内科医たけおの心身健康ラジオ。皆さん、おはようございます。
たけお内科クリニックからだと心の診療所、院長、内科医たけおと申します。
この放送では、医療にまつわるちょっと役に立つ小話を、毎朝5時50分、20分程度で配信しています。
たまに朝5時半からライブをやっていて、公開の話、6曜日の参加のご質問やリクエストに直接お答えしたりしています。
アフタートークも人気です。ぜひ、お参加ください。
ということで、毎週金曜日は一週間の放送の振り返りと怒涛のコメント返しということで、
今週は千金頭章をテーマにお送りしてまいりました。
先週の第1118回、振り返りから1123回までの録放送の放送の振り返り、コメント返しをしていきたいと思います。
ということで、まずは第1118回、一週間の放送の振り返りと怒涛のコメント返しということで、
先週の放送の振り返りをさせていただきました。
検診シリーズですね。いろんな検診にまつわる話をさせていただきましたけれども、
コメントが、あやさん、ゆかりんりん、あっちゃん、まるともさん、かんちゃん、たまさんからいただいております。ありがとうございます。
今週の良かった放送、宿題をいただいておりますけれども、今週もちょっと割れてますけれども、
第1114回ですね。ご自身の病気のことをちゃんと把握できていますか?っていうのを選ばれた方がお二人かな。
第1116回ですね。この書籍ですね。
医者じゃない方が検診の話を書くっていうちょっとチャレンジングな書籍だなと思ったんですけど、
でも非常に網羅的に書いてある良い書籍。ちょっと内容若干難しいんじゃないかなって思うんですけれども、
っていう書籍を選ばれた方がお二人。あとは入所回ですね。1117回を選んでいただいた方もいらっしゃいました。ありがとうございます。
ということで、ちょっとコメントをいくつか拾わせていただきますけれども、かんちゃん、宿題1114っていうことで、
自分の体の状態、病名、薬の内容などなど、ちゃんと知っておかないとねっていうことを確認できる放送だったので、っていうことで、
はい、コメントありがとうございます。これ本当に放送の中でも言いましたけれども、病名すらわかっていないっていう方ってすごい多いんですね。
例えばですけどね、抗血小板薬っていう、いわゆる血をサラサラにする薬って飲まれてる方って結構いらっしゃるんですけれども、
これって必ず飲んでる理由があるはずなんですけれども、ご自身もわかっていない。
もちろん医療者側もわかっておくべきなんですけれども、引き継ぎ引き継ぎとかで、ちゃんと病名がアップデートされていないとですね、
これ何で飲んでるのかわからないっていうことになったりするんですよね。そうすると、基本的には継続しないと、
理由あって飲んでる場合にはやめられないんで、継続しないといけないんですけれども、
ただ、処置とかで薬を止めないといけないシチュエーションとかもあったりするんで、そうすると問い合わせとかもあるんですけれども、
でも何で飲んでるかわからない事態とかっていうのはね、結構起こってるんですよね。
だから、そこら辺ね、やっぱりご自身で何でこのお薬を飲んでるのか、その理由とですね、
あとその病名はぜひとも知っておいていただきたいですし、そもそもね、それが抗血症罪悪って認識していない方もいらっしゃいますからね。
なので、この辺はね、本当に、もちろんね、マイナー保険証とかで薬の内容とかっていうのは共有されるようにはなっていくんですけども、
病名とかも含めてですね、いくんですけども、でも、やっぱりご自身で把握しておくっていうことは非常に重要かなというふうに思いますね。
ありがとうございます。続きまして、今週もギリギリのトマさん。
今週も心身ポイントを狙ってということで宿題提出いただきありがとうございます。
宿題、1116回ですね、ジャパネット竹を迷った末にポチりましたということで、ありがとうございます。
眼底検査も近いうちに受けようと思いますということで、ありがとうございます。
ありがとうございます。眼底はね、本当に放送の中でも、アフタートークで言ったかな、非常にいろんな情報があるんで、一度受けられてみたらいいかなというふうには思いますね。
糖尿病がある方とかですね、糖尿病抗血圧とかそういう生活習慣病がある方はね、眼底検査必須なんで、一度受けていただけたらと思います。
ということで、続きましてが第1119回ですね、全身が痛い中年女性、この病気は何?ということで、
繊維筋痛症シリーズのオープニングにふさわしい問題だったかと思いますけれども、こんな感じでね、非常に典型的な繊維筋痛症の方を問題で出してきたなという、そんな感じですね。
