2022-03-05 13:33

108日間世界一周の船旅🚢🌎✈【ノルウェー🇳🇴オスロ】

過去のアーカイブはこちらから😉(乗り切らない😅)

いざ出航❗️編
https://stand.fm/episodes/614ac296ecd7220006ad1b71

🇨🇳上海・前編

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🇨🇳上海・後編
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🇻🇳ダナン編
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🇰🇭アンコール・ワット編
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🇰🇭アンコール・トム編
https://stand.fm/episodes/6184832c43661800073bb9d4
🇰🇭➡️シンガポール🇸🇬編
https://stand.fm/episodes/6188bfa22c4a5500082c1278
🇲🇻マーレ編
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🇪🇬王家の谷とルクソール編
https://stand.fm/episodes/619dfbbf88f192000768ae7f

🇪🇬スエズ運河編
https://stand.fm/episodes/61a9e0d55cf21d0006e001d9
🇪🇬ギザのピラミッド編
https://stand.fm/episodes/61b2a4b7d996670007541eac


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#なおちゃん先生世界一周の船旅
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00:06
こんにちは。横浜で15年以上犬の保育園の先生を行っている、なおちゃん先生と申します。
今回も世界一周の船旅にお付き合いいただき、ありがとうございます。
それでは今回も船旅の続きへと出かけましょう。
6月20日船はオランダ・アムステルダムを出航し、翌日は1日船の上で過ごしました。
親しい仲間たちと集まって、ロンドンやアムステルダムでの出来事をわいわい、海を眺めながら話をしたり、買ったお菓子やパン、ジュースを持ち寄ってそれぞれの部屋で楽しく過ごしました。
ピースボートの良いところは、途中下船、途中上船が可能なところ。
ロンドンで一度下船をした仲間の中には、ロンドンとパリを結ぶ高速鉄道、ユーロスターでドーバー海峡を渡り、そのままベルギーを経由してアムステルダムからまた上船というような人たちもいて、行動力に憧れつつ、お土産のベルギーワッフルを分けて食べながら、その鎮倒中を聞いたりしていましたよ。
出航から52日目、びっくりすることに旅の全工程のほぼ半分の日数になりました。
この旅行記は今年中に終わるのでしょうか。
そしてですね、この旅行記だけも聞きたいという方のために、ちょっと長くなるんですが、今までの全部の世界一周の船旅配信を概要欄にリンク先を貼っておきました。
よろしければ、前回の最初の頃から聞いてみたいよという方、遡って聞いていただけると嬉しいです。
ノルウェーの首都、オスロ。
入港の風景が素晴らしいと聞いていたので、朝6時半には起きて看板に見に行こうと思ったら思いっきり寝過ごしました。
船は静かに着眼し、8時半には下船できるようになりました。
オスロの第一印象は、とても空気が澄んでいる。
風もなく穏やか、太陽の光は暖かいけれど日陰は寒いぐらいで20度あるかなというところでした。
オスロもアムステルダムと同じように、中央駅からまっすぐ伸びるカール通りがあり、現国王の居住している王宮まで続いている、まっすぐ伸びる大通りを街の中心まで歩いていく。
まだ10時前だからか、一番の繁華街、繁華通りにもかかわらず通りはひっそりとしていて、ピースボートの同じ乗船客がちらほら見えているだけで、お店もまだ閉まっているところが多い。
