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2022-09-25 12:01

#1515 おすすめ漫画「血の轍」注:ネタバレあり from Radiotalk

✔︎おすすめ漫画「血の轍」注:ネタバレあり
①どんな漫画ですか?
②作者(押見修造 先生)について
③どんなところがすごいの?
・思春期・田舎・親戚

参照リンク他の方の解説もおすすめ!
(山田玲司さん)
✔︎日本はなぜ壊れたのか?~ 押見 修造 から考える日本の病~【ディスカバリーレイジチャンネル】
https://youtu.be/OvZcNVQ5u4s

(マンガ編集者・佐渡島チャンネル)
✔︎圧倒的な描写にゾワっとさせられるマンガ!押見修造さんの『血の轍』『おかえりアリス』を紹介!
https://youtu.be/TznWCgWoNAU

(みのミュージック)
✔︎【毒親】大傑作漫画「血の轍」を読んでほしい!!
https://youtu.be/s6xtzTNhTMA


✔︎血の轍 1巻 押見修造 - 小学館eコミックストア|無料試し読み多数!マンガ読むならeコミ!
https://csbs.shogakukan.co.jp/book?book_group_id=12678

✔︎「惡の華」「血の轍」…漫画家・押見修造が創作するうえでリアルを意識する理由「現実のほうが突拍子もないことが起こる」(TOKYO FM+) - Yahoo!ニュース
https://news.yahoo.co.jp/articles/1bb164b88a739091f70132c94f3abd73b2dc168d