ということで、コメントがあやすさん、よかりんりん、あっちゃん、もみじさん、まるとまさんからいただいております。ありがとうございます。
まずは、あやさん、本日の医師国家試験問題、回答の中からこれかなと選びましたが、実際、繊維筋痛症の方と接したことはないので、詳しいことは何も分かりません。
今週先生の放送をお聞きして詳しく知れたらと思います。というコメントをいただいておりました。ありがとうございます。
4回シリーズでやりましたんで、ちょっと、あ、5回か。ちょっと詳しくなっていただけたら嬉しいなというふうに思います。
繊維筋痛症って、医師国家試験とか、多分、看護師さんも習いますよね、多分学生時代とか。習うけども、実際に接したことはないっていう方がほとんど、医療者でも接したことはないっていう方が結構いらっしゃるんじゃないかなというふうに思うので、
これをきに改めて知っていただけたらいいかなと思ってご紹介しました。
続きましてが、あっちゃん、このモデルになっている女性の患者さんは旦那様が亡くなってから余計に悪くなったとも抱えているので、少し心身症的な要素もありそうだなと思いながら聞いていましたということで、
はい、コメントありがとうございます。これは素晴らしい目の付けどころで、放送の中でも言いましたけれども、繊維筋痛症ってね、機能性疾患の一つでもありますし、心身症的な病気の一つでもあるんですよね。
たまに神経が逆らってちょっと肌に触れただけで痛みが走る感覚と似ているのかしらということで、ありがとうございます。
これね、本当にその通りで、これがアロデニアっていう胃痛症っていうふうに言うんですけど、胃物の胃に痛みっていうふうに書いて、
我々アロデニアっていうことが多いんですけど、ちょっと触るだけで痛いみたいなのあるじゃないですか。
例えば足痺れた時とかって、あれは神経障害性頭痛なんですけれども、触れるだけで痛いんですよね。
そんな感じのものが常時あったりするっていう。特にセンキンツショウに関しては神経障害性頭痛の要素もあるんですけれども、
メインは通覚変調性頭痛っていうですね、要は神経のバグみたいなのが常に起こっているっていう状態なんで、
それに対して、もちろんお薬も使うんですけれども、この1週間言い続けてきましたけれども、お薬以外の治療も重要ということですね。
ありがとうございます。あと声が裏返ってましたっていうのをコメントいただいてました。ありがとうございます。
続きましてが、マルトマさん。
センキンツショウの世界啓発デーは5月12日。そう、私が尊敬するナイチンゲール様のお誕生日です。
彼女はブルドーザーのように現場改革をした後、万世疲労症候群で寝たきりに近い生活を送ったそうです。
そしてセンキンツショウを合併していたとも言われ、この日が啓発デーとなりましたっていう。
今回は非常にまともなコメントありがとうございます。
センキンツショウと万世疲労症候群って非常に合併しやすいですし、あとはナイチンゲールの晩年みたいなのは本当にね、
当時はこういう疾患概念がなかったんで、本当にこれかっていう問題もあるんですけど、でも多分これだったんだろうみたいな話もあって。
はい、でした。ありがとうございます。
続きましてが、あっちゃん、診断がすぐにつかないのは仕方ないとして、せめて症状をしっかり抑える薬はちゃんと出してほしいところですよね。
症状がいつまでも続くと、そのせいでうずとか心身症の症状まで出てくると思うので。ということで、はい、コメントありがとうございます。
いや、これもね、本当にその通りで、お薬だけではないんですけれども、早期治療をするっていう、早期に介入するっていうことが非常に重要なんですね。
これ、痛み長く続くと、それによって脳も変化してくるのと、あとはねじ性の障害といって、こう書いていただいてますけども、
特に精神症状とかですね、あとその他の心身症まで出てくるっていうストレスによってですね、はい、いうことは非常に多く経験するんで、はい、です。
で、あとはね、これ、いつも言ってますけど、これP2先生もいつも言ってますけども、
我々心理学内科医はね、あんまり病名気にしてないっていうか、病態を必ず共有するっていうのをね、かなり意識してるんで、なぜそういうことが起こり得るのかっていうのを、
で、検査とかでも異常ないじゃないですか、異常ないんですけれども、それを患者さんに分かるように説明するっていうスキルがね、これ求められるんで、
これがね、なかなかね、これのちょっとワークショップとかをね、結構ここ3、4年ずっとやり続けてるんですけれども、
