1. のらじお
  2. AI、こわい
2024-12-20 36:57

AI、こわい

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あなたの見ている現実本当に現実ですか?

サマリー

このエピソードでは、卒業アルバムの集合写真に関連する話や、AI技術が写真の合成に与える影響について考察されます。特に、事実の捏造の是非やAI生成物の信頼性について議論が展開されます。AIの進化により、本物の情報と偽情報の区別が難しくなる現状が説明され、知識の営みに対する脅威や厳密性の喪失の危険性が考察されます。また、AIの進化とそれに伴う社会の変化について語られ、AI同士のコミュニケーションの可能性や技術の進化が犯罪に与える影響についても考えられています。対面インタビューの重要性や未来の社会での困難なシナリオにも触れられています。

卒業アルバムの写真
スピーカー 1
のらじお。
こんにちは、のらじおのむろです。
こんにちは、かえです。
スピーカー 2
うち、ちょうど6年生で、
スピーカー 1
はい。
スピーカー 2
あの、卒業アルバムの写真を撮ってたみたいなんですよね。
スピーカー 1
はい。
スピーカー 2
で、でも、まず個人写真あって、で、集合写真じゃないですか。
スピーカー 1
うん。
で、集合写真の日に、ちょっと体調崩しちゃって、お休みしちゃったんですよ。
スピーカー 1
うん。
スピーカー 2
で、あとから気づいて、集合写真の日だったと思って、休んだの。
スピーカー 1
うん。
スピーカー 2
で、だいたいその、私たちの時代って、集合写真の日休んだら、左上か右上にこうまるで、個人写真がこう、この人休みでしたみたいになるでしょ、なってたでしょ。
スピーカー 1
うん。
スピーカー 2
だから、ああ、あれになっちゃうわと思って、ちょっとかわいそうだけどしょうがなかったなと思って、
子供に、ああ、集合写真の日休んじゃったから、あの、窓みたいにして丸いとこになっちゃうねって言ったら、
いや、なんか、個人写真からいい感じに合成して、いるみたいになるらしいよって言ってて。
スピーカー 1
え、最近ってそうなの?
スピーカー 2
それで、私も、え?って思って、あ、でも、いや、それは絶対できるよね、確かにって思って、こんだけ、なんか、誰でも、こう、できるじゃないですか、その、アプリレベルで、人を入れたり消したりできる。
だから、写真屋さんが、個人写真からいい感じに、集合写真の中に人を紛れ込ませることなんか、それはできるよなって思ったんですけど、でも、そんなことしていいのかなってすごい思って、事実を捏造するわけじゃないですか、そんなことしていいのかなって思ったっていう話。
事実と意義の考察
スピーカー 1
でもさ、卒業アルバムの本義を考えれば、6年生のときに、みんなで一緒の教室にいたねっていうことが大事なわけだから、その写真を撮ったときに、そこにいたかいなかったかみたいなことが、本質的に大事なわけじゃないじゃないですか。
スピーカー 2
卒業アルバムの意義を考えれば、本質的に間違いではない、それは事実であるっていうことですか。
スピーカー 1
そうそう。1年間、同じ教室で勉強したよね、という意味では真実じゃないですか。
スピーカー 2
うん、そうですね。
スピーカー 1
そっちを重視してるんじゃない?
あー、でもなんか、でも捏造じゃないですか。
そうだよね。
スピーカー 2
本当とは違うことを、かなりそれとわからないようにつけだすって、後から見て、もう忘れてしまったら、絶対気がつかないと思うんですよ。
この日休んでたなとか、本当はいなかったなとか、その記憶がなくなったと、みんなで写真を撮ったということになるじゃないですか。
うん。
なんか怖くないですか?
スピーカー 1
うん、怖い。
だから、そんなことしていいのかなって。
スピーカー 2
でも小学校卒業した後の方が長いからさ、60年も80年もさ、窓枠にいるよりは、みんなと一緒にいる写真の方が、まあいいんじゃない?
