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はい、ということで一つ前の収録の続きです。 初めてのライブの話というテーマで話しております。
前回の放送のざっくりとした振り返りをしておくと、僕がですね、もうだいぶ前の話なんですけれども、
初めてライブハウスでライブをしたという話をしてまして、 ポイントとしては大きく分けて3つあります。
1つ目がどんなメンバーのバンドだったかっていう話、 2つ目が初めてのスタジオ練習の話、
3つ目が初めてやった実際のライブハウスでのエピソードみたいなものを話しているんですけれども、
①と②については一つ前の収録で話しましたので、 この回ではですね、初めてのライブハウス、
一言で言うとめちゃくちゃ失敗しましたっていう話なんですが、 それについてちょっとね話してみようかなと思い出しつつ話してみようかなと思います。
何せ20年前後の話、20年ぐらい前の話なので、 ちょっと記憶も曖昧な部分もありますけれども、
今日はコラボライブ配信でいろいろ話した中で、 話しながら本当にいろいろと思い出せる部分があるので、
その記憶がまだ新鮮なうちに残しておきたいと思いますので、
ちょっと思い出しつつ話すので、 ちょっとうろ覚えな部分もありますがよろしくお願いします。
初めてのライブハウス、一つ前の放送で途中まで話しましたけど、
まずライブハウスという場所に対してのアウェイ感っていうのがものすごくありましたね。
まずそもそも当時人生の中でライブハウスというところに行ったこともなかったですからね。
お客さんとして何回か行ってた経験があってとかだったらわかりますけど、
そもそもお客さんとしてライブハウスという場所に足を踏み入れたこともなかった人間が、
いきなり出演者としてステージに立つっていうのは、
ちょっとね、今は冷静に振り返ってみたら相当ちょっとビビるのも当然だなって思うんですけどね、
今は冷静になって振り返れば。
そうなんですよね。だから本当に音楽のリハーサルスタジオに入ったのも本当に初めてだったし、
なのでもう本当に急展開で当時はいろんなことが動き出したような感じがしたんですよね。
今までずっと一人で家でギター弾いてた人間が急に人と会わせるということも初めてだったし、
リハーサルスタジオで大音量で爆音でそのギターを鳴らすということも初めてだったし、
しかもそれで急にまた2回ほどリハーサルスタジオに入っただけでライブハウスに立つっていうのも本当にいきなりだったので、
今冷静に思えばちょっとあまりにもいろんなことが急すぎたなとは今話してて思いますね。
だからミスしてしまったりとか失敗したのも当然だよなっていうふうに今冷静になると思うんですけどね。
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当時は本当になんかすごく失敗しちゃったなっていう記憶しかなかったような気がしますね。
だって人と会わせるのってやっぱり全然違うんですね。一人でやってるのと人と会わせるのは全然違いますからね。
まずそもそもメトロノームと合わせるとかっていうこともやったこともなかったので、
ずっと自分のペースで弾いてて弾けずるつもりになってたものが人といざ合わせると全然人の音をちゃんと聞いて弾かないといけないし、
あとさっきも一つ前の放送で言いましたけど、大音量のアンプで弾くので、
その小さいアンプで弾いてる時とは全然音量が違うからちょっとしたピッキングのニュアンスで全然音が変わるし、
ギターの左手をちゃんと押さえてないと音がビビるっていうかブーって震えた音になっちゃったりとかするんですけど、
そういうのも家で弾いてる時は全然気づかなかったんだけど、ちゃんと押さえられてないっていうのがちゃんと音に出ちゃうんですよね。
自信なさげに弾くと自信なさげな音が思いっきり出ちゃうんですよね。
それもやっぱりでかいアンプで弾くと如実にわかるというか、
だから本当にでかいアンプで弾くと上手くなったような錯覚をするっていうのももちろんあるんだけど、
それ以上に当時は下手なことが自分で気づけなかった下手さっていうのがものすごい出たような気がしてて、
ちょっと弾くのが本当に怖かったんですよね。
っていうのがあったことを今思い出しましたね。
ライブハウスの話かライブでの話ね。
まずそのライブハウスは客席が暗くて見えないっていうか、お客さんがすごい遠く感じましたね。
すごくアウェーな感じでしたね。
やっぱり初めてライブハウスで弾いてお客さんがそんなにノリノリになることはないじゃないですか。
バンドやったことある人はだいたいわかってくれると思うんですけど、
お客さんが遠くからしらーっとした空気で見てる感じ。
その空気にもちょっと圧倒されてしまったというか、
別にしらーっと見てるわけではないと思うんだけど、
もっとわーって乗ってくれるみたいなイメージみたいなのがあるじゃないですか。
でもそういう感じにはならないっていうかね。
もう本当にちょっと遠まきに棒立ちになって見てる感じっていうか、
その視線が当時は耐えられなかったっていうか、
怖くてお客さんの方を見れなかったような感じですね。
あとはめちゃくちゃミスをしましたね。
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めちゃくちゃミスをしたっていうのがあって、
何をやったかっていうと、曲はラルク・アンシエルのカバー曲ですね。
カバーというかコピーですね。
