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こんにちは、なおくんです。この番組は、カフェで気軽に話す雑談というコンセプトでお届けしています。
さて本日のテーマはこちら。
Twitterの絵文字に見る日本とアメリカ文化の違い
はい、こういったテーマで話していきたいと思います。よろしくお願いします。ということで今日は2022年の10月7日金曜日でございます。
気温はですね、今調べたところ現在12度となっておりまして、昨日に引き続き今日もめちゃめちゃ寒いですよね。
もう若干ちょっと冬の装備をしないと、なんかね外歩けないぐらいな感じの気温になっていますね。
で雨もねずっと降り続いております。はい、明日はね雨は止むみたいなんですけれどもね、ちょっと今日はしんどいですよね。
はい、ドル円チャートが145.01円となっておりました。ついにね145円をねちょっと突破しちゃいましたね。
はい、まぁそんな感じでございますが今日のテーマはですね、Twitterの絵文字に見る日本とアメリカ文化の違いというテーマで話していきたいと思います。
はい、昨日なんかねTwitterのトレンドにね、Twitterの絵文字がちょっと変わったよみたいな感じでトレンドに上がってたんですよ。
これどういうことかっていうとですね、なんかTwitterで使える絵文字みたいのがあるんですけども、それがちょっとアップグレードされていたらしくてですね、かなりリアルな絵になっていたんですよ。
Twitter使っている方は見ていただければわかると思うんですけれども、なんかその絵文字がちょっと立体的に見えるような感じに、
なんかこう、写実的になっているというか、そんな感じになってたんですね。で、それに対するですね、あのTwitter、
Twitter民たちの反応がですね、あんまりこう良くないというか、ちょっとリアルすぎてキモいとかですね、なんかそんな感じの、あのちょっとリアルすぎ、好きなんだけどみたいな感じで、
流れてたんですよ。まあどっちかというと不評だったんですよね。もちろん僕は日本人なので、日本人のツイートだけを見てたんですけれども、
まあ日本人には不評、まあアメリカ人がどう思ってるかわかんないですけども、まあ少なくとも日本人にとっては不評だったんですよね。
で、それを見て僕は面白いなって思ったんですよ。これって日本とアメリカのなんか文化の違いというか、
価値観の違いみたいなものが現れてるなというふうに思ったので、まあその辺をね解説してみたいなというふうに思います。
はい。でね、このTwitterの絵文字のこのね、アップグレードに僕は感じたですね、日本とアメリカの文化の違いというか価値観の違いっていうのは、
まあ結論、一言で言うならば、日本はデフォルメをする文化なんですよね。
物事をデフォルメするのが得意な文化なんです。それに対してアメリカっていうのはですね、まあアメリカってね、ちょっとあえて一括で言いますけども、
アメリカっていうのは、リアル、より現実に近いものにする、リアルにするのを好むんですね。
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日本はデフォルメする、より単純化するのが好きなんです。アメリカっていうのは、よりリアル、より本物に近づけることが好みというか好きなんですね。
そういう価値観の方向性が、ある意味真逆なんですよね。だからこういうちょっとした価値観の違いによってアメリカが良かると思ってやったことが、
日本人にとっては不評だったり、こういうことがよくいろんな分野であるんじゃないかなというふうに僕は思っているんですよ。
なんか皆さんもそういうことで、こういうことを思い当たるなっていうことをいくつか思い浮かんできませんか。
日本っていうのはね、ちょっと言い換えると、日本は引き算の文化、アメリカは足し算の文化なんですね。
日本は引き算の文化、アメリカは足し算の文化、これっていろんなところで表れていますよね。
例えばですね、ゲームとかね、僕ゲーム好きなんでね。ゲームの例えで言いますと、やっぱりアメリカが作ったゲームっていうのは、
結構3Dでリアルで、人間の顔もすごいリアルで、本当に現実にそこにいるんじゃないかなっていうようなゲームをアメリカが作りそうじゃないですか。
そんなイメージありませんか。リアルな人間が出てきて、それでガンシューティング、鉄砲でババババババババって撃つような、最近そういうゲーム流行ってますけど、
そういったゲームはアメリカ的なんですよね。それに対して日本っていうのは、マリオとか星のカービィとかポケモンみたいな、そういうふうにキャラクターにして、
子供が楽しめるような、子供っぽいって言ったらちょっと言い方悪いですけど、そういうふうにデフォルメをして楽しませるっていう文化があるんですよね。
ある意味真逆ですよね。だから絵文字っていうのは、そもそも日本から発祥した文化らしいんですよね。
もともと絵文字っていうのが、柄系の時代に日本で表現をもっと豊かにするために絵文字っていうものが生まれて、それがもう絵文字っていう、EMOJYっていう絵文字っていう単語で世界に輸出されたんですね。
だから日本初の文化なんですよ。だから日本がもともと作り出した文化を、それを海外の人たちが受け入れているのが今の絵文字なんだけど、
それをアメリカがデフォルメしたというか、アップグレードしたんですね。日本から来たものをアメリカナイズしたものが今の多分ツイッターの絵文字の新しいやつなんですね。