スピーカー 1
そう、その、まあ窓枠になるって、結構その残念なことじゃないですか。
スピーカー 2
はいはいはい。
本当はみんなと撮りたかったのに、なんかすごい目立つし、あそこにいられると。
え、この人なんでいないんだろっていうことになるし。
スピーカー 1
感じになっちゃいますよね。
スピーカー 2
まあその日休んでたんだなってことなんだけど、あれってなるから、注目されたりするのが嫌だったら、あそこになるのって結構残念。
なんかそれが何年も残り続けるよりは、本人の気持ち的にはいいのかなとも思うんですけど、
スピーカー 1
なんかでも事実と違うんですね。
スピーカー 2
って、すごく思ってしまうんですよね。
それでなんか、その本人の気持ちを、
まあ私の子供も多分、そういうの嫌なタイプです。注目されるのも好きじゃないから、
スピーカー 1
目立つから、あの窓。
スピーカー 2
よりはみんなの中に紛れるほうが絶対に安心だと思うんですけど、その写真の中で。
そう彼の気持ちを組んでも、まだその事実と違うということが許せない気持ちで、
あ、私ってこんなに何かこう、それがどんなにアットアットの状況に対して良いとしても、
AI生成物と信頼性
スピーカー 2
こんなに現実と違うものを捏造することに、こんなにもなんか嫌さがあるんだ、私ってすごい思ったんですよね、そっち側の話から。
スピーカー 1
で、みんなはどうかなと思って。
100人おったら98人ぐらいはいいんじゃない?別に。
別に。
スピーカー 2
私あれもなんか嫌いなんですよ。背景から他の人消せるみたいなのできるでしょ、今。
スピーカー 1
できるね。
スピーカー 2
風景写真の中に自分の撮影した時に、知らない人が入ってるのを消せるみたいな、AIが消してくれるみたいな。
あれも結構こんなことしていいのかなってすごい。
思う。
だってその人がいないっていうのは、まあいいとしても、その人の後ろにあった背景って予測じゃないですか。
スピーカー 1
うん。
スピーカー 2
それってほんとじゃないけど、大丈夫?みたいな感じで。
スピーカー 1
うん。大丈夫じゃないよ。
スピーカー 2
大丈夫じゃないですよね。
スピーカー 1
うん。
スピーカー 2
やっぱり大丈夫じゃないですよね。
スピーカー 1
うん。大丈夫じゃないよ。
よかった。
スピーカー 2
よかった。大丈夫じゃないって言ってもらえてよかったです。
スピーカー 1
うん。全然大丈夫じゃないけど、僕たちは比較的大丈夫じゃない世界に生きてるよね、今ね。
スピーカー 2
うん、そうそう。それがすごく当たり前になってる。
スピーカー 1
僕さ、あの、インスタグラムで動画を中毒的に見てしまうんだけど、
最近気に入ってるのは、妖怪を捕まえる動画みたいな。
全部AIで生成されてるんだけど、
スピーカー 2
全部AIで?合成とかじゃなくて?