いきなりセブンイレブンを発見して、懐かしさのあまり入ってみた。
03:01
中は確かに日本のコンビニみたいだけれど、ホットドッグやクッキー、マフィン、ドーナツや作りたての軽食も売っていて、いい香りが店内に漂っている。
思わず一つ二つ買って食べたくなるけれど、あまりに高くてやめてしまった。
国王は物価が高いと言われるのは聞いていたけれど、噂に違わぬ物価の高さです。
とはいえ、世界のパンを食べようの自主企画をここでやめるわけにはいかない、と吟味しながらパン屋さんを探す。
雰囲気の良さそうなベーカリーカフェに入ると、焼きたてのパンたちがずらりと鎮座している。
迷いながら注文したのはハムとチーズのサンドイッチ、シナモンの効いたエスカルゴという名前の甘いパン、そしてカフェラテ。
これだけなのに、なんと114クローネ、当時の価格で約2300円。朝ごはんの値段ではないな。
サンドイッチのパンは素朴で食べたことのない不思議な感じのパンでした。
外側は固くポロポロしているのに、中はしっとりして美味しい。
味は甘みと塩気が織り混ぜられたような不思議な味。それぞれの素材の味が生きていて、とても美味しかったです。
エスカルゴの甘いパンは焼きたてでオーブンの中の鉄板の上に乗ったまま、熱々でカットする時も抑えるのがもったいないくらいふわふわでした。
シナモンの風味が控えめな甘さと共に口の中に広がり、値段も忘れて幸せな気分になりました。
このエスカルゴパンはオスロではかなりメジャーラスト、他のパン屋さんやコンビニでも見かけました。
オスロにはカフェが多く、カフェの文字が目立つ。
パン屋さんもだいたいイートインができて、どこも1800年など歴史のあるカフェが多いようでした。
私たちの入ったベーカリーカフェも創設1861年とあり、老舗のカフェ、なるほど美味しいはずですね。
ベーカリーカフェで朝食の後、10時に国立美術館が開くまで少し時間があったので、街をブラブラ。
オスロはノルウェー王国の首都にもかかわらず人口は100万人もいないとのこと。
2021年10月の時点で人口は69万人ということでした。
街全体がすっきりと整然していて、建物も通りも雑然としているところがなく、とても美しく整えられている。
アムステルダムと違ってトラムも走っているけれど、本数や路線も少なく、歩道も車道もとても広く、綺麗で歩きやすい。
道は5番の目のように整えられてとてもわかりやすい。
街中に公園や大木の並木道があり、緑が多くて目に優しい。建物と自然が一体化して風景に溶け込んでいるようだ。
06:05
人や車が少ないために一番大きく聞こえる音が鳥のさえずり、というのがすごい。
なんて鳥のさえずりが似合う街なんだろう。王宮もある一国の首都なのに、おじんまりしていて派手さはないものの、すがすがしく歩いていても実に気持ちがいい街だ。危険な香りは一切しない。
アムステルダムが迷いやすく同じような道が多く、人もトラムも自転車もすごく多くてざわめきと活気にあふれていたのに対し、
オスロは自然と調和した、静然として穏やかな街の印象だ。国会議事堂から劇場まで続く、緑と花と噴水が美しい公園でまったり写真を撮って、オスロ国立美術館へ。
オスロの国立美術館はアムステルダムのものよりは小じんまりとしていたけれど、やはり広さは十分で見学には2時間以上を費やした。
この美術館の素晴らしいところは文句だけでも2部屋。かの有名な叫びやゴッホの自画像、セザンヌ、ルノワール、ピカソその他の名画もすべてカメラでの撮影が許可されていて、何より入場料が無料ということだ。
ロンドンのナショナルギャラリー、アムステルダムの国立美術館ほどの規模はないものの、王都にふさわしい収容物の内容で、ここでもやはり目も心も奪われてしまうような芸術作品の数々と会うことができた。
ゴッホは数々の自画像を描き残しているが、ここで見たものはアムステルダムのものよりも暗く斜めから見つめる厳しい眼差しは、どこにいてもその絵画からの視線を感じるようなすごい迫力のものだった。
一度目が合ってしまえば逸らすことができない。絵画の魔力を感じさせる作品。
