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スピーカー 2
農学ガチ勢TTです。農学ビギナーゆとです。
スピーカー 1
データ大好き、農食ラジオを始めていきます。お願いします。
スピーカー 2
お願いします。好きだよね、TTさん。
スピーカー 1
いや、ゆとさん好きじゃないの?
スピーカー 2
そんな好きじゃないかな。
スピーカー 1
そうでもない。俺だけか。
スピーカー 2
感覚の方が好き。
スピーカー 1
感覚の方が。
スピーカー 2
うん。あ、でも感覚とデータが一致したらめっちゃ気持ちいいみたいな。
スピーカー 1
あ、それは気持ちいいですね。
うん。
ということで、科学系ポッドキャストの日、7月。
スピーカー 2
お、久々な感じ。
スピーカー 1
ですね。
スピーカー 2
科学系ポッドキャストとして。
スピーカー 1
科学系ポッドキャストの日みたいなのに参加するのは、昨年の11月、発明というテーマ以来ですね。
スピーカー 2
社員マスカット。
スピーカー 1
そうね、その時は社員マスカットの話をしました。
懐かしい。
はい。で、一応、なんじゃそれっていう人のために補足しますと。
スピーカー 2
なんじゃそれとは、科学系ポッドキャストの日?
スピーカー 1
そうね、最初サイエントークのレンさんから、昨年の11月の発明のところから、
なんか科学系ポッドキャストでみんなで同じテーマ語って、プレイリストみたいなの作れませんかみたいな。
聞き回りできるようにしませんかっていうので、今言った発明、宇宙、論文。
スピーカー 2
宇宙とかもやってたんだ。
スピーカー 1
観察。
はい。
ということで、ここまで来てまして、今回のトピックが宇宙話、佐々木亮さん考案のデータですね。
スピーカー 2
データね。
スピーカー 1
ということで、私たちもデータの話をしたいんですが。
スピーカー 2
はい、データ。
スピーカー 1
どうしようか、もう本編に入りますと。
スピーカー 2
何のデータの話をするかってことね。
スピーカー 1
そうね、とりあえず例ですね。
データを何に使うかっていうと、なんか自分の判断に使うと思うんだよね、行動の。
例えば野球の打率が高いだったら、監督がそれを見て、この人を台打で出そうとかさ。
そういうジャッジにつながると思うんだけど。
スピーカー 2
自分だったら、ちょっと大振りをやめようかとか。
スピーカー 1
そうね、打率が低かったら。
うち子供が小さいんで、保育園か幼稚園かっていうところでデータを引っ張ってきたんですけど。
スピーカー 2
いい感じのデータが。
スピーカー 1
文部科学省が平成22年に出したデータで。
スピーカー 2
十何年前くらい?
スピーカー 1
そうね、わかんないけど。15年くらい前かな。
小学生に算数の問題で円柱の体積を求めようというのを出して。
スピーカー 2
その問題を出した時に、幼稚園出身の子供の方が保育園出身の子供よりも正答率が高かったらしいです。
スピーカー 1
つまり保育園より幼稚園の方が学力が高いので。
僕の子供を幼稚園にいければ頭が良くなるってことでいいですか?
スピーカー 2
良くないです。
スピーカー 1
良くないですか?
スピーカー 2
それはなぜ?
