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2024-06-05 33:14

植物はハチも鳥も操る?〜タネの科学-前編 #110(科学系ポッドキャストの日)

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科学系ポッドキャストの日ということで、TTさんお得意の植物ネタ、とくに「タネ」について話してみました(◍•ᴗ•◍) ▽ ステッカーご希望の方はこちらからご応募下さい!( 6/12 まだまだお待ちしてます!) https://docs.google.com/forms/d/1BVayLTNnZaGFkKMhvqwDZQfSVJ4ANf6k5eXzpvBHsyc/edit?usp=drivesdk ▽ 関連の過去もぜひ、聴いてみてください! 果実の科学①〜植物は戦略的にウマさを調整している #16

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サマリー

科学系ポッドキャストの日、6月。農と食のラボラジオさんがホストで、今月のテーマは「タネ」です。タネには未来目線と過去目線があり、過去の話からタネの起源や受粉の仕組みについて語られています。また、植物の賢さや受粉方法の変遷なども取り上げられています。タネとしての果実の役割や農業における受粉方法についても言及されています。 紫外線を浴びると黒く見える成分が花びらに蓄えられ、花びらの色は虫にとってアピールするための重要な要素であることがクレムソン大学の研究によって明らかになっています。さらに、植物は果肉に発芽抑制物質を含め、果実を食べさせることで種を遠くに運び、生息地を広げる戦略を持っていることもわかりました。 植物ホルモンの話を通じて、植物の生命力や進化について学んでいます。植物は自分たちの種のために進化し、人間を楽しませるために赤や黄色になるのではなく、自己保存のために行動しています。

タネの起源と受粉の仕組み
スピーカー 1
農学ガチ勢TTです。 農学ビギナーゆとです。
農と食のラボラジオ、略して農食ラジオを始めていきます。 お願いします。
科学系ポッドキャストの日、6月。 6月。
はい。科学系ポッドキャストの日は、共通のテーマをいろんな番組で話していく企画です。
いろんな番組の視点でね。
スピーカー 2
今月のホストは、農と食のラボラジオさんです。
ラボラジオさん。
あ、俺らか。そうなんすよ。
ってことでね。テーマは、タネ。
タネ。
でございます。
スピーカー 1
タネ。シュ。
スピーカー 2
シュです。
スピーカー 1
はい。
スピーカー 2
結構いろんな番組の皆さん、今月は何月だからっていう意識でテーマを選んでくれてる方もいるんですが、
俺は、食べ物ってタネだなって思っただけです。
スピーカー 1
聞きたいなと。
スピーカー 2
だから、俺は告知で、タネって言っても悩みのタネとか、
なんかね、発明のタネとか、
なるほどね。
いろんなタネがありますよねっていう形で話してたけど、
俺は、
リアルタネ。
マジのタネの話です。
ということで、今日は科学系ポッドキャストの日、6月、タネの話をしていきます。
スピーカー 1
はい。お願いします。
スピーカー 2
で、タネって言ってもいろんなタネがあるんで、
トマトのタネ。
ゆとさんの好きなトマトのタネの例を。
例っていうか、トマトのことをいろいろ考えて雑談していこうかなと思ってるんだけど。
スピーカー 1
いいね。
でも、なんかちょっと特殊でもないか。野菜のタネって、
しれっと混ざって食べてるよなっていう、
スピーカー 2
ああ、そうそうそう。
スピーカー 1
類のタネだよね。
スピーカー 2
そう。で、なんかこう生物学的視点とか農業的な視点で喋ったこともあるんだけど、
スピーカー 1
はいはい。
スピーカー 2
ちなみにタネなしトマトってないよね。
スピーカー 1
食べたことはないね。
スピーカー 2
そうなんですよね。
トマトのタネに今から思いをはさいていくんだけど、
果実には、トマト、平たく言えば、果実にはどうしてタネがあるの?っていうことですが、
未来目線と過去目線があると思ってて、
未来目線はどうですか?
過去目線?
スピーカー 1
子孫を残す的な意味が未来?
スピーカー 2
ああ、そうね。
これはもう後で深掘りしようと思ってるんだけど、
まず過去の話していこうかなと思って。
どうしてタネがあるの?っていう。
スピーカー 1
はい。
スピーカー 2
なので、なんかHowみたいなね。
どうしてだけど。
どちらかというと、
植物の賢さと受粉方法の変遷
スピーカー 1
どのように?
スピーカー 2
そう。じゃあ、タネがあるってことは、
どうしてタネがあるの?っていうことだけど、
タネがあるってことは何を示してますか?
