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2024-07-30 19:36

Apple Vision Proレビュー

Apple Vision Proを買ってから一ヶ月経ったのでレビューしてみます。

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こんにちは、ninjinkunです。
今日は、先月購入したApple Vision Proについてのレビューをまだしてなかったので、
Vision Proの使用感についてお話ししようかなと思います。
Apple Vision Proというのは、ご存知の方もいらっしゃると思いますが、
Appleが発売したAR、VR、わかんないですけど、向こう側の景色が見えるのでARということになるんですかね。
オーギュメンテッドリアリティかな?あったかな?のゴーグルになってまして、
要するに、被ると現実の空間の上にいろんなディスプレイとかウィンドウが重なって見えるというようなデバイスになってます。
まずですね、この製品、多分大抵の人が価格が高すぎると思うと思うんですね。
日本円だと60万円くらいしていて、さらに私はメガネなので、メガネ用のオプティカルインサーツというオプションをつけると、
これがまた2万5千円くらいしたかな?するので、非常に高価な買い物と言えると思います。
結論から言うと、値段分の価値があるかというと、大抵の人にはないんじゃないですかねと言えるかなと思います。
私はApple製品が非常に好きなので、特にこういう新しいジャンルのものは応援したいという気持ちもあって買いましたが、
誰もが欲しがる製品かというと全くそんなことはないと思います。
ただ結構ですね、毎日なんだかんだちょこちょこ使ってまして、
一番キラーフィーチャーは、やっぱりこれはいろんな人が言及してるんですけど、
動画ですね。iPhone 15 Proとか、あとこのVision Pro本体を使ってもいいんですけど、
3D動画が撮れるので、これを撮っておくと本当に臨場感高く、その時撮った雰囲気が、
映像も少し立体ですし、あと音ですね。
Vision ProのTの一つとして、スペーシャルオーディオという3Dオーディオ技術があると思うんですけど、
これが非常によくできていて、ビデオを撮った時の環境音とか、自分が喋った声とか、
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そういうものがとてもその場の位置関係を再現して再生されるので、
特に自分で撮ったものは、その時自分がどう感じたかということが、
非常にパッと頭の中に思い浮かぶようなぐらいの精度で記録されて再生されますということで、
本当にこれからいろんな3D動画をもっと撮っていこうと思うんですけど、
こういう楽しみが増えただけでも、Vision Proそのものの価値と言えるかわからないですけど、
この3D動画というのは一つジャンルになっていきそうな感じがしますね。
旅行先でもいっぱい撮りましたし、
それこそお子さんとかいらっしゃる方だったら、
お子さんの成長の記録を3D動画に残したいと思う方も多いんじゃないかなと思います。
もしお近くにVision Proをお持ちの方がいたら、この3D動画はぜひ試させてもらうといいんじゃないかなと思います。
これは本当にすごいですね。
あとはもう2つぐらい気になるフィーチャーがあって、
あれですね、Macのディスプレイになると。
これは結構良いです。
Macの近くに行くと、MacBookの上にココンとコネクトというボタンができて、
それを選択すると、
MacのディスプレイとしてVision Proの空間の中にMacの画面がいきなりポヨンと浮かぶという感じになっていて、
このMacBookの上にコネクトというボタンが浮かぶというのもなかなか気が利いてますし、
このディスプレイ、4Kのディスプレイなんですけど、
普通に全然実用に足るもので、これはかなり快適です。
今度、秋にVision OS 2のアップデートが来るはずですが、そこで、
さらにその4Kの2倍、4Kを横に並べてウルトラワイドスクリーンしたものが使えるようになるらしいので、
これの使い勝手を見るのは非常に楽しみですね。
あと、私はコワキングスペースに時々行くんですけど、
コワキングスペースのモニターがすごいショボい、ただのHDのモニターなので、
Vision Proを持っていくと、4Kのモニターで作業できるようになるので、これはとても快適ですね。
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もう一つの気になるフィーチャーは、これはやっぱり、
普通に映画とか見るのに良いというメディアプレイヤーとしての機能かなと思います。
私も何本か映画を見てみたんですけど、
特に、ちゃんとサラウンドで再生されるApple TV PlusかApple TVでレンタルや購入した映画、
あとは、これまだ契約していなくて後でやろうと思うんですけど、
ディズニープラスは専用のアプリを提供していますので、
