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2024-10-05 1:26:14

069. 【公開収録アーカイブ】 午前の部: Fumito Abe

WebGL 総本山 + normalize.fm あわせて13周年感謝祭で公開収録を行ったアーカイブです。

午前の部のゲストは @abefumito さんです。

サマリー

WebGL総本山の設立10周年を祝うイベントが行われ、阿部さんがゲストとして参加しました。10年間のWebGLの進化とその影響についての雑談が展開され、技術の進化だけでなく、作り手の重要性も強調されます。阿部さんは10年間のWebGLに関する活動を振り返り、その困難さや継続の重要性について語ります。また、特別な成果はなかったものの、続けることで得られる繋がりや経験の価値にも触れています。このエピソードでは、ノーマライズFMの背景や進行方法、ゲスト選びのプロセスについて詳しく語られます。特に、パンデミックの影響で会話の機会を創出した経験や、ポッドキャストの魅力についても述べられます。阿部さんは11年間続けているWebGLスクールとGLSLの講座について語り、リモート授業の過程やその影響について考察します。また、日常的な写真撮影の習慣や、それがいかに彼のライフスタイルに影響を与えているかも探られます。阿部さんとの対話では、写真を撮るプロセスやカメラの使い方について深く掘り下げられ、コミュニケーションや自己表現としての写真の重要性が語られます。彼の独特な視点と、作品を通じた自分探しの旅が明らかになります。伊藤さんとの対話を通じて、写真の質や撮影スタイルについての探求が進みます。阿部さんは、日常の散歩の中で撮影する楽しさや、写真の加工に対するアプローチを共有します。今回のエピソードでは、カメラの操作や距離に対する認識についての洞察が展開されます。阿部さんがLeicaをはじめとする様々なカメラの特徴や扱い方、さらには最新機種の魅力について議論します。

イベントの概要
はい、録音も大丈夫そうですか?
はい。
はい、じゃあちょっとバタバタして、今まさに準備が終わったところっていう感じなんですけども、
えーっと、今日はですね、
ちょっと何喋るか何も考えてなかったんですけど、
全然大丈夫です。
あのー、WebGL総本壇が開設以来10周年になりまして、
normalize.fmの方も開設以来というかやり始めて3年経ちまして、
合わせて13年っていう長い期間続けてきましたので、
何かちょっと普段からお世話になっている皆さんに恩返しできればいいなということで、
今年の初めぐらいから実は準備をずっとしてきたんですけども、
はい、今日なんとかね、こうやって無事に、
まあ無事なのか、かなり今バタバタしてるんで、無事なのかどうか楽しみですけど、
えー、こういう形でね、
えーっと、イベント企画して、
今日やっていければと思ってます。
で、今日まずは午前の部ということで、こんな早い時間からね、
皆さんお集まりいただいて、
ありがとうございます。
はい、ありがとうございます。
WebGLの10年を振り返る
で、午前の部のトークゲストはこちら、
株式会社ネッコの阿部さんにお越しいただきました。
ありがとうございます、呼んでいただいて。
よろしくお願いします。
はい。
いやー、
僕なんかでいいのかっていうのはあるんですけど、
はい。
いやー、あのー、トークゲストちょっと誰にするかっていうのは、
はい。
当然あの私もすごい悩んだんですけど、
はい。
あのー、なんていうか、
1日で3本も取んなきゃいけないってなると、
はい。
絶対俺の喉も死ぬし、
はい。
メンタルもやられるだろうと思ったんで、
はい。
あのー、ラフに喋れる人じゃなきゃダメだなと。
あー、嬉しいですね。
はい。
で、阿部さんはあのー、
はい。
以前にもノーマライズFM出ていただいて、
はい。
いるじゃないですか。
1年ぐらい経ちました、ちょうど。
そう、結構経って。
はい。
そうですよね。
ね。
去年の夏前ぐらいですかね。
そうですね。
はい。
だから、
まあすごい時間ちょっと、
すごい速さでね、
光の速さで近すぎるんですけど、
いや、ほんとにもう。
はい。
あのー、前に出てもらった時に、
あ、同い年だねーみたいな感じで。
いや、そうなんですよ。
ほんと同い年ですもんね。
はい。
そうなんですよ。
同い年だねーみたいな感じもあったし、
そのー、結構こう、いろいろ似ている部分もあって。
はい。
うん。
まあ、阿部さんだったら雑談で喋るのにちょうどいいかなと。
午前の分ぐらいのね、ゆるーい感じの。
はい。
はい。
っていう感じでお声掛けさせていただいたっていう感じで。
はい。
で、特に今日何もね、決めてない。
なんと準備をしてないという感じが、まあいいですよね。
それぐらいの暑さを。
いや、もう今日は雑談、その企画の段階から、
もうそんな感じで絶対俺のメンタルが持たないと思ったんで。
はい。
あのー、雑談を喋るって決めてたんで。
はい。
今回特に何も決めてないんですけど。
はい。じゃあどっからいきますか。
どうしようかな。やっぱりこう、せっかく13年の感謝祭なので、
こうやっぱりこう、ドクサスさんがこう、10年と3年やってきて、
どうだったのか的なのはちょっと押さえときたいなっていうのは。
そうですね。
そうですね。
やっぱり、じゃあ総本山の10年の流れからやっぱりこう、
一回こう、やっぱりどうでした?
10年こう、やり続けてきてっていうのは何か変化というか、
自分的にこう、どういう流れでここまで来れたのかみたいなのはなんか、
知りたいです。
動くっすね。
はい。
ウェブチェール総本山で、すごいまず後悔してることが一つあって。
後悔してるんですか。
後悔してることが、もうちょっと名前あっただろうって。
なるほど。
めっちゃ後悔してるの。
名前がね。
そう、名前。もうちょっとあったんじゃないと思って。
でもわかりやすいですよね。そこにいけばもう全部ありそうな感じが出てるというか。
そういう意図で総本山ってつけたんですけど、
名前ちょっとね、今でもちょっと後悔してるんですよね。
もっとかっこいい名前とか。
もっとかっこいい名前とか。
英語とか、やっぱり。
なんか最近話題のS5スタイルさんみたいな。
かっこいいですよね。
かっこいいですよね。
なんかもうちょっとあったんじゃないかなっていうのが、一番でかい後悔なんですけど。
これをずっと思いながら10年ひたすら続けて。
いやもう途中でなんか変えるわけにもいかなくなっちゃって。
まあいいかなと思って、気が付けば10年経っちゃったんですよ。
すごい。10年の変化。
WebGLだけでその10年を追って、すごい変化があったと思うんですけど。
そういうのを、なんて言うんでしょう。
独卒さん的にはどう捉えてるんですか?
この10年のWebGLの進化というか。
このWebサイトとかWebの技術の進化がすごいあったと思うんですけど。
それを一つの技術で10年を追って、結構ないと思うんですよ。
そうですね。
WebGLは正直、使用が策定が終わったのが2011年ぐらいで。
そっから正直2.0っていうのは出たんですけど。
とはいえ、変わってない。
変わってないですね。
だからずっと日々日々。
例えばNext.jsとかだから日々日々進化していく。
Figmaとかもそうだと思うんですけど。
WebGLって正直中身全然変わってないから。
そういう意味では技術の新しさを追い求めるというよりは、
作り手の方に俺はずっと注目してきたのかなと思うんですけど。
そうですよね。
そういうサイトが、すごい今まで見たこともないような演出してるなとか、
こんな技術使ってるの初めて見たなみたいなやつとか。
やっぱそういう、人の手で作られた何かをずっと見てきたっていう感じだと思いますね。
その技術の根幹の進化というよりは、やっぱり作ってる人を追い続けてきてるという。
その中でやっぱりウェブサイトで表現できる、多分技術は同じですけど、
表現できる幅とか、表現する人のレベル感とかすごい上がったりとかしてると思うんですけど。
その辺のフロント側というか表現側の方って、進化って10年ではどう捉えてますか?
表現の重要性
いやでもだいぶ変わったんじゃないですか?
