00:01
にゃおのリテラシーを考えるラジオ、読書と編集の千葉直樹です。
このチャンネルでは、読書とIT時代の読み書きソロ版を中心に、様々な話をしています。
今回のタイトルは、「学ぶことで苦しさを乗り越えてきたから、学ぶことを伝えたい。」というものです。
僕は、鬱の治療を10年近く続けていました。
治療を終了したのは、割と最近のことです。
鬱は、なかなか難しい病気です。
本人が、治ったと本当に自覚しなければ、症状は続くものです。
お薬の治療を続けながら、僕が選択したのは、学ぶことでした。
鬱をはじめとした精神的な病気のことから始めて、心理学の基礎を知るために、放送大学に入学して学んだこともありました。
長く勤めていた会社を辞め、新しい仕事を始めるきっかけとなったのも、これまで接点がなかった人々と出会い、学び始めたことからでした。
学ぶことは、それ自体が結構苦しいものです。
でも、実践した先に開けてくるものがあるものです。
新しいことを知ることには、大きな喜びがあります。
鬱の治療を終えた今でも、ちょっとしたきっかけで症状がぶり返しそうなことはよくあります。
それでも何とかやっていけるのは、常に学びの姿勢を取り続けているからだと思っています。
そうした学びから、副次的に結果が出たものがいろいろあります。
放送大学を無事に卒業できたことや、多様な人とのつながり、働くことへの考え方の変化、
そして何よりも明るく元気でいられる自分です。
学びは自分の世界を広げます。
学び続けることで苦しい状況を克服した体験を、同じように苦労している人に伝えていきたい。
そんな思いで毎日送っています。
学びというのは、漠然としていますが、こんなことを学んでみようと思っているとか、
これを学び始めたけどちょっと苦労しているということを話したいと思ったら、ぜひコメントをいただけると嬉しいです。
読書と編集では、ITを特別なものではなく、常識的なリテラシーとして広める活動をしています。
詳しい内容については、概要欄のリンクから、または、「読書と編集」と検索して、
猫がトップページに出てくるホームページをご覧ください。
この配信の書き起こしを、ノートで連載しています。
概要欄にリンクがありますので、フォローいただけると嬉しいです。
今日もワクワクする日でありますように。
千葉直樹でした。ではまた。