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どうも、ねじまきラジオのねじまきです。 つい先日、福岡に日帰り旅行に行ってきましたので、その時のことをお話ししたいと思います。
今回の旅行の目的としては、まず大学時代の友人に会いに行ったということと、もう一つ、これが今日お話しする本題なんですけれども、福岡で始まった
匂い展という、という嗅覚をテーマにした展示会に行ってきました。 僕自身、九州に行くのがそもそも10年ぶりぐらいで、だいぶ前にハウステンボス行ったのが最後じゃないかなと思います。
福岡って大したことないやろうって思ってたんですけれども、行ってみると結構いいところでした。 まあまず嗅覚についての展示展、匂い展についてお話したいと思います。
実はこの匂い展、2018年の2月頃に東京でも行われていたんですけれども、今回は3地点開催ということで、札幌と静岡とそして福岡で開催されているようです。
公式サイトの触れ込みによると、悶絶から微臭まであなたの嗅覚を刺激します。 このような激臭とそして微臭、香水の元となる香りを集めました。
さあ、未体験の匂いを感じてみませんか。どこか枯れています。 まあこれじゃざっくりしすぎているので、実際に行ってきた僕が実際どんなものを嗅いできたのか紹介していきたいと思います。
朝10時ぐらいに福岡に着いて、天神駅にある福岡パルコというショッピングモールの6階にその匂い展はありました。
まだ始まった時点ということで、それほど人もいなくて、匂いってニッチなまだ世界なので待ち時間なしで入れました。
実際入ってみるともう何も嗅いでないのに空気にいろんな匂いが立ち込めてて結構カオスな感じでした。
まずはいきなり始めのコーナーにお目当てのリュウゼンコウという天然香料が展示されていました。
これ実は僕のやりたいことリスト100に入っているリュウゼンコウを嗅いでみるという項目にあたるものです。
リュウゼンコウって多分聞いたことがない方が多いと思うんですけれども、もしかしたらアンバーとかアンバーグリスっていうとわかる方もいるかもしれません。
このアンバーグリスとかリュウゼンコウと呼ばれるものなんですけれども、見た目としては本当にザラザラしたただの岩みたいな感じです。
実はこれマッコウクジラの腸内で生成された血跡でして、めったに取ることができない非常に貴重な天然香料です。
ちなみにこのアンバーグリス、日本円にして1g1700円から2000円で取引されていて、純金とかより断然高い天然素材です。
クジラの漁が禁止されている今となっては、最終方法は本当に海岸に打ち上がったものを見つけるしかありません。
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たまに海外とかでこの巨大な塊のリュウゼンコウが見つかったりして話題になったりもします。
実際もしかしたら宝くじを当てるよりも効率はいいかもしれません。
海辺を散歩する習慣のある人とか、何か変わった岩がないかを探してみるといいかもしれません。
ゲームのモンスターハンターみたいでちょっとロマンがありますよね。
そんな話は置いておいて、ずっと憧れだったやりたいことリストにも入ってたアンバーグリスを買いに来ました。
実際の匂いとして、真っ黒クジラの病草みたいなものなので結構きつい匂いを覚悟してましたけれども、
実際はそれほどきつい匂いというわけじゃなくて、どちらかというと本当にいつまでも嗅いでいたような、頭にぎゅっと染み込むような不思議な香りがしました。
これ言葉で表すのが結構難しいんですけれども、やっぱり実際に嗅いでいただくしかないかなと思います。
このアンバーグリスは実際高級な香水とかにも配合されてまして、匂いを持続させるような効果を持っています。
他にもそのコーナーにはジャコウジカっていう、これまた貴重な鹿の金玉から取った匂いを集めた展示をしていたりだとか、
カメムシの花の匂いが香水にどう生かされているのかとかの展示がありました。
そのコーナーを終えて、次は劇集コーナーみたいなのに入ったんですけれども、その劇集がレベル1から5までに分かれてまして、
入場者はなるべく低いレベルから嗅いでいくように案内されています。
はじめのレベル1としては、あの有名な魚の草屋が展示されていました。
この劇集コーナーは匂いが漏れないように個室みたいなブースで匂いが保たれていました。
もうレベル1の草屋から結構匂いがきつくて、これ大丈夫かなと思いながら進めていきました。
レベル2としては、それもまた有名なドリアンなんですけれども、空港では取扱い注意にも指定されるほどの果物です。
皆さんドリアンって嗅いだことありますかね?