いやそうですよね。
だいぶ変わったと思うけどな。
最初の頃って結構3JSでメッシュランバーとマテリアルでライト当てましたみたいなのが、
球体がこんな動いてるみたいなのが多かったような気がするんですけど。
最近そんなのないですもんね。
確かにモデルだけボンと置いてみたいな。
置いてみたいなのないし。
使われ方もなんか3Dで出すっていうより、どっちかっていうと2D的な使われ方とかも、
すごい増えてるし。
いわゆるシェーダー芸的なものとか、
そういうのもなんかすごい最初の頃と比べると最近は多いのかなって感じがするので。
やっぱりPC側のスペックが上がってきてる的なところも要因としては大きいですね。
そうですね。でもモバイルじゃないですか。
モバイル端末もめっちゃ速くなってるじゃないですか。
そうですよね。
そういうのはなんか大きそうかなって思いますね。
なるほど。ありがとうございます。
ここもうちょっと僕聞きたいことあるんですけど、
やっぱりモバイルが出てきて、モバイルだとそんなに動かす必要ある論とか、
UIとかっていう言葉が生まれてきて、
シンプルで機能的が正しいよねみたいな風潮も感じられてるところはあると思うんですけど、
その辺の表現の幅と、シンプルで透明でいいじゃんみたいな、
そういう攻めり合いみたいなのって、
どうドクサスさんは捉えてるんですか?世の中の流れは。
その話って多分WebGLに限らないと思うんですけど、
正直WebGLはすごいやり玉に挙げられてきたというか、
先にこんなんいらんやろうって言われるものだったと思うんですけど、
最初の2,3年はWebGLだよっていうことだけで目新しさがあったというか、
それだけで価値が生まれてた部分があったと思うんですけど、
5年、6年、7年ってなってきたときに、
もうWebGLって普通に使えるものになってきて、
その中でただの賑やかしだろうみたいなことをみんな感じるようになったと思うし、
そういう意味では技術が進歩したっていうよりも、
見る人たちの目がどんどん変わってったのかなっていう気がしてるし、
多分それってWebGLだけじゃなくてWeb全体の成長みたいな、
お客さん、クライアントのこういう部分にもっとフォーカスしなきゃねみたいなのって、
多分この10年でWeb自体のやり方も全然変わってきまして、
たぶんネットさんとかはまさにクライアントに寄り添うじゃないですか、
そういうウェブサイト作りとかされてると思うんですけど、
そういう中でたぶんWebGLって別になきゃないで何とかなっちゃうものっていうか、
別に使わなくてもどうにでもなっちゃうものではあると思うんで、
なんか私は結構不況活動とかしたり、こんなに素晴らしいよとか言ったりはするけど、
使えば正義みたいなことは言いたくないというか、
WebGLもなるべく悪く言われてほしくないし、
だからWebGL総本山とかでもよくあるんですけど、
ただの賑やかしになってんじゃねえかみたいなことはすごい気になっちゃう。
そこ、僕から見ても機能的で、もちろんお客さんが欲しがるものとか、
利用されるウェブサイトの種別とかで全然表現が違うんで、
やっぱりドクターさんが僕の中ではいることで、
つまらない世界にしてくれないっていうか、つまんなくしていかないっていうか、
戦ってくれてるなっていう、そういう人がいて嬉しいなっていうのはそうあって、
やっぱりどんどんつまんなくすることができるかなと思ってて、
ウェブサイト作っててもそうなんですけど、やっぱりそういう表現をして、
面白さを追求したりとか、一見無駄に見えるかもしれないけどめちゃくちゃ面白いとか、
そういうのを失いたくないなっていうのはそうあるんで、
なんかドクターさんがもしいなかったら、これは大変なつまらない世界になったんじゃないかなとか、
たまに考えたりしてるんですよね。
でもなんかちょっと俺も思うときあるんですよ。
俺いなかったらどうなってたか。
誰かがウェブジエルの伝道師的な人がなんかいて、やってたんかなってすごい想像することはあるな。
あれは多分デザイナーとかもそうだと思うんですよ。
心のよりどころに一種なってる可能性すら僕はめちゃくちゃ感じていて。
僕がそう思ってるんですけど。
ウェブジエル双方段が更新されるたびに、
そういう機能的すぎないつまんないフラットな世界だけじゃないっていうのを感じるのがすごい嬉しくて。
なんか更新、RSSでスラックへ飛ぶようになってるんですけど。
WebGL活動の振り返り
ドクターさん更新されたらうちのスラックに流れてくるっていうのをやってるんですけど。
いやすいません、なんかそんな。
みんなで見て、すげーみたいなこと言ってるんですけど。
やっぱそれは結構救われてる人いるんじゃないかなっていうのはすごい僕は感じてます。
あれもなんか多分、やってきた本人にしかわかんないことって多分あると思うんですけど。
あれね、大変なんですよ。
絶対大変ですよね。
大変なんですよ。
大変ですよね。
何か見て何かコメントをつけるって大変ですよね。
もうね、本当にこれねノーマライズFで何回か言ってるんですけど。
本当にもうやめてもいいと思ってるんですよね。
もういいって。
しかも僕ノーマライズ出た時も言ってたんで、やっぱりずっと。
いやもうね、本当にたびたび愚痴りたくなるぐらいには大変なんですよ。正直。
なるほど。
もうね、いやでもどうしたらいいんかなって。
なんかやめないでくれっていう声が結構なんか聞こえてきちゃうことをやるべきなのかなって思うんですけど。
すごい。あれ今何記事というかになったんですか?10年で。
1700とかですね。
2700?取り上げてるサイトもじゃあ2700ぐらいはあるってことですね。
全部にコメントを書いてる。
全部にコメント書いてます。
ちょっとなかなか聞く機会ないんで、あれはどういうフローで更新をしてるんですか?日々。
何か探してみたいな。
いや、最初の頃は本当に2,3年WebGLが出始めの頃ってTwitterとか見ててもWebGL使ってること自体がバリューになってたから結構ハッシュタグでWebGLとか3JSとかってついてて、
そのハッシュタグとかキーワード検索みたいなのを見てれば、大体世界中の案件というか事例が大体収集できたんですよ。
だから多分でも2,3年前ぐらいからかな、なんかもうもはやWebGLなんてWebの一部過ぎちゃって。
わざわざ当たり前に使ってる。
WebGLって言わないことが増えてきていて、だからなんかいつもTwitterで観測していた流れだけ見てても全然足りないというか。
自分で探しに行かないと行けなくなっちゃったんですよね。
でもそれは多分WebGLがもうWebの一部に本当になったってことだから。
取り込んできてるというか。
だからすごい良いことだと思うんですけど、探さなきゃいけなくなりましたね。
なるほど。じゃあ自分で探すようになって。
探すようになった。
この取り上げるポイントみたいなのって何か基準があるんですか?アドクサスさんの中でこれは。
いやーなんかね、あんまないっすよ。
あ、そうなんですね。
あんまないっす。ただ、特に国内の制作会社さんの事例の場合だと、やっぱり紹介する上で、良いものだよっていう紹介の仕方をしたいから。
これは多分そういう風に書けないなって思ったら、そこは冷徹にコードを外しちゃいますね。
やっぱり良いっていう紹介できるものだけを基本的には載せていく。
基本的にそうですね。自分がちゃんと良いものですよっていう手で書けるものの方。
例えば、これは上手くいってない、ダメだみたいなことをたくさん書く記事ばっかりのウェブサイトって、あんまり見てても面白くないかなって思うし。
ここが良いみたいな話が良いですよね。
だからなんか、そうですね。見てて、例えばパッと開いて、キービジュアルが3Dです。
で、スクロールしていったら特にウェブジェイルはないです。
しかもキービジュアルはずっと同じペースで回ってるだけですみたいなものだと、良さを説明できる部分がないから。
だからそういうのは正直あんまり紹介する候補には入らないですね。
面白い。そういう感じで。
そういう感じで。
2700聞いて。
2700ってすごすぎますね。
でもね、本当に大変ですよ。
だいたい1時間くらいとか使ってるんですよ。1つの記事ばっかり。
ああ、そうなんですね。
1時間が早いっていう見方もあると思うんですけど。
いやでも、難しいと思いますよね。サイトを見て、良いところを抽出して、かつ伝える意義のある良いことを言うってことじゃないですか。
しかも2700回やってるわけで、同じことを言い続けるわけにもいかないからってことですよね。
そういうこと、そういうこと。だから結構、やっぱり1時間くらいはかかるんですよ。1つの記事を書くのに。だからまあ、2700時間は最適。
継続の重要性
10年で2700ってことは、月10分あっても年間120個なんで、10年あって1200個なんで。月20分くらいはやってるってことですか?
実は絶対更新だから、だいたい月20から20、切るくらいか。
なるほど。それをひたすら同じペース?
ひたすら同じペースです。
すごすぎる。すごい。
ひたすら同じペース。
いやそれはすごいですね。
いやその、調べる時間も決めてるんですか?この時間にやるみたいなのも。
いやでもそれはもう案件とかで忙しかったらできなくなっちゃうんで。なるべく見れるときに見て、ブックマークしておいて。
で、順番に取り上げてとか。ストックはあるんですか?
こうする記事のストックですか?
毎日更新するじゃないですか。毎日探してから投稿するんですか?それとも10個くらいもストックがあって、順番に配信してるんですか?