一個疑うのは幼稚園に通える環境にある両親っていうので、ある程度母集団が変わってくる。
スピーカー 1
15年前と今はまた違うけどね。
スピーカー 2
幼稚園がちゃんと教育的なことをしているだとしたらね、一理あるかもしれないしとか、それだけじゃ全然ダメじゃねっていう。
スピーカー 1
なるほどね。幼稚園に通わせて満足するなという。
スピーカー 2
感想ではある。
スピーカー 1
いやもうまさにその通りね。
俺このデータにたどり着く前に逆にこれを反証する論文みたいなのを読んだんだよね。日本語読みやすいやつだったんだけど。
これのデータは嘘だみたいなことを言ってて。
やっぱり今言ったように幼稚園に通っている子供の親っていうのはまず収入が高いですと。
スピーカー 2
幼稚園の学費っていうのが今調べたら月3万とからしいんだけど。
スピーカー 1
保育園は原則無料化。まあ給食費とか取られるけど7000円とか5000円とか。
まあそのぐらいの開きがあるというので。
まず幼稚園の親はお金持ちですと。お金持ちっていうのは教育に熱心ですと。
例えば読み聞かせをしてあげたりとか、頭子なしに怒らないとかっていうところがあるので。
これは幼稚園の方がいいとはこの絵だけで言い切れないということですね。
スピーカー 2
そうね。
スピーカー 1
っていうのは練習です。
スピーカー 2
はい、練習ね。ちょっと身近な例で。
スピーカー 1
そうですね。じゃあ本番です。
本番。
過去、農職ラジオでさ、心臓病が少ないフランス人っていうワードを出してるんですけど。
スピーカー 2
アントシアニー。
スピーカー 1
これどうすか?
スピーカー 2
心臓病が少ないフランス人。
でも本当にアントシアニーの効果かっていう意味だとは知らんけど別にそれはデータとして普通に出せるんじゃない?
死因の割合みたいな。
スピーカー 1
これに対するジャッジとして俺たちがフランスに移住すればいいとかフランス人になればいいわけじゃない?とりあえず。
スピーカー 2
そうだね。アントシアニーの効果もあれば違うかもしれないし、てか違う複合的なね。
そうそう。
かもしれないし体質かもしれないし。
スピーカー 1
そう。そうなんです。
スピーカー 2
人種的なね。
スピーカー 1
そうなんですよ。
ここで1個言いたい。言いたいこといっぱいあるうちの1個言っていいですか?
スピーカー 2
1個。
スピーカー 1
こういう、なんて言えばいいのかな?こういうデータを簡単に信じない方がいいということですね。
スピーカー 2
なんかデータっていうかもはやニュースとかでもそうだよね。
スピーカー 1
そうそうそう。
スピーカー 2
なんか入ってきた情報をさっきのTTさんで言うとお手本だよね。反証、逆を見てみるみたいなところ。
これあんまやんないわ逆は。疑うけどね。
スピーカー 1
なるほどね。
そうそう。だから幼稚園の問題も親があってのもあるし、フランス人の場合はそれはワインと結びつけるにはちょっと時期早々、早々なんじゃない?っていう。
じゃあワインを飲んでない人は不健康なんですか?って言うと、逆に健康かもしれないしね。
もっと健康でかもしれない。
てことでですね、俺はこういうデータあんまり好きじゃないですよね。
スピーカー 2
好きじゃない?
スピーカー 1
うん。
スピーカー 2
フランス人はワインを飲むく、アンタシアニがいいから心臓病が少ないみたいな。
スピーカー 1
そうとか、東北の人の方が寿命が短くて、それは漬物を食べてるからだとか。
スピーカー 2
はいはい。
スピーカー 1
塩分が多いとかね。ちょっとそれ単純すぎない?っていうのを思うので。
スピーカー 2
うんうん。
スピーカー 1
ここまで前置きです。
スピーカー 2
前置きちょっと伸ばしてもいい?
スピーカー 1
いいよ。まさかの科学系ポッドキャストの日には?にはせず。
スピーカー 2
まあまあまあ。いや、それ系で若干信じちゃってるのあるなと思って。
スピーカー 1
なになに?
