2021-08-18 20:52

【GMV440】コントロールできるほど不幸になりやすい

エピソードをシェアする

Share on X Share on Facebook Share on Threads
悪い想定にはリアリティがあるから
00:04
おはようございます、グッドモーニングボイスです。
ようやく青空が見えたなと。
今日はこの青空を見て考えついたことを喋ろうと思ったんですが、
昨日一昨日その前とずっと天気が悪かったじゃないですか。
夏の梅雨みたいな。今日も良くないってところもあると思うんですけど。
でも、どんなに山坂が降ってても、上は青空なわけじゃないですか。雲の上は。
飛行機に乗ると痛感しますよね。
雲を突き抜けていくと、当然のように空しかなくて、雲は全部下になっちゃうんで。
僕らって面白いことに、そんなことは分かっているんですけど、
ほぼ全く無視しますよね。
飛行機なかった時代は、そういうのは分からないわけだから。
でも、いつか晴れることは知っているので、そういうことわざはいっぱいありますけど。
要するに、僕らって目に見えるものにとても弱いんですが、
よく言われている通り、
その外側にあるものに救われているんだろうなっていう気がします。
一番最悪なのは、全部が内側になってしまうことだと思うんですね。
閉じ込められる感じ。
だいぶ前に、「ぶっちゃけ相談YouTube」。
だいぶ前でもないな、ちょっと前に。
倉澤圭祐さんとやっている、
グッドワイブズなぶっちゃけ相談というYouTube動画で、
知らなければよかったことっていうのがあるっていう話がある。
私、ずいぶん昔、子供の頃に同じ話を多分師匠やから聞かされたことがあったんですけども、
あれはなるほどなと思うんですね。
自分の噂話みたいな話なんですけど、
これって知らなければ、
あなたの悪口を言ってた人がいるよみたいな余計なことを教えてくれる人っていますよね。
知らなければなんてことはないんですよ。
知らなければなんてことはないというのは、
つまり噂話とかってだいたいそうなんですけど、
内側で終わるはずのものなんですよね。
本来それは多分外側にはないものなんだと思うんですよ。
非常にわけわかんない話をしてされているように感じる方もいらっしゃると思うんですけど、
僕の実感ではですね、噂話とか私に関する評価とかは、
知らなければ実態はほぼないんだと思うんですね。
噂ってその時だけで済まされているものだと喋っている人は知っていると、
特に悪口に関してはですね。
その時、クローズな世界でされているからこそ成立するっていう部分があって、
03:05
客観的評価とかとは多分、思ってないで喋っているんですよね、喋っている人たちって。
ところがこれを客観的評価だと思い込んでしまうというケースがあって、
結構あって、あらゆる自分に関する噂をチェックしていたいっていう風になる人っているんですよ。
これを本当に徹底的にやった人って世の中に何人かいて、
そのうちの一人がスターリンだと思うんですけど、
アメリカでもですね、FBIの長官のフーバーだったかな、
赤狩り、ネットパーチを始めた人なんですけど、
彼はすごくてですね、自分に関するあらゆる噂話を、
政界とかマフィアとか財界とかCIAとか大統領とかまでね、
全部盗聴してですね、そして自分しか絶対入れない部屋に行ってそれを聞くと。
あの昔のデカいテープレコーダーみたいなのを聞いてたんでしょうね。
っていうのが言われていますね。
この方法で共産主義者を片っ端から勝っていったみたいな、
そういうエピソードが結構残っているわけですが、
私あれ見ていて、最後にフーバー長官がなんかこう、
凶死する、発狂して死んじゃうみたいな感じで描かれているのを見て、
凶死したかどうかまではわかんないけど、
つくづくですね、この種の安心感を得るということほど、
自分を確実に妄想に追い込むものはないなと思うんですよ。
一見、これをやっとけば絶対安全だって思うと思うんですよ。
ニクソンとかケネディとかの寝室にまで搭乗機を入れておいてですね、
弱みは全部握っていて、これは絶対安全って思うんですよ。
それが機能するケースも結構あると思うんだけれども、
多分これをずっとやっているということは、
いつか自分が見張られている妄想から絶対逃れられなくなる、
そういうふうにだいたいフーバーが最後そういうふうにして発狂していくっていうのを
描いている話が結構あって、みんな考えることは同じだなとは思うんですよ。
私もあれを読んでいて、絶対この人、
いつか自分が盗聴されている妄想から逃れられなくなる日が来るに違いない気がしたんですよね。