ちょっと巻き戻していくと。
スピーカー 1
巻き戻していくと。
スピーカー 2
タネが起きてますという事実の前にはどんなイベントがありますか?
スピーカー 1
もう全く分かんないんだよ、その中学理科みたいなやつ。
どんなイベントが。
スピーカー 2
イベントがあらゆる生物がね。
スピーカー 1
タネがあるということは。
スピーカー 2
タネを残す前にやるイベントがあるじゃないですか。
スピーカー 1
オシベとメシベがチョンチョンの受粉ですか。
スピーカー 2
そう、そういうことです。
タネがあるってことは受粉した。
受粉の一歩先に受精があるんだけど。
スピーカー 1
受粉して受精して。
スピーカー 2
そうそう、っていうことじゃん。タネがあるってこと。
基本的に。
スピーカー 1
そもそもで言うと、そうなのか。
スピーカー 2
そうそう。
で、これまたどうやって受粉したんだろうっていう現場を考えてみると。
スピーカー 1
どうやって。
スピーカー 2
またね、面白いんですよね。
だってオシベとメシベって理科の教科書では独立してるじゃん。
真ん中にメシがぴょーんって一本あってさ。
で、周りに囲うようにオシベがあるわけだけどさ。
スピーカー 1
鳥巻みたいにね。
スピーカー 2
そうそうそう。なんかハーレム状態みたいな感じでね。
だけどさ、チョンチョン別にさ、自分でオシベが動いていってさ、チョンチョンするわけじゃないじゃん。
スピーカー 1
自発的にね、動けないもんね。
スピーカー 2
そうそう。
じゃあなんでチョンチョンできるのっていう。
なぜメシベにオシベからの花粉が付くのかっていうのはなぜなんですかね。
スピーカー 1
虫とか。
スピーカー 2
あー虫とかの花粉。
スピーカー 1
何かいるってことだよね。
スピーカー 2
そうそう。
スピーカー 1
飛んだかも。誰かが運んだかも。
スピーカー 2
最近ありがちな台本ブレイクが起きてるんだけど。
そう、虫もそうなんだけど。
俺的なストーリーでは、揺れたから、オシベが揺れたから花粉が飛んで。
スピーカー 1
風かなんかでね。
スピーカー 2
そう、メシベに付くと。
で、風に揺られて受粉しますと。
風に揺られて花粉が飛んで受粉します。
これが自然の節理みたいなの一つだよね。
それが自然か。
スピーカー 1
そうそう。
スピーカー 2
俺が言いたかったのは、じゃあ農業ではトマトって大体ビニールハウスの中で作られてるんだよね。
はいはい。
まあビニールじゃない場合もあるけど。
スピーカー 1
多くが。
スピーカー 2
そう、その中風吹かないじゃないですか。
確かに。
どうやって受粉するのっていう質問をしようと思ったんですけど。
すいません、虫です。
スピーカー 1
でもその場合は、虫を害のない虫みたいなの入れるってこと?
なんか害のある虫と頑張って戦わせる。
スピーカー 2
もうね、いるのよ、その専用の蜂が。
スピーカー 1
蜂なんだ。
スピーカー 2
そう、マルハナバチっていうのがいるんだけどね。
今調べてみるね。
マルハナバチってググると普通にWikipediaとかが出てくるね。
マルハナバチ。
で、ちなみにちょっと試しにショッピングっていうタブを開いてみるとですね。
スピーカー 1
マルハナバチのショッピング。
スピーカー 2
うん、マルハナバチね。
スピーカー 1
マルハナバチ。
スピーカー 2
はい、売ってます。
スピーカー 1
売ってますか。
スピーカー 2
1万8000円で30頭以上。
30?
30頭以上、30匹以上。
ということでですね、もうマルハナバチは自然にやってきてるものではなくて、もう製品です。
なるほどね。
農業界において。
スピーカー 1
もう自分ソルジャーみたいな感じで働いてるんだ。
そうそう、だからもうなんか肥料農薬マルハナバチみたいな感じなんだろうね、農界にとって。
スピーカー 2
そんなに?三種の神器みたいになってる、もはや。
スピーカー 1
そうそうそう。
スピーカー 2
ちなみに結構蜂を使うでメジャーなのがトマトとイチゴ。
へー。
うん。
花粉媒介昆虫、へー。
スピーカー 1
そうそう。
スピーカー 2
これもだから小学校の理科とかで習ったよね、こう蜂が鼻に飛んできて、お尻に花粉をつけて、別の鼻へ飛んでいって、それで受粉するみたいな。
やったんだ。
やったよ、なんかそういうビデオとか見せられた気がするよ。
へー。
てことでですね、どうして種があるのっていうのは、未来に向けては思想を残すためなんだけど、過去に向けて目を向けてみると、実はそういった、風もあるし、ただ風が吹かない場所では蜂を利用しているっていうのがありますね。
ありますね。
スピーカー 1
はい。
スピーカー 2
なので、これ実は次回にちょっと予習みたいな感じで入れさせてもらいました。
あ、そうなんだ。
うん。
あと手で花粉をつけるっていうパターンもあるね。
スピーカー 1
え?
