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はい、お疲れ様です。なおくんです。ということで、今回のテーマはこちらです。どどん。
漫画における読者サービスとは。 はい、このようなテーマで話していきたいと思います。よろしくお願いします。
はい、ということで、今回はですね、僕が個人的に考えている漫画論みたいなね、ものをね、あの、語っていきたいなというふうに思っておりますので、興味のある方は聞いていってください。
はい、えー、ということで、まあ漫画論ってちょっと大げさですけども、まあ漫画に対するね、まあ僕の個人的な考え方ぐらいに考えていただければいいかなと思います。
で、なんかね、こう、うーん、漫画をね、見てると、こういうことってあるよね、みたいな、なんていうか、
ふわっと見てて、なんとなくね、みんなが潜在的に思ってるんだけど、それはね、ちょっとあえて言語化してね、共有したいなっていう、まあそういう趣旨で話していきたいと思います。
で、今回のテーマが、さっきタイトルに言ったように、漫画における読者サービスとは何ぞやっていう話をね、ちょっとしていきたいと思います。
まあ、読者サービスって言うとね、ちょっと、あの、すごい、うーん、なんていうか、定義が曖昧で、結構ね、広いことだと思うんですけども、
まあ、僕が考える読者サービスっていうのはね、今回ね、ちょっとお伝えしたいと思います。
えーっと、
読者サービスっていうのはさ、まあ漫画ってつまり、読者に読んでもらうわけですよね。
で、その読者の方が喜んだりとか、楽しいなって思ったり、要は満足することによって、読者の方が課金をするわけですよね。
だから基本的にその漫画を作る側というのは、読者に喜んでもらうという意識を持つことによって、お金をいただくことができる。
まあこれは別に漫画に限らず、全ての仕事においてそうなんですけども、お金が稼ぎたいと思うんだったら、まずその前に、その相手を喜ばせるという意識で、
その仕事をすることによって、満足したお客様がお金を払うということですよね。
だから読者サービスっていうのは、基本的には商業的な漫画であれば、まあそうでなくてもなんですけども、すごく必要な要素なんですよね。
じゃあその読者サービスって、そもそもどうすればいいんですか?というふうに悩むと思うので、僕が見つけた法則というのを今回シェアしたいと思います。
もったいぶらずに先に結論から申しますと、漫画における読者サービスというのは、大きく分けると2つあります。
その2つを言いますと、1つが食事シーンを入れること。
2つ目がお色気シーンを入れること。これが多くの漫画によく見られる鉄板の読者サービスですね。
食事シーンとお色気シーンをさりげなく入れるということですね。
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これは聞いてみれば当たり前じゃんというふうに思うかもしれないけど、
当たり前じゃんと思うかもしれないけど、意外とこういうのは言語化されていなかったりするので、今回僕がそういえばそうだと思ったので、わざわざお伝えしているわけです。
どういうことかというと、なんとなく分かったって思う人もいるかもしれないですけども、つまりはこれは人間の本能に根差したことですよね。
つまり基本的に人間というのは性的欲求と食事をしたいという、食欲と性欲ってよく言いますよね。
そういった欲求を満たすためのものですよね。食事シーンとお色気シーンというのは。
だからその漫画の中に食事シーンとお色気シーンを入れれば、基本的にはほとんど、人間であればほとんどの人が何かしらの喜びや満足を感じることができるわけですよね。
だから多くの漫画にはそういったお色気シーンや食事のシーンが盛り込まれているわけですね。
中にはもちろんそれそのものをメインにした、それそのものをテーマにした作品というのもありますよね。
エロ漫画とかですね、あとはグルメ漫画とか、それそのものを題材にした漫画もあるんですけども、そうじゃなくても一般的な漫画の中にも必ず商業的な漫画だったら、多分意図的にだと思うんですけども、食事シーンとかお色気シーンが入ってたりすることが多いと思います。
そうやって聞いて、なるほどって思ったら自分が好きな漫画とかをちょっと思い出したり読み返してみたりすると、結構入ってたりすることが多いと思います。
じゃあ具体的にどうして僕がそういうふうに思い立たたかっていうことを話していきたいと思うんですが、
ちょっと前にドラえもんの映画を結構集中的に見てたんですよ。
古いドラえもんですね。大山信代さんが制作してた時代の映画を中心に、藤子F藤本先生がまだご存命だった頃に作られた映画中心なんで、ちょっと古いタイプのドラえもんの映画なんですけども、
それを何本か見てたら、結構テンプレがあることに気づいたんですよね。ドラえもんの映画って全部違う映画なんだけど、結構大枠のテンプレって大体同じなんですよね。
なんですが、その中でね、必ず食事シーンとお色気シーンがどの作品にも入ってるなっていうことに気づいたんですよ。
例えばさ、ドラえもんの映画ってね、結構みんな見てると思うんだけど、割と印象に残ってるシーンって食事のシーンだったりすることが多かったりする人も多いと思います。
有名なところで言うと、ドラえもんのび太の日本誕生っていう映画があるんですけども、
その中でね、株みたいなね、大根みたいな株ってあるじゃないですか、その株をスネ夫が育ててですね、
