうそう。飛行機代もえぐいじゃんね、それ。
うん。
はい。
うん。
すご。
彼、結婚してからもやってたんじゃねえかな、それ。
へー。
そうするとなんかね、相手の理解もないといけないし、
なんか相当な覚悟もいるしね。
そうですね、相当な覚悟もいる。
なかなかね、子供までできちゃうと難しいんだよね。
で、しかも俺も同じような感じで、俺ももし自分の出身研究室でドクター取ろうと思ったらね、
漏れなく飛行機になるし。
そうか。
でもなんかなかなかね、近所の、じゃあ近所の研究室でいいやってもんでもなんかなさそうなんだけど、どうなんだろう。
かなり変わるんじゃないですか、やっぱり研究室で。
うん。ね、ネタとか、専門領域はある程度選べるのかもしれないけど、
自分だったら扱ったこともない植物とか、なるかもしれないよね。
そうですね。
うん。
うちの研究室の先輩で来年、社会人で働きながら論文で博士取って。
おー、論博ってやつだ。
そうです。帰ってくる先輩いらっしゃいました。
いらっしゃいます。
その会社でのネタが論文になるんだ。
なんかありそうだけど、結構むず、ありそう、よくあるんだろうなと思ってたけど、いざサラリーマンになると結構それ難しいことなんだなって思った。
そうなんですよね。その先輩は会社でやってることが研究になったんじゃなくって、
普通に定時まで働いて、定時で帰って、家で研究して、何でも書いてる人なんです。
えげつないな。
もう、サイボーグかなんかと思ってますよ、私は。
そんな人もいました。
それも宇宙の人?
そうです。私と同じような分野の人です。
なるほど、なるほど。
いや、そう、気になってたのが、宇宙の研究って具体的にどんなことするのかなと思って、
24:03
植物だったら、わかりやすいので言ったら、植物に農薬みたいなのを、たとえばかけて、
生きた死んだとか、じゃあそれは何でかって言って、遺伝子のほうに進んだりとかして、
結局、実験室でなんか手を動かすことになるんだけど、
宇宙自体を、
行かないもんね。
実験室で再現するって、そういうのがあんのかもしんないけど、どんなことするんですか?
多いのは、NASAとかJAXAが飛ばした反射器に、
科学の光とかを測定する機器を、自分で作って乗せるとか、
あとは、その他の人が作った機器で取ってきたデータのおこぼれをもらって、
なるほど。
解析する、データを解析するとか、
あとは、計算機で惑星の環境を再現して、
そこでどんな気象条件で運動が起こっているのかっていうのを計算させて、
それを、探査機が取ってきたデータと比較するとか、
シミュレーション。
そんなやり方ですね。
なるほど。
じゃあ、イメージ、俺らでいう実験室が、衛星だったりするっていうイメージなのかな?
そうです、そうです。
なるほど、なるほど。
さすがに、月の石をくださいとかいうのは、相当ハードル高いのかな?
月の石っていうか、
月の石をくださいは、NASAにお願いしていいよって言われれば、もらえて研究できると思いますけど、
NASAにください、やばいね。
NASAにくださいって言うしかないんじゃないですかね。
なるほどね。
それがずっと不思議だった。
だから、観測してるだけじゃ、地上から観測してるだけだと、やっぱり得られるデータがあんまりないってことなのか?
地上からの観測も、かなり行われてますね。
地上から望遠鏡を見ている人も、もちろんいて、
それでも、毎年たくさん新しいことが分かってるんですけど、
それだけじゃなくて、探査機飛ばしてデータ取ってくるときに、
自分のデータを取ってくるか、人のデータのおこぼれをもらうかして、研究するっていうやり方もあります。
探査機を飛ばすっていうとこがね、すごいなと思って、
たぶん、言うと物理の世界とか、パソコンでシミュレーションしたりとか、
自分だったら種まくとか、思いつきでスタートできるとこもあるかもしれないんだけど、
ちょっと物理のほうは分かんないけどね。こっち種まけば始まるから。
でも衛星ぶち上げるとか、なんか乗せてもらうってなると、ちょっとやってみようかなって感じじゃないね。
27:06
そうですね。かなりチームプレイなので、その探査機に関しては。
人とのコミュニケーションがすごい大事になりますし、
会議がめちゃめちゃ多いですよ。うちの研究室で。
へー、ぜんぜんちがうな。
それはどんな会議なんですか?