スピーカー 2
新潟とか曇り多い地域とかだとちょっと性格とかに現れるみたいな。
スピーカー 1
それね、その問題ね。
スピーカー 2
ちょっと信じ気味。
スピーカー 1
いや、それも俺もちょっと、へーってなるんだよねやっぱり。
スピーカー 2
いや、そう、俺も疑いつつなんだけど。
スピーカー 1
それはね、ロシアとかがうつ病が多いとか。
スピーカー 2
そうそうそう。日が短いとかね。
スピーカー 1
そう、そうなのよ。
で、こういう風なデータを見てる限りは、永遠にクリティカルなデータにたどり着けないんだよな。
スピーカー 2
本質。
スピーカー 1
つまり対象実験ができないんだよ、これ。実験データじゃないんだよね、まず。
スピーカー 2
そうね、事実ひとつみたいな。
そうそうそう。
スピーカー 1
いや、ってことでね、じゃあ正しく証明するためには実験が必要なんですよね。
スピーカー 2
対象実験。
そう。
スピーカー 1
照らし合わせるやつね。
対象実験っていうのがあるんだけど、生物のデータの超基本みたいなところで、
例えば生物っぽいデータで言うと、身体に良いとか毒があるとか。
そういうのを証明する。
まあ、食べ物で言うと今みたいな感じ。
食べ物以外にも、何だろうな、あらゆる場面で。薬とかもそうか。
これも身体に良いみたいなもんか。
スピーカー 2
身体への反応っていう意味だと。
スピーカー 1
そうそうそう。っていうのはね、
近いね。
このワインを飲めば、フランス人は心臓病少ないからワイン飲めばいいみたいなところだけだとちょっとそれ言えないんだよね。
スピーカー 2
うんうん。
スピーカー 1
そう、なのでそのステップをお伝えしますね。
スピーカー 2
お伝えするんだ。ステップ。
スピーカー 1
ステップ。
スピーカー 2
はい。
スピーカー 1
3ステップっすね。ざっくり。
スピーカー 2
3ステップで?どっからどこまで?あれ?
スピーカー 1
例えば、この薬は身体に良いですとか。
スピーカー 2
はいはい。
スピーカー 1
この食べ物は身体に良いですとか。
スピーカー 2
はいはい。それを証明するために。
スピーカー 1
これにはなんか病気になる食べ物ですとか。
スピーカー 2
うんうん。この効果がありますみたいな。
スピーカー 1
じゃあ、一つ目何ですか?
わかんないか。
スピーカー 2
どういうアプローチなの?
スピーカー 1
ふん、ふんふんふん。実験ですね。
スピーカー 2
なにそれ、実験が対象実験みたいな名前がついて…なんかあんの?
もう大枠の総称の方が対象実験ってこと?
スピーカー 1
いや、対象実験はもう総称だね。
じゃあちょっとヒントというか、最後のステップだけは人を使った実験ね。
スピーカー 2
人体実験的な。
スピーカー 1
人体実験とは科学的には多分言わないんだけど、臨床実験とかって言うんだけど、その前に2ステップあるんだよね。
よくよく考えれば当たり前かみたいなところなんだけど。
スピーカー 2
あーなるほど。名前がわかんないけど、2番目がマウスとかってこと?その動物実験。
スピーカー 1
あーそう、まさにまさに。
スピーカー 2
で、その前は割と普通の研究、普通のいわゆる実験に近いというか、その辺をなんて言うんだろうっていう感じ。
スピーカー 1
なるほどね。
スピーカー 2
科学…科学実験。
科学実験?
スピーカー 1
え、じゃあラットを使ったのは科学実験じゃないの?
動物実験。
スピーカー 2
あー、いい、いい感じの理解度っすね。
あ、なんていうの?理屈みたいな。
スピーカー 1
あー。
スピーカー 2
理論上で正しさを示すみたいなのが最初にあって、それを動物で示…他の人間以外ので示して、人間で示すみたいな。
スピーカー 1
なるほどね。ほぼ合ってる。ほぼ合ってる。
スピーカー 1
そうそうそう。だから俺はやってたインビトロ実験は、そのとある成分を分解する構想の研究をしていて。
まずは構想わかんないけどなんかすげえこの葉っぱの中でこのジャスモン酸が分解されてるぞみたいなことが言われてて。
じゃあどんな構想なんだろう。で、それらしき構想を作って自分で。
それらしき構想。
そう。それとジャスモン酸を混ぜて分解するかみたいなことをやったんだよね。
スピーカー 2
はいはい。それでめっちゃ分解するかとかしなかったとか。
スピーカー 1
そう。で、これが分解しますっていうので学会発表したんだよね。
スピーカー 2
学会まで。
スピーカー 1
ドヤンみたいな感じでいくとここでね定番のツッコミが出るんですよ、学会で。
スピーカー 2
はい。
スピーカー 1
これは生体内でも同じ反応が起こるんですか?