スピーカー 2
人の手ってこと?
人の手。
スピーカー 1
おー。
スピーカー 2
ただこれがなんで蜂じゃないのっていうのはよく知らないな。
おー。
どっちでもいいけどみたいな。
スピーカー 1
そう、事前にオシベを集めてきて、花粉が。
スピーカー 2
オシベって実は、オシベと花粉ってなんだろうな、実はツーステップあって。
うん、ツーステップ。
オシベの中に花粉が入ってますよっていうステージと、オシベがパキッと割れて花粉まみれになってますよっていう。
おー。
めっちゃ充分しやすいじゃん。
スピーカー 1
そうそう。
スピーカー 2
校舎。
花粉まみれ。
だから、前者のまだオシベが空に、あ、花粉がオシベの空に包まれてますよっていう状態でいっぱい手で取ってきて、瓶に入れて。
うん。
時間が経つとパキッて割れるから。
おー。
そうすると瓶の中が花粉まみれになる。
そこに綿棒とか突っ込んで、チョンチョンチョンチョンってやっていくやり方があると。
結構、そこは慎重なのね、豪快にはできないんだよ。綿棒とかでチョンチョンと。
あー、いや、そのほうが打率高いから。
スピーカー 1
確率高い。
確実に、そう、確実にメシベに突っ込んでいく。
確かに。
スピーカー 2
結構大きいのね。
そう、めっちゃ大変なんだよ実は。
あはー、なるほど。
スピーカー 1
だってさ、植物によって違うと思うけどさ、なんだ、俺が知ってるやつだと5枚ぐらいの大きさなんだよね。
スピーカー 2
おー。
オシベって。
うんうん。
その中に入ってるさ、花粉ってもうさ、なんかフッて吹いたら全部なくなるぐらいの量だから。
貴重だ。
そうそう。だから綿棒でチョンチョンってやったり。
うんうん。
じゃあ、ちょっとさっき後で言うねーって言ってたところで、未来のために果実は、トマトは種を作ってます。
果実の役割と農業における受粉方法
スピーカー 1
はい。子孫繁栄。
スピーカー 2
いうことなんだけど、その子孫の繁栄って言うんだけれども、結構ね、植物賢くて。
うん。
結構ね、努力してるんだよ。
努力絡んだ。
そうそう。で、なんか過去喋ったことも合わせて、このね、植物の賢さっていうのをね。
いいね。
喋りたいと思うんだけど。
スピーカー 1
喋りたい。
スピーカー 2
子孫繁栄をしようと思ってから、実際に繁栄するまでいくつかの時間がかかるんだけど、
最初のステップは、こう、受粉したり、受精したり、いわゆる花粉が目しべにくっつきましたってのがファーストステップだよね。
はいはい。
で、ファイナルステップは、実際にどこかに種が落ちて、そこで生えていく。
はいはい。
で、それが、このこう、実際に繁栄されるということになって、
ましたっていうのがファーストステップ だよねはいはいでファイナルステップは
実際にそのどこかに種が落ちてあそこで 生えてくるっていう
初がこれがファイナルステップなこの間に ねいろんなね
間が知恵がいろいろあるとそうそう 知覚的な部分がありますと
でね最初これでちょっと俺調べ尽くして ない部分があるからまた調べながら
一番最初のちょんちょんっていうステップ 飯べとおしべがちょんちょんステップに
ついてはまあ風が吹けばいいんだけれども 風が期待できない場合とか
スピーカー 1
あとはねそうだなぁおしべと飯べがすごい 離れてる場合とかね離れちゃってる
スピーカー 2
例えばの高受粉とか自家受粉って言葉が あるんだけどだからそのハーレムなんだ
けど飯べが真ん中にいておしべが周りに いてハーレムなんだけど飯べがこいつらは
ダメっすみたいな私はもう外国の人と 結婚するって決めてるみたいな
スピーカー 1
っていうので別の花の花粉じゃないとダメ っていうのがあったりするんだよ
それが高受粉他の家の受粉で高 他の家
スピーカー 2
そうするとちょっとやそっとの風だと厳しい と思うんだよね
そうすると獣王無人の虫の力をねハッチ とかの力を借りてやつらに獣王無人に
花粉を集めてきてもらって飯べにつけて もらうというとこなんだけど
スピーカー 1
でもさそれさ虫に見つけてもらわなかったら できなくね虫に見つけてもらう
スピーカー 2
花がここですよっていう虫に来てもらわないと ああそうねっていうので教科書的に言うのは
花が蜜を用意してますよっていう おびき寄せるんだ