一階から三階まで全部の部屋を見終わったと思って、美術館の売店に立ち寄ると、ムンクの叫びのポストカードが。
あれ?そういえばこれ見たかったのに見てないなと店員さんに聞いたところ、まあムンクの部屋を見てないの?それは戻らなきゃと丁寧に場所を教えてもらい、急いで二階の中央の部屋に戻る。
こんな大きな部屋なのに何で見過ごしてたんだろうと友達と囁きながらその部屋に入ると空気が変わった。
いきなりそれに取り込まれた。
画家の狂気。絵画は力を持つものだということをムンクの部屋に入った瞬間に強く感じたことはない。
すでに売店でポストカードを見てきたのに全く違う。本物だけが持つ空気感、迫力、存在感。作品から滲み出てくるようなその狂気。
09:01
叫びも色彩自体は決して暗くはない。ただ歪んだ狂気と気迫が伝わってくるんだ。
ムンクの叫びの絵は知ってる人も多いと思うが中央の人物は叫んでいるわけではない。彼は自然の叫びに耳を澄ましているのだ。
私たちが訪れた6月はノルウェーでは短い夏。一番穏やかで良いシーズンだ。暗く寒く厳しい冬の自然の恐ろしさは遠く離れた島国の私たちには想像もつかない。
ムンクの叫びの隣にはベッドに腰をかけている少女の絵。林の中で髪をかきむしる女。舞うような衣と黒髪をなびかせる少女。
目を見開いてこちらを睨みつける自画像。鳥肌が立つような作品たちだった。
現在ムンクのほとんどの作品は新しくできたムンク美術館に収容されているということです。
もしかしたら美しく近代的な美術館で見る絵の印象は少し違うかもしれませんね。
最後にムンク尽くしの部屋に入ったことで前半の印象が吹き飛びそうだったが、息の詰まるような美術鑑賞を終えて屋外に出ると、
木々の青葉、そよぐ風、きらめく太陽と鳥のさえずりがこちらの世界へお帰りと迎えてくれた。
なぜかほっとして深呼吸をして最後は王宮へ。
王宮は大通りを上った正面、穏かい丘の上に町全体を見下ろすような町の中心に立っている。
王宮はそれほど豪華で立派でどっしりとした、例えばルーブル美術館やバッキンガム宮殿のような華やかさはないけれど、
おそろの質実豪賢とした雰囲気とよく合っていて、堅固な鉄柵や警備そのものよりも、
砂を敷き詰めた白い舗道、美しい緑の絨毯のような芝生、大きく立派な木々が目立つ。
背後に伸びる王宮庭園は、広大な芝生と大きな木々、細く緩やかに続く白い小道と素朴な池だけで、
時々小さな花壇に色とりどりの花々が咲き乱れているのが装飾品。
普通の公園のような美しい緑の小道を、小鳥たちのコーラスを聞きながらのんびり歩く。
一刻の王宮の庭園にいるということを忘れてしまいそうなのどかな空間だ。
王宮庭園をぐるりと一周して次は視聴者へ。
こちらはかなり立派な建物だ。
中に入ると高い天井の大ホールが開かれている。
正面の上の壁には巨大でカラフルな絵画が描かれ、左右の壁も模様と絵に彩られている。
12:04
これらはノルウェー人のアーティストたちが市民のための芸術の場として総力を結集して描かれたものだという。
オスロは小さな町ながら公園や町のいたるところに彫刻があり、そのセンスも素晴らしいのだ。
美術品や博物館も多く、本や画材やギャラリーもたくさんある。まさに芸術の都。
その視聴者の大広間にふさわしくまるで一つの美術館のような光景だ。
ここでは年に一度ノーベル平和賞の授賞式が行われる。
中央まで入ると別料金のため、ロープの外側から写真を撮って外に出た。
受賞者が記念にポストカードや手紙を送ることが多く、木目に金メッキで装飾を施した美しいポストがすぐそこにあった。
今ならメールやSNSに変わってしまったことだろう。
オスロの前編はこちらまでにしたいと思います。少し長くなりましたのでね。
後半はまたまたグルメツアー。戻りますよ。
オスロでの名物トナカイ。これをいただいたんですが、実はこのトナカイ料理をいただくまでにお予告ステップがありました。
ということでオスロ後編も楽しみにお待ちくださいね。
今回も最後まで聞いていただきありがとうございました。
13:33

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