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にゃおのリテラシーを考えるラジオ、読書と編集の千葉直樹です。
このチャンネルでは、読書とIT時代の読み書きソロ版を中心に、様々な話をしています。
今回のタイトルは、「定活って聞いたことがありますか?」というものです。
僕がこの言葉に触れたのは、3年ほど前のことでした。
定活というのは、定年前活動という言葉の略です。
定年退職の前に準備すること、みたいなイメージです。
朝活とか就活とか、なんとか活って言葉結構流行りましたよね。
今でも定着している言葉はありますが、定活は一家制だったかなぁとも感じます。
ただ、言葉は一家制でも、定年退職みたいな割と大きい人生の節目に備える必要性自体は消えていません。
定年退職というのは、就寝雇用を前提とした仕組みです。
一般的には60歳から65歳で、自動的に雇用契約が終了するイメージですね。
ただ、今はこの制度を維持するのが経済的に困難になってきていて、事実上の定年はもっと早く訪れることも多くなりました。
60歳とか65歳というと、昔はその後の人生はあまり長くありませんでした。
定年退職して、せいぜい10年くらい寄せを送るという感じ。
まあ、30年か40年前まではそんな感覚を持っていました。
でも今はちょっと違います。
2021年の厚生労働省の発表によると、日本人の平均寿命は女性が87.57歳、男性が81.47歳だそうです。
先のことはわかりませんが、医療技術の発達を考えると、もっと長生きする可能性も結構高いと思います。
65歳で定年退職したとしても、その後20年以上もあるかもしれないわけですね。
定年後の不安としてよく言われるのは経済的な問題ですよね。
これはこれでとても大切なことなのですが、実際に起きることのうち経済的な問題はほんの一部です。
お金があれば生きていける、というのはほぼ幻想です。
不安を煽るようですが、これは僕の偽らざる本音なんです。
備えなければならないことはお金のことだけではありません。
例えば趣味を作っておく。それもいいでしょう。
でも、趣味だけで毎日を暮らしていけるほどのめり込んだことはこれまでにありますか?
慌てて作る趣味など続きませんよ。
ではどうしたらいいのだろう?と考えながら、今僕は日々を暮らしています。
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現在進行形で結論が出たわけではありませんが、
こんな風に考えて、こんな風にやってみたら案外楽しいぞ、というお話はできると思います。
というわけでやり始めたのが、アラフォーからの定年までにやっておこう、定活の話、という講座です。
3年ほど前に対面のリアル講座としてやってみたものですが、思ったより反響がありました。
定年に限らず仕事を辞めたらどうなるのか、不安に思っている方は多いのですね。
その講座をふと思い出したので、Zoomオンラインでやってみようと思い立ちました。
アラフォーからの、と歌っている通り、定活を始めるのは早いに越したことはありません。
長く同じ組織で働いていた人には、強い思考の癖のようなものがあります。
それを認識して、少しずつ違った思考をするきっかけをお伝えします。
9月いっぱいまで、金曜日の夜に開講する90分の講座です。
概要欄に講座申込ページへのリンクを貼っておきますので、ご興味のある方は見てくださいね。
読書と編集では、ITを特別なものではなく、常識的なリテラシーとして広める活動をしています。
ITリテラシーの基礎を学べるオンライン講座をやっています。
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今日もワクワクする日でありますように。千葉直樹でした。ではまた。