まだまだね、ちょっと知られてないなと思うので、ちょっと頑張りたいなと思ってます、はい。
はい、ありがとうございます。えーと、続きましてが、
あ、ちなみにね、だから診断っていうことでいくと、それだったらもう慢性糖通っていう診断名をね、
言ったらいいと僕は思うんですけどね、でも慢性糖通っていう病名をね、あんまり使われないんで、世の中では、はい、と思いますね。
まあ慢性糖通ってね、非常に、僕はいい病名だと思うんですけれども、まあちょっとこれも技能あるかなと思うんですけれども、
はい、あの、患者さんにとってもね、そんなに分かりにくくないって、まあ慢性痛でもいいですけどね、糖通っていうのがそもそも一般用語ではないんで、慢性痛っていう、
まあこれは症状名ですけれども、はい、でもそれを患者さんに付与するっていうことで一定の納得感があるんだったら、それを付与するっていうのも一つの方法かなと思いますね、はい。
ちょっとね、繊維緊迫症病名を与えるとですね、その繊維緊迫症って非常にね、こうネット上でもいろんな情報があって、極石混合なんですよ。
だから今結構ね、ネット調べるじゃないですか、与えられた病名に関して、それがね、あの、良くない方に行くリスクも考えないといけないんで、
だからこの辺ちょっとね、難しいですね、はい、と思いました。はい、ちょっと余談でした。
はい、続きましてが、第1,121回ですね、繊維緊迫症を知る名論文ということで、はい、二次大の村上正先生らが書かれた論文をご紹介させていただきました。
えーと、コメントが、ゆかりんりん、あやさん、あっちゃん、えーと、キャスパーさんからいただいております。ありがとうございます。
はい、えーと、まずは、あやさん、えー、ここ2日で随分繊維緊迫症について理解してきました。
あー、素晴らしいですね。えー、繊維緊迫症と診断名をつけるメリットがある人はどのようなタイプの人ですか?
そして、慢性糖通に、えー、慢性糖通を、慢性糖通を止める、あっ、慢性糖通にとどめる方が良い人ってどのようなタイプの人ですか?
っていうことで、これ今言った通りですね、はい。で、私は鬱なのでデュロキセチンを飲んでおり、
内服だけではなおせず、カウンセリングと生活習慣も大きな治療の3本橋だと言われております。
それと同じようなことなのでしょうか?っていうことでご質問いただいておりまして、ありがとうございます。
はい、これ全く同じですね。あの、鬱も、まあもちろんね、あの、お薬の治療も大事なんですけども、
お薬以外の治療ですね、非薬物療法ですね、まあ心理療法とか運動とかですね、その辺も非常に大事じゃないですか。
だからそれと全く同じ考え方なんですけどね、はい。はい、ありがとうございます。
えー、続きましてが、えーと、あっちゃん。
えー、この腺筋痛症や慢性糖通、慢性疲労症候群などは、
あー、原因はこれで、お薬はこれ、というように、なかなかはっきりしないようなので、
えー、保管代替医療も試す方も一定数出てくる分野かなと感じましたが、
竹内先生も熱症の診療でそのように感じることはありますか?っていうことで、はい、コメントありがとうございます。
いや、これはね、あの、すごいあると思いますね。あの、あると思うんですけれども、
ただ、あの、その中にはね、本当に、あの、
良くないものもあったりするんで、これちょっとね、難しいんですね。
これ実はね、あの、慢性糖通の診療ガイドラインっていうのもあって、
これ、青木先生もね、実はかかってるガイドラインの、なんですけれども、
その中にもね、保管代替医療ですね、保管代替療法についてもね、触れられてるんですね。
ヨガとか、あと神経とかですね、そういうのも触れられてると思うんですけれども、はい。
なので、まあそこら辺はね、あの、結構研究も進んでいるんですけれども、
ただ、あの、まあ一番はね、やっぱりサプリですね。
あの、サプリとかでどうこうしようっていうのはね、これは良くないですし、
はい、っていうのはありますね。はい。
あとはやっぱり、まあちょっとしつこいですけど、
お薬だけでとかですね、食事で何とかなるみたいなのっていうのはね、
あの、まあだいたい悪徳ビジネスの方向に行くことが多いんで、
非常に危険かなと思いますね。はい。
で、あとはそうそう、これで思い出しましたけれども、
実は、あの、ロングコビットですね。
コロナの後遺症に関してもですね、同じようなことが言えるんで、
まああれはね、まあ痛みではなくて、
慢性疲労症候群をメインになることが多いです。
これもね、結局治療は同じなんですよね。はい。