ブックマークしたやつはたくさんあって、その中から選んでいくんですけど。開いたらもうキャンペーンサイトだから無くなっちゃってたとか、そういうこともあったりするんで。公開する直前とかに見て書いてって感じで。
じゃあ基本は毎日書いてるんですね?ほぼ。
まとめて書くときもありますけど、ほぼほぼ1週間以上前に書くとかはないですね。
なるほど。確かに鮮度的な問題とかもやっぱりありますよね。
一番悲しいのは、「さあ、じゃあ更新して今日の更新をツイッターに流すぞ!」みたいなタイミングで404になってるのは一番切ないですね。
紹介したかったけど無くなってるみたいな。
そこはなんか、ウェブサイトの悲しさはありますよね。
せっかく良かったけどもうないみたいな。
そんな頻繁にあることじゃないですけどね。
たまにやっぱりあって。書いてから2日ぐらい経って、さあじゃあツイッターに流そうと思って、改めて最後にもう一回開くんですよ。念のため。
そしたら違うことになってるとか。リニューアルがたまたま重なったとか。
別物になってたみたいな。
別物になってた。
そういうのもあるんですね。
ありました。なんか開けたら、あれ?なんか見た目変わってんなと思って。リニューアルしましたみたいな。
それでそのリニューアルされたのは、紹介はできないなみたいなことも。
いやリニューアルされたやつもウェブジェールだったんで、その時は書き直しましたね。文章をね。
そこから1時間の間に、またキャプチャー撮って、スクリーンショット撮って、記事書いてってありましたけど。
でも滅多にないですけどね。ただ絶望が襲ってきますね。
せっかく書いたのに。
変わってるやん。
いや、後悔したことは一番初めに聞いたんですけど、逆に10年やって、良かったこととか、起こった奇跡とか、そういうのはどうですか?10年やってみて。
こんなことあるんだ、みたいな。
うーん、ないかな。
ないんだ。
ないかも。
本当にね、自分でこんなこと言っちゃうのはちょっとあれなんですけど、報われないというか、特に何もないっすよ。
そうだね。
ただ、例えば今日のこの場とかも、10年続けてきたってことを皆さんが祝ってくれてるというか、それのおかげもあってこの場が成り立ってるって考えると、ゼロではもちろんないんですけど。
ただ、例えばあのサイトを見て仕事を依頼してますみたいなのとかってあんまないし。
そうなんですね。
あんまないっす。結局あれってブログみたいなもんだから。私自身の実装力とかわかんないじゃん。
そうですね。そこは触れてないですね。
触れてないから。だからお仕事を依頼するためにとかっていうのはあんまないんですよね。
別にあのサイトが何か、一応広告が貼ってあるっちゃ貼ってあるんで、本当に小銭程度の収益があるっちゃあるけど、
まあでも何万ビューみたいな、そういうすっごいアクセスの多いサイトではないんで、
1日たぶん300人とかしか来てないから、まあ300人来てるのはすごいと思うんですけど、
でもそんな何万プレビューみたいなんてないんで、だから何か本当に得られたものって何?って言われても、具体的に何もないっていうか。
でもなんか自分の、もちろんドクターさんはWebDVDで書いてると思うんですけど、なんかそういうサイトを見て、
なんかこう、すごい考えてるのを思うんですよね。たぶんこうやってるんじゃないかとか、
自分のやり方は次にこう仕事に行かせそうとか、そういうなんか自分の仕事に帰ってきてるものは相当あったりするんじゃないですか。
いや、ないと思う。ないと思う。ないと思う。
見るのは、別にわかるんですよね。中で何やってるかは見てわかっちゃう。
別に技術の自慢をするわけじゃないけども、やっぱり自分はだいたいWebGLの中身のこととか、
見たら何をしてるかとか、だいたいわかるから。中には本当にこれどうなってんだってのはあるんですけど、
とはいえでも別に何とでもわかっちゃうというか。だからあんま何か見て、
いい意味で自分にフィードバックがあるかっていうと、あんまないかもしれない。
本当にそれで10年2700記事、ちょっとすごすぎますね。
何なんでしょうね。自分でもね、あんまよくわかんないですよ。正直。見返りない、なぜやるのっていうところが、わかんないですよね。
でもそこはあれじゃないですか。前ノーマライズ出た時もドクサさん言ってましたけど、
わかんないけど、ひたすらやったらプロになれんじゃないかみたいなのに近いというか。カメラもそうだと思うんですけど。
10年やれば何とかなるんじゃないかみたいなところというか。
そう、なんか継続は力なりって言葉ありますけど、あれは本当だなって思ってて。
多分こうやって皆さんが私に好意的に接してくれるのって、そういうことがあったからかなって思うし、
そういう意味ではどんどん積み上げていくっていうか、やり続けるってことでしか自分のバリを発揮できないというか。
これがもし私がもっとすごい技術に引いれていて、すごいかっこいいものを作ったり、めちゃくちゃいいアーティストみたいな活動ができるんだったら多分それをしてるんですけど、
なんかそういうものないんですよね。少なくとも自分ではないと思ってる。
だからなんかその、作ったもので勝負するみたいなことできないって思っちゃってるから、
じゃあなんか自分ができることを続けたっていうことだけで幅大き化してやろうという。
すごい。それで10年。すごいですよ。
なるほど。確かにドクターさん、作ったものを実績をバーンって出していくとかは、本当にあんまりやられてないですよね。
あんまりないですね。まあ単純に公開できないっていうのもあるんですけども、でも別にそこにあんまり重きを置いてないところはあるかもしれないですね。
なるほど。ありがとうございます。10年のWebGL双方山の歩み。
本当に誰か変わってほしいです。やめないでって言うんだったら、じゃあ書いてくれよ。
確かに。2代目の編集長じゃないですけど。
結構だって文章量あるじゃないですか。
ありますね。
結構なんかその中身のことも、一応ちゃんとわかる範囲では説明して、あれをだからやれる人いないんですよね、多分。
いないですね、なかなか。いないんですよね。
で、予信版なんかまあ一記事ぐらい書けるとしても、それをこう続けるっていうのがやばいじゃないですか。
やばいです。
なんか私もお願いできないし、あれ多分だって外注しようと思ったら。
結構かかりますよね。探してみたいな。
ちゃんと事実理解してとか。
いや、かかりますね。
それ考えたら、別に1時間でできんだったらやるかっていう気持ちになっちゃうし。
いや、すごい。ギリギリの攻め試合で10年をやり続けてるっていう。
そうですね。
いや、もう本当にやめたいけどね。
なるほど。ありがとうございます。
ノーマライズFMの始まり
じゃあ、ウェブチェンジの総補さんはそうやってきて、なんか今日の感謝祭って13年なんであと3年があるんですけど、それはノーマライズFMじゃないですか。
それはノーマライズFM、はい。
それはどういうきっかけで始めてったみたいなんですか?もう3年くらい経ってると思うんですけど。
なんで始めた?みたいなのは。
これはなんかわかんないんですけど。
いろいろあったと思うんですけど、やっぱりパンデミックの影響で人と話す機会がどんどん減ってしまって。
なんか自分の中でもマンネリ化してきたというか、外に出なきゃ出ないで結構平気なタイプというか、そんなに人と接点なくても割とへっちゃらなタイプなんですよね。
だからこれはちょっと良くないなと思って、誰かと話したりする機会を作ってみたらいいかなみたいな。
それをただやるんだったら、ここでまたちょっとやましい気持ちが湧いてきて、ただ話すんだったらコンテンツにしちゃったほうがいいなと思って。
気がついたらもう3年くらい経ってるんですよね。
すごいですよね。今何話ですか?
今、いくつだっけな。
80?90?
そんな言ってないですよ。
そんな言ってないですよ。60?70くらいですか?
70くらいですか?あ、そうそう。
月1?
1?2?
2くらいですよね。3年だと。
すごい。それもひたすら続けて。でも、3年もすごいじゃないですか?続けるのに。
まあまあ。
それはどういうふうにゲストを選びつつ、2人セッティングしてみたいなのはやってるんですか?
なんかね、声かけたい人に声かけてるだけっすね。ただなんかそのタイミングはあるなと思ってて。
やっぱなんか、相手も喋りやすそうなタイミングを見計らって声かけるって感じっすね。
安倍さんの時はなんでだったんだっけな。
あの時はでも連絡。
フィグマ本かな?
フィグマ本とかその辺がちょっと話したいみたいな感じでしたよね。
そうだったと思います。だからなんかこう、相手の方にも出てもらうなら出てもらうなりのリターンがあってほしいなっていうふうにも思うし。
まあでも人によるかな。なんか全く何もなくても声かけられるのはやっぱりもう元々知り合いとか。
そういう間柄であれば特に何もなくても、次誰も声かける候補が直近でいない場合とかだったらっていうのはあるかもですけど。
でも、そうですね。ほとんど自分の独断。全部一人で決めてやってるから。あんま深く考えてないかもな。
でもどれ聞いてもすごい面白いなっていうのはすごいなと思ってて。
いやすごいっすよね。なんであんなみんな面白いんですか?