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その株って外見は一見株なんだけど、その株をパカッと開けるとその中にカレーライスとかカツ丼とか、スパゲティとかそういう食事が入ってるんですよ。
それをみんなで食べるシーンっていうのがあって、見たことある人はね、わかると思うんですけど、そのシーンがすごくね、美味しそうだなっていうふうに思ったりとか、なんか印象に残ってるんですね。
あとドラえもんのび太の鉄人兵団とかだと、鏡の世界に行くんですけども、その鏡の世界の中で無人のスーパーみたいなところに行って、
そこですごいたくさんのね、お肉とかそういったものを買い込んで、公園でね、みんなでバーベキューをするシーンがあるんですよね。
そこでお肉を焼いてね、みんなで食べるみたいなシーンがあるんですけども、それもね、すごくね、結構印象に残ってる人が多いと思います。
これも食事シーンなんですよ。
だから本編とは直接関係ないんだけど、ちょっとしたこの飾りというかね、そういう装飾的にこの食事シーンがね、盛り込まれてるんですよ。
多分ね、これはね、意図的にやってると思います。
どの映画にも必ずそういう印象的なね、食事シーンがね、入ってるんですよね。
で、あともう一つがお色気シーンですね。
これはドラえもんで言ったら、静香ちゃんのね、スカートがめくれるとか、静香ちゃん家のお風呂を覗いて、のび太さんのエッチーみたいな感じでね、言われちゃうみたいなパターンね。
ちょっと昨今ではコンプラ的な問題もあるので、ちょっと今とは表現が少し違うかもしれないですけども、昔はそういうのは結構ありましたよね。
いわゆるパンチラってやつですよね。少年漫画とかではね、よくありますよね。
だから直接的な性的描写ではないんだけども、そういうソフトな漫画でも、そういうちょっとお色気シーンを入れることによって読者満足度を上げるっていうことが、まあ意図的に行われるのではないかなということが考えられるわけです。
つまり何が言いたいかというと、ドラえもんというね、別にグルメ漫画でもないしエロ漫画でもないんだけど、
そういう普通のこの生活ギャグ漫画みたいなね、ドラえもんにすらそういうシーンが意図的に盛り込まれているわけです。
逆に言えばそういうことをやっているからこそドラえもんが多くの人に支持を得ているっていうことなんですよね。
別にそれがあるからってことではないんだけど、その読者を満足させるための多分その作者の法定式みたいなのがあって、それで何も考えずに自然にやったっていうことじゃなくて、ある程度そういうことをわかっていた上で食事シーンやお色気シーンをこの漫画の中にさりげなく混ぜているっていうことがわかるわけですね。
それは何でかっていうと、いくつもの作品を見ていると、大体必ず食事シーンとお色気シーンが入っているから、多分何か思いつきでやっているのではなくて、そういう意図を持って書いているのではないかなというふうに思ったわけですね。
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そういうことがわかると、普通のストーリー漫画であってもバトル漫画であっても、ちょっと食事のシーンとかお色気シーンを入れることによって、読者が満足するっていうことを考えることができるんじゃないかなというふうに思われます。
さらに応用系ということをちょっと考えていきたいと思うんですけども、とはいえ食事シーンはまだしも、お色気に関してはだんだん時代が厳しくなって、コンプライアンスがどうのこうのとか、SNSで炎上するとか考えると、やっぱり昔よりは表現の規制が厳しくなってきているようなところはあると思うんですね。
なのでそういった時にどうしていくかっていうと、昨今で言うと美少女キャラとかイケメンキャラとかっていうのがあるじゃないですか、あれも多分お色気シーンっていうのを拡大解釈したものが美少女キャラ、イケメンキャラにつながっているんじゃないかなというふうに考えるのが僕の見解ですね。
どういうことかというと、直接的な性的表現というのがだんだん難しくなってきているので、それを回避するかのように極端な美少女キャラとか極端なイケメンキャラが出ることによって、要はその性的な欲求を潜在的に満足させているのではないかっていうのがあるのではないかなというふうに思います。
だからイケメンキャラにハマるとか美少女キャラにハマるっていうのも、要はそういった二次元に恋をしているということですね。だからある意味お色気シーンというふうに言っても過言ではないわけですね。お色気シーンの拡大解釈というかね。そういうことがあるんじゃないかなと思います。
だからあとグルメとかに関してもグルメ漫画っていうのはもういつの時代も必ずありますよね。それは何でかっていうと時代に左右されない人間の普遍的な本能に根差したものだからです。
そういうことがあるので、漫画における読者サービスというのはまとめると、もう一回結論を言うと食事シーンとお色気シーンですね。この2つのシーンをさりげなく入れることによって読者が満足するということです。
これは別に漫画に限らず、どのメディアにも言えることですよね。ドラマであるとか、あと僕たちが発信するSNSとかもね、例えばツイッターとかを見てると食事の写真が出てきたりとか、ちょっとお色気的な写真が載ってきたり出てきたりとかすることがありますよね。これも結局は人間の本能を刺激するコンテンツであるということが言えるわけです。
はい、ということでもしよかったら何かの参考にしてみてください。ありがとうございました。