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こんにちは、横浜で15年以上犬の保育園の先生を行っている、なおちゃん先生と申します。
ドクトレーナー、ベトロス専門士、アニマルコミュニケーターである私が、人と犬が共により幸せになるためのヒントをテーマに配信しています。
時々雑談ライブや歌を歌ったりしています。
さて、前回の犬配信では、犬との遊び方について配信をさせていただきました。
今回は、今週木曜日に行われるオンラインセミナーのテーマにもなっている、
愛犬の困った、いわゆる問題行動と呼ばれるものについてお話ししていきます。
1月23日、2月20日ともに木曜日夜8時より、毎月のオンラインセミナー
愛犬の困ったを解決しよう、問題別アプローチ法を開催します。
こちらは、普段であれば1対1のカウンセリングでお話しする、お答えする内容をオンラインセミナーの形式で、
皆さんとこれはどうと思いますか?などと問いかけをしながら、
具体的な犬の問題行動を一緒に解決していこうというものになります。
私は20年以上ドックトレーナーとしてお仕事をさせていただきましたが、
先頭以上の犬たちと触れ合う中で、かなりのデータ化ができるようになっていきました。
今回と次回2月のオンラインセミナーでは、私が犬たちの困ったという行動をどのように振り分けて、
どのような解決パターンを当てはめているのか、
実例を挙げて皆さんに共有していくという内容になるのですが、
今回の配信では、その前段階として犬の困ったに対して、
飼い主さんが問題行動と言われる、困った問題をどういう視点で捉えればよいのかをお話ししていこうと思います。
20年以上のトレーナー人生の中で、犬の困ったというお悩みについて寄せられる、
いわゆる問題行動のご相談というのは、いくつかのパターンに対別されます。
例えば、その分類の中の大きな1カテゴリー、その中には吠え、噛みという問題があり、
吠えの中にはさらに細かくフォルダ分けが、要求吠え、警戒吠え、興奮吠えというように分かれていきます。
これが噛みというカテゴリーになると、甘噛み、警戒噛み、攻撃噛みなどになっていくわけですね。
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この分類の仕方、どのぐらいの種類があるのか、どういう意味でこの世に分けているのかというものに関しては、
ここで詳しくお話しすると、何時間あっても足りませんので割愛させていただきますが、
いわゆる鉄板のお悩みというのには、お決まりの解決パターンというものがあるんですね。
これは実はネットなどで検索するとすぐに出てくる解決法でもあります。
ヤフー知恵袋とかでも、Q&Aみたいな感じで、質問回答で出てくるものですね。
例えば、ネット検索で犬、来客、吠え、対処法なんてキーワードを入れて検索をしてみると、
おやつで気をそらすとか、クレートトレーニングで落ち着かせるとか、コマンドお座りまでとか、
そういったコマンドをかけるとか、無視するなどの対処法が出てきます。
この対策というのは、いわばランチに何を食べようか迷っているんだよねという場合、
入ったレストランで和食と中華とイタリアンとエスニックのメニューがありますよ。
どれにしますかと言われているようなものなんですよね。
こうしたざっくりとした分類や情報というのは決して間違ってはいないんですが、
じゃあ和食のメニューの中には何があるのか、どうした調理法で、
どんな材料で作られている料理なのかといったことが何一つわからないのと同じで、
実は確認すべきポイントというのがたくさんあるんです。
カテゴリー分けをしてこんな鉄板の解決法があるんだと知るのにはいいんですが、
実際その解決法、例えば来客に吠えるという場合の対処法でコマンドをかけましょうと言われて、
それを来客に向かって吠えている犬に行ったところで成功率は30%もいかないと思います。
来客に吠える犬に対してお座り、待て、伏せなどのコマンドをかけましょうという解決法は間違ってはいないんですけれど、
きちんと効果を感じられるためには問題のパターンと解決のパターンをたくさん持っておく必要があるんですね。
より詳細なパターン合わせができるようになると、
飼い主さんがご自身で解決のためにどういう行動をとったらいいのか、何を教えたらいいのか、