だって、わからないようにしてやっているということは、
わからないようにされてやられているという可能性を排除できなくなりますから、
それをやって現実に自分が実績を残していく、すごい実績なんですけど、
ニクソン大統領とかまで脅迫できるという、そういう実績を残していけばですね、
必ずその恐怖というものは現実のものに感じられてくると思うんですね。
これって、でも世界とかだと、マフィアとかの世界だと必ずしもイリュージョンでは片付かないかもしれませんが、
06:02
私たちの世界だと完全にイリュージョン以外の、イリュージョンだから最後自分が発狂しちゃうんだと思うんですよ。
発狂というのは結局、俗に発狂と言いますが、精神病理の世界で発狂とは普通に言いませんけど、
要は現実と妄想の区別がつかなくなるんだけど、現実と妄想を区別させないようなことを徹底的にやっていれば、
自分がどうやって現実と妄想を区別するのかという問題が出てきますよね。
一番簡単なのは、それは現実じゃないというふうに決めてしまうことだと思うんですよ。
これが決められなくなってくると、やっぱりこうわからなくなってくる。
結局自分の部屋のどこかに盗聴器が仕掛けられているかもしれないというような妄想じゃないですか。
だけれどもこれ、絶対に仕掛けられていないと生きることは不可能なので、論理的に。
つまり妄想か現実かというのはそういうことだと思うんですよね。
最初に私が言った通り、空青いというのは、つまり外側があるということなんだけど、
一番危険なのは、自分の内側が全部だと考えてしまうこと。
いつどこで自分がイリュージョンを開始したのかというのが、見極められなくなることだと思うんですよ。
Twitterで誰かが私のグッドバイブスはアホだとか書いてあるのを見たと。
ここまでは現実なんですよ。
この噂が広まって自分の活動に支障を来すようになるというのは妄想なんですよ。
ここを、いやでもそういうこともあり得るとかいうことを考え始めると、妄想と現実の区別がつかなくなって、
私の考えではですね、私だけの考えではないと思いますが、
この2つの区別がつかなくなることに比べれば、
グッドバイブスに関する、グッドバイブスでもタスクショーでも何でもいいんですけど、
関する、私、佐々木翔吾に関するでもいいですよ。
悪口が炎上していくなんて、なんてことはないと思うんですよ。
これは価値観じゃないと思いますね。
風馬長官とかだいたいそうなんだけれども、
この妄想の世界に生きる恐ろしさに比べれば、自分の悪口をみんなが言うなんて、どってことではないんですよね。
この2つってのはもう、比較にはならないほど、自分の妄想の中で生きるということは恐ろしいことだと思います。
この種の作品っていっぱいあると思うんだけれども、
ああやって死にたいと思う人は誰もいないと思うんですよ。
どれほど自分が安全だと思っていても、まったくあれは、
自分の心の中で一番危険なことをやっている感じがします。
だからこの、見張っていれば安心という考えほど、
当てにならない考え方はないなと思うんですよ。
09:02
そういう意味で、身構えておくとか、予想しておくとか、
そういうことがいかにデタラメかと思うんですよね。
これって同じことですからね。
それは多分合法的でマイルドではあるけれども、
想定をしておくとか計画を立てておくとか、
結局妄想で現実をコントロールしようとしていることに違いはなくて、
盗聴器仕掛けておけば安心だというのは、
まったくそういうことでしかないんですよね。
自分が盗聴器仕掛けられている可能性を、
真剣に検討しなきゃいけなくなるわけじゃないですか。
これは自分が計画通りにできなかったら、
死んでしまう可能性を真剣に考えなければならないという意味では、
必ず妄想で現実をコントロールしようとする。
妄想なんで、未来の計画というのは基本的にはイリュージョンなんで、
イリュージョンでリアルをコントロールしようとするというのは、
とっても危ないことですよ。
これがグッドバイブスでも当然よく言われていることであって、
精神分析でも多分一番問題になっている部分だと思うんですね。
これが結構取り去るのが難解な人なので、精神分析をやるんですよ。
これが取り去るのが難解になってくればなってくるほど、
面白いことにその人はイリュージョンに頼るようになるんで、
なかなか単純に言うとイリュージョンの難しさというのは、
そのリアリティではないですからね。
リアリティがあると思っているのは本人だけなんで、
そこの問題はリアリティの問題ではないんですよ。
それにどれほど頼りたくなっているかの問題であって、
これはフロイトの考えですけどね、