異常に面白いんですけど。
なんか、もっとみんな聞いてほしいっていうレベルで面白い。
いや、ノーマライズFM、本当にいい番組だと思ってて。これも普段から何回も言ってるんですけど。ノーマライズFMってめちゃくちゃいいっすよね。
めっちゃ面白いっすよね。
本当に面白くて。
めちゃくちゃいい番組だよなって思うけど。
格好が大事だなっていうか、なかなか1時間2時間撮って、作ってる人とかの話を聞くことってほぼないんで。
こんなことを考えてるんだみたいなことが多すぎて。
本当面白いですね。
たぶんなんか、ポッドキャストっていろいろあって。
例えば何かの界隈の人たちみたいなのとか、社内の2人が喋ってるとかいろいろあると思うんですけど。
やっぱり横断的だからでしょうね。いろんな人出てくるじゃないですか。
そうですよね。広いですよね、結構。
自分が真ん中にいて、自分が見えてる範囲のいろんなところからゲストを引っ張ってくるから、一種格闘技戦みたいな感じになってて。
そういう面白さがあるのかなとは思いますけどね。
あれはそのWebCLF総本山は、なんか得るものなかったって言ってたんですけど。
ノーマライズFMは逆に独卒さんだって、すごい知り気が多いというかあるんじゃないですか。
いや、ありますあります。
ノーマライズFMはね、もう明確に楽しさというか、自分の経験としてめっちゃいいなっていうのはありますね。
あとなんだろうな、なんか不思議なメディアだなって思うんですよ。
不思議ですよね。
たぶんね、なんかYouTubeライブとかでああいうのやってても成り立つとは思うんですけど、なんか声だけっていうのが逆にいいのかなとも思ったりするっていうか。
いいですね。
なんだろうな、なんかやっぱ動画ってなると映像ついちゃってるから映像も見ないとっていう気になるけど、ないじゃないですか最初から。
だからなんか耳だけで聞くって感じだから。
やっぱ移動してる時に聞けるとか、電車の中で聞けるとか、なんかこう携帯バックしまってても聞けるとか、それすごいいいなって思いますね。
いいですね。本当にそう思います。
だから自分で始めたことではあるんですけど、なんかすっごい自分で聞いてますね。
そうなんですね。
自分で聞いてる。
そのゲストの話をもう一回聞きたいからっていう。
じゃあこれも10年いきますか。
ノーマライズSM10年いったら結構。
すごい人数いきますね。
すごいと思います。
124人なんで240人に話聞きますね。10年やったらヤバいですね。
まあ延べになると思います。さすがに何回か出ても延べにはなると思うけど。
いやーでも、もうちょっと続けたいですよね。
じゃあそこの意欲は今は全然もうやめたいとかはなくて。
ないっすね。
いやでもね、大変度数で言ったら大変ですよね。
MJL総本山より大変っすね。
大変ですよね。2人セッティングして。
やっぱ対話だから、自分一人で完結しないじゃないですか。だからやっぱ大変っすね。
そんなにだってあれですよね。僕も出た時も、そんなにこう、大体の概要とか話すことはあるけど、別にこれをもっと話そうみたいな打ち合わせはないですよね。
ないっす。
いやでも、先方というか相手がめっちゃそうしたいっていう場合。
でも安倍さんも結構、自分ではバーって書いてくれてます。
一応準備としては、やっぱり初対面で準備しようみたいな。
相手によっては結構、がっつり話したいこと決まってる場合もね、ありますけど、なんか私はどっちかっていうとあんま決めずに言っちゃうというか。
ただゲストは安心して喋ってもらいたいから、準備してくるタイプの人だったらその準備してきたものに乗っかっていきますけど、
ポッドキャストの魅力
今日みたいに何も話すこと決めてなくても、結構俺は大丈夫っていうか。
封じてるみたいな。いけるみたいな。
全然大丈夫なアドリブでできちゃうタイプだから。
いや良かったです。そうっすよね。
アノーマライズFM、マジで大変っすよ。
すごいっすよね。どういう、1ヶ月前くらいには声かけてる感じですよね、たぶん出演の。
2,3週間前とかかな。
2人くらいは先に声かけてる感じなんですかね。
いや、そんなんじゃないです。
直前みたいな。
直前というか終わったらって感じです。
前回のやつが公開されたら、次誰にしするかなっていう感じです。
それをひたすら、ひたすらやってる。すごすぎる、ほんとに。
9月はさすがにこれの準備があったから。
もうちょっと1人だけ。
1人になった。
1人、9月に撮って公開して、今その最新で公開されてるやつは9月に撮ったんですけど。
もう1人行こうかなと思ったんだけど、ちょっとこの準備が。
ちょっと無理でした。
無理だなと思ってやめたんですけど。
そこはやっぱ調整するんですか。
いやーなんかね、危ない感じがしたんすよ。
そうなんですか。
さすがに準備間に合わないんじゃないかなと思って。
だから念には念を入れてやめておきました。
なるほど。
でももう10月からまた2人。
そうですね。
いや、この今撮ってる音源を公開しようと思ってます。
いいですね。
10月の後半ぐらいに多分また新しく撮り始めていくって感じだと思うんですけどね。
すげー。
それももう目処をつけてるわけじゃなくて、なんかこう自分でちょっと探したりとか。
一応、なんとなくあるか。
この人いつかっていうリストはあります。
あるんですね。
やっぱ自分の憧れの方達だから、どなたも。
自分の中では、例えばそのスクールの生徒さんだった人とかでも、そのスクールの間は自分が講師で受講者でっていう立場ですけど。
そこから外れたらもうお互い大人だし、リスペクトをやっぱ持ってる部分でたくさんあったりするから。
そういう意味では上下関係とか、全然意識してないんですよね。自分の中では。
だから年下であろうが、かつてはスクールの生徒さんだった人であろうが、対等に自分の話聞いてみたいな、話したいなっていう人にただ声かけていくみたいな感じなんで。
そうですよね。ウェブジリエルスクールもやられてるんで。
ウェブジリエル総本山のいい影響っていうのはスクール側にはあったんじゃないですか。
スクールがそうかもしれないですね。
総本山見てみたいな。
あれが、スクールやりますよっていう告知媒体にもなってるんで。そういう意味ではね。
まあ役に立ってるじゃ立ってるのかな。よかった。役に立ってるところを探そう探そうしてたんだよ。
でも、安倍さんもウェブジリエルスクール受けてくれたんですか?
受けました。どっちもGLSLも。でも、難しすぎて、僕にはみんなが強すぎて。すごいと思って。それだけを実感できたのがすごく良かったですね。
やっぱり、こんなに面白くて深い世界なんだなっていうのが、役に分かって、僕はどの辺までやれるのかみたいなところの攻め合いを動かしてたんで。でも、やれる範囲でやろうみたいなところもあったりとか。
奥深さを知れたのはすごく良かったなと思いました。本当に面白かったです。
あれはなんで受けようってなったんですか?そもそも。
そもそもグラフィック表現みたいなところはすごい好きだったんで、やってみたいなみたいなところがすごく強くて、それで受けてみたっていう。実践でも何作品か。全然こう、めちゃくちゃやってるって感じじゃないですけど、ちょっとやっぱり導入するとか。
見てます。見てるけど、なんだろうな、なんか上手く紹介できないなと。
そうそう、あんまりやってないんで。ちょっとしかやってないんで。
スクールの歴史とリモート化
上手く紹介。なんて言うんだろう、ウェブサイトを構成するものが100あるとして、LGLが5とかぐらいだけ使われてるなみたいな感じだと、全然主役じゃないから、なんか上手く紹介できないなみたいな感じが多くて。
そうなんです。5ぐらいしか入れてないですね。
いや、わかりますよ。
難しいですね。でも面白いです。やってよかったです。すごく。
スクールもさ、同じなんですよ。そのウェブジェル総本山と一緒で。
何年ですか?
役に立ってるかわかんない。スクールも11期とかだから、11年とかやってるんですよ。
総本山より前ですか?
前ですね。
そうなんですね。スクールが始まってから総本山なんですね。
総本山もやり始めた。
なるほど。スクールが先だったんですね。
そうなんですよ。実は。
11年。
今年が11期だったんで。
なるほど。GLSLもウェブジェルスクールもどっちも11年ですか?
GLSLはたぶん2,3年後から始めてる感じだと思いますね。
せっかくなんでスクールは11年やってどうですか?
わかりないよ。
11年ですよ、でも。すごいですよね。
ずっと始めはオフラインでしたよね、スクールの方は。
最初はオフラインでやってて、でもパンデミックの影響もあって、ちょっと狭い教室に何十人も集まっててやるのは、ちょっとはばかられるっていう感じだったから、リモートでやるかってことで。
募集を開始した時は現地でやる予定だったんですけど、緊急事態宣言みたいになっちゃったから、急遽オンラインに切り替えてっていう年があったんですけど。
でも結局その時にやっぱりアーカイブが残るであったりとか、メリットもすごくあるなっていうところで、そっからは完全にリモートでっていう感じですけどね。
リモートになって3年くらいって感じですかね。オンラインのみみたいな。
そうですね。4年とか3、4年。パンデミックのタイミングだから、3、4年って感じですよね。
すごいなあ。それも11年。あれもめっちゃ大変じゃないですか。
あれもまあ大変ですね。大変なことしかないんですよ。
講座を毎回準備して。しかもWebGLスクールもGLSLもそうなんですけど、1回の講座がめっちゃ長いじゃないですか。
めっちゃ長いですね。
いつも僕感動してるんですけど、「4時間喋れるんだ!すご!」みたいな。
そうですね。
昼から始まって6時くらいまでやりますもんね。
そうですね。で、だいたい終わらなくて、7時くらいで伸びてっちゃうんですよ。
5時間みたいなね。
日にちを待ててアーカイブとかも聞き直したりとかするくらい長いじゃないですか。
長いっすよね。
しかも、生徒さんと会いの手をあんまり入れるとかはなくて。質問はありますけど、基本独卒さんが喋り続ける4時間みたいな。
喋り続ける4時間。
あれ?気力と体力すごくないですか?4時間喋るって。
いや、本当にあれやる日は、もうなんていうか。
終わった後、抜け殻になりますね。
ですよね。いるから。喋り続けて。
そう、もう抜け殻になってます。もう風呂入って寝ようって感じになってます。
そうですよね。2週間に1回くらいでしたっけ、ペーストは。しかもでもそのWebGLスクールとGLSLスクールがあるから、年間通してやってますよね、ずっともう。
そうです。ほぼ年間通してやってる。たぶんだから、このイベントが終わったってなったら、GLSLのスクールの準備をしないといけないって感じです。
4時間の講義とその疲労
岡田 聞いてる方はちょっと不思議に思ってほしいんですけど、WebGLスクールとGLスクールを2週間に1回、4時間5時間喋り続け、月に2人ノーマライズFMやって、毎日GLソフトを更新するっていう。かつ、ドクターさんはそれだけじゃないですもんね。普通に受託の仕事してますもんね。
仕事も大体同時に3社くらいから受けてる。 バテも。いや、もうとんでもないですね。
岡田 本当にね。その上、3時間朝散歩してるんですよ。 そうですよね。3時間、ひたすら写真を撮り続けるっていう。 写真を撮り続ける朝散歩もしている。
すごいですよ、本当に。気力、体力。 岡田 いや、本当に人にそういう人いたら、おかしいと思います。 おかしいですね。会ったことないですね、そんな人に。おかしいですね。それは時間ないですよね、ドクターさんには。
いやだからなんかね、おかしいんですよね。おかしいですよね。やっぱり今の積み重ねて考えてみると、ドクターさんには一切時間がないっていうことがもう明らかになりましたね。
いやなんかだから、あんまりちょっと普通の、一般的な平均からはだいぶ離れているのかもしれなくて、もう自分ではあんまよくわかんないんですけど、何もない日曜日とかあんまないんですよ。だから正直なことを見ると。 そうですよね。休みはない、特に。
あんま休みらしい休みはなくて、その代わり別に平日だからと言ってっていう感じもある。いわゆるフリーランスみたいな感じなんで。だから隙間時間にあれをやって、隙間時間にあれをやってを組み合わせて、時間がどんどん過ぎていって。
タイムコントロールみたいなのってどうしてるんですか? もう今の話を聞いただけで、どこにも隙間がない気がするんですけど。やっぱり写真を撮っている時が一番の癒しじゃないですか?そういうのがあったりするんですか?