スピーカー 1
合成とかじゃなくて、南極で何か氷の中から妖怪みたいなやつを取り出しているみたいな。
それが南極の作業員がいっぱいいたりとか、あとはその北海みたいなすごく荒れた海から人魚みたいなのを捕まえるとか、
夜中の森林でなんか2本足のラクダの化け物みたいなのが出てくるみたいなのとか。
スピーカー 2
へー。
スピーカー 1
そういう動画が、AI生成した動画がいっぱいあって、それを好んで最近見てるんだけど、
そんなんさ、もう、あと来年とか再来年とかになったらさ、
ほとんどアベンジャーズの映画とかとわからないレベルで出てくると思うんだよね、それが。
今さ、顔つきとかさ、光の当たり方とかでさ、ああ、AI生成だなってわかるけど、
それわかんなくなってくると思うんだよね。もうちょっとしたら。
もうほんと10年もかかんない、5年もかかんないと思う。もうすぐわかんなくなると思うんだけど、
もうそんなん、そんな世界に生きとるからさ、しょうがない。だって、ねえ、何も信じられないよ。
スピーカー 2
うん。なんかTwitterで、エックスで、画家の人、イラストレーター関係の人が、
昔は、まだこのAIとかが出る前は、ちょっと参考にしたい、中世のドレスを、たとえばちょっと参考にしたいから、
その時代の絵画とかを見ようと思ったら、検索したら、画像で本物の写真がいろいろ出てた。
今、それ検索したら、かなりAIの作った、嘘の中世のドレスの絵画の写真がとても混ざってて、もうかなり見分けるのが難しくなってる。
スピーカー 1
専門家じゃないとわかんないね。
スピーカー 2
そうそうそうそう。だからもうインターネットが使えん、そういう感じでラフに使えなくなってる。
スピーカー 1
あー、僕ね、この間コウロンってほどじゃないんだけど、ちょっとポッドキャスターの人と言い合いになって。
スピーカー 2
うん。面白そう。
スピーカー 1
その方がおっしゃってたのは、これまで書籍にしかないような情報っていうのを、ポッドキャストでわかりやすく喋るっていうのは良いことだっていう話をしてて、
自分もそれをやりたいっていう話をしてたんだよね。
スピーカー 2
で、僕は、前はそう思ってたけど、今ではそう思ってないっていう話をしたんだよね。
スピーカー 1
でもなんかあんまり納得いってる感じじゃなかったんだよね、相手の人が。
スピーカー 2
どうしても解釈が入りますよね、絶対。人が喋ったら。
スピーカー 1
解釈が入るし、そう、解釈が入るのにあたかも解釈が入ってかないかのように振る舞うじゃん。
し、その、なんていうかな、難解であるみたいなのにやっぱ意味があるというか、
あとその、前回のかえちゃんの話でも出てたけど、言葉の厳密さみたいなのを、言葉をどのように運用するかみたいな。
だからその、わかりにくいっていうのは、日常ではない言語の運用の仕方をしているわけで、
これまたちょっと違う話なんだけど、僕が大学のゼミにいたときに、当時すでに60近いぐらいのおじさんが、
ゼミ生として入ってきたことがあって、その人はエンジニア上がりかなんかだったんだよね。
で、そのゼミの初めの挨拶のときに、理系と違って文系の話っていうのは厳密じゃないみたいな話をして、
その厳密じゃなさの中にいいことがあると思うから勉強していきたいですみたいなことを言ったときに、
その僕らの指導教官の先生が、いや我々は厳密なんですという話をして、
その我々は厳密だと言った話を、たぶんあの場にいた誰も理解してなかったと思うんだけど、
最近そのことをよく考えていて、その人文学というか、文系がいわゆる文系学問みたいなものの、
言語の運用の厳密性みたいなものってあんまりみんなわかってないよなと。
その、何、文系は人の気持ちでも考えてろみたいな煽り言葉が、
その、なんて僕らが大学生ぐらいのときに日ちゃんですごいあったけど、
世間の、なんていうかな、文系学問の言語運用ってそのように考えられていて、
すごくふわふわしたことをふわふわ考えてる人たちだと思われてるなと思ってて、
逆で、かなり厳密に考えてるんだと、その言葉に込められている言葉というのが独特で厳密だから難解なんだっていう話を僕は考えていて、
あの、ふわふわしてるからわからないんじゃない、厳密だからわからないんだ。
で、その厳密さの、なんていうかな、精度みたいな、その純粋性みたいなものの中で思考する訓練を受けていない人っていうのは、
その厳密な話っていうのは何を言われているのかがわからないので、