会議ばっかりです。
例えば、月に探査機飛ばして、なんか石か流星みたいなのぶつけて、
で、その跳ね返りで水があるかを見つける機械を乗せる会議で、
どんなふうにシミュレーションしようか、月のどこに当てようかとか、
そういった設計を相談したりとか、
あとは火星のテラフォーミングが、もうNASAがね、計画しているのがあるんですけど、
そこで実際に人を送ろうとしたら、どれぐらいの水が必要で、地球からどれぐらい持っていかないといけなくてっていうのを、
本当にいい歳した大人が真剣に考えている会議が、夜中にあったりするみたいです。
水って何用ですか?
今のは水はロケットに乗るとかそういう話ですか?
ロケットに乗せて、人が生きるために使ったりとか、電気分解して燃料にしたりとか、
酸素になったりとか、水はいろんな使い方ができるんですけど、
それで火星にある水に簡単にアクセスできたら、地球からあんまり持っていかなくてもいいんですけど、
それを見つけるまでに、どれぐらい時間かかりそうかとか、
そんなことをするのに、国際ミッションなので、時差とかもあるので、夜中に会議したりとかもするみたいですね。
そうか、それで夜中なんだ。
いや、なんか話が盛り上がっちゃって、夜中ぐらいに考えたけど、ちゃんと理由があるんですね。
長いみたいですけど、日本だけのミッションのほうが会議長いって先生がぼやいてました。
日本人会議好きだからね。
そうなんですか?
いや、なんか余談だけど、外国人から見た日本人の変なところって、電車とかめちゃくちゃきっちり時間守るのに、会議は時間守らないっていう。
まぁ、遅れて入ってくる人もいるってのもあるけど、それ以上に決まった時間に終わらないっていう。
終わらないかもしれないですね。
あれ、なんなんだろうね。
なんなんですか?
なんなんだろうね。
30:00
めっちゃきっちりするわ。
俺もきっちりして、終わらないとイライラするんだけど、あれかも。
あんまり日本人、単刀直入に言わないじゃん。
言わないです。
なんか前置きが長かったりとか、なんかこの意見違うって思ったときに、
なんだろう、たぶん2パターンで、遠回しに違うっていう人か、全然説明しない人、違うと思うなーって終わる人。
結局違うって言われた人が考えちゃうみたいな。
これがこうでこうでこうだからダメですっていう人がなんかいないからね。
そうですね。
ちょっと話それちゃいましたけど。
全然くだらないんですけど、その夜に会議があるってわかってて、夜にしゃべるわけじゃないですか。
普通の感覚だと、もう頭ぼーっとしちゃいそうなんですけど、
なんかその日のためにわざと寝坊したりとか、なんかその会議に万全に臨むためになんかしてたりするんですか?
でも先輩とか先生でお昼寝してたりとか、あと次の日昼から出勤にしてたりとかしますね。
お昼寝部屋あります?
お昼寝部屋ないんです。ないんですけど。
じゃあお昼寝はもう机につっぷしてとか。
そうです。一応なんか畳っぽいの置いてあったり、こたつがあったり、よぎぼうもあったり。
よぎぼうあるんだ。
いいね。
そうなんだ。結構大学院生とかね、研究室に泊まりがちだけど、ちょっとちがうね、宇宙の泊まるのとは。
だから農学部だと、夜も観察する必要があったりして、泊まる人もいたりとか、
あとは単純に、自分がそうだったんだけど、手際が悪くて、
あ、もうこんな時間だ、ここ帰んなくていいやってなって。
すごいわかります。
とかなんかね、調べ始めたら楽しくなっちゃって、夜中になってましたみたいな。
めっちゃわかる、はい。
でも会議があるっていう、
そうなんです。
まっとうな理由で、夜更かしするっていうね。
教授が一番働いてるので、50代後半ぐらいの教授が、朝9時に来て、夜9時になっても帰らないっていう生活をしてます。
やばいよね。
でも好きなんだろうね。
思います。
教員たちのワークライフバランスはどうなってるんだろうね。
おかしいですよね。
たぶん物差しが普通の人と違うかもしれないけどね。
普通のサラリーマンだったらね、早く帰ってとか、
あとやらされてる勘で残業してたりとか、結構あるけど、
教員の人たちはやらされ勘で残業してるのかな?
