Summer Rockのプレイリスト
横山です。大樹です。
Spotifyで最近ディグリ始めてるんですよね、プレイリストとかを。
Summer RockっていうプレイリストがSpotify公式から提供されてて、
このプレイリスト結構上がる感じでいいなって思って聞いてるんですよ。
夏に聞くべきロック、ミュージックみたいな。
それのプレイリストがいくつかあって、16thから始まって、60年代のロックから始まり、
2010年代のロックっていう風に、だから10年単位でのプレイリストが存在してるんですよ。
僕結構、なぜか知らないけど80年代のSummer Rockを聞くようになって、
これなんか聞いたことある曲も多いし、なんか馴染みのある、
なんか洋書記というか、中高時代に聞いた曲も結構ここに含まれてるなってことで、
80sをなぜか聞いてるんですね。
なんか有名どころみたいのってあるんですか?
ちょっと出しておきますか。
洋楽ですか、ちなみに。
洋楽っすね。
しかもSummer RockのSummerっていうのが何にかかってるのかよくわかんないです。
確かにな。
サザンとかチューブとかだったら夏だろってわかるんですけど、
あるのかな、洋楽にも。
Summer Rock以外にもロックっていうプレイリストもあるんで、
Summerとロック一応分けてるんだっていうのはなんかありました。
で、具体的なアーティストいくと、バン・ヘイレン、エアロ・スミス、アイアンメーデン、プリンス、トトとか、
そういうやつですね。
よく聞くGuns and Rosesとか、よく聞くロックレジェンドたちのプレイリストですね。
これ結構いいなってことで、
2010年代の感情
他のプレイリストもどんどん聞いていきたいと思ってるんですけど、
一番引っかかったのがこのTENSE。
Summer Rockなんですよ。
TENSE。
TENSEですよ。
2010年代。
そういうことか。
もうくぐられちゃったか2010年って思って、
これ、うわーって。
だってこの間まで2010年代だったわけじゃないですか。
それが今2023年なんで、もうくぐるんだって思って。
もう歴史のものになってるんだみたいな。
だってね、2010年っていえば僕は高校2年生で、
そっから大学を経て社会人ちょっとっていう感じだから、
かなり濃密な時間を過ごしてるんですよ、2010年代っていうの。
僕のとおりは歴史じゃないんですよ。
実際にあった出来事なんですよ。
これもう過去になったの?っていうのがちょっと悲しくて。
でも僕らより年上の大人はみんなそれを経験してるんでしょうね、多分。
まだね、だって正直この感情って公認になった時もあったんですよ。
え、ゼロ年代ってもうくぐるの?っていうのがあったんですよ。
だから、これまた2020年代くくられるってなると、
なんか悲しいなっていう思いがあって。
ちょっとね、2010年代プレイリストも回そうと思ったんですよ。
知ってる曲ねえってなって。
へー、そうなんだ。
逆に。
だから、2010年はアブリル・ラビーンとかがあって、
「まだ知ってる」ってなったんですよ。
だけど2010年代は本当に何も知らなくて、
逆になんで80年代ばっかり知ってんだっていうのはちょっと謎っすよね。
一応90年代生まれました。
え、アブリル・ラビーンとかがいつって言いました?
10年…じゃなくて、ゼロ年代。
あ、ゼロ年代。
それゼロスって書くんですか?