こういった動画たちは、ちゃんと4KとHDRとそれに加えて、
だいたいがDolby Atmosのオーディオが提供されていて、
これをちゃんと組み合わせて使うと、
かなり映画館に近い体験が得られるというのが私の感想です。
なので、結構家で一人で映画を見るときは、
Vision Proを結構積極的に使っていこうというふうに今は思っています。
ただ、NetflixとかAmazon Prime Videoとか、
こういう主要な配信サービスがまだネイティブのアプリ、
Prime Videoは一応iPadアプリがDolby Atmosとか使えるようになっているんですけど、
どれも空間オーディオ、Atmosとか、
あとは普通のDolbyの電子チャンネルとかに対応していないので、
見れれば見れるんですけど、音は画面から出てくる感じという、
まあ普通な感じですね。
なので、ちょっと迫力は劣るかなという感じです。
私、もともとスペシャルオーディオ、AirPodsを使ったスペシャルオーディオで映画を見るというのは、
かなり前からApple TVのハードウェアと組み合わせてやっていたので、
これはすごく可能性を感じていたので、
このVision Proと組み合わせたことによって、
非常にいいシアター体験が、ホームシアター体験が家でできるというので、
これはとても好きな体験ですね。
で、問題点ですね。
これも多分いろんな人が言っているんですけど、やっぱりですね、重い。
これはどうしようもないですね。
重量が600gあって、
それをバンド等、主に目の下の頬の上あたり、
目の周りにクッションというか、
押し付けて固定するような形になっているので、
どうしても接地面、肌に密着する部分に負荷がかかるので、
ここがだんだん痛くなってくるというのがあって、
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重さが軽ければマシだと思うんですけど、
これはやはりしんどいですね。
なので、例えばその拡張デスクトップとして使っていても、
1時間ぐらいすると結構しんどいかなって感じですね。
2時間とかはちょっと使えないかなって感じがします。
まあ頑張れば、あとそうですね、
もうちょっといいポジションを探したいところですけど、
2時間はちょっと無理じゃないかなって思いますね、私の場合は。
映画の場合はですね、寝っ転がって見るということが可能なので、
これであればかなり長時間いけます。
なので、映画を見る場合、私は大体寝っ転がるか、
どっかに持たれて、頭をですね、
というか、そのゴーグルが上に、
正面じゃなくて上にくるようにしておけば、
重力に逆らってゴーグルを固定するという負荷は少し減るので、
これで割といけますという。
ゴロゴロ寝ながら、
映画館の体験ができるというのは、
これはこれでとてもいい体験なので、
お勧めしたいですね。
もともとオキラスクエスト2とかを持った時から少しやってみてたんですけど、
映画館僕はなるけど、解像度とか音響の面ではやっぱり劣るなと思ったのが、
Vision Proでは全部解消されているので、これはとてもすごいですね。
なので、このデバイスがですね、
まあ、重量はやっぱり半分ぐらいにする必要はあるんじゃないかと思いますね。
現在でもバッテリーが外付け、
これはこれで打ってほしいというか、
このバッテリーを持ち歩かないとうろろとできないので、
例えば映画見ながら台所に行ってちょっと作業するとかできるっちゃできるんですけど、
このバッテリーユニットを持ち運んでポケットとかに入れて動く必要がありますと。
キッチンにスクリーン固定して何か見れるのは面白いですよね。
なんか料理に使っている人もいると聞きます。
本体にやっぱりMacBookと同じM2が入って、
さらにファンとかも入って、メモリも載ってという、
実質的にコンピューターが載っている以上はそんな簡単には軽くできないんじゃないかなと。
バッテリーを除いて600gというのはやはり相当な重量かなと思うので、
噂されている廉価版ではコンピューターは本体に載せずに、
MacBookとかiPadと連携することを前提に作るという噂もありますので、
そうなれば重量的にはだいぶ下限されてそうそうな感じがしますね。
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なので軽くなってこの拡張デスクトップとかをもっと長時間使えるようになれば、
普通に仕事に使ったりする道具として買うという人が出てもおかしくないかなと思います。
一応このジャンルでは確かニールウェアとか、名前変わった気もしますけど、
ああいうもうちょっとお手軽なARサングラスみたいなので、
そのデスクトップを空中に浮かべるようなソリューションがもっと10万円以内でも売られると思いますので、
そういう方向の絵って既に体験されている人もいるのかなと思いますけど、
こういうディスプレイの代わりとしてのARというのは、まずはわかりやすい用途かなと思いますね。
あと何でしょうね、
ビジョンOSの完成度は非常に説得力があるんですよね。
ウィンドウがちゃんと浮かんでいて、その影とかが下に落ちて、
モードの後ろにちゃんとウィンドウが回り込んだりして、