どうなんでしょう。
結構ちっちゃいお子さんがいる先生が多いんですけど、
33:01
だから早く帰りたいんだけど、
なんだかんだ学生の面倒を見たり、会議に参加したりして、遅くなったりとかしてますね。
9時に出たら、もう子供寝てるよね。下手したら。
寝てますね。
朝も寝てるかもしんないよね。
9時に来るために、家何人出るかわかんないけど。
そうですね。
そう考えると、教授の奥様ってのは大変だね。
そうですね。
たしかに。
専業主婦とかになるんじゃないですか。
友渡り機は結構難しそうですよね、そう考えると。
あと土日に来る人もいるよね、教員はね。
いますね。
サラリーマンとかだと、やっぱり土日来ると怒られたりとか、
ログ残ってんぞとか、結構管理されるよね。
ちゃんとした会社はね。
ちゃんとした会社は。
そうか、逆にお金を出さないとダメだから、
決まった時間以外に働くなよ、むしろってことなんですか。
そうそう、だから本人の心身の健康もあるけど、
その分給料出さないといけないし、
土日子とかだと、変な手当とかついちゃうからね。
そうか、割高になるから、やめてほしいな、会社は。
なるほど、そう考えると。
それで思った、学生のときのほうが、今より論文とかすごい読んでたなと思って。
サラリーマンになると、そういう時間が、今見たような理由で取れなくなるなと思って。
学生のとき、土日ばんばん読んでたりとかしたし、大学のパソコンとか使ってね。
だから、学生のプチブラック感ってあったけど、今思うと。
でも、あれで結構インプットあったからね。
そうですね。
9時から5時で普通に仕事しながら、論文も読んでとかって、かなり難しいからね、今。
だから、そのエッジがきかないんだよ。
マスターで入ったサラリーマンは。
サラリーマン、企業で研究してる方とか、定時がある研究者の方は、よくわからないんですけど、
研究者って言ったら、私のイメージで言えば、本当に毎日研究というか、
休日にも、教授から、この論文面白いから読んでくださいってシェアが来たりとか、
あとは、今からサーバーの点検に行きますって連絡が入ったりとか。
この人たち、休みとかないんだ、思ったりするし、
自分も自分で、周りがずっと研究したり、勉強したり、知識をたくさん蓄えたり、人と話したりしてるのを見ると、すごい焦るし、
36:14
ずっと何かに追われてる感じがありますね。
学ばなければ、みたいな感じになってます。
でも、今思った、研究者の人たちってずっとオンなんだけど、
まこすさんのライフスタイル的に、オンとオフはっきり分けたいのかなとか思って、
そうすると、土日にメールしてくんなよとか思ったりするのかなと思ったら、そうでもないですね。
土日にメールしてくんなよって気持ちがないわけではないんですけど、
ないわけではないんですけど、ただちょっと私、自分勝手なところがあって、ないわけではないんですけど、
自分が休日にオンになってるときももちろんあるので、そういうときは自分がメールしちゃったりするので、
お互い様だから許容できるみたいな感じか。
はい、ですね。
なんだかんだ、オンとオフを分けたいって思いつつも、自分の生活サイクルとか、気分の波とかを考えると、
オンとオフできっちり分ける生活のほうがむしろ向いてないんじゃないかって、最近思うようになってきたので。
毎日同じリズムみたいな。
はい。
なるほど、なるほど。だからあれか、なんか番組でしゃべってた気がしますけど、
勉強後、ポッドキャスト2みたいな。
はい、時間を、いやでも、やめられないですよね、研究室にいて勉強してたら。
やめられないっていうのは、
もう6時かって。
はいはい、終わりどころがないっていう。
そうです、もう6時か、お腹すいたな、帰ろうかな、いやでももうちょっとやろうかな、
もう9時か、お腹すいた、もう10時か、終電なくなるから、そろそろ帰るか、みたいな、なっちゃうと、帰ったら寝るだけなんじゃない?