ボーカルのM君が当時ラルクが大好きで、
ラルクのコピーをやろうということで、
彼がほとんど曲を決めて、全曲ラルクのコピーでしたね。
ボーカルのラルク・アンシエルは曲としては好きだったんだけど、
ギターが特別好きっていうわけではあんまり正直なかったんですよね。
なので一応その譜面っていうか、
バンドスコアのコピーをコピーしてもらって、
そのバンドスコアを見ながらコピーしてたんですけど、
ラルクの曲って結構ギター始まりのイントロが多い曲が多かったんですよ。
例えば虹っていう曲知ってますかね。
ラルク・アンシエルの虹っていう曲があるんですけども、
最初に16分音符のアルペジオがあってね、
タカタカタカタカタカタカタカっていうやつがね、
イントロでギター一人で最初弾くんですよ。
それがかなりね、これむずいんですよ。
タカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカ
ジャーンっていう感じの、そういうイントロがあって、
そのイントロの空間、イントロの時間は完全にギターが一人なんですよ。
しかもアルペジオだから、弦をちゃんと押さえてないと音がプツッと鳴って、
すごくダサいことになっちゃうっていうね。
今思ってもね、よくあんなことやってたなって思うんですけど、
今でもやっぱりそれは弾けないですね。
あのライブハウスのシーンとしたアウェー感の空気の中で、
自分だけがド素人でっていう中でね、
一人でライブハウスのあの大きなアンプの前に立ってね、
虹のイントロを弾くっていう、なんかね、すごいプレッシャーでしたね。
案の定プレッシャーに負けてね、ミスりましたね。
でもミスしてもそのなんかやり直す勇気もないから、
そのまんまミスしたまんまもう突き進むしかないからね、
めちゃくちゃなんか変な空気になっちゃったなっていう記憶ですね。
っていうのがあったりとか、あとね、あのラウンド&ラウンドっていうね、
これは超マニアックな曲なんですけども、それもラルクの曲で、
ラルク&シェルの3rdアルバムだったかな、のアルバムの中の曲なので、
よほどのファンじゃないと知らない曲なんですけれども、
それもね、ギターのギター始まりのイントロなんですね。
ギターでね、あのちょっとしたフレーズを最初に一人で弾くんですけども、
これもねやっぱりね、ギター始まりのイントロなんでめちゃくちゃ緊張したんですね。
これも多分ミスったと思いますね。
で、あとはね、あの新色、ラルク&シェルの新色っていう曲があってね、
これも同じようにギターのアルペジオ的なフレーズで、
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一人でギターを弾くところから始まるみたいなやつだったりとか、
あと仮想っていう曲があるんですけども、
これはね、新色も仮想もラルクが3枚同時発売シングルっていうのを出したときの2曲なんですけども、
それもね、仮想っていう曲も、
っていう感じの、ちょっと音程は不正確ですけど、
まぁそんな感じでギターが一人でジャカジャカ弾くみたいなイントロなんですけども、
これもねやっぱりギター始まりなんですよね。
まぁ今思えばね、そういうなんかギターきっかけのね、
イントロの曲がねすごく多かったので、
そういう意味でもねめっちゃ緊張したし、
そこでも本当にねやっぱり案の定間違えるんですよ。
まぁ確かにね、今冷静になって思えばそれは間違えるよなっていう感じですよね。
もういきなりそのライブハウスっていうアウェーな空気の中でね、
お客さんもちょっと静とした感じで見られている中で、
自分だけが初心者メンバーっていう中で、
一人でギターで弾くっていうのはね、
まぁ結構しんどかったですね。
あとねギターソロね、ギターソロもめちゃくちゃミスりましたね。
やっぱりギターソロはね、ほんと緊張しましたね。
ギターソロになると、ギター一人ベースドラムだったので、
ギターでね、演奏中はジャカジャカやってるんだけど、
ギターソロになった途端に急に単音になるじゃないですか。
単音になった時に、
エフェクターで音を大きくするっていうのもよく分からなかったので、
エフェクターの使い方もよく分かってなかったので、
ギターソロになった瞬間に、
自分の音が急に薄くなってしまうので、
そこにちょっと自分でビビっちゃって、
ギターソロが上手く弾けなかったりとかして、
っていうね、そういうこともありましたね。
だからギターソロとかギターきっかけのイントロとか、
そういうギターの見せ場でことごとくミスってしまって、
ミスってしまうからバンドの空気も悪くなって、
お客さんも、え?みたいな感じになってしまって、
で、さらにその空気に自分が圧倒されてっていう、
もう本当にね、悪循環っていう感じでしたね。
いやー、本当そのライブを見てくれてた方には、
本当ね、今思うと申し訳なかったと思いますし、
付き合ってくれたメンバーにもね、
本当に迷惑をかけたなっていうふうに、
今になって思うと、
まあ思うんですけどね、
当時はそんな余裕は当然なかったし、
もう本当にただただ自己嫌悪に陥ってたっていうね、
記憶ですね。
っていう、なんかそういう思い出です。
まあ本当そんな感じのね、痛い経験だったんですけど、
まあでもね、その経験があったからこそね、
一つの最初のスタートが切れたっていうことだったので、
それに関してはね、
すごくね、周りの皆様に感謝したいなっていうふうに思いました。
はい、ということで初めてのライブの話、以上です。
ありがとうございました。