生成型AIの概要
このチャンネルでは、読書とIT時代の読み書きソロ版を中心に、様々な話をしています。
今回のタイトルは、「チャットGPTにトークシナリオを作ってもらった話」というものです。
水曜日は、ITを中心とした技術的な話をしています。
最近、生成型AIというのが話題になっています。
生成型というのは、コンテンツを生成することができるという意味です。
この言い方は、なかなかよくできています。
AIというと、暗黙のうちに期待してしまうのが、正しい答えを返してくれることだと思います。
AIとは呼ばれていませんが、例えば、Google検索は、常に正しい答えを返してくれるわけではないです。
何となく正しいと勘違いしますよね。
実際には、検索したコンテンツの中身が正しいかどうかは、きちんと読んで確認する必要があるものです。
今話題の生成型AIは、もっと勘違いしてしまいそうですが、
基本的にはGoogleと同じで、別に正しいというわけではありません。
ポイントは、生成型というキーワードにあります。
先ほど、コンテンツを生成できると言いましたが、
それが、より人間が使いやすい形のコンテンツとして生成されるようになったのです。
例えば、ある程度決まった書式の文章を、それっぽく作ることができます。
この配信の500回目で、春メイクのYouTubeを配信してみました。
生成型AIの利用例
この配信の500回目で、春メイクのYouTubeを配信しましたが、
そのシナリオを作る際に、チャットGPTに
ノーマスク解禁の勝負メイクのトークシナリオを作って、というプロンプトを入力したら、
2人の人物で話す8ターンのシナリオを作ってくれて、
そのままは使わないにしても、流れを活かして、
ちょっと自分の表現を足したら使えそうな内容が返ってきました。
実際にはこのシナリオを使ったわけではないのですが、
論点や展開を考えるのにはとても有益だったのです。
こんな風に上手にプロンプトを入力すると、
ある程度まとまった形のコンテンツを出力できるのが、生成型AIの便利なところなのです。
別のビングチャットという生成型AIに、
とある会社へ郵便を出すというイメージでアテナ書きをお願いしたところ、
所属する情報を聞いた上で、住所を自動的に調べてアテナ書きを作ってくれました。
妥当性の評価は必要ですが、こんなことでも結構手間を省くことができるような気がします。
ちょっと使ってみただけでも、仕事や生活が変化しそうな感じですね。
仕事の変化に向けて
こういうものが普及したら、仕事がどんな風に変わるのかというと、
誰もがアシスタントを持てるという感じではないでしょうか。
手間仕事はAIアシスタントに任せるのです。
とすると、人がやることは、多分会社で言えば課長くらいの管理職的な仕事ということになるのかもしれないなと思います。
仕事に対する知識や経験、知恵が試されることになります。
今よりもリテラシーが必要になることは間違いありません。
今は実験的な段階で一度逆風にさらされることになりますが、
2年ほど後には普通に使えるようになると僕は予想しています。
さて、これ、あなたは楽しみですか?それとも不安ですか?
どちらにしても、使える生成型AIは使っておいた方がいいでしょう。
早めに慣れておくのに越したことはありませんよ。
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今日もワクワクする日でありますように。
千葉直樹でした。ではまた。