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はい、お疲れ様です。なおくんです。 映画『君たちはどう生きるか』の考察収録、第6弾、6本目ですね。
はい、ここまで聞いてくださった方、いらっしゃるかどうかわからないですけれども、ありがとうございます。
ただ、自分が話したいから話してるだけなんで、いいんですけど。
ネタバレ有の解説、考察動画なので、ネタバレ嫌だよっていう方、映画見てない方は、ここで閉じてください。
ここから聞き続ける方は、すみません。自己責任でお願いします。ネタバレしますので、ご注意ください。
はい、じゃあ話していきます。
ということで、これがですね、6本目ですね。
6本目の収録になります。
この回はですね、最後のまとめっていう感じで話していきたいと思います。
5つのトピックにわたって話してきました。
はい、もう一度まとめておくと、1つ目が、この映画がわかりにくいと言われる理由について。
2つ目が、青鷺とは何だったのか。
3つ目が、現実逃避先としての党。
4つ目が、君たちはどう生きるかという本は、どのような役割を果たしたのか。
5つ目、大王子とは何だったのかということでございました。
はい、で、この5つについて話していきました。
そうですね。
で、さっきの話の続きで、まず話しますと、
この大王子イコール宮崎駿だったという話なんですが、
で、この塔っていうのがスタジオジブリ並びに宮崎駿が作り出した空想ワールドの象徴だったんですよね。
で、それが最終的に壊れていってしまうと。
で、これだけ見ると、宮崎駿を継ぐ者は誰もいなかったみたいな感じになっちゃうような感じなんだけど、
でもね、そうではなくて、宮崎駿は本当は宮崎五郎に継がせたかったんだけど、
結果的に五郎さんは宮崎駿さんの後を継ぐことはなかったということで、
表面的には宮崎駿の後、後継者、直接的な後継者はいなかったので、
宮崎駿ワールドを並びにジブリっていうものは崩壊してしまうような描かれ方をしてたんだけど、
でも実はそうではなくて、
宮崎駿がまいた種というのは確実に受け継がれているということなんですよ。
なんですよっていうのは何かっていうと、それはエンドロールを見たら、
ものすごい豪華なスタッフさんが関わっているのを見て、
なんかそれは案に宮崎さんの後継者、直接的な後継者じゃないけど、
宮崎さんに影響を受けてアニメーターになった人とか、アーティストになった人とか、声優さんであるとか、
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声優さんとか歌い手さんっていうのは直接宮崎さんの影響を受けてアニメーターになったとかではないけども、
でも絶対にジブリの作品に影響は何らかの影響を受けているわけじゃないですか。
で本当にあのめちゃくちゃ豪華なスタッフさんが、そのキャストさん、声優さんもめっちゃ豪華だし、
こんな豪華なのに全然宣伝されてなかったんですよね。
で米津玄師さんでしたっけ?歌を歌っている方とか、
あいみょんさんもどっか出てたりとかして、スタッフロールに出てましたねとか、
そんななんかすごいね、声優もキムタクとか須田まさきとかが実はやってたりとかしてね。
で、え?っていう感じですよね。
みたいななんかすごい他にもめちゃめちゃ豪華な人たちが出てて、
でそれはイコール何を言いたいかっていうと、
そのジブリを直接継ぐ人はいなかったけど、
そうやって宮崎駿さんに、
あの宮崎駿さんをリスペクトして集まってくれた人たちがこんだけいるってことはイコール、
宮崎駿さんの舞いた種っていうのは確実にいろんな業界、いろんな世界に波及しているんだよっていうことを、
まあ案に示しているような感じは受けましたね。
だからジブリのその精神っていうのは確実にこれからも受け継がれていくっていうことが、
そのスタッフロールを見て感じられたような気がしましたね、個人的には。
はい、そんな感じですね。
作画も本当にね、まあこれは映画本編のその物語っていう話からちょっとそれますけども、
作画っていうかクオリティはやっぱり本当にすごいですよね。
音楽とか音響もそうだったし、
久石譲さんが音楽担当されてましたよね。
これもジブリの最強タッグというかね、そういうコンビですよね。
で本当に音楽も素晴らしかったし、
音響とかね、その足音とかそういう本当にそういうSEっていうのも本当に臨場感感じられるものだったし、
あと絵もねめちゃくちゃ美しかったですよね。
まあさすがもう日本の日本を代表するアニメですよね。
もう本当に絵もめちゃくちゃ綺麗でしたね。
でこの作画に関しては一部その一部そのジブリに詳しい人たちから言わせると、
宮崎駿監督自身が直接関わる部分がだいぶ少なくなっているので、
その宮崎駿色がだいぶ薄まってしまっているので、
ちょっとクオリティがそういう意味で落ちているみたいな表現をされている方も、
結構考察されている方でいましたけど、
僕は正直そのジブリの映画とかそんなに詳しくないので、
あの宮崎さんの絵柄っていうか宮崎さんが直接作画に関わっているパーセンテージが少なくなったっていうのはそんなにわかんなかったんですよね。
だからよくわかんないんですけど、まあまあでもそういう見方もあるらしいですね。
