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はい、笹雪です。ながらcastを始めます。 この番組は、自分大好き60歳の私笹雪の声のブログ、声の日記です。
通勤途中に歩きながら収録してますので、息がハァハァ上がったり、周りの雑音・騒音、 風切音などが入ったりしますが、何一つご容赦ください。
はい、今日は日が差していて、それだけでなんとなく暖かい感じがしますね。
風は軽く吹いています。昨日よりは暖かい、そんな感じです。
えーっとね、今日、朝一プレミアムトークで菊地凛子さんが出てました。 例の茨田律子さんをやっている、朝ドラブギュギュの俳優さんですけども、
非常に面白かったですね。 先日お話しした、特攻兵
に向けて歌ったっていうエピソードの話も出てきまして、 実際にその阿波谷紀子さんも
そのような経験をされていて、 実は哲子の部屋で阿波谷さんが話している、そのシーンが放映されました。
非常に貴重なお話だったんですけど、
その話をかいつまむと、 実際に平均年齢16歳の
特攻兵の前で歌っていて、 歌っている最中でも命令があったら
出撃しなければいけないと。 出撃するっていうことはもう帰らないっていうことを意味するっていう説明も受けて、
実際に歌を歌われたそうなんですけども、 本当に歌っている途中で
立ち上がって、命令が出て、
そこから 立ち去ったそうなんですけども、
その若い兵士たちが 敬礼をしながら
あの、にこやかに敬礼をして出て行ったシーン、 その姿が忘れられないってね。
その阿波谷さんは語ってましたね。
そんな話を受けての、あのドラマだったと思うんですけども、
あそこに登場したその若い特攻兵たちも、 かなり準備をして勉強して
坊主頭にして、 あのシーンの撮影に臨んだそうです。
非常に、まあ、 アサドラ
ではありましたけども、 なんていうか
重みのあるシーンだったなぁっていうのは、 そういった背景もあったんだなっていうのがね、よくわかりましたね。
はい、それでね、今日は、 読んだ本の紹介をしようと思います。
吉竹鑫介さんと桐植知紀さんの 未来眼鏡という本です。じゃあ行ってみよう。
この未来眼鏡、さっき吉竹さん先に言っちゃったんだけど、 桐植知紀さんが文章を書いて、
それに吉竹鑫介さんが2ページの漫画をつけるっていうね。 まあなかなか面白い構成になっています。
サブタイトルは、 それでは息が詰まるのでというタイトルで、
出版社は暮らしの手帳社ですね。 実際この本は暮らしの手帳っていうね、
雑誌に連載していたものをまとめたそうです。
基本はエッセイですね。
桐植さんがエッセイを書いて、
それを読んで、 吉竹さんが漫画というか彼の得意の
絵で、 ちょっとね色々書くというね。
今や吉竹さんも人気の方なんで、 ご存知の方も多いかなと思うんですけどね。
ちょっとこういつも、 ちょっと視点をずらしたような視点から
世の中を捉えるっていうのが すごく得意で面白い作家さんですよね。
今回の桐植さんの話もちょっとそういうところがあって、 おちょっくるとかっていうの全くなくて、桐植さんって
セッションっていうね、TBSラジオの番組を僕も時々聞いてるんですけど、 非常に真面目な方だなっていう印象で、
僕はすごい信頼している方の一人なんですけどね。 その人の割と
セキララなというか、
自分を割とさらけ出して書いている文章なんですね。 非常に面白い、いろんな分野にわたって
書いている、そんなエッセイですね。 さてこの本の面白みっていうのをちょっと僕なりに
本の面白み
お話したいと思うんですけども、
テーマは本当にいろいろなんですけど、例えば一番最初の回はですね、 オギュエチキさんの娘さんの話なんですね。
タイトルは女の子の生き方っていうところで、 最初ね、娘さん5歳の時に書いているということで、5歳の娘に付き合いテレビを眺めているっていうことで、
一緒に見ててくれっていうことでね、いろんな アニメ番組を見てるっていうので、
その時ハマってたのが、小さなプリンセスソフィアというディズニーのテレビ版アニメらしいんですね。
この中で、主人公の女の子の描かれ方が変わってきている。
昔のプリンセスと違うっていう話をここで展開していきます。
簡単に言うとね、そのソフィアっていう子は、いろんな人種のプリンセスと勉強をしたり、
その学校でね、国の行事で仲間たちとドタバタしたりして、王子様と恋はしないんだよね。
8歳っていうその主人公ソフィアの設定らしいんですけどね。
ただ、チキさんが言うには、それまでのお約束を塗り替えようとしている。
そんな風に見えるっていうことを言ってるんですね。 つまり視聴者にも多種多様な人がいて、
そういう社会の変化をディズニーは敏感に感じ取ってるんじゃないかということです。