スピーカー 2
さっきのね3ステップの先立ちだよね。その先立ち。
スピーカー 1
そう。で、ここでね2番目の実験が登場します。
スピーカー 2
はいはい。
スピーカー 1
インビボ実験ですね。
スピーカー 2
イン?
スピーカー 1
インビボ。
スピーカー 2
ビボ。全部ポルトガル語なの?
スピーカー 1
ラテン語だと思う。
ラテン語か。
うん。
ビボ?
インビボはinにvivoだね。
スピーカー 2
ビボ。
スピーカー 1
ビボ。
なんすか?
これはね。
ビボ。
知らん。調べたらラテン語で生きるっていう意味らしい。
スピーカー 2
あー、生きてるもの。
スピーカー 1
そうそう。だからさっきの細胞でやってみたからうまくいったから生体って言うんだけど、生きるに体で。
うんうん。生体。
生体で生きるか実験しようみたいな。
スピーカー 2
はいはい。
スピーカー 1
だからマウスの実際に心臓に着目してみたりとか。
スピーカー 2
うんうん。
スピーカー 1
マウスで言うとね。植物の実験で言うと、じゃあさっきは俺は酵素と成分を混ぜたけど、
スピーカー 2
うん。
スピーカー 1
じゃあ植物でどうなるか。で、植物にはもともとその成分、ジャスモン酸も酵素もあるから。
スピーカー 2
はいはい。いろいろ入ってると。いろいろ持ってると。
そう。ジャスモン酸だけじゃあ取り除いてみましょうって言って、遺伝子組み替えで目的の酵素が存在しない植物を作ったりして。
スピーカー 1
はいはい。そこだけ変えてね。
スピーカー 2
そうそう。酵素あるとき、酵素Xあるとき、ないときみたいな実験を実際にすると。
スピーカー 1
はいはい。
スピーカー 2
ちなみに俺の場合はインビトロで卒業して、後輩がインビボやったんすけど。
これ聞いたな。
スピーカー 1
全然変わんないっすよ。分解されてないっすよこれ。あってもなくても変わんないっすよって言われて。
俺の実験はここで終わります。俺の研究はね。
スピーカー 2
でも作業というか取り組みとしてはインビボ、ステップ2の途中ぐらいまでやってたの。
スピーカー 1
あ、そうそうそうそう。
スピーカー 2
結果としてはね、ビトロで発表して勢いよく、そして去っていき。
スピーカー 1
そうなんですよ。
スピーカー 2
ビボで。
スピーカー 1
で、これの場合うまくいかなかったのが、じゃあその心臓病とさっきのアントシアニーの話に戻るけど、
ちょっと例が2個出てきてぐちゃぐちゃなんで、ここからはもうアントシアニーの例だけでいいけど。
スピーカー 2
はい、アントシアニーワニワイン、フランス人。
スピーカー 1
じゃあさっきインビトロで試験管の中で、アントシアニーが心臓病を抑えましたとか、心臓病の細胞が悪くなるのを抑えましたと。
言ったときに、実際の心臓でどうなのと。
で、これ仮説として出会えば効果があるけど、出会わない可能性あるんじゃないの?みたいな。
スピーカー 2
なるほどね、その実験室だともうボンってやるから。
スピーカー 1
そうそう、口に入れたワインが本当に心臓まで届くのみたいな。
スピーカー 2
はいはい、確かに。
スピーカー 1
なんか腎臓でろ過されちゃったりしたら意味ないんじゃないのとかね。
そう、っていうことも考えられるんで、このインビブ実験をしますと。
で、じゃあマウスにワインを1日3リットル飲ませたら心臓病が改善しました、みたいな。
スピーカー 2
やばいな。
スピーカー 1
例えばね。
スピーカー 2
マウスにワインが大量に。
スピーカー 1
そうそうそうそう。
スピーカー 2
窒脂量が気がする。
スピーカー 1
ここでちょっと今のは大げさになってるんだけど、ここら辺でも学会発表1回くらいできるかもね。