だからゲームもそうなんだけど、ゲームもどっちかというと日本がわりとこの礎を築いた部分があるんですけど、それをアメリカがアメリカっぽく進化させて、
より今のアメリカっぽいゲームになったみたいな感じで、絵文字っていうのももともと日本が作り出した、単純化して可愛くしたものをアメリカが今度はよりリアルに写実的にしたものが、ちょっと日本人にとっては受け入れがたいようなものになってしまう。
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そんな感じですね。アメリカっていうのは3Dに従う。立体的に従うというか、よりリアルに従う。
だけど日本人はそういうことじゃないんだよなっていう。日本人は別に2Dでもいいし、もっと可愛くしたいっていう願望があるんだけど、アメリカにはそういう発想は多分ないんですよね。
どんどんリアルに近づける、本物に近づけるっていうか、もう写真に近づけるみたいな、そういう写真でもないんだけど、それを立体感があるように見せるみたいな、そういうことがかっこいい、クールだと思ってるんですけど、
日本はそういうことではないんですよね。日本人の感覚、多くの日本人の感覚はそうじゃなくて、なんかもっと可愛らしくするみたいな、もっとこうなんかデフォルメするみたいな、そういうところに価値を見出しているみたいな人が多いんじゃないかなっていうふうに思ったんですね。
だから今回のアメリカがアップグレードしたツイッターの絵文字に対して拒否反応というか、あんまりいい反応しない日本人が多かったんじゃないかなと思います。
なんでね、こういった文化的な価値観の違いが生まれるのかっていうことをね、いろいろ考えるとね、結構面白いですよね。
例えばね、答えはもちろんないんですけども、日本がこういうね、デフォルメをするのが好きなのは何でかっていうと、多分漢字にルーツがあるんじゃないかなっていうふうに僕は思ってるんですね。
漢字っていうものがそもそも絵文字なんですよ。例えば山っていう漢字あるじゃないですか。山っていう漢字ってあれ山の絵文字ですよね。
とかですね、木っていう漢字ありますよね。木。ツリーの木ね。木もあれも絵文字じゃないですか。
だから僕たちっていうのは日常的に絵文字を無意識に使ってるんですよ。だからその絵文字的な感覚がもうかなりこうリテラシーが高いんですよね。他の欧米の国々に比べて。
欧米のアルファベットっていうのはあくまでその音を表しているだけなんですけども、漢字を使っている日本人、もしくは中国人もそうかもしれないですけども、
日本人は漢字そのものが絵文字だから、もう絵文字を作るっていうことが多分もう元々DNAにインストールされてるんですよね。
だからすごいそういうのが得意なんですよ。そうやって物事をシンプル化するものが。
で、欧米の人たちには多分そういう感覚は日本人よりは薄いんじゃないかなっていうのがありますね。だからそうやって日本人はデフォルメするのが得意だったり好きだったりするっていうのは漢字っていうね、そういう文字のカルチャーみたいのがあるんじゃないかなと思います。
あとは浮世絵とか水墨画みたいのも多分日本人の文化的な素養にあるんじゃないかなと思います。
水墨画っていうのは、黒い墨で絵を描くような絵ですよね。あれは多分日本の漫画に、漫画のルーツみたいによく言われてるんですけども、日本の漫画が白黒なのは、それは技術的な問題もあるんですけども、
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今フルカラーに全然できる技術があるのに未だに白黒の漫画が好まれているのは、日本人というのはそういうシンプルにするっていうのが結構好きで、だからフルカラーにできるんだけどあえて白黒の漫画を好むっていうのも多分そういったところにルーツがあるんですけども、アメリカ的な感覚ではそれはちょっと受け入れがたいんですよね。
だからもうフルカラーにする技術があるんだったら、もうどんどんフルカラーにしちゃおうぜっていうのがアメリカなんですよ。でも、日本人的にはそういうことじゃないんだよなっていう感覚なんですよね。
抜きの美学というか、引き算の美学というか、色をどんどんどんどん排除していって、究極的に白黒でも美しいものを作れるよねっていう。
シュウジとかもそうですね、書道っていうのも、書道も本当に隅の白と黒のこのコントラストで表現するものとか、あとは生け花みたいなものもそうですね。生け花っていうのもいかに花を、余分なものを削いでいって、この空間を楽しむかみたいな、そういう引き算の美学っていうのが日本にあって、アメリカ的な欧米的な価値観っていうのはもう真逆なんですよね。どんだけ足していくかっていう感じ。
そういう価値観がある。そして立体的に従うのはアメリカの特徴で、多分それはなんか彫刻的なものがね、ルーツにあるのかもしれないな、知れないなっていうのは僕の仮説ですね。
日本ってあまり彫刻的なそういうルーツって、なんとなく薄いような感じはするんですけど、やっぱり欧米っていうのは立体的なものに美学を感じるっていうか、そういうところが日本よりは強いのかなっていう、なんかそんな感じがしました。
そういったところがですね、このツイッターの絵文字のアップグレードみたいなところに、それぞれの日本人とアメリカ人の文化的価値観の違いがあるんじゃないかななんていうふうに思った次第でございます。
はい、ちょっとごちごちしてわけのわかんない話だったかもしれないですけれども、そういったね、お互いの価値観の違いを知るっていうのは結構ね、面白いテーマなので、つらつらと語ってみました。
はい、ということで今回以上です。ありがとうございます。