ゼロスですね。
なんて言うんですかね。
ゼロス。
まあ、そのくくられてしまったってことにちょっとショックを受けてるんで。
くくられてしまったってことと、
だから自分が一番濃密に過ごした時間っていうのが、
もうすでに歴史になってるってことが、
僕にとってはもう耐えらんないことなんで。
2010年代の音楽
この「10S」って書いてあったこの文字を見たときに、
なんか本当、感情が揺さぶられたというか、
なんか自分の存在が過去のものになってしまったかのような気持ちになって、
これはちょっとまだ出してほしくなかったなって。
はい、おじさんの青春はここですよ、みたいな。
で、まだその「おじさんの青春はここです」っていうのならいいんですけど、
その曲、1曲も知らねえっていうのが、
さらにショックなんですよね。
俺の青春どこにあったんだよ。
実際なんでなんですかね。
わかんない。
いや、多分なんですけど。
普通にその時代のロック聞いてないし。
聞いてないですよね。
2010年代、特にインターネット普及期じゃないですか。
最期普及期じゃないですか。
90年代の黎明期を経て、
2000年代でインターネットみんなが接続するようになって、
スマホが普及していったっていうのが2010年代だと思うんですけど、
やっぱりあまりにも激動すぎたというか、
文化の在り方っていうのがガラッと変わったフェーズだと思うんで、
2010年代っていうのを、
全員が同じイメージ持ってる気がしないんですよね。
なんか2010年代ってこんなんだったよねっていうのって、
なんか全員の共通認識としてないと思うんですよ。
だからこのヒットチャートとして色々集めてみたけど、
俺には刺さんないっていうのが多いんだと思うんですよ。
ディスカッション: 10年代のアイデンティティの喪失
80年代、90年代ってなると、
みんな大体同じ曲ばっかり聴いてたと思うんですよ。
だからその〇〇年代っていうアイデンティティが、
全員が同じようなものを見えやすいんですよね。
にもかかわらず10年代っていうふうにくくられたはいいものの、
俺その10年代知らねえんだけどってなって、
さらに二重でショックを受ける。
まずくくられたことに対してショックを受けて、
そのくくった内容が俺にはマッチしてねえぞってことに、
さらにショックを受ける。
これが今後加速するんですよね。
20年代ってくくったら、
そんなに20年俺にはなかったぞってなる可能性があるんで、
くぐんないでよって思いました。
なんかロックじゃなくてもはや、
なんだろうな、横山さんが過ごしたコミュニティープレイリストみたいな。
それ欲しいですよね。
感じに。
これ聴けばお前懐かしむだろっていう。
それね、めっちゃ思うんですよ。
アニメに、それこそSpotifyってアニメ、
アニソン2000年代みたいなものもあるんですよね。
ありますね。
俺の知ってるアニメねえぞみたいなの、結構あるんですよ。
あとそのアニメはあんまり好きじゃないっていうのがあったりするんで。
まあそりゃそうっすよね。
ノットフォーミ曲が混ざってきがちなのはちょっと気になりますよね。
それが多分少ないのが、過去のプレイリスト達なんですよ。
過去っていうか過去世代のプレイリスト。
多分60年代とか、
まあちょっと古すぎてあんまりどんなアーティストがいるかわかんないですけど、
の方が、多分みんな同じアーティストばっかり聴いてたと思うんで、
ああこれこれっていうのが、
だから60年代で集まったら、
青春を過ごした60年代の人たちで、
みんな、わあこれいいよね、これいいよねってなると思うんですよ。
片や10年代は、みんなで集まって、
じゃあ10年代でプレイリスト流してみようって言ったら、
なんだこの曲はっていうふうにみんなでなって、
思い出を共有できないっていうのは、
まあインターネット普及してみんなの趣味がバラバラになっていったことによる、
アイデンティティの喪失というか、
その時代特有のカルチャーっていうのが、
なんか共通して存在しないし、
仮にその共通して存在しているものがあったとしても、
僕はその中から阻害されてるんで、
そこにショックを受けてるっていう、
この2010年プレイリストに対する見た瞬間の、
このね、動揺はね、凄まじいものですよ。
そうなんですね。
感じないですか?
なんかどうなんだろう、
なんか元々あんまりこう、
なんだろうな、その時流行ってた音楽をすごい聞いてたっていう気がしないので、
自分的には。
だから、まあそこに入ってなくても、
そんなもんなんだろうなみたいな。
それはまあ、それはそうだろうなみたいな感じで思っちゃいますかね。
まあ、なんかテンスっていう言葉は確かに聞きなじみがないんで、
そこは確かに、
ああそっか、そんな言葉がもうあんのか、
もう100年もあったらどうなんだろうみたいなことはちょっと思いますけど、
100年前の音楽はもう再生されることがほとんどないから、
そんなことはもう気にしないのかなみたいな、
ちょっと違う考え事が頭をよぎってました。
でもビートルズとかは、
レジェンドオブレジェンドなわけじゃないですか。