スピーカー 2
うんうん。
論文化、インビブとのと合わせて。
マウスでも効果が出ます、みたいな。
スピーカー 1
そう。
で、このときによくある定番のツッコミが、
用法、用量は適切なんでしょうか?みたいな質問が出たりすると。
スピーカー 2
用法、用量。
スピーカー 1
ワインが効果があると主張しておりますが、
スピーカー 2
ラットに1日3リットル飲ませたっていうのは、なかなか現実的な筋ではないんじゃないでしょうか、みたいな。
普通にね、僕らの生活考えたら。
スピーカー 1
そうそう。それでワインが体に良いというのはちょっと無理があるじゃないですか、みたいなことがここで突っ込まれたりする。
スピーカー 2
突っ込まれがち。
スピーカー 1
っていうとこですね。
スピーカー 2
なるほどね。
スピーカー 1
で、ちなみにさっき細胞の実験は1週間ぐらいで終わるんじゃね?って言ったけど、
マウスの実験はもうちょっと時間がかかって、
マウスの準備に多分時間かかるわ。
あとお金もかかる。
その大人になったマウスを使ったりする、ワインをね、飲ませる実験だとしたら、
人間で言うと成人に相当するようなね。
ああ、そっか。
マウスにしないといけないし、
スピーカー 1
あとは心臓病になりやすいマウスみたいなのがいるんだったら、
それを買わないといけないし。
スピーカー 2
ああ、そういうことね。
うん。
スピーカー 1
とか言ってると結構ね、
いや、俺買ったことないんだけど、
友達に聞いたことあるのは多分1匹が5000円とか1万円とかするようになってくるので、
3桁から4桁。
ちょっと予算がかかると。
だからせめて細胞レベルで、インビトロの試験管レベルでわかってないと、
ちょっとここには進みづらい、手付けづらいという。
スピーカー 2
進める基準、だからステップなのか。
スピーカー 1
そうそうそう。
っていうとこです。
スピーカー 2
なるほど。
スピーカー 1
で、大体農薬が安全かどうかみたいのはここら辺までかなと。
スピーカー 2
ん?
ああ、そういうこと?
スピーカー 1
てか農薬に限らず、毒の実験は多分ここまで。
そのステップ2まで。
スピーカー 2
そうね。
スピーカー 1
インビボまで。
そう、ステップ3が臨床試験とか言うんだけど、
人を使った試験ね。
うんうん。
これで毒測るのはちょっとヤバいでしょ、倫理的に。
スピーカー 2
うん、怖いね。
でもいわゆる知見とかはこの3ステップ目とは違うのかな。
スピーカー 1
知見はだって血圧を下げるとか病気を治すとか、
もうちょっとポジティブなものに対してやってるんじゃない?
スピーカー 2
ああ、そういうことか。
スピーカー 1
薬的な知見って。
スピーカー 2
効かないってことは悪い、でもどうなんだろう。
副作用的なね、良くなる効果がゼロで悪くなるのだけ出ちゃうとかはね、
知見だとあり得る。
スピーカー 1
そうね、あり得るんだけどインビトロインビボで限りなくリスクは確認されてるはずなんだよ。
スピーカー 2
うんうん、なるほどね。
しかもそもそも、そうか、目的が良くなるほうの臨床試験っていうことだね、知見だと。
スピーカー 1
そうそうそうそう。
そうなんですよ、だからね、
まあもう人体実験って言われたほうがわかりやすいかもしれないけど、
臨床試験の中身はだいたいイメージしてる通りだと思ってて、
薬を、ワインを飲んだ人、飲んでない人とか、薬を飲んだ人、
薬っぽいんだけど何も入ってないただの塊を飲ませた人とかで比較していくというやつですね。
スピーカー 2
なるほどね。
スピーカー 1
まあこんな感じのステップで示されてますけど、どうですか?
どうですか?