アイス食べようみたいな、アイス食べて寝ようみたいな。
そうです、アイス買って帰るか、ケット茶あげて寝ようっていうことになっちゃうので。
そうね、終わりは再現なかったな、当時。
だから、やればやるほど、当然知識深まるし、
人によっては、遅くまでやってるから偉いみたいな風潮も学生の時あったかな。
そういう人もいるかもしれない。
ゆとくんあった?そういうことを言ってる人とか、逆に何も言わないで遅くまで頑張ってる人とか。
そうね、なんか長きれ偉いとかそういう風潮はなかったけど、同じ研究室内でも、めっちゃ規則正しい人と、基本深夜の人とか。
39:02
ああ、いたいた。そういうのいたね。パキッと別れてたりする。
俺、規則正しくない人だとね。
俺の定時、12時、12時みたいな。12時、10時みたいなね。
コアタイムあったけどね、コアタイムに間に合わなくて。
いや、そうですよ、12時、10時はコアタイム間に合わない。
まことさんはコアタイム何時なんですか?
ないんですよ。
あ、コアタイムないんだ。
はい、うちの研究室は朝9時に来る人もいれば、終電で来る人もいます。
終電で来る人。
終電で来て、朝帰る人がいます。
夜勤じゃん。
どうした、どうしたって気持ちになりますね。
じゃあ、あれか、先生が特にコントロールしようとしてないってことなの?
そうです。先生は、自分が学生のときに本人で育ったので、
で、うまいこと淘汰されていくのがわかるんじゃないですかね。
結果、優秀な博士へ行く学生がたくさん残ってるから、そういうことなんじゃないかなと。
何年間に1回ドロップアウトする学生いるみたいですけど。
なるほどね。それで、ある意味、ふるいにかかる部分もあるんだな。
そうです。結構シビアだなって思います。
ただ、合わなかったなっていう学生にとってもハッピーだよね。
そうですね。早めに軌道修正できる可能性があるから。
特に、もう就職しようとか思ったりすると、小あたりもあると就職活動にひびたりもしそうだしね。
確かに。そういう意外もあるんですね。
なんか、あったかも。だから、それが面接ですとかだったら、仕方ないって感じになるけど、
ちょっとしたセミナーに行きますとか、微妙なグレーなやつとかだと、あいつ来ねえなみたいな雰囲気もあったりするしね。
まあ、俺が言う立場じゃないけどね。
はい。ちょっと45分ぐらいしゃべって、なんか、
俺結構、ドクターの話とか、宇宙の話とか、宇宙の話もなんで興味持ったかとか、
あとはどんな実験してんのかなとか、すごい気になってたんで、勉強になりました。
勉強になりましたのかな。すごく楽しく聞けました。ありがとうございます。
ってところで、僕がしゃべりたかったことは一方的に聞けたんですけど、
まあ、もうちょっと時間もね、いい時間になってきてるんですけど、
そうですね。
どうしましょう?
42:00
締める?締めっぽいこと言う?今日はゲストの。
あ、締めっぽいこと言いましょう。
はい、じゃあ、締めのようなことを言います。
まあ、さっきみたいな感じで締めようと思います。
お願いします。
はい、じゃあ今日はコペテンナイトから春名誠さんにゲストに来ていただきました。
どうもありがとうございました。
ありがとうございました。
さようなら。
ポンと割るんだ。
42:41
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