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はい、おはようございます。新潟のへラジオ、一戸信哉です。今日は5月30日、月曜日です。
久しぶりに朝の時間でお話しすることにしました。
先週は、後半ちょっとですね、和歌山の方に行っていたという話を、昨日の夜、夕方か、ちょっとお話ししましたけど、
そういうこともあってですね、朝ちょっといろいろホテルの中でご飯食べちゃうと忙しくて、
あまり普段通りのタイミングで喋ることができなかった。
実はもうちょっと早い時間で喋ろうと思えば喋れたら、朝早く起きてやってたんですけど、
ライブはね、ちょっと朝早く喋ると誰も聞いてくれないかなと思ったりしてですね、喋りませんでした。
今日は、昨日の夜、昨日投票があった新潟県知事選挙、昨日の夜ですね、結果が出ましたのでその話をしたいと思います。
今回の新潟県知事選挙は、第22回ということなんですが、現職の花澄秀夫さんが対策で再選ということで、いわゆるゼロ打ちですね。
8時段階で各社が当選確実というのを出しまして、まったく無風ですね、無風というタイトルをつけましたけど、
トリプルスコアです。花澄さんが70万票余り、対抗馬だった片桐さんが20万余りということで、だいぶ差がつきましたよね。
というような結果に終わりました。投票率49.64%。関心が高まらなかったと言ってもいいと思いますよね。私自身も県知事選挙のことはほぼ忘れていて、いつもこういうのを見る方なんで、
夜になると選挙特番とかを見たりして、昨日もオチ先生が出てたみたいですね。県内の政治学者の先生が出てきていろいろお話しするのとか、結構好きで見てるんですけど、昨日は全然見ませんでした。
それぐらいですね、世の中の関心が、私の関心自体もそんなに高まらないまま、花澄さんということで、そのまま終わっていったという感じがします。
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もちろん選挙を戦っていた両陣営の方々がいらっしゃるのはもちろん知っているし、フェイスブックなんかを見ていると、いろんな応援に活動されている方の投稿なんかもずいぶんいまして、
そういう方々が自分の応援する候補の当選に向けて頑張っていらっしゃったわけですし、その結果がそれぞれ出た方、出なかった方とあるということもわかっていますけれども、一般の私たちからすると、あまり何かが起きるようには見えないというような感じでした。
結構ね、私青森に住んでいた頃を思えば、そういう選挙は結構あったような気もしますけども、新潟県の場合は県知事選挙が毎回毎回やと白中で大激戦。
結構そういう選挙が多いので、どうなっちゃうだろうみたいに見ることが多いんですが、今回はそういう意味での関心はあんまり、私個人としてはあんまりこういう状況にはないように見えていましたし、実際そんな風になりました。
今回はどこからこうなっていったかというと、花澄さんを野党が応援するのか、それとも対立候補を出すのかというところで割れていったんですよね。
連合がまず先に花澄さん指示を表明したんだったかな。連合が指示する中でどうするっていう話になり、この辺いろいろあるんですね。たぶん労働組合のいろんなことがあるんだと思うんですけど。
単純な構図としては立憲民主党が花澄さんに相乗りするのかっていうところになっちゃうんですよね。この後参議院選挙があって、連合と揉めたくないというようなところは当然あるんですよね。きっとね。
いろいろな辛抱、遠慮の中で立憲民主党が自主投票を決めて、さらに国民民主党の方は花澄さんの方に連合と一緒に相乗りするというような構造になってしまって、これで無投票感ぐらいなところまでいっちゃうんですけど。
そこで社民共産の人たちが、より強固な脱原発の勢力が対抗馬を出そうということで、片桐さんという方を連れていく。正確に言うと共産令和社民推薦になっていった。
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だからこの一連の流れを見ていると、いつもの野党連合と言われる構図にはなってないので、まずこの構図からしてなかなか厳しいよねっていうのは見てわかりますし、
なおかつ選挙の中においても、片桐さんは要するに脱原発というところを前面に出して戦うんだけど、戦っている姿にどれぐらい関心が集まったかというところも、構図の段階でもそういうふうになっちゃったっていうのもあるし、
実際のところもやっぱり、脱原発一本でどこまで今回支持を集められるかというと、ちょっと苦しかったかなというところがあるかと思います。
途中でやっぱりワンイッシュ問題っていうのは出てきて、いろいろ複雑な社会の中でワンイッシュで知事になられても困るんだ。
この辺はどっちかというと、多分、片桐さん陣営の人たちから見れば、そういうふうに言いたいし、そういうふうに言った面があると思うんですけど、それは結構上手くいったというか、今回に関しては非常に説得力があったということなんですが、