なんていうかな、難しく感じるんだっていうのは、まあ最近の僕の見解なんだけど、
そうすると、そのような純度で話されていることの意味みたいなのがあるわけで、
AIと本物の判別
スピーカー 1
そのような純度で書かれていることの意味みたいなのがあるんだけど、
スピーカー 2
そのわかりやすくみたいなことをすると、その瞬間にその厳密性が失われるんだよね。
スピーカー 1
で、その厳密性が失われるときに、なんていうかな、それで良いものもあれば良くないものもあるっていう話だなと思っていて、
で、この際みたいなのをどう考えるかっていうことになるなって思ったんですよ。
で、何の話をしてたかな、脇道に入りすぎちゃってわからなくなっちゃった。
スピーカー 2
AIが作ったものが混ざりすぎて本物がわからないっていう話。
スピーカー 1
ああ、そう。だからわかりやすくお話をするっていうのは、このAIが混ざり込んでいる状態と同じだなって思った。
わかりやすくされたもとによって本物の厳密性みたいなものの判別がつかなくなっているなと思っていて、
今の人間の知の営みっていうのは、僕たちが思っているより結構本質的な脅威にさらされてるんじゃないって思ったって感じ。
メディアが多様化したりとか、そのAIが入ってきたことによって、これまでなんていうかな、
ごく少数の人々っていうのが独特な言葉遣い、独特な思考方法、独特な情報の伝達っていうので守ってきたっていう言い方変だな。
そういうふうに受け継がれてきたものっていうものの中に、そうではないものっていうのはどんどん入り込んでいこうとしている。
少なくとも人々のレベルというかインターネットのレベルでは、どれが人間の知の営みの延長線上にあるもので、どれがコンタミされたものなのかっていうのが判別しづらい状況が始まっており、
これが5年後10年後になるとマジで全くわかんなくなるかもしれないねって思った。
データベースの信頼性
スピーカー 2
そう、だから、なんかどこかでもう原点に帰るしかなくなってくるかも、だから中世のドレスの絵は図書館に行って画集を見るのが最も信頼できるデータになるじゃないですか。
インターネット上のものは何も信用できなくなっちゃったら、原本に立ち帰るしかなくなっていくみたいなことがいろいろ起こるかもしれないです。
スピーカー 1
ネットワーク上には限定されたデータベースみたいなのがあるから、そのデータベースに参照すればいいっていう話になるとは思うんだけど、
ただそのデータベースを作っている人たちみたいなのは、なんていうかな、それを相当厳密にチェックしないといけなくなっている。
そこのコストはめっちゃ上がるよねっていう。これが作り出された画像なのか、そうじゃないのかみたいなのを判断していかないといけない。
スピーカー 2
でもそこにコストがかかってくると、それが有料になってくるじゃないですか。たぶん。
スピーカー 1
まあ今でも信頼できるデータベースって結構有料なんだと思うけど。
スピーカー 2
うん。そしてそれを使うしかなくなったら、みんながもうお金を払うしかなくなって。
スピーカー 1
そうね。
スピーカー 2
お金を払うか、そこまでの厳密性を求めない方向にするかになるか。
スピーカー 1
で、そこまでの厳密性を求めないっていう方向になると思うんだよね。
世界的に。
で、そういう世界に我々は突入していくだろうなーって思ったって感じ。
スピーカー 2
だからね、その積み重ねじゃないですか。感覚みたいなものも。判別する時とか、それじゃあ扱う時に扱う人の感覚。
スピーカー 1
ここまではダメ、ここからはいいみたいな。
スピーカー 2
でもそれって日常的に、この人休みだったけど、合成でうまくいたようにしようみたいなことで、麻痺していくと思うんですよね。
スピーカー 1
そうだね。
スピーカー 2
そのなんか気持ち悪さなんですよ。これ当たり前になるのやだな、だって本当じゃないじゃんみたいな。
これをなんか当たり前にしたくないなーって、怖いなーって思います。
スピーカー 1
本当じゃないことを、そっちの方を良しとするみたいな。
未来の文献管理
スピーカー 1
本当じゃなくても、体裁の良いことの方を良しとするみたいなの、怖いなーって思う。
ということになった世界の話で。
そうそう、そうですね。いたということになってるから。
やだなーって感じする。気持ち悪いなーって。
どうなんでしょうね。醜悪な真実の方を、素晴らしいということになった世界より、良いと思う人たちが、この世にどれくらいいるんだろうか。