内的なお母さんが頼りにならないから、代わりにイリュージョンに頼るわけですよね。
もちろん現実のお母さんが頼りにならないから、代わりにイリュージョンに頼るという感じなんですね。
カラクリが、最初はそれに気づくというところから始まって、
気づいてしまえば割と早いんですけど、
気づきたくないという無意識の強い要望があると、気づきようがない。
昨日タスクシュートの話をしましたけど、タスクシュートも原則は同じですね。
外側というところに現実はあるんだということです。
絶対に自分がコントロールできる外側があって、だから救われるんだということなんですよ。
自分がコントロールできる、あるいは予期できる内側しかなかったら、
想像した通りのことが起きちゃうわけじゃないですか。
想像した通りのことが起きるということは、
この人は私のことを嫌っているんだろうなという予想は絶対当たっちゃうわけですよ。
その人は嫌っているんですよね。
12:01
何か嫌がらせしてくるだろうなって予想したら、もうその通りになっちゃうわけですよ。
内側しかないわけだから。
そうするとドラえもんみたいな世界ですよね。
あのまま永遠に土砂降りが続くんだろうなと思ったら、晴れることはなくなるわけですよね。
そういうことは起こらないわけじゃないですか、現実には。
外側がありますから。
だから少々不吉な予測をしたくらいでは、私たちは破滅しないんですけど、
この少々不吉な予測をしたのが全部当たるようになるというふうに思い込むと、
たぶん正気を保つのが難しくなっていくんですよ。
永遠に晴れないという予想が覆る理由がなくなってしまいますからね。
そういう意味で現実を見に行くっていう、
私はあれは飛行機に乗って空の上に、雲の上に出るって感じをだいたいイメージするようにしているんだけれども、
つまり何かについて私が避難されたり抽象されたりしたとしても、
それは雲みたいなものなんですよ。
その外側が必ずあって、つまりその人たちにはその人たちのリアルな人生があるから、
永遠に佐々木将王なんぞにかかずらわってられないんですよ。
彼らは必ずそれを忘れている瞬間というのが、それも膨大にやってくるはずだから、
基本的には青空なんですよね。
常にコントロールできない部分が自分の、
もし自分にコントロールができる方が安全だというのならば、
そういう避難や抽象は全部手に入れておいて、
必要に応じて反論したり、法的に訴えたりっていうのをする方が安全だって考えるんでしょうけど、
僕はその種の行動を、国家権力を使ってやっていた人が最後それほど幸せになっているケースがないので、
多分これをどこまでもやるのは無駄なんだろうなという感じが、
僕らに国家権力すらないですから、中途半端な形でしかできませんからね。
これを徹底してやればやるほど不幸になる感じがするんで、
中途半端な方がいいんですけどね。
もう、猜疑心に飾れる人はみんなやるんですよ。
盗聴器仕掛けて、ちょっと悪口言ったら殺すと。みんなやるんですよ、これ。
で、なんでタスクシュートかというとですね、
タスクシュートが想定通りに行かないということを必ず身をもって知るんですよね。
これが悲しいって皆さんおっしゃるんだけど、やっぱり逆だと思うんですよ。
それ、想定通りに行くということは、
想定っていうのはですね、
僕らは明るい想定だけすることってできないんですよね。
多分、頭を使えば使うほどむしろ暗い想定をするようになる。
タスクシュートが想定通りに行くようになっちゃったら大変だと思うんですよね。
絶対人生最後はお先真っ暗人生しか描けなくなっちゃうと思うんです。
これだけ言うとしっくり来ないと思うんですけど、
多分そういう風になっていく。
お先真っ暗でないにしても、
15:01
すっごく脅迫神経的なものを描くようになりますよ。
ここから1時間は英語の勉強で、次はプログラミングの勉強で、
息つく暇全くないようなタスクシュートを作り出しますよね。
私そういうのを何回か拝見したことがあります。
そしてその後お振りに動いちゃうんですよ。
息つく暇全くないぐらい徹底的にその通りに動いてしまうんですよ。
それはもう全然タスクシュートじゃないんですけど。
どこかそれはプログラミングされたコンピューターみたいになってしまうんですけど、
もうちょっと単純に言うと、
ただただ複雑になっている小学生の時間割りみたいなものであって、
いい大人のやることじゃないですよね。
8歳児とかのやることですよあれは。
そういう風になっていくとですね、
それ以外の行動を取るということは、
永遠に青空が見られないみたいな、そういう気持ちになっていくので、