#202209n #漫画  #おすすめ漫画
#血の轍 #押見修造 #惡の華
#思春期
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こんにちは、なおくんです。この番組はカフェで気軽に話す雑談というコンセプトでお届けしています。
さて本日のテーマはこちら。 おすすめ漫画血の轍、ネタバレあり
はいありがとうございます。こういったテーマで話していきたいとおもいます。 ということで今日は2022年の9月の25日
日曜日でございます。はい、もう9月も終わりですね。気がついたら早いですね。あっという間ですよね。
まあそんな9月が終わりに近づいているとはいえ、今日はなんかめちゃくちゃ暑いですね。 今調べたところ気温が28度ということでまた
残暑が戻ってきたというかね急に寒くなって秋になるのかなと思ったらまたこう 冬打ちみたいな感じでね
暑くなるっていうね、こういう時って気温が変動する時って服迷いますよね。 どのぐらいの服で行ったらいいのか、ちょっと気分的には夏服着たいんだけど、でもなんかこう
もう秋になっているモードの中で夏服着て浮いたらどうしようとかって思っちゃったりとかしてね。
はいまあそんな話はどうでもいいんですけれども、今回はですねおすすめ漫画ということで
まああの今更感もあるかもしれないですが、まだね期間というかまだ続いている漫画なので
ちょっと話してみたいなと思うんですが、血の和太刀という漫画がですね
これねめちゃくちゃいい漫画だなと思ったので、今回ここでねシェアしてみたいなというふうに思って話そうと思います。
で注意ネタバレありということなので、話す上でどうしてもネタバレ的な要素が入ってしまうことがあるかと思いますので
ネタバレが嫌だなという方は閉じていただくか、別にネタバレしてもいいという人は聞いていただく
もしくはその漫画知っているという人は聞いていただければいいかなというふうに思って話そうと思います。
はい ということで血の和太刀というね漫画
これねだいぶ前からね、ちょこちょこ面白いよって話はね、チラホラネット上で散見されていて気にはなっていたんだけど
なかなかこう読む機会がなかったんですがね、あの最近ちょっと読むことができまして
これがね読んでみたら本当にすごく面白くて
今最新巻が13巻まで出ていて、今月9月に14巻が出るとかいう感じだったと思います。
で僕はですね、確か9巻か10巻ぐらいまで読んだと思います。
まあそのぐらいの感じですね。
で血の和太刀、今回の話はざっくりどんな話をしていくかというと
まずこの作品がどんな作品なのかっていうことを簡単に説明します。
で作者が、作者についてお話しします。
そして僕がこの漫画どうしてすごいと思っているのかっていうことを簡単に解説したいと思います。
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まあこんな流れで話していきます。
まずね一つ目、どんなところ、どんな漫画、どんな漫画なのかっていうことなんですが
血の和太刀、ざっくり言うとね、主人公は14歳の男の子、中学生ですね。
誠一君というね男の子が主人公で、基本的にこの主人公、14歳中学生の男の子目線で語られます。
まあエヴァンゲリオンに出てくる碇シンジ君みたいな感じの、ちょっと内向的な男の子っていうイメージですかね。
でこの、おしみ修造さんという作者の方がですね、すごく思春期を描くのが上手い作家さんとして有名なんですよね。
だからもうまさにその作家さんの本当にど真ん中の作品だと思います。
で、主人公の誠一君、14歳中学生男の子の視点から描かれる漫画っていうのがまず大前提にあります。
そして基本的な路線としては、独親漫画っていうふうに言われたりすることが多いんですけれども、お母さんですね。
せいこさんっていうね、お母さんと誠一君のこの2人の関係を中心に進められていく漫画っていうのが基本の軸にあります。
そのお母さんっていうのがめちゃくちゃ過保護で、いわゆる独親、独親っていうのはちょっと違うかもしれないですけど、とにかくね、異常なまでの過保護なんですよね。
でもその裏にはそのお母さん自身の何かトラウマというか、そういう影みたいなものが見え隠れするんですね。
その誠一君系男の子もちょっと嫌だなっていうふうに内心思いつつも、でも主人公の男の子自身もお母さんから離れられない、お母さんに執着してしまうっていう、そういう世界を描いた感じなんですよね。
で、その周りでお父さんがいたりとか、あとクラスメイトがいたりとか、あとその誠一君に思いを寄せる同級生の女の子がいたりとか、親戚のいとこの家族がいたりとか、そういった周りの人間関係の中でまたいろんなドラマが進んでいくっていう、そういうものですね。
だから誠一君という男の子と美人なお母さんの成子さんというお母さんと、この二人の異常な関係とその周りの小さなコミュニティの中の学校であるとか、親戚であるとか、本当に身の回りをごく身近な身の回りを描いた詩小説的な、すごく文学的な作品であります。
作者はですね、先ほども言いましたけども、おしみしゅうぞうさんという方で、僕この作者さんすごい好きなんですよね。有名な作品としては悪の花っていう作品。これもね、思春期のドロドロをぶちまけたすごい作品ですね。
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あとはですね、僕はマリの中っていうね、これもちょっと変態的な漫画なんですけど、いわゆる人間の中に誰もが持ってるんだけど、なかなか人に前にさらせないその変態性というか、そういった心の闇みたいなものをうまく表現してくれるのがすごい上手な作家さんっていうイメージがありますね。