甘いやつっていうのが一つなんだけどでも それってさ蜜飲んだことある蜂しかわかんない
とか 蜜って匂いしないから匂いするのかもしれないけど
あんまり まあそうね味で言うと食べてみないと
わからないみたいなとこあるじゃん っていうのがあるので結構ね
植物の戦略として結構ビジュアルで 攻めてたりするんだよね
ビジュアルで来たくなる そうで目って俺たちが見えているものと虫が見えているものが違うって
スピーカー 1
これもなんか小学校の理科でやった気がするんだけどさ そうなんだ
奴らなんか特定の成分が見えるらしいんだよね えー
あのしかも俺らに見えないものが見えるらしいんだよ なるほどその成分が含まれるぞみたいなが見えるんだ
スピーカー 2
そうそうでそれが白黒で見えるみたいな 白黒
スピーカー 1
上野にある国立科学博物館の展示の一つにもあるんだけど 紫外線を浴びると黒く見える成分があるんだよね
植物の色と虫へのアピール
スピーカー 2
紫外線浴びると黒く見える 基本白黒とか日向日陰の世界なんだけれども
さらに紫外線を浴びると黒くなる成分があったりして そこも黒く見えたりするんだよね
スピーカー 1
ちなみにその成分の代表例がポリフェノールとかなんだけど 出た
ポリフェノール そうそうっていうのをね花びらに蓄えてたりするんだよね
スピーカー 2
花びら だから花びらってさいろんな色があるじゃん
スピーカー 1
そうね ピンクとか黄色とか っていうのはあるんだけれども虫にとってもその色が重要で
スピーカー 2
ここに来てほしいんだぞっていうのをね 花びらにある色相
特に虫にしか見えないような色のものも含めて アピールしてるらしい
あの色も虫に向けてたんだ そうそう 綺麗な花たち だって黄色とか赤とかさピンクとかさ
カラフルだよ 別に生物学的意味感じない あんまり
俺ら素敵ぐらいしか思わないじゃん でもちゃんと意味があるはずで
それが虫に見つけてもらうため なるほど
でまぁメカニズムとか詳しく 虫に詳しい人に聞いてみたいんだけど
虫と俺たち見え方違うんで 虫にとってはちょっと違う見え方がしていると
俺らにはちょうどカラフルに見えてるけど 裏撮っていいですか
裏 虫にどう見えてるか そう花粉媒介昆虫花びら
あ いい記事が出てきたぞ ちょっとインフォバエっていうあんまり
馴染みのないサイトなんだけど これはねなんかどっかの外国の大学の研究で
クレムソン大学の研究によると 花びらに含まれる様々な物質が
果実を食べさせて種を遠くに運ぶ戦略
スピーカー 1
花粉交配者を惹きつける効果を生み出しますっていう 惹きつける
スピーカー 2
あって花粉交配者って虫だよね やっぱね
人間は花びらの紫外線のパターンを 見ることはできないが
花粉媒介者の多くは見ることができるって 書いてあるから
やっぱ俺らに見えないものを見てるんだよね
スピーカー 1
色分けの結果よりもなんか細かく何か見えてるみたいな
逆にあれかも ノイズを消してるのかもしれない
スピーカー 2
緑とか だって葉っぱがあるないって虫にとってあんまり関係ないじゃん
鉢とかにとっては 花から蜜を吸うってとこだから
むしろ緑はもうモノトーンですみたいな
むしろ効果的にもう花粉が 花粉っていうか蜜がありそうなところだけ
スピーカー 1
目立てばいいっていう 自分にとって必要なものが
スピーカー 2
そうそう で結果的にそういう引き寄せる物質を花びらに
植物の方は貯めているっていう
全然知らなかったけど ブルズアイ効果とか言うらしいじゃん
スピーカー 1
ブルズアイ効果 なんかビジネス用語でもブルズアイってあった気がする
あ、そうなの? ブルズアイマーケティングとか
スピーカー 2
あ、そうなんだ それは後で聞かせてください
スピーカー 1
いや、あんま知らない 用語があったなぐらい
スピーカー 2
もしかしたらこっちが先かもね こっちっていうのは植物の戦略の方が先かもね
っていうのがこのオシベとメシが出会うためにやってる植物の努力
花に虫が虫に対してこう信号っていうかアピールしてるってことだよね
スピーカー 1
花の色で 自分のとこ来いやってね
スピーカー 2
そうそう でしかもその色っていうのは人間が見てる色とまた違うっていうのが
ちょっと面白いポイントかなっていう 面白いね虫さん
