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2021-09-22 15:23

一戸信哉の新潟のへラジオ LIVE Vol.51 しばたいちじくフェア


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はい、皆さんこんばんは。新潟のへラジオ、一戸信哉です。
いつも朝の時間、午前中にやることが多いんですけど、今日はちょっと夜、遅い時間ですけども、少しお話ししてみたいと思います。
というのも、今日はですね、昼間の柴田市内で行われました、柴田一軸フェア、一軸を使った新しい柴田市内での取り組みの発表会っていうんでしょうかね、にちょっと行ってきたので、そのお話をしたいと思います。
柴田のどういうイベントかというと、9月の25日から10月の終わりまでかな、9月25日から10月3日にかけて行われるイベントでして、
柴田の主にお菓子屋さんとかですかね、お菓子屋さんの方で開催される、参加をして、
柴田さんの一軸を使ったお菓子を作って、それを販売すると。そういうイベントですよね。
というので、全16店舗だったと思いますが、16店舗のお店の商品を一堂に並べて、そしてそれを紹介するというようなイベントでした。
以前にもちょっとお声をかけていただいていたので、おそらくそういうことなんだろうと思うんですが、
実は今日はお披露目会ということで、食べ物が並んでいて、みんなでご招待された方が一軸食べたりする、そういう感じのイベントなのかなと思ったわけですが、
残念ながらそれはできないということで、一軸の商品が並んでいるんだけど、それは食べられないという感じで見るだけです。
関係者の皆さんのご挨拶があって、見て写真撮って帰るみたいな、そういうイベントでした。
お店16店舗を見ますと、ケーキ屋さん、和菓子屋さん、ベーカリー、あとイタリアンのお店とかですね、いろいろ出ていまして、
03:09
今日挨拶に立たれたのはカネコ屋さんというお菓子屋さんの方が挨拶に立たれていました。
それぞれ新たに一軸の商品を開発された方もいらっしゃると思いますし、以前からの方もいるのかな。
でも、たぶん新しい挑戦としてやられた方が多かったと思います。
というようなお話でした。
この後1ヶ月間の間、柴田市内で一軸を使った料理が競されるという流れになっています。
それでスタンプラリーみたいなのをやったりという取り組みなんですが、
そこは柴田市の一軸フェアというのを調べていただくといろいろ出てくるので、
そこを見ていただくと、今回の1ヶ月間のイベントをどうやって楽しめばいいのかというのはわかると思うんですが、
そもそもの話をちょっとしてみようと。
この番組はそっちの方ですよね、どっちかというと。
実は柴田は一軸が在来種がですね、
昔から栽培が行われていたという話で、
法来種という在来種の一軸が昔から作られていたという話なんですね。
在来種のかな、西北の一軸栽培地というふうにおっしゃってましたけど、
西北ってなかなか西北を定義するのは難しいんですけど、
でもやっぱり温かいところで作るものみたいですね。
寒いところなんだけども、作られているという珍しいものなんだそうで、
法来種というのは在来種の一軸ということです。
これを今回イベントをやるに関して作られた冊子を見てみたところ、
いじみ野というところでずいぶん前から作られていたんだということが書かれていました。
これはリンゴね、私青森の出身なのでリンゴの話なんかでも出てくるんですけど、
自家製というか自分のところで食べる用の果物という意味では一軸ずっと江戸時代からあったんだけれども、
それをやはり商品作物として作るようになっていったのは明治期というふうになるわけですね。
リンゴなんかもそうですよね。
ということなんですが、その話が今日聞けました。
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出てくるのは白瀬さんという、白い勢いと書いて白瀬家という、
柴田の豪能というのか豪商というのか、今パンフレットを見たら豪商と書いてますね。
大金持ちの方が家があるんですけど、この家の人たちがどうも持ち込んだのではないかというふうに言われています。
白瀬家はいくつか家があって、新潟市内でも一回お話したと思いますが、
大きな土地があって明治天皇が新潟に来た時に泊まった場所というのがかすかに今痕跡に残っているんですけど、
その土地ももともと新潟の方の白瀬さんの分家なのかな、土地だったというふうな話が出てくるんですけど、
とにかく柴田の中ではいくつかある豪商の一つなわけですね、白瀬家。
その白瀬家の家の中で、白瀬和一郎さんという人がいてですね、
どうもこの人が果樹栽培を柴田に持ち込んだのではないか、栽培というのは商品作物として作るというのを持ち込んだのではないかというお話を伺いました。
この白瀬さんという人はですね、和一郎さんという人は実はイギリスとかフランスとか明治の初めですかね、
今日今のあれだよなと思って渋沢栄一のタイガドラマのところで出てくる、
渋沢栄一が侍の格好をしてフランスに行って髪の毛を切るんだけども、