スピーカー 2
大変っすね。
大変っすね。
何段階もあってどこで止まるかっていうか。
スピーカー 1
いやそうなんですよね、大変っすねの一言に俺は凝縮されてると思ってて。
結構今日のなんか俺の中のテーマが2つあって、
まあその1個はテクニカルな部分のこういうステップでロジックを組み立てていくんですよっていう部分もあるけど、
もうちょっとなんかじゃあデータをどう受け止めたらいいの?みたいなところで、
こんなにデータ取るの大変なのに、
スピーカー 2
Twitterとか見てるといとも簡単になんかこれを食べれば病気が治るとか、
なんかね、うーんそすいとか売ってるじゃん。
うーんそすいね。
うーんそすいとか売ってるじゃんね。
うーんそすいね。あるね。
スピーカー 1
でもそれが本当に効果があるかもしれない。ないかもしれない。
わかんない。否定はしないんだけど、
でも効果があると証明するためにはここまでのことをやんなきゃいけないんだよね。
だからこれできるのって大企業か国立の研究所とか、
スピーカー 2
国系ね。
スピーカー 1
大学とか、そういうとこにしかできないと思うんだよね。
スピーカー 2
なかなか大変だ。
スピーカー 1
体に良いとか、毒があるとか発願性があるとか。
で、それでなんかいやいやエビデンスありますからみたいな感じで言ってくると、
インビトロのデータだったりするんだよね。
スピーカー 2
はいはい。
スピーカー 1
細胞ががん化しましたとかさ、例えば。
スピーカー 2
うんうん。
スピーカー 1
そうすると、生体内ではどうなんでしょうかっていうツッコミが来るっていうね。
スピーカー 2
この顔を見せたいけど見えない、みんなには。
そう。
ツッコむ。
嫌味たらしい。
スピーカー 1
とかね、いやマウスがこういうデータもあるんですよみたいな。
それは予報要領は現実的なレベルなんでしょうか。
スピーカー 2
ぶっかけまくってるか。
スピーカー 1
そうっていうのが出てくるんで、そういうデータが間違ってるとは言わない。
なんかめっちゃ間違ってるって否定されてる人もいるけど。
間違ってるとは言わんけど、正しいというのには情報不足なんかなっていう風にね、俺は思ってます。
スピーカー 2
そうね。
とか言うドヤじゃないけど言っとくけど、言ってるけど自分でそこまで調べるかっていうと調べないですよね。
これはどのステップのデータなんだって。
スピーカー 1
そうそう、それを該当する論文あるかなって。
でもそれを分かりやすく示してないってことはないんだろうね。
そういうとこちょっと調べてね。
スピーカー 2
そういうことか。
スピーカー 1
そんな感じです。
スピーカー 2
久々に面白いね、普段俺がウェブサービスとかのデータを見るとは全然違って、ちょっと懐かしい。
一応研究してたから。
スピーカー 1
なるほどね。
スピーカー 2
でも俺で言うとインビトロしかしてないけどね、その基礎実験、物理の。
スピーカー 1
ユトさんはね、インシリコじゃない?
スピーカー 2
なにそれ。
スピーカー 1
インシリコってさ、俺はあんまり使わない言葉なんですよ。
スピーカー 2
そうね、ビトロじゃないね、試験管とか使わないわ。
スピーカー 1
インシリコは、えっとね、何用語なんだろう。
スピーカー 2
シリコ。
スピーカー 1
インシリコは東京大学のこれ何学部のホープページなんだろう。
これも医学か。
医学系。
インシリコではないかも。
でもインシリコは、
スピーカー 2
インなんとかがたくさんあるんだ。
スピーカー 1
コンピューターを使ってシミュレーションするみたいな。
スピーカー 2
まあその面もあるわ。
スピーカー 1
インシリコってのもあるらしいですけど、俺はちょっとあんまり馴染みがない。
外しました。
スピーカー 2
インなんとかなんだ。
スピーカー 1
なので今日はインビトロとインシリコと。
間違えた。
スピーカー 2
インビボ。
スピーカー 1
インビトロとインビボと臨床試験。
スピーカー 2
そこだけ日本語。
スピーカー 1
覚えてきゃいいよね。
スピーカー 1
下手したら3もやってないんじゃないかな?