じゃあ虫に手伝ってもらったら受粉が完了するわけじゃん
スピーカー 1
で何もトラブルがなければ受精して種ができてきますと
スピーカー 2
でさらにそっからですよね 種ができてもさ
なんかそこにその場にぼとって落ちてまた出てくるかもしれないけどさ
その辺にね 子孫反映してる感はないよね
確かに ずっと現状維持みたいな
スピーカー 1
プラマイゼロみたいな
スピーカー 2
でこれ2年ぐらい前のエピソードでも喋った気がするんだけど
やっぱ生息地を広げたいじゃない
スピーカー 1
なるほど 自分の陣地を広げるみたいな
スピーカー 2
ってなるとね植物自身はさちょっと電車乗ったりできないじゃん
そしたらどうやって生息地を広げますか
いくつか多分やり方パターンあると思うんだけど
スピーカー 1
ほぼ同じじゃないの
風ですげー飛ぶか
その昔も話した虫さんよりもよく遠く行きそうな鳥さんとかが
あ、そうそう
運んでくれるんじゃないですか
スピーカー 2
そうそう
スピーカー 1
1個目は多分タンポポの綿毛とかそうだよ
スピーカー 2
遠くに飛んで行くっていう
で鳥は鳥でさ食べてもらってさ
どっか遠くでさうんちしてもらえればさ
種が生きていれば
どうなんだろうね種生きてるんだろうね
そういうシステムがあるってことは
消化されても
スピーカー 1
ちゃんと
スピーカー 2
でここでねまたね虫と同じことが起きて
でも鳥に見つけてもらわないと食べてもらえないわけじゃん
スピーカー 1
鳥にも見つけてもらわないといけない
スピーカー 2
ってことは植物はどうしますかっていうね
植物の発芽を制御するホルモン
スピーカー 2
じゃあトマトの例で言うと
スピーカー 1
はいはい
スピーカー 2
植物はどうしてますか
鳥に見つけてもらうために
スピーカー 1
これだから昔やったやつだよねまさに
スピーカー 2
昔やったこれ
スピーカー 1
復習だよねよく聞いている私からすると
スピーカー 2
そうそう
スピーカー 1
だからもう食べていいよで赤くなると当時習った記憶がありますね
スピーカー 2
この売れていくっていう
スピーカー 1
そう
まだダメよが緑で
もういいよが赤みたいな
あーもう素晴らしいじゃん100点じゃん
スピーカー 2
そう
あと赤っていうのがさ
赤の場合
じゃあキュウリどうなんだとか言われると
ちょっとちゃんと答えられないんだけど
赤って緑の補色なんだよね
スピーカー 1
うん逆の色みたいな
スピーカー 2
そうだから緑の中に赤がいるとすげー目立つんだよね
あそっかそっか
確かに
なんか昔ねスーパーマリオ
ワールドじゃない
スーパーマリオとかでもなんかね木にね
赤色のリンゴがあったりして見つけやすかったりしたけど
あー
まあいいや余談そんなこと言わないとわかるんだけど
スピーカー 1
人から見ても確かにわかりやすい
そうそうで赤くして鳥に見つけてもらうと
スピーカー 2
でも最初から赤ければいいじゃんっていう説もあるんだけど
最初の頃ってまだ種が
スピーカー 1
そのトマトの中の種が未熟で
スピーカー 2
それがぼとって床に落ちても
あんまり発芽率が高くないんだよね
スピーカー 1
出てこないと目は
スピーカー 2
そうそうだからちゃんとこう種が発達したタイミングで
鳥に食べてもらわないといけないんで
トマトは赤くなっていると
スピーカー 1
うんもういいよのタイミングね
スピーカー 2
そうそうさすが素晴らしいですね
習ったギリギリ覚えてた
じゃあね最後最後のトピックです
スピーカー 1
はい
スピーカー 2
じゃあ鳥に食べられてまあ終わりなんだけど
まあ鳥に食べられてどっかにばらまいてもらって終わりなんだけど
なんかちょっとそのあたりのところで
あの発芽の管理みたいのもあるのかなと思っていて
スピーカー 1
発芽の管理
スピーカー 2
種がさ発芽するのになんか
今なのか今発芽していいのかしてはいけないのか
っていうのも実はコントロールしてるんだよ植物
スピーカー 1
ああもう種目線でコントロールしてる
スピーカー 2
そうそう
スピーカー 1
種自身が
へーそうでね結構
スピーカー 2
プランターとかでさ種まきとかする時ってさ
種をまいて土の上に置いて水やって待つみたいな
スピーカー 1
