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2023-08-17 12:01

#2135 【ネタバレ有】映画『君たちはどう生きるか』の考察① from Radiotalk

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#2135 【ネタバレ有】映画『君たちはどう生きるか』の考察①
⚠️以下概要欄もネタバレ含むのでご注意ください。
・全体の概要
・参考にさせて頂いた方々
・①この映画がわかりにくいと言われる理由

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■全体の概要
①この映画がわかりにくいと言われる理由
②青サギとは何だったのか?
③現実逃避先としての塔=空想世界
④本『君たちはどう生きるか』の役割とは
⑤大おじとは何だったのか?

■参考にさせて頂いた方々

■①この映画がわかりにくいと言われる理由
・理由1: アート作品としての映画だから
・理由2: 宮崎駿の映像作りがシーン優先型だから
・理由3: 宮崎駿自身もよくわかってないから

続きはこちら
2136 【ネタバレ有】映画『君たちはどう生きるか』の考察②
https://radiotalk.jp/talk/1043464

参照リンク
✔︎『君たちはどう生きるか』せいやがネタバレありのガチレビューします【霜降り明星】 https://youtu.be/5mbTqpcFiew

✔︎【ジブリ】宮崎駿監督『君たちはどう生きるか』を観た感想を正直に話します。
(高須幹弥さん)
https://youtu.be/7dhj0XUcud4

#202308n #君たちはどう生きるか #ジブリ #映画 #考察 #宮崎駿
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はい、こんにちは、なおくんです。ということで、今回のテーマは、ネタバレ有・映画「君たちはどう生きるか」を考察してみた。
はい、ということで、昨日映画「君たちはどう生きるか」を見てきてですね、
ファーストインプレッションの映画館に出た直後の誰の感想とかも聞いてない状態で、自分が思った感想を収録にあげたんですけれども、
それからですね、いろんな方の考察の語っているのを見させてもらったり、聞かせてもらったりして、
その上で改めて自分自身で、いろんな人の意見を参考にさせてもらいつつも、こういうことだったのかなっていうことをアウトプットしておきたいなというふうに思って、今からですね、収録していきたいというふうに思っております。
はい、ということでね、昨日の時点ではね、正直よくわからんっていう感じだったんですよ。
よくわからんけど、でもなんかいろんなメッセージがあるっぽいなっていうような感じがして、
まあなんかよくわかんないけどつまらないっていう感じでは僕はなかったんですよね。何か意味があるんだろうな。
だからこそ他の方の考察をいろいろと聞いてみたいっていうのがあって、僕は結構そういう難しい解釈が難しいストーリーを、人の考察を聞いて理解するのが結構好きなんですよね、もともと。
なので、それをちょっと楽しみにしてた部分もあったんですよ。
なので、その考察を聞いた上で、ちょっと自分なりに、もちろんいろんな人の解釈をいただいた上で、自分なりの論というか解釈を話していこうかなと思います。
今回ね、いろんな方のyoutubeとか音声とかを聞かせてもらったんですけれども、
ちょっとそれをね、羅列しておきますね。
参考にさせていただいた方々ね、ありがとうございます。
まず岡田敏夫さんですね。
アニメ評論とかで第一人者というかね、オタク評論家の岡田敏夫さん。
で、次漫画家の山田玲司さん。
山田玲司のヤングサンデっていうね、youtubeチャンネルがありまして、この方の考察も僕はめちゃくちゃ好きですね。
あとは中田敦彦さん、オリラジオの中田さんですね。
中田さんもすごく話がわかりやすい。
で、農科学者の模木健一郎さんですね。
はい、模木さんもね、すごく頻繁にyoutubeアップされていてよく見てますね。
で、youtuberの高須三木屋さん。
高須クリニックのね、高須三木屋さんですね。
この方もジジネタとかを主にyoutubeで評論されてますけれども、