そこからちょっと過去のディズニー作品なんかの話になって、白雪姫、シンデレラ、眠れる森の美女などは、
素敵な王子様と出会い、困難を乗り越えて二人は結ばれるという定番のストーリーっていうことですけどね。
要はそのプリンセスって受け身で家庭的で美人。
逆に王子はお金持ちで、権力者で、ハンサム。
そういう男女の役割がしっかりと分けられていて、それをより強調する形で表現されていたっていう話ですね。
なのでそういう時代から徐々に変わってきている。
つまり、リトルマーメイド、美女と野獣、アラジンなどで出てくるプリンセスは受け身で亡くなってきた。
プリンセスの変化
自分というものをもって積極的に冒険にも出ていく。
ちぎさんが初めて見たディズニープリンセスはアラジンのジャスミンっていうことでね。
このジャスミンが恋する相手は街の盗賊のアラジンっていうことでね。
つまり、高嶺の花のような存在から現実に歩み寄ろうとしているっていうね。
そのプリンセスの変化を感じたらしいんですね。ちぎさんが。
さらに白雪姫やシンデレラは女の子たちに鍵かっこの教訓として語られてきた。
つまり、女の子らしくしていればいつか王子様が現れて、末永く幸せに暮らせますよという教訓ですね。
ただアラジンでは、ジャスミンはそれを拒否するんだよね。
そんな感じですね。さらにアナと雪の女王の話なんかも触れていきます。
つまり、プリンセスの描き方が従来の女性の固定的なイメージからだんだんはみ出してきてというか、変化してきている。
そんな話をして、再びソフィアの話に戻っていくっていうことで、
彼も自分の娘が、ソフィアを見て、女の子らしくしなさいといったメッセージに苦しむ機会が減ればいいな、
そういうのに苦しんでほしくないっていうことで、この文章は終わっていくんですね。
最後に吉竹信介さん、これ10ページあるんですよ、文章が。
2ページ、吉竹信介さんの漫画がついてて、そのタイトル、女の子の生き方っていうので、7コマ漫画なんだけど、
最初が世界プリンセス協会で、プリンセスが壇上で演説してるのね。
セリフがね、「そんなわけで私たちは多様な幸せを提案していく義務があるのです。」っていう演説をしていて、
それを今度、テレビで見ている女の子がいて、「頑張れ女子!」ってテレビの中で言ってるんだよ、わーわーとかっていうテレビを見ている女の子が、
3コメで立ち上がるの。それかぐや姫なのね。
そうよ私、実家、月には帰らない。ってこう握り拳をグッとやってるのね。3コマ目で泣くかぐや姫さんが。
チキさんの感想
4コマ目では恩返しの鶴さんが立ち上がって、そうよもう恩返しはしたわ。今日から自分の生地ブランドを立ち上げるわ。って言って立ち上がっているの。
5コマ目は雪女さんで、そうよ私も正体ばらしちゃう。元祖雪の女王としてタレントになってやる。
6コマ目、世界王子様協会、プリンス協会ではプリンス3人がお茶飲んでるんだけど、
お茶を。僕たちはどうしようね。って、ちょっとショボーンとしてるのね。7コマ目で
プリンセスすっくと立ち上がって、でもさ、多様な価値観だからさ、今まで不評だった白いタイツがブームになるかもしれないよね。
って言って、また自信を取り戻してる。っていう7コマ漫画があって、チキさんの話といい感じに絡んでて、でも面白おかしいっていうね。この感じでこの本は進んでいきます。
小木上チキさんは、セッションという番組でずっとお話は聞いてるんですが、文章を読むのは実はこれが初めてだったんですけどね。
暮らしの手帳での連載っていうこともあるんでしょうけども、非常に読みやすくて、
軽いって言うとちょっと失礼かな。すごく読みやすい文体で、
やっぱね、なんていうか、こんな言い方するとあれだけど、やっぱり頭がいい人なんだなーってつくづく思いましたね。
どんな話をしているか、目次を読んでいくとね、内容がわかると思いますので、ちょっと
タイトルを読んでいきますね。前書きから始まって、さっき紹介した女の子の生き方。
次が誰もが笑い合える社会。
人生病点リハビリ中。
ヨルダンに行きました。
アルバイト雑貫。
そして母の思いと僕。 これは昔の思い話でしたね。
今の仕事に巡り合うまで。 僕の声とラジオ。
これ鍵カッコで呪いの言葉。鍵カッコ閉じてに向き合う。
それから健康ゲームに目覚める。 それから人生に必要な場所。
あちこちを歩き、話を聞く。
タクシーと人生。 至る所に教材あり。
生きづらさを取り除け。
小木上さんと吉竹さんの協力による『みらいめがね』の紹介
で、後書き。 後書きは吉竹鑫介さんが書いてます。
さっき言わなかったけど、前書きは大木裕美さんが書いてて、後書きは吉竹さんが書いてるって意味で、
表紙のクレジットも実は2人の名前が閉域されてるんですね。 だからまあ、なんていうか、
一応2人ともメインみたいな扱いになっているのかなと思いますけどね。