なので、はい、まあ、なんかそこら辺にもね、
定用、応用できたらいいかなというふうに思ってますけどね。はい。
はい、ありがとうございます。
えー、続きましてが、キャスパーさん。
質問、慢性糖通に医療用麻薬は推奨されていないと、
放送の中でお話しされていますが、
医療用タイマのCBDですね、
カンナビジオールも推奨されていないでしょうかということで、
はい、ご質問いただいておりました。ありがとうございます。
これですね、あの、先ほど言った慢性糖通診療ガイドラインもね、
改めて確認したんですけれども、これはね、やっぱり載ってなかったですね。
まあこれ日本ではね、使えないんでっていうことはありますね。
ただ、これね、オーストラリアとかに留学された先生の話を聞くと、
やっぱりね、顔のケア領域では、
あの、医療用タイマですね、を使うシチュエーションもあるっていう風に言われていて、
実際ね、論文もね、まあまあ出てるんですよね。
まあ、もちろん医療用の麻薬ほどではないんですけれども、
医療用タイマでね、論文ってやっぱりちょいちょい出てくるんですよね。
なので、まあちょっと日本ではね、なかなかハードル高いからと思うんですけれども、
まあちょっとこの慢性痛にね、使うかどうかっていうのは別として、
この医療用タイマはね、日本で使えるようになった方が、
個人的にはいいんじゃないかなと思ってますけれども、
あの選択肢の一つとしてですね、全員に必要というわけではないんですけれども、
はい、とは思ってます。
続きましてが、
あ、1122回ですね。
500円台でこの内容はマスタバイということで、
腰痛・放射動器・椅子が怖いということで取り上げさせていただきました。
これですね、SNSの方でちょっとコメントいただいてたんですけれども、
これもう一冊ご紹介した、この夏木先生の診療内科を訪ねてですね、
これボイシー時代にご紹介してたんですね。
これ僕全然覚えてなくて、
まあ記憶力3分なんで忘れてしまってたんですけれども、
以前に診療内科を訪ねての方はご紹介したっぽいです。
でした。コメントいただいた方ありがとうございました。
はい、ということで、
コメントがあやさん、ゆかりんりん、ゆうえいごさん、
あっちゃんからいただいております。
ありがとうございます。
ゆうえいごさん、すごい、アクトについても書かれてるんですね。
一緒に聞いていた母、プロ患者が何のために入院するのか、
その治療をするのかって大事よねと話していました。
じゃんけん勝ちましたということで、コメントありがとうございます。
アクトってもちろんね、名分はされてませんし、
当時はアクトっていう概念がなかったんで、なんですけれども、
これアクトとモニタ療法が似てるんじゃないか説とか結構あるんですけど、
モニタ療法に関して触れ合えてるんですけれども、
やっぱり根底なところで通ずるマインドみたいなのは同じかなというふうに
思って読ませていただきましたね。
あとは、何のために入院するのかって、これは非常に大事ですよね。
これちょっと先日の放送にもつながりますけれども、
何で入院するのか意味分かっていない方って結構いらっしゃいますからね。
なので、何の病名でどういう治療がされるのかみたいのは、
ちゃんと理解した上で入院しないと全然違ってきて、
特に診療内科の入院はだいぶ特殊なんで、
この書籍にも書いてあるように、
今回は明らかに絶食療法っていうのをやってはいるんですけれども、
それ以外の心理療法部分も非常に重要になってくるんで、
それはよく理解していただいた上での入院、
これは入院契約っていうふうに言いますからね。
のも大事かなと思いました。
ありがとうございました。
続きましてが、
最後、1123回ですね、
過去最高の6記事を取り上げましたけれども、
知ってほしい、先金通商、小西木屋人食、薬缶また他ということで、
6本ニュースを取り上げさせていただきました。
コメントが、
あやさん、まるともさん、ゆかりんりん、みまこさん、
ゆえごさんからいただいております。ありがとうございます。
まずはみやこさん、先金通商の患者さん、そんなにいるのですね、
周りでは聞いたことはなく、珍しいのかと思っていましたということで、
竹部先生も毎回お話ししてくださっていますが、
痛みって周囲にはわからないので、本人は孤独になるというか、
理解を得られない辛さもありますよね。
こういう知識を少しでも増やしていって、
知らないということで大変な思いをしている人を傷つけてしまうことを、
減らしていけたらいいなと思いますということで、
貴重なコメントありがとうございます。