映画『BLUE GIANT』の感想
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今日はですね、あのブルージャイアントの劇場、 しかも今日見たってことですね。僕もさっきも見たばっかりで
まあちょっといわゆる音楽者なんで
私なりにちょっとあるなって一個思う。 柴崎は言われたい一言に
彼は明日のジャズ。 そのぐらいのことを言われたい。
俺は、彼は明日のヒップホップなんで、絶対言われたくないなって。
いや、さっきおっしゃってましたね。 そんな重荷を背負いたくない。
いや、重荷なんだそれ。 重荷でしょ!
嫌だもん! いや、明日のヒップホップだって。
どんだけ軽快に軽やかにやる
ジャンルというか。
俺はそう思ってるから。 ヒップホップイコール
シェイケラーイェイェイヨーイヨー みたいなイメージって拭えないでしょ。
まあそうですね。 そういうニーチャー達でしょ。 柄の悪い。
トップ系の人がリーダーになるってわけだから。
そこをすっごい。 いや、そうじゃない。ないけど。
シアター・ラブ・ファンのライムスター。 ジブラさんもいて
ブタブランドとかもいたり、雷がいたり。 色々いたりして、今の若い子達ももっとオシャレな
めっちゃカッコイイ子達がいる。 けど未だに
多分40代ぐらいの人達は ヨーヨーイェーイみたいな
そういうチェケラーみたいな。 チェケラッチョみたいな。
やめてくんねえかも。 そうじゃねえからもう。
明日のヒップホップだって言って。 自由なヒップホップをイメージしている人はいないんですか?
ヒップホップが持つ自由な。 カルチャー的に。
未だにやっぱヒップホップは
ヤンキーというか、ちょっと 柄の悪い
人達の音楽みたいなイメージなんですか? だからどっちもあっていいんですよ。
振り幅的にあっていい。
いわゆる男女を栽培して捕まっている 連中でもレコード出せる。
それもあり。
ここでカタヤ、ミュージックステーションに出る 連中もいる。
その振り幅でもちろんいいんだけど ヒップホップって言葉自体がちょっと
シンボリックに、これだけじゃない。 もっと多様性もあって、もっと音楽的に幅広くて、それこそ
もちろん元くんとか、パーピーくんとやったりとか。 全然どんどん広がりを見せるヒップホップであるからこそ。
俺らはもうちょっと時代遅れるのかもわかんないけど
ヤンキーだけの文化じゃないかな。
っていうのはずっと思ってる。
ジャズが素晴らしい音楽だと思うけど、 ジャズだしオープンロールだろうが
素晴らしい音楽ジャンルがいっぱいあるんだけど、 あえて
ジャズやるべって言わなきゃならないくらい、 そんなスタンダードなものじゃないんだっていうのは、
今回見て改めて、そう確かにジャズって渋いよなぁとか って風に思っちゃう。俺もいるから。
ヒップホップもそういう風になんか 端っこに寄せられてる気がする音楽だなってちょっと思っちゃう。
なんか今の聞いてて思ったのは
もし明日のジャズだとか 明日のヒップホップだって
言われた時に、まぁ今回の映画ではその言葉を本人は聞いてないけど、 本人が聞いた時にそのリアクションは結構大事かなと。
それってキャラクター分かるじゃないですか。 りょうさんが言われたらなんとかなる?
いやだ! お礼をそんな一袋にまとめじゃねえよって言われたら。
ブルーノートの支配人に言われたら? そうだって言われたら。
ブルーノートもすごいとこだと思うけどさ。 ちょっとこの辺でやっときましょう!