まあちょっとさっきタイトルだと見出しだけ読んだけど、ちょっとよくわかんないかもね。 でもあのー
誰もが笑い合える社会なんかは、たぶんジェンダーとかLGBTの話とかだったような気がします。
あとまあ、うつ病を患っていた時期の話があったり、
あとそうですね、アルバイト雑貫なんかはその通りですね。 あとまあ母の思いっていうのは、お母さんが
チキさんに対して、大学には行きなさいよみたいなことを言っていた。 その
思いに気付く。 まあそれは自分が成長してからですね。
そんな話とか。 あと僕の声とラジオはなんか、親戚から声が良いって言われてたなんて話とか。
いろいろありますね。 でもどれも個人的な話
でありつつも、こう社会とつながっている視点があって、 そこがまあなんか
小木上チキさんらしいなって 思いますね。
はい、そんなわけで今日は、 本当久しぶりかな。
読み終えた本の紹介をしております。 ここのところずっとね、読んでない本の紹介をしてきたんですけどね。
今回は読んだ本の紹介で、小木上チキさんと吉竹鑫介さんによる協調。
未来眼鏡。 ひらがなで未来眼鏡。
amazon のリンクを貼っておきますので、興味のある方はちょっと飛んで見てみてください。
まあ、あの 大体もう話し尽くしてしまってはいるんですけども
あの 最近そのポッドキャストでTBSのポッドキャスト
セッションっていうのをね 聞いていて非常に
やっぱ面白くて まあ
結構ね、あのテーマは重かったりもするんで 全部を聞くのは到底無理なんですけども
聞きたい話の時につまみ聞きをしてるって感じですかね。
で ゲストが
ちょっと聞いてみたい人だったりした時に 聞くんですけどね
そもそもねこれ聞き始めたきっかけ 前も一回お話ししてるんですけども
あの国会の 中継
がね あの
この番組の中で 流されてあの話、話
法務大臣だっけか あの本当忘れちゃうよねー
ごめんなさい。で そのことをちょっと気になってポッドキャストで誰か話してる人いないかなーなんて思って
ちょっと検索かけたらこのセッションの その
まさにその話しさんが国会かなんかで あるいは予算委員会かななんかで答弁している
ところが流れてきて ああこんな
何 生の音声、リアルな音声を
ポッドキャストで聞けるんだって結構ね驚いたんですね それきっかけで
この小木上さんの番組を聞き始めたんですけど 最初ね小木上知紀って
知紀がカタカナで あの
俺ね勝手に女性だと思ってたんですよね これは何だろう
あの例えば漫画家で大谷知紀っていう人がいたりとか あとまあ知紀林っていうねあの社会派ブロガーだっけ
みたいな人がいるんでなんとなく女性っぽい名前って勝手に思っていて で
その番組ねその小木上知紀さん 男女2人でやってるんですよ
で なんでその女性の声があの
小木上さんだと勝手に思い込んでたんですけども あの
ずっと聞いてるうちにだんだん変だなって思うようになってきたんですよね 早く気づけよって感じなんだけど結構しばらくその感じで聞いてて
どうも男性がやたら的確なんだよね話していることが
で その話の持ってき方が上手かったりそういうゲストとの会話でも結構しっかりした受け答えを
しているっていうことで ようやくですね
ああ男性が知紀さんだったんだ ちなみに女性は南部さんっていうあのアナウンサーの方が
いてまぁ2人でこう進行していくっていう感じの番組なんですけどね ようやく気がついてでまぁあの腑に落ちたというか
だからかってねあの 本当にね情けない話なんですけどね
まああの 結構いろんなジャンルの話をそのセッションという番組では繰り広げているんですけども
結構なんだろうしっかりしている 視点がですね
しててほんと最初の方にも言いましたけど僕が信頼できる 方の一人ですね
他にもねいろんな方がいるんですけどこういう社会的な問題においてのスタンスが 僕は
共感もしてるしなんか信用できる信頼できる人だなっていうふうに思っています でこの
本未来眼鏡の中で 結構その知紀さん自身のプライベートな話もされているんですね
ご自身がいじめを受けていたっていう話でそのことがまあ その大人になってからそのいじめに対しての
まあ 活動されたりしていることにつながっているのかなぁと思ったり
あとまあお子さんがどうなんだろう発達障害なのかもしれない そんなニュアンスも感じるような文章があったりとかですね
まあ 結構その自分の若かった頃の話とかも
関ヶ谷というか割と本当に真正面から書いていて まあらしいなって
思ったりしながら 共感もしながら読んでました
『みらいめがね』の内容と結末
はい本当にあの割と軽めに読める本で 吉竹さん吉竹鑫介さんの
イラスト漫画とも言えるんですけどもそれもすごく面白いのであの よかったら手に取ってみてください
というところで今日は終わりにします最後までお付き合いいただきましてありがとうございました ではまたね
チュー