どれくらいいるんだろう。どれくらいいるでしょうね。
でも学校は、学校が認めてるからね、その。
そうね。
まあ写真屋さんが勝手にしてるんだか、知らんけど、全権委託されてるのかわからないけど、アルバムのことは。
でもなんか、結構、もうかなり日常になってる。
AIで保管するのがね、怖いですよね。厳密性ね。
多少荒くても、分かりやすい方がいいって感じですよね。厳密性に対して分かりやすいっていうのは。
論文とかで、だいたい、言葉の使い方の定義みたいなの、最初にありますもんね。
スピーカー 2
この言葉とこの言葉は、この論文ではこのように使い分けます、みたいな。
もあるし、ある特定の言葉は、その界隈の中で、その学問分野の中で、もうすでに歴史的な使われ方の経緯が、みたいなのがあるから、その、なんていうかな。
スピーカー 1
その、研究者によっては、その、例えばこの人のこの言葉使いは、この、何年代の時にはこういう意味だ、みたいなのがある。
この人は晩年の時には、でもこういう風に変わっちゃってる、みたいなの。
自体がその論文になってるわけだから。
そうすると、その、中期なんとかのなんとかという概念において、みたいな話をするわけで。
そうすると、その後期と初期では意味が違うわけだよね。
で、そういう風な厳密さで、その言葉っていうのが運用されるわけだなって思うんだけど。
スピーカー 2
で、それはその一つのテクストからでは読解できなくて、その、研究者というか、なんていうかな、ディスプレイを持つことでしか得られないから。
だからたくさんのものを読まなきゃいけないし、そうすると難解になるよねっていう話になる。
ねって思ったって感じよね。
スピーカー 1
で、それがまあ別に良いか悪いかは別の問題なんだけど、
良いとか悪いとかその価値判断する問題じゃないと思うんだけど、
そういうことがあるよねっていう話で。
で、それを簡単に話すっていうことが、なんていうかな、アウトリーチというだけで、果たしてオッケーな話なのかみたいなのは結構絶妙なことですねって思ったね。
で、アウトリーチでやってますとかならいいと思うんだよね。入門でやってますとか。
でも、これがこの学問分野では、なんでこう考えられてます、みたいな体で、その自分の意見を言うみたいなことが起きても、結構多くの人はそれ判別不可能だから。
そうですね。
スピーカー 2
だなーって思う。
これからなんか、これから先の人で何かを遡って調査したり研究したりするって大変ですよね。
こんなにいろいろが混ざって。
そうだと思う。
だって、アナログのアルバムでさえ開いて、この日この人はいるということは一緒に写真を撮って、この日出席したということかどうかわからなくなりますからね。
10人ぐらいいないかもしれない、ほんとは、みたいな。
スピーカー 1
そのなんか、根拠になるものを探すって難しくなりますよね。
難しくなるでしょうね。
スピーカー 2
だって、このあいだね、黒越さん、戸塩さんって、あの人と作ってたじゃないですか、エッセンシュみたいな。
東人誌ね。
スピーカー 1
東人誌の文振りで、福岡の文振りを言ってた東人誌。
スピーカー 2
これ、言ったらだめなのかな。まだ読んでない人いるから、言ったらだめなのかな。
スピーカー 1
読んでない人いる可能性あるね。
スピーカー 2
あれも、あれグレーですよね。
スピーカー 1
あれグレーですね。
スピーカー 2
資料としてグレーですよね。
スピーカー 1
あれグレーだし、
あれ種明かしをしているのがYouTubeプラットフォームに依存しているから、
スピーカー 2
YouTubeが閉鎖されて、あの本だけ残ったら、わけわからなくなるよね。
スピーカー 1
むろこし龍之介を研究している研究者は、
スピーカー 2
惑わされますよね。
スピーカー 1
困りますよね。
スピーカー 2
2020年代のむろこしとしてはありえないこと言ってんな、みたいな感じになる可能性はありますね。
スピーカー 1
いやー、難しくなるだろうな。
でも、新しいリアリティみたいなのができて、
多くの人々はそれに適応していくんだと思うんだよな。
ああ、そうか。
なので、厳密性がないみたいなものに対して、
あんまりかなーっていう感じかなと思うんだけどね。
多くの人はそれを脅威だと思わないでしょうね。
スピーカー 2
逆にアナログに立ち替えるみたいなことは起こらないんですか?