あれ60、70年代だとして、
レジェンドアーティストと時間の移り変わり
クイーン70年代だとして、
クイーンみたいなレジェンドアーティストが70年代に、
まあ威勢不備しましたと。
多分、2070年にもクイーン聞かれますよね。
うーん、どうなんですかね。
その時、一体クイーンは何ていうプレイリストなんだろう。
1900、19世紀、20世紀か。
20世紀みたいなプレイリストなんだろう。
まじか。
わかんないけど。
もう一気にくぐっちゃうんですもんね。
じゃあ俺らはじゃあ、
22世紀に突入したら、
え、21世紀もうくぐっちゃうの?っていう風に、
またそこでショック受けるんだ。
そうかも。
わかんないけど。
107歳ですね、僕。
まあでも、それって多分あれですよね。
その、新卒とか多分そろそろ、
2000年生まれみたいなの見て、
おー、お前2000年生まれかみたいな感じなのと、
ちょっと同じような感じなのかなって気づきますけどね。
今の新卒2000年生まれか。
うん、多分。
2000年生まれ。
そうですね、多分それに近いですね。
なんか、突拍子のない数字を見せられて、
動揺するっていうのに近いですよね。
そうですね。
それはねえだろって、
普通の人間は1990年代生まれなんだよって思いが強いですよね。
そうですね。
僕らなんて入ってきた時は、
もう、おー平成生まれかみたいな感じだったのに。
確かに言われた。
ついに平成生まれが入ってきた。
だって、俺は5年。
僕2年です。
人間FMの時代
そうですね、言われますよ。
平成一桁が入ってきたみたいな。
それか、令和生まれが入ってきたら、
またわけわからんことになるんだよな。
そうですね、まじで。
なんかね、時間は止まってるっていう風な思いが結構強いんですけど、
もう本当にみやくみやくと動いてて、
で、それがいつの間にか過去のものになってるっていうのは、
しかも今後それが多発するのは、
ちょっともしかしたら精神崩壊するかもしれないですよ。
20年代くくんないで欲しいです、ちょっと。
おじさん、おばさんたちはみんなもう、
そうやって精神崩壊していくんですかね。
いやでも、おじさんおばさんはまだいいと思うんですよ。
60年代、80年代みたいなことで、
過去を振り返ったら、やっぱそのロックレジェンドがいっぱいあったわけじゃないですか。
なるほど、変える場所があるんですね。
片谷さ、だってうちの親父、ビートルズオタクなんですけど、
もうずっとビートルズって聞いてるんですよ。
それ、幼少期からずっとみやくみやくと続いてきた、
まあ、一趣味なわけじゃないですか。
で、それを、一応僕たちは2010年代を一番色濃く過ごしたにもかかわらず、
1980年代の曲が一番刺さっているっていう状態は、
でも生まれてないんですよ。
いや、なんかなんか、
うらやましいなって思いますね、その上の人たち。
なんか昔、自分たちが生まれて、
一番濃厚に過ごした時代のものを、
将来でも聴き続けるっていう。
けど僕たちはその、生まれた時代には、
もうすでに先人たちの偉大なる作品たちがいっぱいあって、
それを、それも選択の対象になってるわけじゃないですか。
だから、自分の過ごした年代っていうのと、
自分の好きな曲の年代っていうのがマッチしてない。
時代がくくられてしまう、
自分の過ごした時代が歴史になってしまうっていうショックと、
その歴史を振り返りづらいというショックが2つあって、
っていうことですね。
前者はしょうがないとして、
振り返る術、自分でプレイリストを作っていくしかないんですかね。
そうですね。
自分で。
いや、違う。
でもその年の曲っていうのに、
ハマってないことが問題なんですよ。
だからその、聴いてた曲、
その年の曲を聴いていくしかないですよ。
それやりたいんだったら。
っていう、なんかね、ちょっとモヤモヤした感情を、
このSpotifyのプレイリストから感じてしまったっていう、
これもおじさんトークの一つになるかもしれないですけど、
歳をとればとるほど、
違う、歳をとったら自分たちの過去は歴史になるっていうことを、
改めて認識してしまって、
なんか謎にダメージを受けたっていう話です。
この人間FMも歴史になっていくんでしょうね。
これ10年後とかに聴いたら、どう思うのかめっちゃ楽しみですね。
ですね。
タイムカプセルですね。
これ2020年代、俺らこんな話してたんだっていう。
でもそれは確かにいいですね。
マジ労働とかしてんの?みたいな話なのかな。
10年単位で振り返るっていうのは、ある種いい取り組みだと思うんですけれども、
僕は音楽を通してそれができなかったっていうことなんで、
他のすべて振り返りたいですね。
漫画とかアニメとかは振り返りやすそうな気がするんで。
確かに。
結構リアルタイムに自分が追っているものは振り返りやすいってことですね。
ちょっと20年代の年表、
じゃあ10年代の年表、歴史年表をいろんな切り口から作ってみて、
これなら振り返れるっていうのをちょっと考えたいと思います。
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