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あとジブリ飯ね、ジブリといったら食事がめちゃくちゃ美味しそうに描かれるっていうのも結構有名で、
やっぱりそれもちゃんとありましたよね。そのジブリマナーっていうのが随所に出てましたよね。
デフォルメされたリアルなおばあさんとかね、それもジブリらしい表現ですよね。
とかそのジブリ飯ね、今回はパンにバターを塗ってジャムをたっぷりかけて食べる。
あの表現もね、めちゃくちゃやっぱりジャムパン食べたくなりますよね。
そういうジブリらしさもすごく出てましたし、
そういう意味ではすごくエンタメとして、わけわかんない作品っていう面はありましたけど、
一つのエンタメとしてもちゃんと完成されるというのがさすがですよね。
作画も普通に素晴らしいし、普通にって言ったら失礼ですけどね、もうめちゃめちゃ素晴らしい作画だし、音楽も素晴らしいし、
主題歌も素晴らしいし、だから作品のその内容についてはめちゃくちゃ考察のしがいがあるし、
わけわかんないって言われるところもあるんだけど、表面的なアニメ作品としてもちゃんと完成されている。
っていうのは、なんかね、中田さんの、オリラジオ中田さんの解説動画、感想動画で話されていたんですけども、中田さんは家族で行ったらしいんですよね。
小学生ぐらいの娘さんと息子さんがいらっしゃるっぽいんですけども、そのぐらいの子供たちも普通に楽しかった、面白かったって言ってたらしいんですよ。
それがなんかすごいね、衝撃的というか、ちょっとびっくりしたんですよね。
大人の中ですら意味がわかんなかったっていう人がいる中で、子供は逆になんか普通に面白かったって言ってたのがすごく意外だったんですよ。
逆に子供の方が普通に楽しめたのかもしれないですね。変に大人がなんか、これは何の例えなのかとか、何かの象徴なのかみたいに考えると逆に難しくなるんだけど、
なんか子供って別にそんなこと考えないじゃないですか。普通にただただ、なんか映画として見て、ああ楽しかったって、
なんかそういう気持ちで見た方が楽しめるのかなとも思わされたりもしましたね。その中田さんの、子供さんの反応を中田さんから聞くことによって。
それもなんか、面白いなと。なんか余計なことを考えずに普通に見ろっていうこともあんに言ってるのかなとも捉えられたりとかしてね。
そういうのも含めてアートですよね。一つのアート作品だなというふうに思いましたね。
で、途中で話しましたけども、この映画のテーマっていうのは何だったのかっていうと、もちろんいろんな捉え方がありますけども、僕としては
空想世界から抜け出して現実と向き合うための、現実と向き合う一つの過程を一本のアニメで表現した。
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そういう意味ではある意味エヴァンゲリオン的でもありますよね。エヴァンゲリオンも内面世界に深く入り込んだ上で、結局最終的に現実と向き合おうみたいな、そういうような、
ざっくりと言うと話なので、そういう意味ではなんかこう世界系とも言えますよね。世界系的な話でもあるような気もしました。
まあだから本当にいろんな要素があるんですよね。
で、その現実を向き合うための大きなきっかけを与えてくれた本として、君たちはどう生きるかという書籍が、その映画の中で一瞬だけ出てくるんですよね。
だからこの映画そのものは全然その君たちはどう生きるかという本の内容に即してないんだけど、もうそのストーリー自体は宮崎駿監督自身のオリジナルストーリーであり、またなんかいろんな本のオマージュがあるらしいんですよね。
なんですけど、だからこの映画の内容を深く理解したいんだったらやっぱり君たちはどう生きるかっていうその書籍を読むと、
たぶんね、もっと魔人の心の変わりようっていうのが自分ごととして捉えられるので、より深く味わえるんじゃないかなっていうふうには思いましたね。
だから改めてこの君たちはどう生きるかっていう本が、よりまた売れるかもしれないですね。
っていうふうに思いましたね。
で、この現実と向き合うっていうのは具体的に言うと、この映画の中ではお母さんとの和解と、あと友達との友達と仲良くするっていうこと、あとはその空想世界から抜け出すということ、この3つのポイントがありますね。
家族、家族とうまくやること、そして友達とうまくやること、うちの世界、家族、そして外の世界、友達と仲良くやる。
そしてその読書とか、アニメ創作とか、そういうアニメの世界、オタクの世界にばっかり閉じこもっていないで、現実に向き合う。
それをアニメでやるっていうところもまた面白いですよね。アニメの中で、アニメに没頭ばっかりせずに、現実世界に行こうぜみたいな、そういうことを言ってる。
それもまたすごく面白いですね。そう考えると本当にいろんな解釈の仕方が出てくるので、やっぱりこれ話してるとめちゃめちゃ面白いですね。
はい、というふうに思いました。ということで長くなりましたけども、君たちはどう生きるかについての考察についてつらつらとお話ししました。
はい、聞いてくださった方いらっしゃればありがとうございます。はい、ということで長くなりましたけども、以上となります。
はい、ということでお疲れ様でした。さようなら。