まあ物によっては光が必要だったり光が必要じゃなかったりするんだけどさ
スピーカー 2
よく考えてみて
スピーカー 1
トマトの中ってさスイカでもいいんだけどさ
スピーカー 2
種があってさ水分めっちゃ潤沢にあるじゃん
スピーカー 1
トマトの中にね大量に水分と種も大量にあるね
スピーカー 2
なんか環境的には種発芽しちゃってても良さそうじゃないそこで
スピーカー 1
その中で確かに
スピーカー 2
だって水いっぱいあるじゃん栄養もいっぱいあるし
スピーカー 1
トマトの中にトマトみたいになっちゃうね
スピーカー 2
そうでも見たことないじゃん
スピーカー 1
見たことない
スピーカー 2
トマトの中でさ切ってみたらさ種が発芽して二葉出てんじゃん
スピーカー 1
マトリョーシカみたいになってる
スピーカー 2
そう見たことないじゃん
スピーカー 1
ない
スピーカー 2
あれちゃんと意味があるんだよね
スピーカー 1
そういうことを今はダメと気づいてんだ
スピーカー 2
そうあのトマトの中で発芽しちゃったらさ
鳥に食べられて遠くに運ばれていきたいのに
もうローカルというかなんていうの
スピーカー 1
もう
スピーカー 2
ちょっとフライングみたいな感じ
スピーカー 1
確かに閉じた世界だ
スピーカー 2
それを実はねコントロールしてるんですよ
どうやってコントロールしてると思う
スピーカー 1
えー
自分が今どこにどこにいるかというか
えーなんだろうね
なんかの成分があるかないかみたいな
あ良い線引いてるね
スピーカー 2
良い線引いてるよ
スピーカー 1
フワフワしてる
スピーカー 2
そうあのねこれはですね
あの結論から言うと
トマトとかスイカの果肉の部分に
発芽抑制物質が入ってるんですよね
スピーカー 1
そっちか
俺なんか外行った時にある外側にあるものを
なんか検知するのかなと思ったけど
スピーカー 2
アクセル側ね
ブレーキ側だよね
スピーカー 1
なるほど
スピーカー 2
実は
そうそうなのでね
今じゃないよっていうのを伝えるために
果肉の中に発芽抑制物質を
溜め込んでるんだよね
スピーカー 1
なるほど
発芽抑制
スピーカー 2
でこれがちなみにね
この物質の名前をね
アブシジン酸っていうんだけど
スピーカー 1
全然知らなかった
意外と馴染みがあるやつなのかと思った
スピーカー 2
これは例の植物ホルモンの一種です
また
スピーカー 1
ジャスモン酸なり
スピーカー 2
そう
でねこの農食ラジオを古いエピソードから聞いてる方は
いろいろね
事例も覚えてると思うんだけど
スピーカー 1
改めて言うと
スピーカー 2
植物ホルモンってね
人間にもホルモンがあるよね
血糖値を下げるインスリンとかもホルモンだし
スピーカー 1
ホルモンか
スピーカー 2
男性ホルモンとか女性ホルモンとか
スピーカー 1
それもホルモンだ
スピーカー 2
生物をコントロールする物質みたいな感じだよね
で当然植物にもあって
今一つ例挙げた
発芽を抑える
アブシジン酸
スピーカー 1
アブシジン酸
スピーカー 2
ねアブシジン酸
ABAって言ったりするけどね
スピーカー 1
APA
スピーカー 2
ABA
アブシジックアシットみたいな
スピーカー 1
ABA
スピーカー 2
うん
スピーカー 1
あー
スピーカー 2
そうそうで他にもね
これも過去回出てきたけど
受粉したことを知らせる
なんだろ受粉したんでもう果実膨らましていいですよっていう
ジベレリンね
スピーカー 1
ジベレリン
やったねー
スピーカー 2
やりましたね
でこう大きくなってきましたと
で種が発達が終わりましたと
じゃあ色付けしていかないといけないよね
そこもホルモンが
これね果実を売れさせるのに必要なエチレンっていうね
スピーカー 1
エチレン
スピーカー 2
植物ホルモンがね
スピーカー 1
はいはい
っていうのがあります種だけ取っても
めっちゃいるなぁ
スピーカー 2
そう
で一番この農食ラジオの第4話ぐらい出てきたジャスモンさんとかは
まぁちょっとあんまり種にはあんまり登場してこないんだけど
外敵が来たことを知らせるとか
虫に食われたぞっていうのを知らせる役割もあるし
スピーカー 1
虫の防御的な
スピーカー 2
