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2023-10-15 12:01

#2202 ライブコンポジション from Radiotalk

#2202 ライブコンポジション
・ライブコンポジション→ライブで作曲すること
・ライブペインティングの作曲バージョン?!
・制作をするプロセス自体も作品であるという考え
・プロセスエコノミーも似たような考えだよね
・リコーダー練習配信もひとつのアート作品

参照リンク
✔︎ライブ配信アーカイブを聴こう!
https://radiotalk.page.link/hhNZKL5AfeK9hGSM6

#202310n
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はい、こんにちは、なおくんです。ということで本日のテーマは、ライブコンポジションということについて話していきたいと思います。よろしくお願いします。
はい、えーということでね、まあライブコンポジションっていきなり言われても、何それって感じだと思うんですけれども、まずね、ライブコンポジションについてちょっと説明していきたいと思うんですけれども、
まあそういう言葉があるのかどうか知らないですけど、ちょっと僕がね、あの勝手に作った言葉なのかもしれないですが、
まあライブでコンポジションというのは作曲っていう意味ですね。 ライブで作曲をするということです。はい。
で、昨日ね、ちょっとね、ラジオトークでライブ配信をしてたんですよ。で、ラジオトークのライブ配信の中でリアルタイムで作曲をしたんですね。
で、その中であのリスナーさんからいただいたコメントを、 コメントの言葉をですね、あの歌詞みたいな感じでちょっとそれをモチーフにして、その言葉を
例えば頑張るぞーだったら頑張るぞーっていう言葉をもらって、その言葉を頑張るぞーみたいな感じでメロディにして、それにコード進行をつけて曲を作っていったっていう、
まあそういうね、まあリスナーさんとのやりとりプラスリアルタイムで作曲をするっていうこのライブコンポジションって僕は勝手に名付けたんですけれども、
これがねめちゃくちゃ面白かったので、ちょっとそれについてね、なんでこれが画期的なのか、なんで僕は面白いと思ったのかっていうことを、
言語化してみようかなというふうに思っております。
まあなんか一つのね、大げさに言うと新しいアートの形ができるんじゃないかなと僕は思ってるんですよ。
その辺もね、ちょっと話していきたいと思うんですが、 要はね、
最近僕、現代アートとかね、そのアートっていうのは美術的な側面でね、あの絵画的な側面でのアート、現代アートっていうのをちょっと個人的にね、
いろいろ勉強してるんですけども、まあそういう中でさ、ライブペインティングっていうのがあるんですよ。
ライブペインティングって皆さんも多分聞いたことあると思うんですけれども、
あのー、みんなが見てる前で、お客さんが見てる前で絵を描くっていう、そういうパフォーマンスなんですよ。
あれが何でああいうものがあるかって皆さんご存知でしょうか。 あれはまあ、アートの一つなんですよね。
西洋美術の歴史をさ、たどっていくと、昔はさ、写真みたいな絵が描けることがすごいみたいな時代があったんですよね。
それはそのルネサンスの時代、レオナルド・ダ・ビンチがめちゃくちゃ人体の構造とかそういうものを数学的に分析とか
解析をして、遠近法とかそういうものもどんどん発達していって、いかに見たまんまに描けるか。
当時は写真がないですから、まさに今でいうところの写真のように描けることが素晴らしいみたいな時代が長く続いたんですよね。
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その後に写真が出てきて、写真が出てきたことによって写真みたいに描けるっていうことに価値があんまりなくなってきたんですね。
で、そこでいろんな当時の画家たちは中小画を描いたりとか、キュビズムって言って変な形のピカソが描いてるような絵とか、あれもまあいろいろ考えられて作ってるんですよね。
あとはどんどんどんどんそのものの形を丸三角四角みたいな単純な形にしたりとか、
あとは色とかその色そのものを楽しむっていう、そういう絵画も出てきたりとかしてね。
そういういろんな絵に対して、絵っていうのはそのものをそのまま描くことだけじゃないよねっていろんな画家たちが試行錯誤していった、その一つの中にライブペインティングっていうのがあるんですね。
ライブペインティングとは何かっていうと、絵っていうのは、絵画っていうのは、作家が家でコツコツ一人で制作して完成したものを展示会に出すっていう、それが従来の考え方じゃないですか。
そうじゃなくて、作る過程、描いている過程そのものも作品になるんじゃないかなっていう、多分そういう考え方だと思うんですね。
だからそれがすごい面白いじゃないですか。ただのパフォーマンスとかそういうことじゃないんですよね。そこの裏には哲学というか思想みたいなのがあるんですよ。
要は完成品を見てもらうことがアートっていうふうに多くの人は思ってるし、思ってたんだけどそうじゃなくて、
作っている過程、作家が試行錯誤している過程、それ自体もキャンバスの中にある一つのアートなんですよね。
そういう感じなんですよ。それの考え方すごい面白くないですか。っていうふうに考えた時に、作曲においてもそれができるんじゃないかなと思ったので、
作曲をライブ配信でちょっと流してみたっていう感じなんですよ。
そういうことをやっている人たくさんいると思うんですけれども、僕は元ネタはライブペインティングっていうところから発想を得たんですよね。
ライブ配信の中で作曲をして、コメントをくれた方の言葉を使って、
そこで作曲をしたんですよね。それがすごいね、実際やってみたらめちゃくちゃ面白かったんですよ。
なんてことない曲だし、一人でも全然作れるような曲なんですけど、それがライブ配信の中でやったらめちゃくちゃ楽しいですね。