まあそうですね。散歩は一番何も考えてないかもしれないですね。 じゃあ次、散歩の話いきますか。この散歩の異常性の高い。僕、聞きたい話がいっぱいあったんだけど。散歩もね、みなさん異常なんですよ。これ聞いたことない人いるかもしれないんですけど。朝何時に起きてるんですか?そこから言ってますか?
5時半くらいとか。 5時半に起きてるんですか? 5時半くらいに起きて。 家を出るのは? 家を出るのは6時前とかで。 で、6時前くらいから何時まで写真を撮ってるんですか? そうですね。日によるんですけど、最低3時間くらいは外にいます。 3時間!?じゃあ、6時に出るとか、9時くらいまでは外で散歩しながらGRで写真を撮って、9時に終わって、どうしてるんですか?
9時に終わって、帰ってきて、GRをパソコンに繋いで、今日撮った写真を見ていって、これは要らんなと思ったものは消して、要るなと思ったものをGoogleドライブに全部ポンって突っ込んで、その中から1枚、2枚選んで、それをTwitterとかにポンって投げて。
だいたいそれで10時くらいとかになってるんですよ。 なるほど。5時半に起きて、10時くらいまではもう写真のことをやってるんですね? 写真のことをやってます。 5時間くらいは。それを平日、毎日。
いや、もう散歩はずっと毎日なんで。 土日関係ない? 関係ないです。 毎日やってるんですか? 毎日やってます。 この異常性にみなさん落ち着きでしょうか。
土日は、サラリーマンとか出社してる人がいないじゃないですか。だから調子に乗っちゃうんですよ。 人いなすぎて。 人いないから、調子に乗って、すっごい遠くまで行っちゃって。11時くらいまで帰ってこない時とかあって。
土日はもっと長いんですね、時間が。 長いです。それで嫁がすっごい、「あんた何やってんの?」みたいな感じになって。 そうですよね。怖いですよね。
今もう、スマホにGPSのどこにいるアプリが入ってて、俺がどこに行ったのか。 すべて監視されてる。 すべて監視されてる。だからなんか要は、そんな遠くまで行っちゃってとかっていうのは、普通は理解しがたいから、多分あいつあいつで、やましいことがあるんじゃないかと。
変なことしてんだろう、朝から。 そうそうそう。で、俺もともと朝ごはん食べないんですよ。 食べないんですね。 もともとね。もともと食べないんですけど、あいつからすると、どっかで飯を食ってんじゃないかと。
ああ、朝からどっか好きなとこ行って。 外に行って。 ゆっくりしてんだろうと。 ゆっくりしてんだろう。だから朝ごはんいらないって言ってんだろうみたいな、いろんな勘ぐりが多分あった。 なるほど。
いや、俺は写真撮りたいだけなんだけどなっていう感じで。 すごすぎる。でも、それ毎日じゃないですか。で、家から出発するんですよね? 家から出発します。
やっぱり、ドクターさんの写真を見てると、家の周辺というか、歩ける範囲という感じがするんですけど。電車に乗って、「今日はあの駅を撮りに行こう!」とかじゃなくて。 じゃないですね。 ですよね。 全部、徒歩で行けるところだけです。
行って帰ってくる時間があるじゃないですか。ってことは、必然的に、自分の自宅で歩ける範囲の撮影範囲だと思うんですけど。それは何か、意図があるというか。撮っても撮っても、撮り切れないとか飽きないというか、自分の歩ける範囲というか。その辺は、何かあるんですか? その思いが。
どうですかね。 いや、もともと最初は散歩がメインだったんですよね。最初は散歩するがメインだった。運動不足解消みたいな。散歩して、すがすがしい気持ちになって、いいなーみたいな。それがメインだったんで。その後、なんかただ歩いてんのもったいないなーと思って。カメラを買ってみて、撮り始めたら、すごいハマっちゃったっていう感じなんですけど。
今はやっぱり写真撮りたいから出ていくんですけど、とはいえなんか、本当に今安部さんがおっしゃったみたいく、わざわざ電車乗って何かって感じじゃなくて、日常の自分が見てるものを撮ってるって感じですね。
なるほど。遠くまで行って何か撮るではなくて、やっぱり散歩の中で自分の見えるものを撮ってるというか、本当に。 そうですね。なんか逆にできないっすね。遠く行ってとかできなくて。なんか前もちょっと用事があって、例えば京都に行くとかっていう時に、京都なんてもうね、多分写真撮ろうと思ったらいくらでも撮れる場所があるんですけど、やっぱなんかできなかったっすよね。
なんか散歩してるというか、行き帰りながら、普通に観光地なんで、観光中の写真を撮った観光写真みたいになっちゃうから、それはなんかあんまり自分の撮りたい写真っていうよりは、ただの旅行の記録として残してあるみたいな感じで、普段撮ってるやつはなんかちょっと記録写真とは違うかもしれないっす。ただそれ何?って言われてもなんかうまく説明できないですけどね。
でもそこが一貫してていいですよね。やっぱり続けてる理由もよくわからないとか。そういうのが、逆にそれが続けるヒントなのかもしれないですね。なんか意気込んで、この写真撮ろうみたいな。じゃなくて、普段の散歩があって、見える景色をただとりあえず撮っていくかみたいな。楽しいなみたいな。
日常の散歩と写真撮影
いや、目的マジでないっすね。だから、別に何かのためにやってる感じじゃないかも。だから、それは続ける秘訣っていうのはあるかもしれない。
いやでも、それでスクールも総本山もソーバライズも。
だからね、同じなんすよ。
同じですね。
同じなんす。別に何かのためにやってないというか。見返りのためにやってないから、まあ何もなくてもできちゃうなみたいな。自分でもよくわかってないというか。なんかあんま考えてないですよね。だから何かこうなって欲しいからとかっていうふうに考えて始めると、そうならなかったとき辛くなっちゃうじゃないですか。
なんか欲しい見返りがなかったっていう。
でも何も考えてないですよね。だから何かがあったときはラッキーなんすよ。
ああ、そっか。
ノーマライズFMも、スクールも総本山も。何かあったら、予期せぬラッキーな出来事があったっていう。
ああ、それで、まあまたじゃあ、そのラッキー別になくても淡々と続けて。
淡々と続けてっていう感じですよね。
写真はそれ、毎日散歩を始めてどれくらい経ったんですか?
どれくらいですかね? 2年くらいとか?
2年毎日散歩して撮ってるんですか?
撮ってます撮ってます。
日常の散歩とコミュニケーション
みなさん落ち着いてましょうか? この異常性に。
すごい。毎日時間もほぼ一緒っていうか、5時半に落ちてるんですかね?
一緒ですね。
雨の日も、風の日も。
雨の日も、風の日も行きます。
すごすぎる。
本当にすっごい。
今日はやめようとかないです。
ないですないです。
めちゃくちゃ雨降ってるもん。
怪しまれるっていうか。
そこまでして出ていく理由何?
いぶかしく思う。
奥さんもちょっとビックリ。初めはビックリしてたんですか?
大雨ですけど、今日みたいな。
そうですね。あと熱中症。
ですよね、夏とか。
真夏に、本当にやっぱ汗だくで帰ってくるわけですよ。
あんた何やってんの?
6時とかもう暑いですもんね。
馬鹿じゃないの?
すごすぎる。
この世で一番俺に対して口悪いんですよ。
はい。
だから、本当にあんた馬鹿じゃないの?
何やってんの?
何やってんの?
おかしいじゃない?みたいな。
本当に。
すごっ。
だからあげくもGPSでなんか倒れたりしたらどうすんだと。
そうですよね。
でも、あげるようにしてほしいって言うから、全然いいよって。
こっちはやましいことはないから。
そうですよね。
ただ写真散歩して写真撮ってるだけでもね。
逆に3,4時間歩くじゃないですか。
見つけたカフェに入ってお茶しようみたいなのはないんですか?