あとはねジベレリンさっきさ樹粉を知らせて果実を大きくするぞっていうのが
ジベレリンの役割として紹介したけど
スピーカー 1
実際ジベレリンもっといっぱい役割あって
スピーカー 2
これも喋ったけど植物が上に伸びていく
スピーカー 1
はいはい
スピーカー 2
上に伸びろっていう制御する役割もあるし
発芽しろとかでかくなれとか
いろんな役割あるねジベレリン
だからね光を種が光を浴びたりすると
ジベレリンが増えたりするんだよね
スピーカー 1
量が
スピーカー 2
でちなみに赤い光なんだよね
スピーカー 1
赤い光に反応しやすいというかする
スピーカー 2
そうで赤い光浴びると発芽しろって言って
はいはい
でね遠赤外線を浴びると発芽すんだってなる
スピーカー 1
これはおもろくて
スピーカー 2
自然界で赤色がなくて遠赤外線が届く環境ってあるんですよ
スピーカー 1
赤色がなくて遠赤外線が届く環境
スピーカー 2
遠赤外線って人間見えないよね基本的に
スピーカー 1
可視光ではない色がある範囲から外れてますからね
スピーカー 2
そうそう
スピーカー 1
紫外線と逆
その遠赤外線があって赤はない環境があるんですよ実は
スピーカー 2
知りたい
知りたい
スピーカー 1
赤はない
植物のとか木の日陰
植物ホルモンの働き
スピーカー 1
なるほど赤分だけ吸収されてというか
遮られてっていう部分か日陰は
スピーカー 2
そうで葉っぱって緑に見えるけど
あれって赤と青を葉っぱが吸収した結果緑に見えてるんだよね
スピーカー 1
はいはい
スピーカー 2
で赤はだから太陽からはあらゆる色の光が降り注いで結果白になってるじゃん
スピーカー 1
そうね全色あるみたいなノリだよね
スピーカー 2
そうそうでそれがいろんな葉っぱが間にあったりして赤が覗かれ青が覗かれ
でも遠赤外線は透過するんだよな葉っぱを
スピーカー 1
なるほど
スピーカー 2
つまり種が遠赤外線を感じて赤を感じないときは
スピーカー 1
うん発芽しない
スピーカー 2
やばいこれ今だいぶ環境として悪いぞこれ今
生きていけないぞここであって
今発芽しない方がいいかもってなるんだよ
スピーカー 1
あー
スピーカー 2
で逆に今発芽した方がいいって赤が多いぞいいぞってなるのがジベレリンの役割
スピーカー 1
あー日向みたいなとこか
スピーカー 2
そうそうだからねジベレリンはね受粉がしたよって言って果実大きくしようねって言ったりとか
今光が十分あるから今発芽してもいいかもみたいなそういう役割がねあったりして
好き
もう植物ホルモンって種類もね何種類10種類ぐらい忘れちゃったけどあるし
1個のホルモンでも5個ぐらい機能がある
スピーカー 1
あーすごい
スピーカー 2
これがしかもね複雑に絡まり合ってんだよね
そうそうだからさっきちょっと話戻るけど
スピーカー 1
うん戻る
スピーカー 2
トマトの果肉の中に発芽抑制物質である
スピーカー 1
あーはいはいそれもホルモンだと
スピーカー 2
そうアブシジン酸
スピーカー 1
アブシジン酸ね
スピーカー 2
一方ジベレリンは発芽促進物質
あーはいはいアクセントとか
スピーカー 1
だったりして
スピーカー 2
そうここがねお互い作用し合ったりしてるみたいなことなんだよね
スピーカー 1
うん面白い
スピーカー 2
いやーということでですねあの
科学系ポッドキャストの日種界と見せかけて
植物ホルモン面白いぞ界で着地しましたが
スピーカー 1
はい
スピーカー 2
いかがでしょうか
スピーカー 1
いやー面白いねやっぱ
植物ホルモンの話だわもう
スピーカー 2
いやーほんとに
植物ってさー
おもろいんだよな
なんかさーこれもう毎回言ってるけどさ
ゆうとうさんも結構共感してくれてるポイントあるじゃん
植物は人間様のために生きてんじゃないっていう
スピーカー 1
そうね俺の好きなTT56
スピーカー 2
そうそう赤くなるのは美味しそうに見えるからじゃないんだよな
スピーカー 1
高く売れるために赤くなってるわけじゃないと
スピーカー 2
そうそうそうね赤とか黄色とかっていろいろ品種もあるけど
人間を楽しませるために彼らはそういう進化をしてるわけじゃないから
スピーカー 1
自分のためというかね
自分の種のためというか
スピーカー 2