すごくね、本音でわかりやすく解説してくれてます。
で、おまけの夜さん。
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これはオリラジオの中田さんがですね、このおまけの夜さんという方の解説がすごくわかりやすかったっていう紹介をしていたので、僕も見たんですけれども、
この方のね、君たちはどう生きるかについての解説はね、すごくね、わかりやすかったし、なるほどなっていう視点をたくさんいただきました。
はい、で、次下振りの聖夜さんですね。下振り明星の聖夜さん。
はい、ものすごい感想を直球で述べていたのがすごく面白かったですね。
あとはラジオトーカーの夢の鶏さんですね。ラジオトークでよく聞かせていただいているトーカーさんで、鶏さんも君たちはどう生きるかについての話をされていて、
ちょっと僕はそれをね、見る前だったので聞けなかったんですけれども、聞いてみたいなっていうふうな思いもあって、
やっとね、聞けたので良かったですね。はい、鶏さんの話も参考にさせていただいております。
はい、ということで、本題に入っていきましょうか。考察ということで、5つのポイントをね、もちろんいろんな観点からいろんなところからね、
考察ができるので、キリがなくなってしまうので、一応ね、論点を5つにざっくりと分けておきました。
で、この収録1本では語りきれる気がしないので、ちょっと何本かに分けての収録になるかもしれないですけれども、
一応話す要点を5個にまとめたので、先にそれを5つ言っておくと、まず1つ目、この映画がわかりにくい理由についてということ。
で、2つ目。2つ目はですね、2つ目のポイントは、ちょっと待って、ごちゃごちゃしてるな。
2つ目のポイントは、青鷺とは何なのかということ。
はい、で、3つ目のポイントは、
現実逃避先としてのと、ということですね。はい、現実逃避先としてのと。で、4つ目が、
君たちはどう生きるかの本はどのような役割を果たしたのかということについてです。
はい、この君たちはどう生きるかという本、元ネタとなった本があるんですけども、その本は物語の中に出てくるんですけども、これは一体どういう役割を果たしたのかということについて話します。
で、最後のポイントは、大王子とは何だったのかということですね。大王子とは何だったのかということについて話していきたいと思います。
はい、これも原稿なしで喋っているので、今この場で喋っているので、ちょっと話がね、前後ごちゃつくと思いますけれども、ご了承ください。
はい、これを話すことによって自分のアウトプットを兼ねて自分の思考整理をしているのでね、一緒にね、話しながらね、あなたも思考整理していってもらえるといいかなと思います。
はい、じゃあ早速本題入りましょうか。本題というかね、詳細に入っていきたいと思います。
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まず一つ目、この作品が分かりにくいと言われる理由について話していきます。
はい、いろんな方のレビューとかですね、そういうものをですね、ざっくり先程に見させてもらったんですけれども、中にはですね、全くわからなかったというふうにおっしゃっている方もいました。
先程挙げた中で言うと、高須三木屋さんと下振聖夜さんがそういったスタンスで話されていましたね。
正直よくわからない、本当にわかんない。深い意味があるのかもしれないけども、個人的には全くわからなかったっていうことをストレートに話されていました。
それも非常によくわかりますよね。
で、ここから改めて言いますけど、これネタバレもめちゃくちゃ含みますので、まだ見てない方は停止してください。
はい、この後も自己責任で聞いてくださいね。
はい、そうなんですよ。だから下振聖夜さんとか高須三木屋さんのように全く意味がわかんなかったっていう感想も全然ありだと思います。
じゃあなんでこれがわかりにくいと言われるのか、わかりにくいと思われるのかっていうと、
僕はですね、大きく分けて3つ理由があると思いました。
1つ目、アート作品として作っているからではないかということ。
2つ目、宮崎駿監督がそもそも映画の作り方として場面をコラージュするように作ることが得意な方だからということ。
3つ目が、本人もわかってない、監督自身もこの映画についてわかってない部分があるからということがあると思います。