そういう考え方がいいのか悪いのかは、もちろんいろいろ考え方あるわけです。当然、県知事の仕事は脱原発のことだけをやってるわけじゃないので、一個のことだけ言ってる人はどうなんですかと、それはその通りだと思いますけど、
でもかといって、選挙そのものはみんなの耳に届けやすいメッセージを言うというのをやっちゃいけないってことはないわけで、みんなの耳に届いたら響くメッセージであればそれは有効に作用するわけですけど、有効に作用しなかったわけですよね。
いつも、柏崎かるわの再稼働問題っていうのはずっと新型の選挙においてはいつも引っかかっている話で、
花澄さんは今回に関して、前回から別に脱原発の立場は変わらないっていう言い方をして、しのいだわけですよね。ほとんど今回も喋らなかった。
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県独自の3つの検証が終わらない限り、再稼働しないっていう言い方ですよね。という言い方で、前回も戦い、今回もこれでしのいだ。
いずれでもこの検証は終わり、その時にどうするのかっていうことには迫られるわけですが、どうなんでしょうね。これは大きな判断になるでしょうね。
ただ、今のこの選挙情勢のように、原発そのものの再稼働が今、ほとんどの問題ではないという状況にどんどん持っていったところで、再稼働させるのか否かっていうのを屈断するってことなんでしょうけどね。
それはそれで大きな決断ということになるし、新潟県民からしても、国の電力政策の中で新潟県がそれを選び取るかどうか、選び取るというか、よしとするかどうかっていう段階になれば、
またちょっと違う見え方も出てくるかもしれない。今はそういう状況ではないので、そのままになったというようなところかと思います。
あと何の話してたんだって言って全然わからないわけですよね。新潟日報の今朝7時に出た解説によると、財政問題は過去の時代に積み重ねた借金の付けで破綻寸前になっていた問題をかなり改善したと。
ここは大きな実績である。それから観光振興は結構ですね、花澄さんのキャリアの中では大きな割合を占めていて、観光庁にもいらっしゃったんですよね。
だから観光の専門家としての側面もあるんですけど、今回はこの2年半はですね、その仕事はほとんどできなかったので、そこでは評価を、実績を十分積み上げることはできなかったと思いますが、
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それでも安定感はあるというふうに見なされているということですよね。
いろんなことがありましてですね、前の知事の米山さんも不祥事で急に辞任するということになりましたし、その前の泉田さんという人もなかなかいろいろやらかすというか、やらかすや不祥事があるというよりは、
どちらかというと結構いろんなスタンドプレイみたいなのが世の中に見られることが何回もあって、それに喝采を送る人もいれば、やっぱり苦々しく見ている人もいるという感じの状態でしたのでね。
そういうふうな意味で言うと、安定感、あとは泉田さんの場合は市町村とのコミュニケーションが、その辺はあまり有権者にはいまいち、一般の有権者にはあまり響かないです。市町村とのコミュニケーションがうまくいっていないので、県政がうまくいかなかったみたいなことを言う人もいましたし、
そういうのに比べると、選挙に動向ということはないけれども、平常運転があまりゴタゴタしていないというところがプラスポイントになったということですね。
逆にはそれが過去2代の知事の評価ということから、逆の安定感のある知事ということで評価されたという言い方はできるかな。
いずれにせよ、あまりみんな関心はなかったかもしれない。花澄さんでいいんじゃないと言われたということ自体は、でも2期目に向けて大きな追い風になったとも言えるかと思いますね。
というような状況です。激戦の後でみんなぐったりみたいな、選挙やってた人はそうだと思いますけどね、毎回そういう感じでものすごくみんなエネルギーを使い果たしてぐったりみたいな、
選挙を戦っている人はそうだと思いますけど、選挙を戦っていない我々にもそういう、それぐらい熱が一般の人のところにも結果が出てたらよくわからない、まだちょっと熱が残ってるな、みたいなぐらいになるのが新潟県の選挙なんですけど、
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そういう感じはなく、簡単と終わったなというような印象を持っております。
というわけで、今日は珍しいですよね、選挙とか政治の話をしたの。あんまりしないですけど、あんまり何も無風で終わったっていう話をしたかったんですね。
はい、ということです。今日はここまでにしたいと思います。ありがとうございました。