なんかLINEの、LINEだとスクショが取られてしまうからって言って、
若い子が本当に大事な話をするときは、
あって話すみたいなことをしているって聞いたことがあって、
それだったら、残らないから、みたいなのを聞いて、すごい話だなって思ったんですよ、それ。
すごい便利になったけど、
密接性が損なわれるっていうことに気がついて、
会うということを選ぶってすごい面白いなって思ったんですけど、
そうはならないんですかね?
スピーカー 1
なるかもね。
スピーカー 2
今、ノートにみんな書いたりして、
あと、電子書籍とかで出版してるけど、
これがまた紙の本に立ち返っていくみたいなこと、起こるかな?
スピーカー 1
マスでは起きないでしょうね。
でも、同人誌は起きてるんじゃない?
だって、素人考えでは、
Kindle出版すればいい、あんま手も変わらないどころか、初期費用ゼロだからさ、Kindle出版って。
だからKindleで出版したらいいのにって思うんだけど、
文フリーで売り続けてる人っているからさ、
スピーカー 2
それって、そこでしか手に入らないものせいにみんなお金を払ってるから、
そうですね。
スピーカー 1
多分、Kindleにあげたら誰も買わないってなるんだと思うんで。
そうすると、誰も買わないKindle本を作るか、
300冊しか売れない本を出版するかっていうのは、
AIと社会の変化
スピーカー 1
出版した方がいいよねっていうことに、多分なるんじゃないかなと思う。
スピーカー 2
面白い。
スピーカー 1
僕の感覚から言っても、本当に面白いことは対面でしか話されないって感じだけどね。
大事なことをオンラインで話す人ってあんまいないから。
だから、基本対面でインタビューしたいんだよな。
なんかこのインターネット始まって、
スピーカー 2
20年、25年ぐらいだと思うんですけど、一般的になって、
スピーカー 1
一般家庭にインターネット普及し始めて、ざっくり25年ぐらいだと思うんですけど、
スピーカー 2
私の家を思い出しても、
なんかこう、ここまでめっちゃ目まぐるしくて、
リアルタイムで見えてるの、すっごいラッキーだなって思うんですね、このAIのやつとかも。
だからなんか、え、やだって思う反面、
いや、これどうなるんやろみたいなのもすごい楽しみ。
そうね。
みんなどこまで許すんだろうみたいな、この感じ。
どこまでがオッケーで、どこからが無理になるんだろうとか。
私はもうすでに結構無理なんだけど、みんなどこまで許すんだろうみたいな。
スピーカー 1
どこまでも許すんじゃないかな。
スピーカー 2
どこまでも許すかな。どうなっていくんやろ、ほんとに。
スピーカー 1
AI同士がインターネットだけで話するんじゃない?