そうそうそうだからそういう目線で野菜とか果物とか
穀類とか何でもいいけど植物に関わるものね
そういう目線で見ると結構面白いんじゃないかなと改めまして思います
スピーカー 1
いいまとめ
スピーカー 2
すごい科学系ポッドキャストの日っぽくない
スピーカー 1
ぽい新しいものの見え方ができますねこれで
植物の進化と自己保存
スピーカー 2
そうですねということで
科学系ポッドキャストにいろんな面白い番組ありますので
ぜひぜひおそらく今回もSpotifyではプレイリストできていると思いますので
あとはハッシュタグ科学系ポッドキャストの日で調べていただくと
今日時点でエピソードを出してくれてるような番組は
おそらく最新は出ましたみたいな告知もしてると思うので
いろんな聞き回りしていただけるといいのかなと思います
スピーカー 1
お願いします
スピーカー 2
時々Appleポッドキャストの方で
科学系ポッドキャストの日特集とかを
トップページにバラー出してくれたりするんで
スピーカー 1
ありがたい
スピーカー 2
今月も全くそのための努力してないけど
奇跡的に乗ればいいかなって
スピーカー 1
奇跡的に
思っております
スピーカー 2
ということで皆さんここまで聞いてくださりまして
スピーカー 1
ありがとうございました
スピーカー 2
今日はこのエピソードで初めて農食ラジオを知った人もいる
かもしれない前提で恐縮なのですが
ここで告知です
農食ラジオのステッカーをリスナー様に
スピーカー 1
プレゼントしたいと思います
スピーカー 2
プレゼント
これはもうXではポストしませんので
みんな平等ですポッドキャストをいかにこの番組を早く
最後まで聞いた人かという人が有利です
なので一人2枚まで
先着10名様に
農食ラジオのステッカーをプレゼントしたいと思います
2枚ずつ先着10名先着ですね
はいなので6月5日の夕方にスタートです
はいでエントリー方法はですねまだ決まってないので概要欄に載せておきます
はいあのですね今考えていることはできれば
何かご番組の感想をいただいた上で
ステッカーを送りたいという気持ちがありまして
もう一つは住所とか名前出ちゃうんでプライバシーの関係もあるので
どういうやり方が一番いいかなっていうのをね
考えています僕らもあの今まともに送ろうと思ったら自宅の住所と本名を
言うしかないのでちょっとその辺のやりくりを考えますので
まあ多分
多分ですが何かお便りをもらって
google フォームで何かもらってそれに対応して発送するみたいな
メルカリを活用したりもするかもしれないけど
その辺はちょっと今時点で決まってないので
お便りフォームじゃなくて概要欄を見てください
はいすいませんね初めて聞いてくださった方もこんな
話に付き合っていただきました急な告知でということでですね聞いてくださる方
からのね応募をお待ちしておりますお待ちしてますはいちなみに x の事前アンケートでは
10人以上の方が欲しいと言ってくださっていたので
スピーカー 1
はいきっと募集が応募があるんだろうあるといいなぁと期待しております応募してください
スピーカー 2
ということで今日の結論は科学系ポッドキャスト種でしたけども
植物は
スピーカー 1
とっても賢いんだなっていう賢いよ
スピーカー 2
まとめでよろしいですか
すごいね俺らもゴロゴロ寝ながら生きてる場合じゃないね
インスタグラムで時間とかしてる場合じゃないね
スピーカー 1
ショート動画
スピーカー 2
そうビールで
ビールでああもう2時間経ってきた
ご飯作んなきゃとか言ってる場合じゃないね
はい人間は労働しましょう
スピーカー 1
労働義務
スピーカー 2
労働していこうということで今回はここまでです
あだから最後ハッシュタグ科学系ポッドキャストの日
ハッシュタグ農食ラジオで感想を聞かせていただけると科学系ポッドキャスト
界隈が盛り上がりますので
x でぜひぜひハッシュタグ科学系ポッドキャストの日でつぶやいていただけるとお願いします
それではまたねフォローしていただいて
スピーカー 1
またお会いしましょう
さようならさようなら
33:14

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