ないですないです。
ないんだよ。
絶対入んないです。
絶対入んない。
絶対入んない。
もうお腹空いて、ご飯食べて帰ろうとかもない。
ないです。
絶対ないです。
絶対家に帰るんですね、普通に。
喉乾いたら自販機はありますけど。
まあ飲み物ぐらいは。
それぐらいっすね。
なんかいい感じのカフェだなみたいな、コーヒー飲んで帰るか。
ないです。これ別の回で話したと思うんですけど。
俺本当、お店入れないんで。
どういうことさ。
お店入れないんですよ。
怖いので入りたくないんですよ。
そうそう。
人付き合いが苦手っていう。
もう店員さんとも触れ合いたくない。
触れ合えないですよ。
もういい。帰る家に。
そうです。外食できない。お店入れない。
外食できないですか。
そうそうです。
そうなんすよ、もう。
だったらなんでこういう場で人とのコミュニケーションを取れるのかっていうのは謎なんですよ。
確かに。そうですよね。お話もね、すごい上手ですし。
なんかこう、ノーマライズFMだってこうやって人と喋ってるわけじゃないですか。
はい、そうですよね。
それはね、なんかね、できるんですけど。
じゃあ、対話がないものの人付き合いがちょっと無理みたいな感じなんですか。
いやわかんないんだよなあ、なんか。
いいですね。
人とのコミュニケーションできるだけしたくないが、たぶんまずベースにあるんですけど。
そうなんですか。なんか今までの話聞くとめちゃくちゃしたい感じもあるなっていうのもあるんですけど。
いやでもしたくないがベースにあって。
何か意味があって、自分の中に何かを見出してるからこういうことができるんだったんですけど。
基本はやっぱり一人でいたいんですよ。
いやそうなんです。土2回もノーマライズやれます?一人でいたい人。
いやでもね、本当に。逆にそういう場を作らないとないんですよ。
ああ、なるほど。そこが唯一の接点じゃないですけど。
そうそうそう。
自分で作っていかないと、引きこもってて全然平気なんですよね。
でも朝、4時間外に出ていくんですもんね。
そうですね。でもね、散歩はやっぱりいいですよ。
でもこう、思考は整理されますよね。たぶん、歩いてると。
そうっすね。
何かで僕見たんですけど、人間、歩いてる時とかって、暗いことを考えられないらしいですよ。
えー、そう?
っていうのを信じて、歩いてると暗いことを考えないんだっていう気持ちには僕はなってるんですけど。
なるほど。
なんかいいらしいですよ、やっぱ。前に進んでるみたいな状態が。
写真撮りたいっていうのはあるので、それも相まって別に。散歩は本当にいいなと思いますけどね。
安倍さんも写真撮るんですよね?
ちょっとだけですね。
俺はもうライカ持ってるのを見た時点で、「あ、やってるな」と思いましたけど。
いやでも、僕は逆に写真撮るんですけど、撮りたい衝動みたいなのが結構少ない方で、これを撮りたいなみたいなことを、何を撮りたいんだろうを考えてる時間が9割って感じですね。
写真の表現と意義
僕の場合は、とにかくいっぱい撮るっていうよりは、何を撮る意味があるんだろうみたいなことを最近はずっと考えちゃって、あんまり撮ってないって感じはありません。ここ数ヶ月ですけど。
理由があるんですよね?写真が好きな理由。
いや好きですね、写真はやっぱり。陰影もそうですし、光とか構図とか、やっぱりデザイン的なところがすごい強いと思うので、そういう見方をしてるっていう感じですかね。
何の写真見ても、グリッドとかを当てはめて見たりしてます、写真には。なんかそういう感じです。
俺それさ、すごい羨ましいんですよ。
そうなんですか?
デザイナーから入って、デザインの素性があって写真やってる人って、やっぱちょっと違うなっていう気がするんですよ。
やっぱなんか、構図の一種のデザインみたいな感じじゃないですか。その3D空間というか、この立体的な空間を平面にプロットするときに、どうレイアウトするかとか、どう色を配置するかみたいなことじゃないですか。
俺そういう知識が全くないから、写真撮るときって言語化できない自分の感覚でしか撮ってないって思っちゃう、自分が。
最近はすごい頑張って勉強するようにはしてるんですけど、とはいえでもやっぱデザインの勉強とかしてきたわけじゃないんで、羨ましいなって思いますけどね。
ドクサスさんでも、逆に写真をシェーダーとかも使ったりして伸ばしたりとかもしたりしてると思うんですけど、3D空間を組み合わせたような見方をしてるみたいなのあるんですか?写真に対して。
そうですかね。シェーダー使うのはどっちかっていうとやっぱ平面上でのっていう感じが多いですけどね。
もし自分に時間的余裕と経済的な余裕があったら、横にビョンって伸ばしてるやつを立体にしてみたいんですよ。手前と奥の幅を設けて、この間が伸びてる状態になってて、それを正面から見たらのびのびマシンみたいになってるやつを作ってみたいんですけど。
ただ時間も場所も金もないしなみたいな。いいですね、そういうのを立体にしていく、また立体にするというか。
だから結局なんかこれ多分、バクさんとノーマライズFMで喋ったんですけど。なんかその、やっぱカメラだけで完結しない写真っていう感じなんだと思う。自分の中で。
カメラで撮った時に全てが決まるんじゃなくて、その後処理というか後工程も含めて写真だろってなった時に、自分の場合はそこにシェーダーがガシャって接続されても別にいいんじゃねえかみたいな開き直りがあって。だからあんまり立体的な情報を写真にどうこうっていうよりは、どっちかっていうと今は平面的に捉えてるんですけど、多分これ繰り返していくといつか立体になってっちゃうと思うんですよ。
それがこの前後の奥行きをつけてみるとか。やっぱCGやってるとカメラどうしても、3D CGの場合は特にカメラをプログラム的に扱うので、そうすると遠近感のあるパースがかかるカメラもあれば、かかんないで平行に投影されるカメラみたいなのもCGだからこそ定義できるカメラみたいなのがあって。
じゃあそれを現実に持ってくるって考えたらどうするんだとかっていろいろ思う部分はあったりするので。そこは安倍さんがデザイナーとしての目線で写真を見てるっていうのと近いのかもしれないですね。もしかしたら。
いやそうですよね。そのWebGLの空間の中にカメラで撮影するっていう概念あるじゃないですか、普通に。やっぱりそこの見方は結構あったんですか、当初は。なんかこういう投影というか、WebGLが2D空間を捉えてるような見方で自分も見てるみたいなところは。
いや、ないかも。そこはないかも。なんで写真好きなのかもよくわかんないですよね、自分でもね。でもなんか、クリエイターになれない自分みたいなすごいコンプレックスがあって、写真はなんかできるかもって思えるんですよ。だって、押すだけじゃないですか。
押すだけですよ。だから自分でもできるかもって思えたし、なんかカメラを本当に買って撮ってみた時の、本当にプロみたいに撮れんだと思って。それ別にプロの方の力量を舐めてるとかってことではないですけど、これは俺でも極めていけば追いつけるかもなって思ったんですよ。
最近はちょっとでも、いわゆるカメラの操作に精通してカメラマンとしてやっていきたいというよりは、どっちかっていうと、アーティストっぽいことがしたいんじゃないかなって感じてるんですよね、自分自身では。
だからその、いわゆる綺麗でかっこいい写真を撮る人っていうよりは、写真で何かを表現するみたいなことの方が多分向いてるのかなっていう気がしていて。多分だからもう毎日撮ってるのって、またそれをやろうとしてるんでしょうね。続けることによって何かが出てくるんじゃないか。
みんな数と一緒じゃん。可能性があるかもみたいな。 だから同じなんですよ、結局。本山と一緒。 一緒だよね。またじゃあ10年経ったときに。
写真の奥深さ
写真ね、1年で何枚か撮って、それ10年繰り返して。じゃあ何も起こらないかもしれないけど、何か起こったらラッキーっていう感じですね。 続ける秘訣が全て詰め込まれてたような話ですね、本当に。
すごいなあ。3,4時間歩くと何枚ぐらい撮れてるんですか? 日によりますけど、俺の場合は大体3,400枚ぐらいですよ。 っていうのを撮って、その中でやっぱり1枚、2枚ぐらい。 1枚、2枚。
これはちゃんと記憶に留めとこうって思うのは、1ヶ月に1枚とか。そんなもんっすね。 だから本当数打ち当たる大作戦をやってるんですよ、自分の中で。とにかく何かちょっとでも引っかかったら撮っといて、数打ち当たる大作戦をやってて。
で、やっぱさすがに2年とか続けてきたんで、カメラを。最近は感じるようになりましたね。これは多分撮っといた方がいいやつだなっていう。 ああ、これはいいかもみたいなのは。撮る前にちょっと感じる。 感じる時があるけど、でもやっぱそれも、なんかやっぱ別に大したことないなって思うこともあるし、全くそういうこと考えずに撮ったものがめちゃくちゃ記憶に残ることもあるし。
今はなんか自分で説明できないからダメなんだろうなって思ってて。なんでそれをいいと思うかを、ちゃんと自分で説明できるようにならないといけないんだろうなって、最近は思ってるんですけど。まあ難しいっすね。何が良さなのかわかんないし。 難しいっすよね。全然わかんないですね。なんか僕、名調と言われる写真の本とか最近読んだりもしてるんですけど。なんか読めば読むほど難しいというか、わかんないというか。
さっきも出たんですけど、写真って撮るのは簡単じゃないですか。でも良い写真が何なのかと、良い写真をどう撮るかは難しいというか。そこに一種奥深さがあるというか。
でもね、良い悪いなんて別にないんじゃないかって思うんですよ。良い写真の定義ってできないなって思って。何を持って良いとするかは人によって違うし。例えばなんかウェブページで使う専用の素材としての写真だったら、それはいい写真はあると思うんですよ。でもなんか自分がその表現として撮る写真に良いも悪いも別にないというか。
例えば今ここにカメラあったとして、こうやってペッペッペッって撮って。なんか良いかもしれない。めっちゃみんなの顔がなんか映ってることによって何か良いって感じるかもしれないし。でも説明できるようになりたい。多分それできないと表現者になれないんじゃないかなと思って。
自分でわかんないのにね。それただ人にバーンって丸投げしてっていうのは多分ダメなんじゃないかなと思うから。そういう作家もいるのかもしれないですけどね。
良い写真の感じ方って本当に難しいですよね。最近それはすごい感じますね。なんでこの写真が良いって思うんだろうみたいなところはすごい気になりますね。自分の心の動きじゃないですけど。こういう写真に心って動くんだみたいなのはすごい。
最近はずっとそれを考えてる感じなんですけど。なぜ良いのか?なぜ良いと思ったのか?みたいなところは重要なのかな?みたいな気はしてますね。
ありがとうございます。だいぶ聞けたような気がします。
そういえば俺、10年スライドショーを流しながら懇親会の時間ですからね。まだ大丈夫なんですよ。あと20分くらいあるから。
結構喋りましたね。もう1時間くらい喋りましたね。だいたい大枠が聞けましたね。すごい。写真、じゃあ今、300,400枚ずつ撮って、月に6,000とか8,000枚ぐらいは撮ってて、2年。だから2万枚くらい、2年間もっと撮ってますか?