でも事実上そうなんだよな、なんかほら、
今度、マイクロソフトのZoomみたいなやつで、Teamsっていうのあるんだけど、
スピーカー 2
Teamsが9カ国語のリアルタイム翻訳に対応するらしいんだよね。
スピーカー 1
そしたら僕たち、実質AIが喋ってて、AI同士で喋ってるみたいなもんだよね。
そうですね、確かに。
未来のテクノロジーと犯罪
スピーカー 2
僕たちは目の前の画面の向こうのその人と話してるつもりだけど、実際はAIと話してる。
スピーカー 1
AIに話したら、AIが話しかけてくるんだから。
スピーカー 2
チャットGPTの音声のやつ、かなり自然な感じで話してるもんね。
動画、使ったことないけど、動画見る感じでは、えーとかあーとか間に入れて、
ほんとに人と話してるみたいに返事返してるから、
紛れ込ませても絶対気がつかないと思う。
気がつかないでしょうね。
どっかでちょっと待ってってなるのかな。
流れていくのかな、この感じ。
スピーカー 1
あんまならないと思うけど。
スピーカー 2
どうなるんだろう。
それで困る人あんまいないもん。
スピーカー 2
そっか。困ることないか、確かに。
気持ち悪いとか言うんじゃなくて、困るみたいなことないか。
スピーカー 1
ない。その状態が30年ぐらいから100年ぐらい続いて、
スピーカー 2
あー実は困ったってことが起きてくるだろうけど、
スピーカー 1
社会がそのように変化して。
スピーカー 2
全体的に。
スピーカー 1
そうそうそうそう。
全然わかんない、さっき言ったみたいに、
室越隆之介の研究者が100年後に、
うん。
訳わかんないみたいな。
訳わかんない。
スピーカー 2
2150年ぐらいに。
スピーカー 1
うふふふふ。
なんかひとしおさんと作った同人誌を確認したんだけど、
おかしいんだよね、書いてること。
スピーカー 1
話になって困るなーみたいなことあるかもしれない。
それが他の人のことでも全然あると思うんだけど、
スピーカー 2
でもそれまで社会が変化してる時に、実用上誰かが何かすごい困るかって言ったら困んないんじゃないかな。
スピーカー 1
あー困んないか。なんか犯罪人はいっぱい使われそう。
でもそれ、電話があるからオレオレ詐欺があるみたいな。
スピーカー 2
そっかそっか、確かにそうだ。そうですね。テクノロジーの問題じゃなくて、犯罪者がいる限りは、犯罪がある。
スピーカー 1
テクノロジーが進化したら犯罪も進化するっていう。
それだけの。
バイクがない時はバイク強盗はなかったけど馬強盗がいたからねっていう話。
スピーカー 2
確かにそう。
うん。
スピーカー 1
だなーって思うから、
スピーカー 2
犯罪行為に使われ続けて、それで大きな被害とか被害者とか出ると思うけど、
スピーカー 1
そのために何かが止まるってことはないんじゃないかな。
行くところまで行くんじゃない?
うわーそうか。どこまで見られるかな。
スピーカー 2
なんか、今一瞬あの気持ちでした。
スピーカー 1
江戸川の変遷を追う。
スピーカー 2
萩を持つ気持ち?
自分の永遠性、自分に永遠性がないことをすごい悲しむ。
スピーカー 1
あー、あの人ね、マジシャンの人ね。
スピーカー 2
そうそうそう。
江戸川を、歴史の中から江戸川を追い続けて、この先も続いていくけど、
自分はもう追いているから、全てを見届けることはできないことを悲しむおじいさんの気持ちになった、今。
スピーカー 1
私はインターネットの…
インターネットがどんなのか分からない。
途中までしか見ることができないっていう気持ちになった。
スピーカー 2
じゃあもう、そうですね。
インターネットがバラのボラに帰れるように。
スピーカー 1
いいですね。すごい綺麗にまとまったな。
スピーカー 2
美しいな、なんか。
スピーカー 1
それではまたお会いしましょう。ごきげんよう。
スピーカー 2
ごきげんよう。
36:57

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