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にゃおのリテラシーを考えるラジオ、読書と編集の千葉直樹です。
このチャンネルでは、読書とIT時代のリテラシーを中心に、好きなものの話をしています。
今回お話しするのは、快速エアポートで列車設定の苦労を想像する話、というものです。
火曜日は地図と時刻表の話をしています。
今日は時刻表の話です。
北海道のお盆はだいたい8月の真ん中です。
他の地域のことはよく分かりませんが、交通機関の混雑がニュースになるのと同じ時期なので、全国的な多数派の時期なのかなと思います。
なので、先々週、お墓参りに行ってきました。
行ったのは愛媛市で、降りる駅は寝組野です。
それほど遠くないので電車で行くことにしました。
駅に行ってみて、この春のダイヤ改正が結構大きいものだったのに気づきました。
なんとなくニュースでは知っていたのですが、実際に利用することになって初めてちゃんと確認することになったわけですね。
というのも、めぐみ野駅は快速の通過駅で、乗る列車を選ばなければならないからなのです。
乗る路線は千歳線です。
途中に新千歳空港があるJR北海道の稼ぎ頭です。
走っているのは遠距離の特急を別にすると、各駅に停まる普通列車と、新千歳空港に向かう快速エアポートです。
めぐみ野駅には快速は止まらないので、これまでは普通列車に乗っていました。
途中の北広島駅まで快速で、そこから普通列車に乗り換えるというパターンもあるのですが、乗り換えるのがちょっと面倒だし、普通列車は空いているという理由で普通列車を利用していたのです。
で、久々に駅に行ってみたら、快速エアポートが随分複雑なことになっていました。
特別快速エアポートと区間快速エアポートというのが新設されているのですね。
これまでの快速エアポートとほぼ同じ設定も残っています。
一部のエアポートは札幌から小樽の区間も走っているのですが、そちらは今回の話題からは外すことにしますね。
まず特別快速エアポートは札幌を出発すると新札幌と南千歳だけに停車して、新千歳空港に到着します。
これが1時間に1本設定されています。最速達設定ですね。
そして何も着かない快速エアポートは、新札幌、北広島、えにわ、千歳、南千歳に停まって、新千歳空港に到着です。
これは改正前と同じで1時間に3本設定されています。
さらに新設された区間快速エアポートは、新札幌の次に北広島に停まり、その後は新千歳空港まで各駅に停まります。
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これが1時間に2本の設定です。
で、札幌からの普通列車は北広島止まりになったのですね。
ってことは、恵野に行くとしたら普通列車ではダメで、区間快速エアポートに乗る必要があるわけです。
これまで北広島、えにわ、千歳で乗り降りする人はエアポートに乗ればよかったのですが、エアポートでも特別快速に乗るわけにはいかなくなったのですね。
間違えて特別快速に乗ってしまうと南千歳まで行ってしまいますから、間違えて乗ってしまうと大変です。
沿線の利用者にはいたしかゆしという感じですが、新千歳空港からの旅行者にとっては運転本数が増えるのは利便性が増して良さそうですよね。
どの列車も相性がエアポートなのは空港アクセスが稼ぎ頭なので変えられないでしょうし、この複雑さはなかなか悩ましい決断だったのだろうなと思います。
そして北広島止まりの普通列車も将来への布石という感じがします。
北海道日本ハムファイターズの本拠地であるレスコンフィールドは北広島市にありまして、すぐそばに新駅の建設が決まっています。
新駅ができると格段にアクセスが便利になりますが、もちろん合わせて列車の増発も必要になるでしょう。
多分札幌から北広島折り返しの列車が増えるのだと思います。
まあちょっと先の話にはなりますが、この区間、稼ぎ頭なだけに列車設定の変遷が面白い区間なのです。
そのうちそんな話もしてみたいと思います。
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今回は快速エアポートで列車設定の苦労を想像する話をしました。
今日はここまで。読書と編集ではITを特別なものではなく、常識的なリテラシーとして広める活動をしています。
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今日もワクワクする日でありますように。
千葉直樹でした。ではまた。