もうちょいっていうと思います。日によって差があって、めちゃくちゃ多い時は1,000枚くらいきてる時もあるんで。選定とかもすごい時間かかりません?
かかりますね。でもそこはもうね、考えだしたら切れないというか。例えばその消しちゃった画像の中にもめっちゃ良いのが本当はあったかもしれないですけど、それを頑張って1枚1枚血まなこになって見てっていうふうにはやってないから。
じゃあもうパーッと見て、これいいなこれいいなみたいな。選定してみたいな。それも毎日のルーティンですかね?
毎日のルーティンですね。今朝はここに来なきゃいけなかったから、一旦外に出て。
今日もやったんですか?
やった。近所をバーッと歩いて、1時間以内に戻ってきて、その1時間で撮ったやつを選別して、ツイッターに投げてきました。それから来ました。
なんか普通の人だったら、「今日はイベントだから、イベントの準備していくか?」みたいなところを、短縮バージョンでもやっちゃうという。
短縮バージョンでやりました。いや、ちょっととてつもないですね。すごい。
まあでも、本当に短時間だったかな。3,40枚だけ写真を撮って。
近場あるって言って、もう、でもまあ、飽きることはないんですよね?
いやでもね、飽きますね。
あ、そうなんです?そうなんだ。ちょっと飽きてるんですね。
飽きますね。飽きます。
もう、でもルートとかでも決めてないですよね?このレベルだと。
決めてないです。
ですよね。もうなんか足が赴くままに歩いて。
赴くままに歩いて。
そろそろ帰ろうかな、みたいなので帰るみたいな。
はい、ぼちぼちそろそろ帰んないとなーっていう感じで帰っていくっていう感じで。
まあ飽きはしますね。で、あと多分、安倍さんも撮られるんだったらわかると思うんですけど、
なんか一回撮ったものってもう二度と抜けられないですか?
抜けられない。撮れないです。
ですよね。だからなんか、俺もやっぱりこう、毎日3時間って結構塗りつぶしていっちゃうんですよ。いろんなところ全部。
そうですよね。だいたいどの場所も歩いてますよね?
そう、だいたい歩いてる。半径10キロ以内ぐらいは、全ての路地の間通ってるぐらい歩いてる。
そんな人いません?
いないかもしれないけど。
すごいですね。住んでる家の半径10キロ、歩いたとこないってことですよね、もうほぼ。
全部の路地、たぶん1回ぐらいは歩いてて。
で、撮って。
撮ってるんですよね、だいたい。で、なんかこれ誰がゲストの時だったか忘れちゃいましたけど、結局毎日歩いてるからこそのっていうのもあるんですよ。
ちょっと変わったなみたいな。
なんか違うぞって。いつもとなんか違うぞがあって。それをたぶん楽しんでるんですよね。だからたぶん観光地に行った時ってそれができないじゃないですか。
わかんないですよね。
みんな初見だから。
わかんないですもんね。
みんな初めて見るものだから観光写真になっちゃうんですけど、散歩して通ってるエリアは毎日見てる。毎日っていうのは語弊がありますけど、たびたび通ってる場所だから、なんか変わってたらすぐ分かるんですよね。それが楽しいのかもしれないですね。
天気によっても全然違いますよね。
違いますね。
日の当たり方がたぶん違うんで。
そうですよ。季節が変わると、ここに日差すのこの短い1週間だけだなみたいなのがあるんですよ。
そうですよね。日当たらなくなったなとか。
そうそうです。やっぱ冬になれば日が短くなるんで、朝の時間帯以降横から斜めにすごい鋭角に日が差してくるんですけど、夏だと真上から来るんで、やっぱ見え方が全然違うんですよね。そういうのはたぶん面白がってるんだろうなと思います。
そうですよね。同じ時間帯に出ていっても季節で光のコントラストが結構違うから。
違いますね。
気温とか湿度とかでもちょっと違うというか。
違いますね。
ありますよね。やっぱりそこの変化、前後関係の変化を楽しんでるんですかね。
楽しんでるのかもしれない。かもしれない。かもしれない。
分かんないっすもんね。別に何か基準があって撮ってるわけじゃない。一枚一枚の。だから何か作品っぽくなんないですよ。
要はスナップだから。気にならないけど別に何か撮ってるだけって感じの、ごちゃって集まったものができるんで。本当に何か作品ってやっぱり糸を持って撮らないと作品にならないと思うんですけど、今は糸を持って撮ってないというか撮れてないというか。
まだ自分が表現者っぽくなってる感はないです。
日常の中の撮影
もう今は撮り続けるじゃないですけど。
そうですね。だからシェーダーで加工したやつみたいなのが唯一何か作品的というか、糸を持って作ったものになってるんで。
だからそれを写真のアワードみたいなやつに出して、仮作みたいなのを一回もらったことがあるんですけど、その時は本当に何か嬉しかったですね。
めちゃくちゃ嬉しいですよね。
いやすごいな。逆にいっぱい撮ってる中で剪定して、普通って言うと、別に僕写真家じゃないんであれなんですけど、ズレを直したりとか、クロップしたりとか、色を補正したりとかみたいな考えになっちゃうような気がするんですけど。
多分独卒さん、それはあんまりやってないような気がしてるんですけど、そこってどうなんですか?
いやそれやってないっすね。
やってないっすね。もう取りっぱなしの構図で出す。
でもシェーダーで加工したやつは、自分で作ったシェーダーのプログラムをWebGLで動かしたやつに写真を読み込ませてって言ってるんですけど、このプログラムの方にコントラスト変える機能とかが実装してあるんですよ。
そういう意味では、いわゆるフォトレタッチ用のアプリケーションでやることの代わりが大体できるようにはなってて、コントラスト上げ下げしてみたり、明度再度いじってみたりみたいなのは、シェーダー的なプログラムの中では一応できるはできる。
でもやらない。
ちょっとやらない時がありますね。その写真をどう加工するかとか、どういう風にしたいかとかが自分の中で明確であればね、やってもいいと思うんですけど。
分かんないから、大体ランダムに全部のスライダーが全部ランダムにバーって動くボタンを作ってあるんですよ。それポチッと押したら、急に明度再度変わったりとかっていうのがランダムにガッて動いて、全く予期しなかった絵が出てくるんですよ。
なるほど。
そのランダムボタンを無で押して。
ちょっと見て、これいいなーみたいな。
これいいなーっていうのが出てきたらピッて保存するみたいな。
加工もそういうプログラムのランダム感を楽しんでるというか。
そうですね。なんかジェネラティブアートっぽいと思う。
そうですね。
多分ジェネラティブアートっぽい写真の解釈の仕方を、そういうのをやってる時はそういうのを考えてるかもしれないですね。
じゃあシェーダー使って何か加工をしない時は、もうクロップとか補正はしない?
しないですね。
なんかちょっとこれが削れたら良さそうだなみたいなのって、多分感じることあるような気もするんですけど。
まあ撮る時は感じてますね。
ああ、これは入れない方が良さそう。
画角にこれが入っちゃうと多分良くないだろうっていうのは、撮る時は考えてるかも。
はい。じゃあもう撮り終わった後は基本はもうそのまま。
そうですね。
でもそれは良いですね。それを何か考えて撮るのはすごい重要な気がします。
そうですね。でも本当はちゃんと時間かけて撮った方が良いと思うんですけど、歩きながらもう流れでどんどん撮っていくんで。
そうですね。
あんまり何か立ち止まって、どうするかなーみたいなのをやったりはしないですね。
ああ、もう歩きながらの流れでスパッと撮ってみたいな。
もうピュッピュッピュッって感じ。
早い。ピュッピュッピュッって感じ。
覗いてもないですか?もしや。
覗いてはいます。一応液晶付いてるやつで撮ってるから。液晶で見て撮ってはいますけど、多分1枚撮るのに本当3,4秒とかで。
バッチャ早いですね。
パッと撮って。パッと撮って。
それを毎回300,400切ってるんですよね、朝。
そうですね。逆に言うとこんな頑張って構えてたら。
もう無理です。撮れないですよね。
歩きながらもうバシバシ撮ってるって感じで。
撮った後に加工したい欲みたいなのも出そうな気もするんですけど、逆に出ないもんなんですか?