リスナーさんとの一体感というか、一緒に曲ができた瞬間の喜びを共有できたような気がしましたし、
リスナーさんの言葉を使って曲を作ったっていうのも、それもすごいね、一人で作っている感じがしなかったので面白かったですね。
共同制作っていうと、音楽を分かっている人同士で作るみたいなイメージがあるけど、そんなこともなくて、
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一方の人は音楽をそんなに知らなくても、言葉だけもらうとか、そういうヒントをもらって、そのエッセンスで曲を作ったら、
それもある意味共同制作なんですよね。そういうのがすごい面白かったんですよね。
これがまた新たな、ラジオトークそのものの一つの楽しみ方っていうのも、ちょっと発掘というか、開拓できたような気がしましたし、
作曲におけるライブペインティング的なことが少しできそうな気がしたんですよね。それがすごい面白かったですね。
このライブペインティング的な考え方っていうのは、僕が普段やっていることでもあるんですよね。
これはいわゆる、最近のビジネスショーとかで、最近でもないけど、3年くらい前から流行りだしているプロセスエコノミーっていう考え方にも通ずるところがあると思うんですよね。
プロセスエコノミーっていうのは、ご存知の方も多いと思うんですけれども、
家庭そのものを作品にするという考え方ですね。これも非常に現代アート的な、今言ったライブペインティング的な思想にすごい近いですよね。
多分その辺もヒントにしているんじゃないかなと思うんですけど、要はプロセスエコノミーっていうのは、作る家庭を作品にするという考え方で、
例えば、出来上がった絵本とか、そういうものっていうのは、
絵本っていうのはすごいページ数が短いから、もうほとんどネタバレしちゃってるんですよね。
だからその絵本を買うっていうのは、物語そのものを見たいというよりかは、作品を置いておきたいという、そういう感覚になるんですよね。
じゃあどこに価値があるのかっていうと、今の時代はもうほとんどが、いろんなものがネタバレしてるんですよ。
それは何でかっていうと、やっぱり情報がめちゃくちゃ行きかかってるからなんですよね。
SNSとかYouTubeとか、そういったものでいろんな情報に接する機会があるから、作品の内容をみんな知ってるんですよ。
じゃあなんで作品が売れるのかって言ったら、やっぱりその確認作業なんですよ。
その確認作業以外に、じゃあどうやって買ってもらうかっていうと、そのプロセスを作品にするんですね。
だから最近オンラインサロンとかが流行っているのは、そのオンラインサロンの中で作品を作るという体験をみんなでするっていう、そういう場になってるんですよね。
だからなんかその
まあ
エンターテイメントのさ、消費のされ方とかそういうのが少しなんか変わりつつあるなっていう感じがしますよね。
今の話を総合的に考えると。
誰かが作ったすげーものを、完成したものを買うとかそういうことじゃないんですよね。
一緒に何かを作る、まあ共同創造っていう感じですかね。共同創造をするっていう、そういうことが一つのキーワードになってる。
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共同創造。
で、しかもその過程ですね。作り上げられている過程、作り上げられていく過程っていうものをみんなで一緒に共有する。
で、まあそういう意味では僕がですね、ライブ配信でリコーダーの練習配信を毎日やってるのも、あれ自体も一つのアート作品。
アート作品って言うとちょっとなんか高尚な感じをして大げさですけど、
成長していくプロジェクトですね。リコーダーを買ったばっかの人間が毎日練習していって、ちょっとずつ成長していくその過程そのもの、プロセスそのものがアートなんですよね。
それはもう今の僕にしかできないわけなんですよ。
だってリコーダー上手くなっちゃったらさ、その下手な状態をさ、残すことができないじゃないですか。
だからその下手くそな状態、リコーダーを買ったばっかで試行錯誤しているという人間のリアルな状態を録音して残しておくことによって、それが後々僕がめちゃくちゃ上手くなった時に価値が出るかもしれないじゃないですか。
まあ今は当然何の価値もない、ただのしょうもない配信かもしれないですけれども、
もし僕がピカソとかそんなぐらいまで、わかんないけど超有名なリコーダー奏者に仮になったとしたら、その時の音源ってめっちゃ参考になるじゃないですか。
みたいな感じ。まあ別にそれが参考になるかならないかともかく、そういうことはどうでもよくて、その過程そのものを作品にするっていう、そういう思想というか考え方を持つと、いろんなことがアートになるんじゃないかなというふうに思ったんですよね。
ちょっと話はそれましたけど、まあそういう感じでライブコンポジションというのは、そういう思想というか考えがあってやってるんですよね。
別にそういうことを考えてグラグラやってるわけじゃなくて、そういうことが自分の頭の中に繋がったんですよね。
それでパッとやってみたいっていうふうに思っただけなんですけど、それをあえて振り返って言語をするとそういうことだっていうことなんですけどね。
一応そういう考えがあるよっていうことでシェアしておきました。
なのでこれを聞いてピンときた方は、自分の生活の中でそれを活かせることがあればね、活かしていただければなとか勝手に思っております。
それはどう活かすかは聞いているあなた次第ですからね。僕はただしゃべりたいことをしゃべっているだけなんでね。
ということでございます。
このライブコンポジション楽しかったのでまたオリオン見て機械モーターでやってみたいと思います。
はいということで以上聞いてくれてありがとうございました。
では今日も良い一日を過ごしていきましょう。
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