幕末の人たちがフランスに行って受けた衝撃というのは非常にすごかったんだというのがよくわかるような描写になってましたけど、
その時期に多分行っているんですね、その前後ですね、多分明治期に入ってからだと思いますけど、
行ってそしてこの人が要するにヨーロッパから種を持って帰ってきたのではないかと、
それで今言ってた一軸は在来種なんですけど、リンゴとかね、サクランボとか梨とか、
そういうのの栽培をイジミノで始めたというような話がわかったと。
今日この一軸フェアのストーリーをちゃんとリサーチしていた地元のフリーペーパーのコンパスの編集長、
コンパスの編集長の西村さんにお話を伺ったらそういう話なんだそうです。
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この白瀬さん、ワイチローさんのことだったと思うんですけど、
一回うちの学長に話を聞いたことがあって、
ワイチローは要するに行く前に語学を相当勉強していったんだけど、
この勉強を教えたのは新潟に来た選挙主たちだろうと。
新潟に来た選挙主たちがどういう行動をしていたのか、
新潟英学校というのを作って、そこで英語を教えている体で言いながら実は選挙もしていたみたいな話で後に揉めるんですけど、
そういう選挙主がどうやら柴田まで出張っていって、
金持ちの家の息子の合掌の家のワイチローさんに英語とかフランス語はどうかわからないですけど、
英語を教えたんじゃないかという話を前に聞きましたけど、
そこで勉強して選挙主から学んで、そしてイギリス、フランスに留学して、
そしてそれが果樹栽培というところに戻ってきたという話で、
その果樹栽培という流れの中で在来で作っていた一軸も作るようになるという話で、
この一軸は本当にかなりの量を生産していたよう、今もかなりあるみたいで、
この一軸はもう一つ出てきた話は1960年代に缶詰としてかなり売られていたという話ですね。
柴田市内に日東アリマンという大きな会社があるんですけど、食品系の会社ですよね。
この日東アリマンが日東缶詰という名前で山形の方から進出してくるんですけど、
日東アリマンがサクランボが大任室戸台風って書いてますね。
サクランボの缶詰は作ってたんですね、最初ね。
だけど柴田で採れるサクランボを缶詰にしたんだけど、サクランボが全滅してしまって、
苦肉の策で一軸を缶詰にしたんじゃないかなと思うんです。
その一軸は一時、ここに見ると1962年から67年まで、5年くらい、日東アリマンの主力商品だった時期があるんだそうです。
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一軸の缶詰の写真とかすらちょっとだけ載ってたりして、なかなか面白いですよね。
今、缶詰ってあるんですかね、一軸のね。
あるか、どういうふうに剥くんですかね。
剥いたやつで食べられるようになっているやつがあるのかな。
というような話で、いろいろ一軸をめぐる話はいろいろあるそうです。
今、在来種の他にも西洋一軸を作っている人もいるというような話で、
たぶん土地柄に向いているんでしょうね。
いじみ野というところが特に向いているという話です。
写真の中では菅谷とか、いくつかの場所が果樹栽培にも適している。
それからとりわけ一軸の栽培にも適しているというところがあるんだそうです。
実は私自身も一軸結構好きでというか、
ちょっと体のことを気遣ってドライ一軸を結構食べたりするんですけど、
こういうふうにいろいろ工夫して食べるような商品の開発が進んでいけばいいかなと思いますね。
果物としての存在感という意味ではそんなにメジャーな食べ物ではないですけどね。
新しいものとして光が当たっていくようにということで、
やっぱり今日お話の中で出てましたけど、
新潟というか柴田の人が特に柴田についてそういうふうに認識しているんだと思いますが、
いいものがあるんだけど、これだというか目玉みたいなものがないというのが柴田というか新潟県ですよね。
新潟県の特徴として一点効果主義ではなく、何でもおいしいよみたいなね。
何でもおいしいんだけど目立っているのは米と酒ばかりで、
なんとなくそれ以外は地味な存在なんだけど、こういうのもあるよねということをアピールしていきたいよねというようなことを今日もお話の中で伺いました。
このイベント自体はですね、10月の何日ですか、10月末までだそうで、
お店で少し3店舗回って何百円か買い物してシール貰うと、何だっけな、何か貰えるというような話で。
シールは別にして、ちょっとそれをきっかけに、
なんていうね、柴田の中でもこういう隠れた特産物があるということに注目して見ていただければいいんじゃないかなということで今日はお話をいたしました。
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今日はちょっと夜遅く9時過ぎですけれども、一時空のお話をいたしました。
聞いていただいてどうもありがとうございました。
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