はい、それぞれ説明していきますが、まず1つ目の理由、この作品自体がアート作品として作られているからということですね。
これは岡田斗司夫さんとか茂木英一郎さんが述べられていたことでもあるし、僕もなんとなく感じていたんですけれども、
これ映画としてのアートだと僕は思ってまして、
要はその抽象絵画みたいなものなんですよね。ピカソの絵とかピカソのその後期の絵みたいな感じで、
あとそのアンディ・ウォーホルとかの現代アートみたいな感じで、もう意味がわかんない絵ってあるじゃないですか。
絵でもないみたいなそういうものとかで、これを映画でやったのが今回の作品だったのかなって思いますね。
宮崎駿監督の直近の作品とかって、わかりやすいものもあれば、これ何だったのっていうものも結構ありますよね。
なんかこうそういう感じがより強くなっているような気がしましたね。
だから一見も本当に意味がわかんないっていう風になってもおかしくないのは、
それはやっぱりアートとしての映画を作っていて、この一面で語れるものではないんですね。
本当に誰もがわかるわかりやすいそういうものをやってるわけではないんですよ。
でもかといってアートによりすぎるともう意味がわからなすぎるものになってしまうんだけど、
やっぱさすがこれは宮崎駿監督の手腕というかキャリアのなせる技で、
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ぱっと見大衆作品としても成立しているわけじゃないですか。
わかりやすいフォーマットで言うと、現実があって途中にファンタジーがあって、また現実に戻ってくる。
これはドラえもんフォーマットですよね。ドラえもんでよくある少し不思議みたいな感じのSFファンタジーで、
ドラえもんの映画も最初日常があって、そこからだんだんだんだん不思議な世界に入っていって、最後また日常に戻るっていう。
ドラえもんの長編映画によくあるフォーマット。それと似てはない。
ドラえもんフォーマットというのかわかんないけど、そういうSFものの定番の手法ですよね。
いきなりファンタジーの世界に入ると意味わかんないから、まず普通の誰もが一緒に存在している日常があって、そこからだんだんファンタジーの世界に入っていって戻ってくる。
不思議の国のアリスっぽいっていう風な表現をされてた方もいらっしゃいましたけど、そんな感じですよね。
なんか穴に入っていって、不思議の世界に入っていってみたいな、そういう感じで。
まあそういう大衆の人もついていけるようなわかりやすいベタなフォーマットもあったりとか、そういうものもあるんだけども、でも全体としては非常にアート作品ですよね。
全体としてこれ何が言いたかったの?みたいなパッとわからないみたいな、そういう構造になっているかなと思います。
でこれがわかりにくい理由1つ目ですね。アート作品として作られている。2つ目がですね、場面のコラージュとして作っているということですね。
これはですね、宮崎駿監督っていうのは、ストーリーをしっかり作りたいという人というよりかは作家としてね、こういう場面が作りたいっていうその場面優先型の作家さんらしいんですよね。
これどういうことかっていうと、なんかこのストーリーの、こういうシーンがあるみたいな、そういうシーンがパッと思いついて、このシーンが描きたいっていうのがいくつか点在していて、それを無理やり繋げるためにストーリーにしているから、
そのストーリーとしては何か破綻している部分もいくつかあって、だけど場面場面は印象的に残るみたいな、そういう作り方をしている作家さんというのがいるんですよね。
で、一方で、ちゃんともうストーリーを組み立てて、その話が面白いっていう作家さんもいるんですけど、宮崎監督はどっちかっていうと、そのシーンを描きたい人なんですね。
いくつかのかっこいいシーンがあって、それを繋ぎ合わせる。これもエヴァンゲリオンにも、エヴァンゲリオンもそれに近いものがあるんですけれども、そういう感じで作っているので、
場面場面はすごい印象的なんだけど、話としてはちょっとわかりづらいよねっていう、そういう部分があるのかなと思います。
これはこの作品に限らず、宮崎駿監督の作品全般にも言えるんですけれども、話がまた途中になったので、続き話して別のチャプターで。
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