いや、ないっすね。だから多分そこは求めてないんでしょうね。その画的に綺麗であることとかを多分求めてない。自分の中で。
なるほど。
時間が止まった感じが好きなんだと思います。
そのままの切り取った感じが本当にいいというか。
そうですね。
なんかいろいろ考えるようになってきて、色々のレイアウトどうレイアウトされてるかとか、ボケてた方がいいのかボケてない方がいいのかとか、
そういうことは最近やっと考えられるようになってきたかもしれないです。
それまではとりあえず開放で撮っときゃええんやろう、一番開放にしてボケボケの写真を撮るんですけど、
それはなんか最近もうできない。だからだいたい5.6とかまで絞ってますね。
結構絞ってますね。
ずっと絞ったまま撮ってて、なんか意図的に開きたい時とか、意図的にさらに絞りたい時は変えるって感じで。
じゃあ多少、散歩の中で撮りたいものによって、縁は微調整はすることもある。
微調整することもあるけど、ベースはもう5.6で、4から5.6の間ぐらいですね。
加工とアートの観点
なるほど。
これ写真撒くんの人には、カメラやってない人にはなんのこっちゃだと思うんですけど。
でもなんか始めた時ってボケるのが楽しいから、開放とか一番低いF1で撮りたくて。
まあそうっすね。
でもなんかだんだん撮ってると、なんかこんなにボケてていいんだっけみたいな気持ちになってきて、絞り始めるみたいなのはなんか、
僕もなんか最近絞り気味なんで、なんかやっぱりそういう傾向というかあるのかもしれないですよね。
それでなんかコントロールし始めるというか、これはボケた方がいいのかなとか。
だから多分わかんないんでしょうね、最初はね。
いやわかんないですよね。
自分でやっぱりいろいろやっていくと、ぼかしゃいいってもんじゃないなっていう場面が自分の中に出てくるから始めて絞るというか。
いやそうですよね。
ここは絞った方がいいっていうのがわかるようになるまでに多分時間かかると思うんですけど。
すごい面白いです。
カメラもね、本当奥深いですよね。
奥深いですよね。なんか僕、Leicaっていうのを使ってるんですけど、フルマニュアルなんですよ。
なんでF値とかピントとかもオートがないんで、絶対に合わせなきゃいけないカメラなんですよね。
Leicaのすごい良いところって、上からカメラを見るとF値とかピントの距離とか、シャッタースピードとかISOの値とか全部見えるようになってて。
フルマニュアルなんで、ピントが常に合わないんですよ。本気で合わせにいかないと。
もちろん、このピントフォーカスレンズを回して合わせる必要もありますし。でも、それをやってると撮れないんですよ。距離で撮る感じなんですよね。
何メーター先がピントが合ってるだろうみたいな、上から覗いて1メーターだったら1メーターが合ってるみたいな。対称物との距離を測るカメラなんだな、みたいな感じで、ずっと最近は距離のことを考えてるんですよ。
いや、これマジでカメラやってない人にはわからないと思うんですけど、ライカの人たちはやっぱりそういう人が多いですよね。萩庭さんとかが有名ですけど。
まさにカメラっていうのは、レンジファインダー機っていうのは、要するに距離を測ってるだけだっていうふうにおっしゃってましたけど。上から見ると全部見えるから、わざわざレンジファインダーを覗かないといけないですよね。ファインダーを覗かずに、上から見える情報で目測で合わせて撮るみたいな。
今まで、普通のオートフォーカスで合うカメラの時って、半押しすれば合うじゃないですか。なんですけど、ライカは半押しで大体合うみたいなのがないので、何枚かずらして撮るんですよ。という謎の撮り方になったんですよね。
1mくらいなので、ピントが合ってないとまずいので、ちょっとずらして3回切るとか、みたいなことをやるっていう、撮り方がすごい変わったなみたいな。これ、カメラによってこういう変わり方があるんだなと思って。考えが自分の足を使う撮り方になるみたいな感じの発想になりました。
そういう意味では、ライカをそれで人に勧めてるんですけど、対象物との距離だみたいな。
これもM4は持ってるんですよ。あれはフィルムなんで、軽率にバシバシ切るわけにはいかないんですけど。流石にやっぱりレンジファインダーを覗かずに撮るには勇気がいるから。
僕M10なんで一応デジタルなんで、やっぱり何回か切れるんですよね。
分かりますよ、言ってることは。なんか全然違うものですよね。オートフォーカスで合わない、フルマニュアルでやらなきゃいけないっていうことの楽しさとか面白さってあると思う。でもちょっとね、ライカは高すぎるね。
高すぎますよね。でも僕いつも人に勧めるとき言ってるんですけど、買うじゃないですか。売るとき値段下がんないっていう。
やらせないわ。無理だわ、ほんと。でもカメラは最新のカメラとか使うとめっちゃ綺麗に撮れるから。めちゃくちゃ綺麗ですよね。バキバキに撮れますよね。バキバキに撮れるから、本当に各メーカーの入門機でもいいから、カメラ一回使ってみるとちょっと世界が変わる感じはありますよね。
めちゃくちゃ綺麗ですよね。いつもライカは自分で使ってて、会社で使ってるのはアルファセブンスリーとかソニーの使ってるんですけど。そっちでたまに見ると、綺麗すぎてびっくりするんですよ。こんなに綺麗なんだみたいな。いつも俺、撮れてない写真みたいな気持ちになって、ライカだと。
全部ボテてるな、みたいな。全然ピントがカリッとしないな、みたいな。下手だな、みたいな。すごい思います、自分が。
異なるカメラの魅力
いや、分かります。だから俺も両方やっぱり、全然違うものとして楽しみたいなっていう気持ちはありますね。
GRはいいカメラですね。僕も持ってます。 GRはそうっすね。GRは、これもまたカメラ知らない人には、なんやねんってなると思うんですけど、GRっていうカメラがあって、GRはいいですね。起動がめっちゃ早くて、すごいちっちゃいんで。
今、ここにはないですけど、パッて起動して、パッて撮って、パッてしまうができるから。俺、最初に買ったカメラがGRだったんですけど、すごい良かったなと思ってますけどね。
いいですよね。小さいし、本当に起動速いし、軽いし。今でも2年撮り続けて、カメラを変えたいみたいな気持ちにはならないもんなんですか?違うカメラで撮ってみたいとか。
そこに今撮ってるカメラも、俺のカメラなんですけど。だいたい持ってますよ。 だいたい持ってるんですね。そうなんだ。
GR、あれがフルフレームの。ルミックスかな。ルミックスのフルフレームのやつで、あとマイクロフォーサーズっていうちょっと小さいですね。あとM4があるし、ハッセル、ブラッドとかもあるし。
ハッセル持ってるんですね。ハッセルもあるし。あれドクサスさんなんだ。ハッセルいいな。あとハーフサイズのフィルムカメラとか。多分俺ね、7,8代くらい持ってますよ。
あれ?ライカ買えないっていう話してたけど、おかしいな。言ってることが。ライカはだって1個で100万とかでしょ。
それは買えないわ。
2年あったんで、一気にじゃなくて、ちょっとずつ。GRでやれることは全部やってみて、ちょっと違うことやってみようと思って、また別のやつを買ってみてっていう感じですね。
今言ったカメラはGRの後に買ったんですか?
全部GRの後です。
そうなんだ。なるほど。やっぱりカメラ自体への、機種への興味はやっぱりめちゃくちゃあったんですね。
なんか分かんないから、やってみようみたいな。一回やってみないと分かんないなって。
やっぱりフルフレームの最新のミラーレスとかで撮るとバッキバキに映えるから。
すごいっすよね。
なんだこれはっていう。
めっちゃ綺麗ですよね、本当に。
なんだこれはってなるし、逆に10年前、20年前の出始めのデジカメみたいなやつとか買ってみて、いわゆるこれが今若者たちが言っているエモい絵だなとかっていうのを自分で確かめてありますよね。
コンデンシーが最近流行ってますよね。ヤシカメでいいコンデンシーとか。
やっぱり自分でやってみないと分かんないから。
そういえばトライしてるんですね。
やってますよ。
フィルムカメラと最新機種の比較
だけどやっぱりすごい最新の高いやつとかは全然買えないんで。それは遠慮してるんですけどね。
いやもう行きましょう。次はライカ。
ハッセルはフィルムですか?今持ってるのは。
フィルムですね。フィルム用のカメラですけど、あれは今持ってきたやつ入ってないんで。
入ってないですね。
みんなにやっぱり試し切りさせたいから。フィルム入れないで置いとこうとか。
なるほど。
ライカ、ハッセルのデジタルパックのやつめっちゃ欲しいですね。
いや高いですよ。100万以上はしますから。
買えないです。
絶対に買える。
絶対に買える。絶対買える。
そんなお金ないですよ。
そろそろですか。11時半。
そうですね。
なんか本当適当に雑談してたら1時間半。
めちゃくちゃ楽しかったです。僕は。
ありがとうございます。
これをね、会場で聞いてくださっている皆さんも配信で見てる方々もいらっしゃると思うんですけども、なかなか面白い話ができたんじゃないかなと。
ありがとうございます。本当に良かったです。
もうちょっとかっさんの話聞けて。
俺がすごい喋しすぎちゃいましたね。
僕めちゃめちゃ今日は質問するポジションで来てたんで大丈夫です。
感謝祭なんで。
そうですね。色々聞いていただいて。
ありがとうございました。
ではこれで午前の部は公開しろか終わりにしたいと思います。ありがとうございました。
ありがとうございました。
ありがとうございました。
01:26:14

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