スピーカー 2
人の試験も。
スピーカー 1
例えば他社の製品が軟消化性デキストリンを1%を配合したお茶を売ってます。
自分の会社も1%を配合したお茶を売りますと。
1%と。
一緒でしょみたいな。
スピーカー 2
1%入ってるかのチェックがあるぐらいのことかな。
スピーカー 1
そう、それウーロン茶でも紅茶でもあんまり変わんないんじゃね?みたいな。
だからいけるっしょみたいな。
分かんない。
これちょっと調べてないか分かんないけど。
だから必ず全部のステップをやらなきゃいけないってわけでもないっていうことですね。
結果的にやってるんだけど。
過去の誰か全然知らない人がやった論文とかを引用することもできるということですね。
スピーカー 2
なるほどね。
特保ってちなみにさ、
俺らは、俺らというかTTさんは違うかもしれないけど、
一般ピーポーだとちょっとさ、体にいい気がして高くても買うじゃん。
スピーカー 1
買う人はね。
スピーカー 2
誰が得してるんだろうと思って。
電気自動車みたいにさ、
特保売るとより補助金だか知らんけど利益が上がりやすいとかさ、
国が頑張って負担してますとかさ、
どういう構造なんだろうって全然知らないなと思って。
スピーカー 1
知らないけど、多分企業の研究開発費の当てになってるんじゃない?
スピーカー 2
ブランドアップみたいな感じ?企業の。
スピーカー 1
多分もともとめっちゃ想像だけど、
こういう体にいいものを作る技術がずっとあったのに、
なんかそれを、それこそ体にいいみたいな話ってちょっとうさんくさく聞こえちゃったりするじゃん。
スピーカー 2
なるほどね。特保があることでうさんくささが減るね。
スピーカー 1
特保は多分厚生労働省かなんかのお墨付きなんで、
だから国が特保を広めたいっていうのもあったのかもしれないけど、
こういった企業のポテンシャルを引き出すためには、
特保というシステムが必要ってなったんじゃない?
スピーカー 2
なるほどね。TT説。でもイメージはいいとは。
スピーカー 1
そうですね。
ちょっともっとデータのことを話したいことあるんだけども、
こんぐらいしときますか。
スピーカー 2
ワンチャン次回かまた今度かですね。
そういえばデータ的なまた回がいいんじゃないですか。
スピーカー 1
そうですね。ちなみに僕が一番好きなデータは野球のデータです。
スピーカー 2
僕の入り口のデータも打率と防御率ですね。
スピーカー 1
そうだね。小学生が取ると。
今野球のオーダーとかもさ、
野球経験の監督じゃなくて経験のないデータアナリストが打順決めたりしてるらしいから。
スピーカー 2
データは嘘つきませんからね。
スピーカー 1
そうそう。っていうのがありまして。
ただデータの難しいのはね、生き物ですから相手が。
打率5割の人がいても直近10打席ノーヒットだったら、
ん?ってなったりするもんね。
そうっていう難しいよねみたいな話もしたいんだけど。
スピーカー 2
うんうん。確かに。いいね。
スピーカー 1
今日はここまで。そうだね。
俺の中で頭に浮かんでるのは今の野球の話ね。
スピーカー 2
野球の話。
もう一つは農業のいろんな予測とかの話ね。
スピーカー 1
例えば今年は雨が多かった、量が取れた、取れなかったみたいな。
これ雨の量から想定できないみたいなね。
スピーカー 2
はいはいはい。
スピーカー 1
今年は不作なのか、豊作なのか、予想できないかみたいな話とかね。
がむずいよねみたいな話とかもいつかしたいね。
いいっすね。
じゃあこんなところですかね。
うん。今回としては。
今回はここまでです。
スピーカー 2
はい。ありがとうございます。
スピーカー 1
ということで、科学系ポッドキャストの日7月。
スピーカー 2
7月。
スピーカー 1
データ。
データ。
農職ラジオではインビトロ、インビボ。
スピーカー 2
臨床実験。
スピーカー 1
臨床実験の話をしました。
はい。
なのでデータは1000になってます。
え?
2Dなんで。
え?
スピーカー 2
2Dなんで。
どういうこと?
1個のデータを信じるなっていうことですね。
複合的にというか、いろんな。
スピーカー 1
特に細胞のデータだけを信じるなというか、それだけでは弱いということですね。
スピーカー 2
最初のインビトロなところね。