どのタイミングでどういう行動をしたらいいのか、
愛犬の行動をどういうカテゴライズしたらいいのかがわかるようになっていきます。
実はドックトレーナーという存在は、この問題のパターンと解決のパターンを飼い主さんたちよりもたくさん持っている人ということになるんですよね。
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ですから、飼い主さんが愛犬さんの困ったという問題に対して自分で解決できるようになるためには、このパターンを知っておくことが重要なんです。
また、解決のパターンをいくつも持っていても、問題のパターンに対してどれを当てはめたらいいのか、
それを判断する能力も必要になっていきます。
さらに、相手が自分の愛犬ではなくクライアントさんとその愛犬というような場合には、
ますます難しくなると、この辺りが新人トレーナーさんが苦戦するところではあるんですが、
幸い相手が自分の愛犬さんであれば、十分にこの方法はダメだったから、次はこういう風な方法でやってみようという試行錯誤ができるわけですよね。
愛犬の問題行動を飼い主さんがご自身で判断して解決ができるようになれば、もちろんトレーナーを探すという手間も頼む費用もいらなくなりますし、
飼い主さんが迷わなければ、犬もその行動に迷いがなくなっていきます。
私は飼い主さんは最高のトレーナーであるべきだと思っているので、ぜひ問題のパターンと解決のパターンをたくさん知っておいていただきたいと思っています。
この問題のパターンと解決のパターンがたくさんあるんだよということの詳しい内容は、
今週木曜日と来月2月20日に行われるオンラインセミナーで寄せられたご質問の事例を使って、
皆さんと一緒に問題かける解決のパターンの組み合わせを中心にお話ししていく予定です。
ただ、よりたくさんの事例に触れ、実際にパターンの組み合わせを考えて実践に使えるようにしていくためには、
さらなる時間と経験が必要になってくるので、
こちらは今現在ですね、5月にスタートを考えている私の初のオンライン講座。
もう愛犬の問題行動で悩まない、自分で困ったを解決できるようになる飼い主力アップ講座。
こちらでじっくり皆さんの問題解決能力を鍛えていただくつもりでおります。
この講座につきましては、もう少し内容を詰めてから皆さんに発表させていただきますね。
ですので、今回のラストは、これを聞いてくださっている皆様にとっておきの一言アドバイス。
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実は、犬の問題行動というのには絶対の法則があるんです。
これ、皆さんだけに教えることですよ。内緒ですよ。
それは何かというと、犬の問題行動は多くの場合、距離と頻度の変化が問題行動の引き金となるんです。
犬にとって距離、そして頻度の変化は、そのまま問題行動の起きやすさにつながります。
例えば、お留守番の際の吠え。これは、行かないでよという愛犬による飼い主さんが離れていく距離の変化に対しての問題です。
家族の帰宅時には吠えないように、郵便屋さんや宅配便の方には猛烈に吠えるという犬の場合、これは多いですよね。
これは、家族に会う頻度と郵便屋さんに会う頻度の変化の問題。
犬自身の許容範囲から外れた時に問題が起きやすいというのは、これは絶対の事実なんですね。
ですから、愛犬さんの行動に困ったなと思った場合、これは問題だなと思った場合には、愛犬の困った行動をやめさせるということよりも、
まず先に、愛犬さんの許容範囲がどこまであるのか、その許容範囲をどれぐらい外れると問題が出るのか、これを距離と頻度の点から見てみてください。
これが近道となります。
その上で、愛犬の問題パターンと解決のパターンを複数して、一つ一つ当てはめて、その行動の変化と効果を見ることが必要になっていきます。
愛犬の困った問題を自分で解決できるようになりたいという皆様、
まずは今月23日、来月2月20日の20時より、オンラインセミナーにてお待ちしております。
概要欄にお申し込みフォームを貼っておきます。
よかったらそちらにお申し込みください。
追ってZoomのIDをお知らせいたします。
それでは今回はこちらまで。
最後まで聞いていただいてありがとうございました。