僕は台湾かどっかの市場で嗅いだことがあるので、初体験ではなかったんですけど、やっぱり匂いは強烈ですね。
具体的に言葉で表すとなると、腐ったパイナップルに石油のきつい匂いを混ぜたような匂いかなと僕は感じました。
なので頑張ってその石油臭と腐ったパイナップルの腐った部分を意識から頑張って消し去ると、なんとか果物的な甘い香りがするので、我慢できることはできるような匂いです。
次に挙げられてたのが台湾で有名な臭豆腐。臭いに豆腐と書いて臭豆腐と思うんですけれども、これが入ってました。
千と千尋で有名な九分っていう観光地でもよく嗅ぐことができる匂いなんですけれども、結構苦手な方多いんじゃないでしょうか。
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実際嗅いでみるとその強烈ななんというか腐った匂いがもう鼻の中にねじ込んできましてですね、これは僕も苦手ですね。
この辺を何度も無理やり嗅いでるともう頭が痛くなってきました。
そういった時は休憩用にリセット用にウナクールのような匂いだとか、焼酎力のような匂いだとか、コーヒーの豆の匂いとかがリセット用に置かれてまして、これを嗅ぐと鼻の状態元に戻るというかされますので、これで休憩してました。
そんな困難で悪臭コーナーを攻略していってたんですけれども、他にも足の匂いだとか過労臭だとかが展示されてました。
最終的にきつい匂いとして挙げられてたのが、やっぱり有名なドイツのシュールストレミングというスウェーデンの世界一臭い食べ物として有名なミシンの缶詰ですね。
これ配置されている場所もなんかちょっと奥まったところで、もうたちいちからして危険な香りが漂ってました。
僕自身これ自身も結構お目当ての匂いして、一度は嗅いでみたいなってずっと思ってたんです。
芸人がよく嗅がされて罰ゲームみたいなのをされているので、どこまで臭いのかをちょっと本当に確かめてきました。
その個室に入るとですね、空気穴的な穴は閉まっているのにそれでも強烈な匂いでした。
で実際蓋を開けて嗅いでみると、もうこれもまた鼻にゴーッと無理矢理入ってくるような匂いでして、
言葉で説明するとなると、腐ったおでんの大根にウジが付いているような魚をつけて1ヶ月放置したような匂いじゃないかなと僕は感じたんですけれども、
魚の本当に生臭さとその、出汁の腐ったような感じがミックスされて凝縮されたような匂いだと僕は感じました。
鼻を近づけて嗅ぐとやっぱりどうしても顔が歪むレベルの悪臭です。
でも魚の生臭さって結構日本人は慣れているというか、なので臭豆腐のレベルと個人的にはそれほど変わらないかなというほどの感想でした。
この臭豆腐とシュールストレミングのコンボの後でまたドリアンに戻ったんですけれども、
その優しさに本当にドリアンが本当に可愛く見えるレベルの臭さでした。
まあでもシュールストレミングあれ食べるとなるとやっぱりきついんじゃないかなと思います。
あれが口の中にずっと匂いが染み渡ってしまうとなるとそれだけでも終えていずくようなきつさです。
この悪臭コーナーを終えるとTシャツに匂いがついてないか心配だったのでずっとバタバタしてました。
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他にも展示はいろいろありまして、香水の原料の匂いだったりだとか、ウイスキーの樽の匂いだったりだとか、
男女のフェロモンの展示をしててどちらか当てられるかだったりだとか、脇の匂いを測定してみようのコーナーだったりだとか、
本当に匂いに関する刺激を与えてくれるような展示がいっぱいありました。
僕結構匂いフェチ的なところがありまして、普段から葉っぱとか花の匂いとかをよく嗅いでて、
