1. 高校国語について話すラジオ
  2. 65.進学校の社交性
2025-02-06 04:19

65.進学校の社交性

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短いですが、、、

00:01
第65回、高校国語について話すラジオの時間となりました。
この番組では、高校の国語学教員であるなんばが、
普段の授業の話や、研究の話などをして、
国語科の先生のみならず、いろんな先生に、
授業や教育について考えてもらうことを目的としたラジオです。
みなさん、こんにちは。パーソナリティを進めます。
なんばむっとです。よろしくお願いします。
進学校の社交性はどう身につくのか。
よく、いろんな学校種があると思うんです。
部活動を頑張っているような学校、売りにしている学校から、
行事に力を入れていたり、勉強に力を入れていたり、
他の特色があったり、いろいろあると思うんですけど、
進学校で、よく勉強とかね、
そういうゼミ活動とか、頑張っていて、
という学校で、なかなか部活動とかは、
一応、行ってはいるけれども、
熱心にという言い方もあれですね、
いろんな大会とかに勝つことに主眼が多くよりも、
ある種のスポーツというかね、として栄えている。
そんなところも多いのではないかなと思います。
うちもね、どっちかというと、
学習に力を入れている勤務先なので、
部活動を、というよりも、
部活動は決められた時間までで、
しっかり休みを取りながらという、
ある種、現代に求められる部活動の姿の一つでもあるかなと思います。
さっき言った、進学校で社交性というところなんですけど、
社交性の捉え方はいろいろあるんですが、
同年代とか、新しい人に自分からコミュニケーションとかを
取っていけるかという目線で、
ちょっと考えたときに、
なかなか日常生活の中で、というか学校生活の中で、
それを獲得していくのって難しいんだろうなと思っているんですね。
というのも、ゼミがあるとしても、
同年代の学校内の人と関わることは多くあったとしても、
学校外の同年代というよりも、
学校外の年齢が上の方と関わっていくようなゼミ活動とかは、
逆に年下とは多いんですけど、
同年代と関わるという意味では、なかなかないなって。
よく学校は同年代が集まっているような集団だ、
みたいなことを言われるんですけど、
なんだかんだで、同年代じゃない人とも関わるけれども、
親近感をあいたりとか仲良くなっていくのは、
同年代が多いかなっていうことを考えれば、
同年代の人を相手にいろいろ自分からアクションを起こしていくことも、
必要なんだろうなと思うんですね。
僕、そこらへんすごく自分でも自負があるんですけど、
得意な分野かなと思っています。
その時に、やっぱり部活動ってなかなか大きい要素を含んでいるな、
ということをここ2日間で感じました。
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というのも、ここ2日間平日なんですけれど、
同じ自治体の違う学校さんに遠征させてもらってやっていったんです。
それが遠征の先なんですけど、
何回か行っているような場所で、それもありながらなんですが、
やっぱりそういう風にどんどん遠征を重ねていくと、
自分たちからどんどんコミュニケーションを同年代に取るようになっていったんですよ。
夏ごろまでは、どちらかというと、
あんまり他の他校にコミュニケーションを取るというのが苦手な選手たちだったんですけど、
いっぱいいっぱい数をこなしていくと、
自分たちからどんどんコミュニケーションを取って、
いろいろ聞いたりとかしているっていう。
そういう姿を見たときに、
そういう新学校だからこそ部活動っていうものの価値もあるんだろうなと思うんですね。
ただそれが絶対いいとか、それをやるべきだとかっていうことではなくて、
そういうことを獲得できる場なんだなっていうことを、
この2日間で感じたっていうところでした。
ちょっと短いんですが、今日はこれで終わりたいと思います。
ありがとうございました。
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