すごいとこですよブルーノート。 すごいとこだと思いますよもちろん。
僕もライブとか行かせて、 見させてもらって。
最初はルーツですよ。 えーいいなぁ。
そしたらアフラが話しかけて、 あー久しぶりや。
そしたら俺この後出るんですよ。 ルーツのステージに。
まずビートボックスでラズエルと一緒に ビートボックスステージに行ったんですよ。
マジ超やべえじゃん。 いいな。
っていう思いがあったんですね。 飛び入りでやつがありました。
こないだ俺、マッサンドバシリーっていう オレがすごい好きな
ギターとラップのデュオを見に行くのがあって。 それをブルーノートにやったんですよ。
やべえじゃん。 すごい。
結構しょっちゅう遊びに行ってたの。 彼が。
で、いつもあの、 プリスタイルはここのあたり。
絶対呼ばれへんの。 今日先輩来てるんですよ。
ちょっと上がってきてください。 じゃあもうエンジン温めるってことだけど。
ブルーノート見に来てるし。 ここで呼ばれたら。
呼ばれない。 運んじゃえ!って思って。
ブルーノート飛び入りとかダメ? みたいなやつをやってたよ、アフラン。
あ、そうなんだ。 って呼ばれなかったっていう残念な記憶しかない。
でも別にブルーノートは勇者と正しき素晴らしいグラウンドです。
ブルーノート、またあれじゃないですね。
俺もなんか行くたびにすごい特別な。 高いし、そもそも。
ちょっと行くときの服を選んじゃう感じが。
おしゃれして美味しい食事もお酒も良い音楽も聴きに来ますっていう最高の。
都内の最高クラブで終わります。 わかってますよ、僕。
ブルーノートに立ったやつは絶対に。
で、支配人に
明日のジャスターって言われて、あの階段を登って行く背中でそれを言われたら
振り返りましたね。
で、お目が高い。
なにそれ。
すごい上から目が高い。
なにそれ。
そんな?
まあ、言いないで。
柴崎竜人の音楽ジャンルに対する思い
誰だよ、俺。
でも、小説家とは言われてないでしょ。
明日の小説家だ。
明日の文豪だ。
明日の文豪だ。
自分のキャラ的にはやっぱり
今、バッとイメージ出てきたのは知ったけど、やっぱりお目が高いって多分解釈する。
まあね。
よくぞ、みたいな。
わかってますね。
明日のライターだと。
どう?
明日のスプラトゥーンだと。
明日のスプラトゥーンだと。
明日のスプラトゥーンだと。
明日を担っていくライターだって言われても嫌でしょ。
それは僕じゃないですね。
僕じゃないですねって言われても嫌でしょ。
だから、
俺の中でヒップホップではそれが大きいんじゃないの?だけですよ。
小説家とかライターさんとか。
僕はヒップホップ人間でやってますけど。
背負いたくないし。
嫌だなって。
でも、
それ言われて背中でカタルシスを、
なんていうのも、
あれが明日のヒップホップだぜって言われて、
カタルシスを背中で受け継げるのは、
うちのグループっていうのは、
僕みたいな感じで。
あっ、はい。
分かりますよ。
あいつがヒップホップだねみたいな。
それは、だって、
やってきたことそのものがそうなんだ。
感じれば確かにそうかもしれないけど。
この映画だから、
この話になったかっていうと、
俺はジャズってものにもそういうものを感じるんです。
いわゆる古臭い、
昔の音楽ジャンルでしょ、じゃない、
エモーショナルなものがもっとある。
RIP SLYME RYO-Zの音楽ジャンルに対する思い
っていうことを表現した映画でしょ。
原作も含めに。
だからそういうことを、
ヒップホップにも、
本当はそうなんですよ。
もっとエモーショナルな何かが、
ちゃんとポップスに通用するし、
今は、
わからずの間にアメリカでは、
ヒットチャート、
ヒップホップ、
上位と下位みたいな感じで、
今は認められるけど、
昔はそうじゃない時期。
でも俺たちは、
これが一番かっこいいんだ、
めちゃくちゃ面白いんだよ。
その頃は俺は、
明日のヒップホッパーだと言われたかもしれない。
その頃はね。
今は思わない。
俺がヒップホップ。
俺の存在がヒップホップ。
で、
田森さんが言うように、
俺がジャズな人がいる。
俺がやることがそうなんだから、
ジャズな人が、
何やったってジャズになるんだ。
気持ちで俺もやってるから、
明日のヒップホッパーだなって言われた。
今日ヒップホッパーだなって。
その返しすごいかっこいいですね。
俺はもうすでにそうなんだ。
俺がやることがそうなんだ。
以上です。
いやいやいや。
今のは使いたいから、
全部使いましょう。