そんな気持ちがよくわかるって人は本当にぜひ札幌か静岡か福岡に訪れていただけたらなと思います。
香りの世界って本当に面白くてですね、まだまだ他の五感、触覚、視覚、味覚、聴覚とは発達が遅れてましてですね、まだまだ未発達な領域なので、
今後さらに発展するんじゃないかなと僕は大きく期待しています。
ブログでもその辺をまたいろいろ書いていきたいと思いますので、興味のある方は僕のねじ巻ブログを見ていただけたらなと思います。
日本ってなんだかんだで香り先進国で平安時代の頃からなんか手紙や着物にお香を焚き付けたり、
なんか独特の発展をさせてきてましてですね、
現地物語なんてその顕著な例なんですけれども、
逆にこの影響で体につける欧米のような発展の仕方はしなかったんですけれども、
これからどんどん発展していくジャンルだと僕は確信しています。
他にもちょっと福岡のことを話したいんですけれども、
福岡って僕全然本当に知らなくて、博多ラーメンとタラコとナカストみたいなイメージしかなかったんですけれども、
実際に行ってみると結構な都会で特に驚いたのがその地下街の発展の仕方がすごくオシャレだなと思いました。
どの店舗もなんか新しく改装されたようなところが多くて、
時間もなくてもう一度行きたいなって思わせてくれる街でした。
ご飯もこれまた美味しくて、もつ鍋食べて自撮りの串焼き食べて、最後に博多ラーメン締めて、これはもう最高でしたね。
もう一度近いうちに行こうかなと思うほどでした。
あともう一つやりたいことリストを実は今回の旅で達成したんですけれども、
それは何かというとグリーン車に乗ってみるということですね。
しょうもない話なんですけど、僕新幹線のグリーン車一度も乗ったことがなくて、
今回格安新幹線ツアーでたった500円でアップグレードできたので、帰りはグリーン車で乗って帰ってみました。
グリーン車の感想としてはやっぱり高級感がなんか違いますし、
革の質感とかも一般の車両よりは雰囲気が出てて、払った価値はあったなと思いました。
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他にもウェッジとか旅の雑誌が前に置かれてて、暇が潰せるようにもなってたりして、
やっぱり大きいのは足元に足を置く台みたいなのがあるので、足を伸ばしてくつろぎながら帰ることができました。
でもどうしても一個気に入らないことがありましてですね、それはコンセントがなかったということです。
普通の車両にも窓側の座席にはあるコンセントなんですけれども、
グリーン車は前後にしかこの方の車両はなくてですね、僕の席にはコンセントはなかったです。
だから今回の経験で、ただアップグレードすれば全てが良くなるってわけじゃないんだなという良い勉強になりました。
いやーそれでも福岡旅行最高でしたね。
日帰りで新幹線で高く着くんですけど、どっか行くっていうのは割りかし良いレフレッシュになるんじゃないかなと僕は思います。
もしこの世界のネジを巻くラジオのリスナーさんに福岡の方がおられたら、他にお勧めがあればまた行った時の参考にさせてもらいます。
そうでない方もメールやツイッターで気軽にコメントいただければなと思います。
僕のブログもやってますので、やりたいことリストとか旧格についての話を見たい方は
www.ねじ巻ブログ.com 世界のネジを巻くブログにお越しください。
ここまで話してだいたい13分30秒。
今までの中で最長じゃないかなって。話すのも慣れてきたので徐々に15分程度まで長くしようかなと思っています。
来週はまた趣向を変えてボクシングを始めて数ヶ月経った感想についてお話したいと思います。
では次のエピソードでお会いしましょう。