本当にそこにウィンドウがあるように感じるので、よくできているかなと思います。
なのでこれだけユーザーインターフェースを作り込んでくるのはさすがAppleという感じはするんですが、
やりたいことはよくわかるものの、結構無理すぎじゃないかなと思うところもいくつかあって、
まずはこの視線による入力というものは、これは私はまだだいぶ改善の余地があるかなと思いますね。
ビジョンプロは視線でポインティングボタンとかそういうものを選択して、
指で閉じるジェスチャーを掴むジェスチャーをすることによって選択、実行を行うんですけど、
タップと一緒ですね。
この目でポインティングするっていうのが、やはりうまくいかないことが結構あって、
下のものを選択したいのに上のものが選択されてて、どうやっても下に行かないとか、
下に行ったつもりがまた上の方に戻っちゃって、そっちをご選択するとか結構頻繁にあってですね、
だいぶこれはストレスですね。
私、大学の学部の時に視線を使ったインターフェースに、大学院の部長って言ったか、
携わったことがあるんですけど、
そもそもですね、視線ってめちゃくちゃガドシって言うんですけど、チラチラ動くんですよね、目の動きが。
なので、かなり集中しないと視線を一点に留めるってことはできなくて、
リラックスしている状態とか、そういう状態では基本的に一箇所に留まらないというのが視線で、
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それにしては多分、それなりにその辺りをうまく丸めるようなアルゴリズムが入っていると見えて、
何かしら選択はされていくんですけど、やはりうまくいかない時にぐっと集中するようになるっていうのは、
おそらくAppleが作りきたい体験よりはだいぶ応対している体験だろうなと思うんですよね。
なので、視線による入力というのは、まだこれは道半ばではないかなと思います。
まあね、仕組みとしては面白いですけどね。
おそらくは近距離外光を目に当てて、そこに出てきた像をカメラで見とるっていう、
多分結構オソドクスなスタイルの視線入力かなと思うんですけど、
もちろん私が大学にいた時代よりは相当改善されていると思いますし、
こういうものが普通の民生機にパパッと載っているというのもすごいかなと思うんですけど、
いやー、これをUIに使うっていうのはなかなか勇気があるというか、
私も当時やってみて、いや、これでポインティングってめちゃくちゃしんどいなって思った記憶はありますね。
えっと、そうですね。まあそんなとこかな。
だから視線をポインティングに使っているデバイスってまだあるのかな。
あんまり、それこそ障害者向けの、支援向けの、例えば手が使えない方向けのデバイスとかはあると思うんですけど、
確かVRゴーグルで視線が入っているのも、ポインティングに使うよりは、
中心の視野以外の部分のレンダリングを甘くして、それでGPUの負荷を減らすっていう、
フォーカルレンダリングでしたっけ?
そういうのに使っているケースの方が多いかなと思うので、
視線でUIというのは、まだそこまでないんじゃないかなと思ってるんですけど、
私もあまりリサーチしているわけじゃないので、分かってないですが、
これが今後、OSのアップデートで改善されていくのかどうなのかっていうのは、今後も見物かなと思います。
結構喋ったので、とりあえずVision Pro買って1ヶ月ぐらいはこんな感じですかね。
あとは、持ち運ぶのが結構大変で、一応ケースを買ったんですけど、
純正ケース高いのでAmazonで売っている、よく分からないケースを買って使っているんですが、
重さはともかくかさばるんですよね。
なのでMacBookとこのVision Proケースに入れたものをバックパックに入れると、
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もう結構パンパンになってしまうので、
コーディングに最初は持って行ってたんですけど、
最近ちょっと面倒くさいなっていう風になってますね。
暑いし、あんまり重い荷物持って長時間歩きたくないなみたいなところもあり、
なかなか二の足を踏みますね。
新幹線とか飛行機とかで使ってみたいなとも思うんですけど、
飛行機はね、この前インドに持って行こうか悩んだんですけど、
インドで紛失したら泣くよなと思って、ちょっと今回はやめておきましたね。
あれも入ってないんですよ。
Find My、探すアプリの機能ですね。
なので、無くしたらもう泣き寝入りみたいな感じになりますね。
そのあたりがカバーされてからかな。
新幹線で実家とかそういうところに持って行くときには持って行ってもいいかなと思います。
どの道両親には一回見せようと思っているので。
というわけで、Vision Pro買って1ヶ月くらい使ってみた感じでした。
今のところは売るつもりもなく、
もっと重量が半減している機種が出たら買い替えてもいいかなと思いますけど、
もうちょっと使い込んでみようかなと思っています。
では、ありがとうございました。
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