オンライン日本語教師の授業
オンライン日本語教師の日記ということで、
明日金曜日、3月29日は休みなので、その後の同日月仕事があって、
土曜日のことについて、さっき考えた音声を配信しました。
次は日曜日についてなんですけれども、日曜日31日は6人生徒がいて、
9時にアメリカ人の生徒が1人、11時に香港の生徒が1人、12時にアメリカ人の生徒が1人、
18時にイギリス在住の生徒が1人、19時にイギリス人の生徒が1人、
それから21時にイギリスというかスコットランドの生徒が1人。
まず9時の生徒から。
この人は、以前のエピソードでも話しましたが、
アメリカに住んでいる17歳の高校生というか、高校に行きながらも大学の授業をとっているという、
アメリカの教育システムがちょっと日本とは違って、そういうこともできるそうです。
その生徒は非常に楽しみながら授業を受けています。
学生に関して教えるにあたって気をつけなければいけないのは、
あるときに突然バーアウトしちゃうということがあったりとか、
生活が変わったりすると授業が取れなくなったりとか、
お金の問題とかでわりとシビアに取れなくなったりとかするんですが、
今のところは結構楽しんでやってられてるので。
学生の授業に関しては、楽しんで取ってくれててもいろんな事情があって取れなくなったりするので、
そういうことに関してはあまり落ち込まないようにしています。
この生徒に関しては、表現したいことに忠実にテーマを与えるということが大事なのかなと思います。
今のところは基本的には日記を書いてもらっています。
すごくたくさん日記を書いてくれるので、もう少し別の課題を与えたほうがいいのかなと思いますね。
自分は初級の生徒に対する書くお題に関して、まだまだできてないところがあるので、
書くお題が日記だけじゃなくて、もうちょっと簡単に自己表現ができるようなお題を考えようと思っています。
NEJという教科書があるんですけど、西口さんが作ったNEJとか、聞いて真似して……
ちょっとタイトル忘れちゃいました。
生徒の授業について
大阪府が出してる公的な教科書を参考にしてもいいかなと思ってます。
11時からの香港の生徒は、この人は本当にN1を持っている生徒で、非常に流暢に日本語を話します。
話し方にも発音にも癖がなく、香港の生徒とか中華圏の生徒は発音が中華圏の影響があったりするんですけども、
そういうこともなく、どちらかというと本当に文化的なレベルでいろんなことに興味があって、
ドラマの話ですね。特に海外ドラマ。
我々は日本人と香港人ですけれども、英語のドラマとかですね。
この人は仕事で英語を使ったりしているので、英語のドラマを見たりすると言っていて、
いろいろ教えてもらったりとか、かなりレベルの高いことも説明できるので、
いろんなことを教えてもらうという感じで、こちらも非常に楽しんでいます。
そういったディスカッションみたいなことができるといいかなと思います。
次の12時からのアメリカの生徒は、この人は独自で仏教の勉強をしていたりとか、
漢字を勉強しているので、僕の授業だけが日本語に関わるすべてというわけではなくて、
どちらかというと穏やかに楽しんでやっていくという授業のひとつなのかなって思っています。
なので、非常に自分の勉強したいことはしっかりしているという感じなので、
こちらは穏やかに楽しい授業をしていけばいいかなと思います。
18時からのイギリス在住の生徒は、一時期は週に3回とっていて、
ものすごいレベルで日本語を勉強していました。
そもそも日本語を勉強したくなったきっかけが、もう一回確認をしなければいけないんですけども。
確か日本に旅行に来るからっていうことがきっかけだったんですが、
たぶんそれがわりと面白くて、日本に旅行した後も続けてくれてるんだと思います。
日本に旅行したときに会ってご飯を食べたりとかしましたけど。
この人は、僕の授業のほかにも日本語の大学の授業をとっていたりして、それをヘルプしつつ、
わりと大学の授業は文法とかにすごく厳しいので、
こちらはどちらかというと会話や自己表現に焦点を当てて、教科書も使えますが、そんな感じでやっています。
次はイギリスの生徒。
そうですね。この生徒は非常にレベルが高くて、
今初級のおさらいをしながら、結構難しめの書くお題を出してるんですけども、
それもなんなくこなすので、書くお題がつきてきてしまって、あんまり授業を取らなくなってるのはそういう理由なのかなっていう気がします。
認知レベルが高くなるような書くお題とか、
どういう方向に行けばいいかなっていうのを、今ちょっと考えているところですね。
結構、ある映画を紹介するとかアニメを紹介するとか、
今まで行った旅行について紹介するっていうのを、具体的な事実と分けて自分の感想を書きなさいとか、
あらすじを説明して物事を説明してくださいとか、自分の感想を説明してくださいとか、
そういったようなものをガンガン出してるんですけども、
あんまりそればっかりだと退屈するので、やっぱり新しい何かを考えなければいけないですね。
授業の進め方について
書くということに集中させるのかどうなのか。
あるいは会話の文法をやってもらうのかっていうふうにも考えたんですけれど、
会話文を書いてくださいっていうお題も考えてたりするんですが、
それはどうもあんまり手をつけたくないようで、
いつも自分でモノローグのように語る文章を結構書いてきますね。
なのでこの生徒に関してはどの方向がいいのかっていうのを考えなければいけません。
9時からの、これはスコットランドの人なんですが、
この人はゼロ初級、もう本当に何も日本語についての知識がない、
ひらがなも覚えてないようなレベルから2日か3日ぐらいしかまだ教えてないんですが、
ものすごい勢いで物事を理解してます。
すごいなと思います。
日本語に関してはひらがなが46文字。
基本のひらがなですね、濁点とか反濁点とか拗音とかそういうものを含まないものでもう46文字あるんですけど、
まずそれを覚えながら基本的な文法を覚えつつ自己表現していきましょうっていう感じなんですけれども、
日本語のひらがなを覚えるのがゆっくり、結構時間がかかるのに反比例してものすごく文法を覚えるので、
その辺がどういうふうに長尻を合わせるのか。
あるいはひらがなはゆっくり覚えてもらって文法だけガンガンいく。
それはアルファベットで教えるという形でやるのか。
まあそのほうがいいような気がしますね。
今のところは名詞文ですね。
XはYですとかXはYじゃないですみたいなことはもう頭に入ってきたので、
もう次は動詞文に入ってもいいのかなと。
動詞が使えるようになればコミュニケーションの幅がめちゃくちゃ増えますので、
昨日は何をしましたかとか晩御飯を食べましたかとか、そういう話ができてくるとこの人との会話も楽しくなるかなと思います。
今でも十分楽しいんですけど、基本的に英語で話すことになってしまうので、
そこは日本語に置き換わったときに喜びが持続するような授業を心がけたいと思います。
という感じで、とりあえず日曜日の授業について考える配信はこの辺にしようかなと思います。
いろいろ考えることがあって、意識するだけでもいいかなと思ってこの配信をしました。
じゃあ終わります。ありがとうございました。
その次に月曜日のことについても考えます。
その配信もすぐにします。
では失礼します。