わかるわかる、わかるんだけど人にはなかなか言えないよねみたいなものを作品に昇華してくれているのがすごく気持ちいいんですね。そんなおしみしゅうぞう先生の最新作であり、今も連載中のもので、これは本当になんかこの先生の代表作となって、また悪の花をある意味更新するような作品になるんじゃないかなっていうふうに、あの界隈では噂されてますね。
はい。じゃあこの漫画の僕がすごいなって思うところをですね、まあね、なかなか言語化は難しいんですけれども、あえて言語化するとしたら、この漫画のこういうところがすごいなっていうところをですね、述べていきたいなと思います。はい。ポイントはですね、3つありまして、1つ目が思春期というところ、2つ目が田舎というところ、3つ目が親戚というポイントですね。はい。
で、まず1つ目ね、これが一番大きなところなんですけれども、すごいと思うところ1つ目、思春期。これどういうことかっていうと、思春期のドロドロというかモヤモヤみたいなものをすごく上手に表現してるんですよ。これはさっきも言いましたけど、悪の花っていうね、おしみし先生の代表作、現在の代表作でもう完結してる漫画なんですけれども、悪の花でも表現されていたものに近いようなね、またそれとは別の視点で描かれている思春期のドロドロ。
この14歳っていうね、絶妙な年齢。これはね、まさにさっきも言いましたけど、エヴァンゲリオンの碇シンジ君と同じ中学2年生。碇シンジ君も確か中学2年生だったと思うんですけども、この中学2年生、中二病とかって言うじゃないですか、その中学2年生の大人にもなりきれてないかといって子供でもないっていうこのね、絶妙な年齢感。
生への目覚めであるとか、異性にちょっと興味を持ち出すけど、でもまだそれすらもどういう感覚なのかちょっとわかってないみたいな、そういう感覚で、親とも仲がいいんだけどちょっと親からも離れたい、親と一緒にいられるところを同級生から見られるとちょっと恥ずかしいなみたいな、そういうなんかね、もう僕らからするとちょっと忘れかけてるような、そういう記憶、ちょっと痛い記憶を思い出させてくれるような、
なんかそういうね、漫画なんですよね。本当にそれがリアルに描かれているんですよね。
っていうのがね、本当なんかこう、自分の中に封印されていた、そういういろんな感情みたいなものを蘇らせてくれる漫画なんですよね。
親との距離感だったりとか、親とその家族との関係性とか、家族であっても心は打ち明けられないじゃないですか。その家族だから何でも話せるわけじゃないですよね。
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家族の中でもちょっとギクシャクしている感じであるとか、あとはその、生への目覚めというか、そのなんか好きなんだけどそれをどう表現したらいいかわからないみたいなね、そういったところがね、すごくこう緻密にリアルに描かれています。
で、これは多少ネタバレもするんですけれども、僕が本当すごいなと思ったのは、その初恋の女の子とちょっといい関係の中になって一晩を過ごすみたいなシーンがあってですね、
そこで別にそういった行為をするわけではないんだけど、ただ添い寝をするだけなんですよ。
添い寝をする中で、その主人公の男の子がすごい体験をするんですけれども、そのね、
中学生ぐらいの男の子だったら初めて体験するであろう、そういったねことをですね、すごくリアルに描かれていってですね、これがねめちゃくちゃすごいんですよ。
こんな表現するんだっていうね、それがまたお母さんに見つかったりとかするっていう、その恥ずかしさっていうか、なんかね本当、
ああ、思春期の頃こんな感じだったなっていう、なんか、ことがねすごく蘇ってきましたね。はい、これはね別にあの女性の方でも共感、共感というか、あの経験はしたことがなくても共感できるっていう感じだと思いますので、これはね、あの男女関わらず是非ね、あの読んでいただければっていうふうに思います。はい。
というところが思春期というところでした。で、すごいところね、2つ目が田舎っていうところですね。
これはですね、あの群馬県があの舞台なんですけど、その群馬県のその田舎の閉塞感、これは悪の花でもそうだったんですけど、作者自身の多分あの
故郷なんですね。そこでのなんかこう独特の閉塞感、まあ群馬なんでめちゃくちゃ田舎ってわけでもないんだけども、まあ北関東っていうのがちょっとその
えーちょっと錆びれた感じとかそういった田舎の感じを漫画の中でも方言が出てきたりしてすごくリアルに描かれているっていう、そういったねこの地元の感じっていうのもなんか作者が内面をすごく掘り下げたんだろうなっていうところが伝わってきてすごく興味深いです。
はい。そしてすごいなと思うところ3つ目のポイントが親戚関係のなんか気持ち悪さですね。
これもね僕も個人的にすっごいわかるんですけど、なんか親戚独特のなんか付き合いというか親戚付き合いのなんかちょっと距離感の微妙なところ、なんか気を遣っちゃうところ、そしてお母さんがですねちょっと親戚の輪の中に入れなくてちょっと孤立してしまうところの描き方とかがすごいリアルなんですよね。
だからこういうことに悩んでたことがあるとか今も悩んでるって人にはねすごく共感ができるのでめちゃくちゃおすすめです。
はい。ということでまだまだ語りたいんですけども時間がなくなったのでこの辺で終わりたいと思います。ありがとうございます。
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