GoogleマップとGoogle Earthのアップデート
にゃおのリテラシーを考えるラジオ、読書と編集の千葉直樹です。このチャンネルでは、読書とIT自体のリテラシーを中心に、好きなものの話をしています。
今回お話しするのは、GoogleマップとGoogle Earthの衛星画像が鮮明になった?、というものです。
火曜日は地図と時刻表の話をしています。今回は地図の話です。
9月24日、Googleのプロダクトアップデートニュースに、GoogleマップとGoogle Earthのアップデートの記事が載っていました。
アップデートは3点あって、1点目は、昔の衛星画像を使って地形の変化を見ることができるようになったというもの。
2点目は、ストリートビューが80カ国に広がったこと。
3点目は、新しいAIモデルを使って画像を鮮明にしたことでした。
1点目と2点目は、日本ではあまり影響がなさそうですが、3点目は、結構効いているかもと思いました。
思いましたというのは、アップデート前と後を詳細に比較したわけではないからです。
なぜそう思ったのかというと、Google Earthで北海道の各地をズームイン、ズームアウトしながら見ていったときに、
どこを見てもあまり雲に隠れた場所が見つからないなと思ったのです。
以前は山間部などで雲が見えるところがちょこちょこあったんですよね。
さらに詳細に見ていくと、山間部に微妙に色が濃いところがあることに気づきました。
それがどうも雲に隠れている部分だったのではないかと思われるのです。
これ、YouTubeの方に実例の画像を載せておきますので、ぜひ見てください。
今回のAIモデルによる改善は、雲を除去する技術を使ったものです。
これは別のタイミングで撮影された複数の画像を、画像の見た目から位置を正確に合わせて合成するものです。
厳密な位置情報がなくても、画像だけで位置合わせができるというのはなかなかすごいですよね。
多分この技術を応用しているのが、1点目の時代の違う複数の画像をタイムラプスで表示できるようにするものではないかと思います。
以前は人が目視でやっていたものをコンピューターが自動的にやれるようになったものです。
これは派手ではありませんが、AIはこんな風に進化を続けているってことですよね。
遠からず、Googleマップのストリートビューももっと滑らかに移動しながら見ることができるだけでなく、ある位置の過去の姿も見ることができるようになるでしょう。
空間だけでなく、時間もシームレスに変化させられるというのは、ほとんどSFの世界ですよね。
今後の地図の発展が本当に楽しみになってきます。
GoogleマップやGoogle Earthは何かを調べる時だけ見るという方が多いでしょうけど、
特に目的なくブラブラ眺めるというのも案外楽しいので、皆さんもぜひ眺めてみてくださいね。
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今回は、GoogleマップとGoogle Earthの衛星画像が鮮明になった?という話をしました。
今日はここまで。
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今日もワクワクする日でありますように。
千葉直樹でした。ではまた。