多分それほどいろんなことを自分に課しているということは、
現実は灰色っぽいんですよ。
だからずっとそれに沿っていくじゃないですか。
そうするとどんどんどんどん黒くなっていくんですよ空が。
不思議なことにね。不思議じゃないんですけどね。
で、それ以外の路線を取るということがとても恐ろしいことなので、
イリュージョンにどっぷり頼るということが起こると思う。
起こるんですよね、実際に。
そうすると現実は想定以外のことが起きなくなっていくから、
これをしなければ自分はダメになるという想定をするわけじゃないですか。
ごく簡単に言うと。
そうするとその想定通りに人生はなるという風に確信しているわけだから、
絶対にそこでもう英語の勉強をしなきゃなんなくなるわけですよ。
あるいは朝4時とかに起きなきゃなんなくなるわけですよ。
ものすごく寒くてものすごく暗くて。
私そういう時期ちょっとありましたから。
ものすごく暗くてものすごく寒くて。
まあ冬だったら真夜中ですよね。
そういう時間でもなんか散歩とかに行っちゃうわけですよ。
霊化なのに。東京の霊化っておかしいですからね、普通で考えると。
でもそれをしなければ何かこうお酒真っ暗になるような感じなので、
すごく象徴的じゃないですか。真っ暗の中を歩いていくわけですよ。
面白い現象ですよね。
そうしないと空は、青空は絶対に二度とおばめないっていう自分のイリュージョンを信じ切るようになっていく。
で、そういう風に考えれば考えるほど、その想定、そのイリュージョンというものに
はっきり、なんていうんですかね、どこまでも頼んなければいけないような気がしてくるんですよ。
空を真っ暗にしてるのは自分だけなんですけども、そういう感じがしないんですよね、どうしても。
でもタスクシュートのいいところはそこまで徹底してもですね、大概の場合裏切られます。
よーく見ていると裏切られるんですよ。
だから現実は絶対自分の想定どおりにはならないんだという、とっても大きな救いがあるんですよね。
どんなにひどい想定をしたとしてもですね、その通りにはならないんですよね。
18:00
だから青空は黙っててもやってくるんですよ。
考えてみれば黙っててやってくるに決まってるじゃないですか。
これが念力の力とかでやってきたりするとなると大変なことになっちゃいますよね。
もしその、こうなんですかね、自分が自分の念力をコントロールできなくなったら、
本当に永遠に雨の下にいなきゃならなくなる。
結局イリュージョンというのは自分が思っている通りにはイメージできるものじゃないって。
だって、もし自分がイメージしたい通りにイリュージョンが作り出せるのであれば、
人悩まないと思うんですよね。
なんか悪い噂が立てられていると、でもこの噂はたちまち消えて、
自分にとってはハッピーなことしか起きないってイリュージョン作っとけばいいわけですから。
イリュージョンというのは、リアリティは本当はないんだけど、
なるべくリアルにしようとしている念力みたいなものなんですよね。
だから、たちが悪いんですよ、きっと。
どんなものも自分にとって都合の悪い想定がむしろ進んでいく。
その方がやるだけの価値があるって言ってる人もいっぱいいますからね。
今のコロナも全くそうじゃないですか。
悪い想定をしておいた方がいいんだって話。
普通にみんな言ってるし、実際そうしちゃいますよね。
これがもうたぶん首相とかが言ってる通りにワクチンも進んでいくし、どんどん消えて、
そうなる可能性も十分あると思うんだけど、そういう想定する意味ってないので、
たぶんそういうハッピーでお気楽な想定は基本的にはしてはならないと。
これがいろんなところで成立するんですよ。
要するに青空は二度と見られないっていう想定をするのが一番いいっていう話をやっぱりしちゃうんですよね。
でも私たちの想定はハッピーなことに外れるんですよ。
だいたい黒くすれば黒くするほど本当は外れやすくなると思うんですよね。
可能性低い方を追ってるわけですから。
これを自分でわざわざそっちに向かっていかないっていうのが大事だと思うんですよ。
つまり噂話というのは一番いいのはそれを知らずにいることなんですよ。
ここ逆だと多くの人は思っているんですけどね。
でも私はそういう人はぜひ赤狩りという、何でもいいんですけど、
漫画もあるし映画もあるし小説もある。
あれを読むと絶対何でもかんでも黒い部分を握っておく方が安全だって考え方を
身の破滅以外何も呼ばないような気がします。
噂っていうのは知らないのがベストで、
次に知ってしまったんだら知ってる部分だけ知ってるってことにとどめておくのがベストです。
20:52

コメント

スクロール