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はい、sasayukiです。ながらキャストを始めます。 この番組は58歳の私、sasayukiの声のブログとなっております。
通勤途中に歩きながら録音してます。 息はハァハァ上がったり、周りの雑音、騒音、風切り音などが入ったりしますけども、ご容赦ください。
今日は曇ってますけども、雨じゃないみたい。 気温も28℃とか言ってるのでね。
昨日は涼しかったんですけども、今日は暑くなりそうです。
今日は先日見に行った田中達也さんという方の
ミニチュアライフ展2のお話をしようと思います。
田中達也さんという方は、朝ドラの日よこのオープニングの映像で、
僕らも知ったんですけども、それで有名な方ですね。 このいろんなガラス瓶とか、日常にある小物を使って風景を見立てるっていうね。
作風の人で、今回も見立てが全面に押し出されていました。
実はその日よこの後にね、一度ミニチュアライフ展っていうのをやってまして、今回と同じ会場の
清水駅のそばのマリナートっていうところでね。 以前やって、その時もね見に行ったんですけども、
非常に面白かったので、 今回も行ってみました。
前回と作品の被りはないような気がしました。
基本的には写真が壁に飾ってあるんですね。
あの人の活動ってよくは知らないんですけど、とにかく毎日インスタに
その作品の写真をあげるんですよ。
タイトルも、だいたいダジャレって言うとなんか彼は不満らしいんですけども、あれはダジャレじゃなくて言葉の見立てだって言ってるんですけどね。
まあダジャレかなと思います。 なんせ1回目のそのミニチュアライフ展、以前見に行った時も
作品はいいんだけど、このダジャレ感はイマイチだなぁぐらいに僕なんかは思ってた方なんですよね。
ただまあ慣れてきたら、それはそれで面白みがあるので、
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まあこれは悪くないかなと思ってますけどね。
壁に写真があって、そういうキャプション、タイトルがついていて、この真ん中のエリアっていうのかな、人が歩くエリアには実際その写真に使われたものが展示されています。
全部じゃないんですけどね。もちろん写真の方が点数は多くて、実物の方が点数は少ないんですけどね。
ただその実物を実際に見ることができて、写真としての作品が壁に貼ってあるので、非常に比べてみると面白いです。
今回の作品はおそらくですね、インスタで発表されたものが中心だったと思います。
なんでこれ言うかというと、前はヒヨッコっぽいものもあったような気がしたんですが、
今回はそういうわけではない。実はこれに先立って、偶然なんですけども、福音館書店から絵本が刊行されたんですね。
組み立てっていうタイトルの絵本でして、写真絵本なんですけども、やはり日常のいろんなものを使いながらそれを見立てて、お話を展開していくという絵本です。
実はですね、前回のミニチュアライフ展を見た後で、僕は非常にやっぱりすごいなと思って、たまたまその後、福音館書店の営業さんが家に来た時に、
この人はすごいからこの人で絵本作んなよって結構強く押したことがあるんですよ。
あれがいつなのかな?2、3年前なのかな? 僕のこの母の意見が通ったってわけではないとは思うんですが、もしかしたらそうかもしれないなと思ったりしてるんですけども、
それで絵本が出たんですね。その元もあるかなって思って、ちょっとだけ期待してたんですけど、
パッと見ない感じがしましたね。絵本とは全く絡んでない展示でした。ただ、物販のコーナーには山積み、平積みですね、絵本がされていたんでね、
それはそれでアピールはしてたんですが、展示そのものは通常の田中さんの作品が展示されているっていう感じでした。
しかしね、この展示は写真OK、動画もOKなんですよ。
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ただ最初に言われたのは、モニターでインタビューとかが映るんですね、田中さんの。
それは撮るのはやめてと言われたので、写真の作品にせよ、ミニチュアの実物にせよ、撮影OKなんですね。
自分もね、GoProで一生懸命動画撮影してみたんですが、
やっぱね、写真でも動画でもそうなんだけど、あの作品の感じにはなかなかというか、到底ならないんですね。
やっぱその田中さんって写真も上手いんだなぁって改めて確認した次第です。
いくらこうやってね、物があっても、なかなかあんな感じには撮れない。
もちろん、現物はこのアクリルに守られてるんで、あんまり近寄れないっていうのはあるにせよ。
やはりその照明やらいろんなもの、ボケなんかもコントロールしてると思うんで、そういったものをある意味駆使して写真を撮られてるんで、
もう、全然あんな感じにはならないので、むしろ壁に飾ってある写真を撮った方が早いなと思いました。
会場はね、それほど広くはないんで、1200円はなかなかちょっと割高感はありますが、
まあなかなかね、見れないものが見れるっていう意味では、まあしょうがないかなっていう気はしますね。
で、先ほど言ったような感じで、壁に写真が飾ってあって、実物がね、ポコポコと置いてある。
で、今回一番力が入っていた展示は、あの回転寿司を見立てた作品ですね。
ここは、なかなかボリュームがあるでかいスペースで、回転寿司が本当に回ってるっていう演出で、
それをね、街に見立てた作品なんですけどもね、まあ割と見栄えがしましたね。
で、あとは会場に2箇所モニターがあって、さっき言った、その撮っちゃいけないところなんですけども、
インタビューですね。
最初がこう見立ての話を割ときちっとしていて、例えば見立てるって言う言葉は他の国の言葉にはないよみたいな、
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この一言で見立てるって言っちゃうっていうのが、まあ日本の文化っていう話をしてましたね。
で、例えば、何だろう、石を神様に見立てるとか、自然とかを見立てるとか、
あの枯れ山水の映像なんかも流れましたけども、
日本人っていうのはこの見立てが得意なんだ、昔からそういうことをしてたんだなんていう、なかなか説得力のある話をしてましたね。
で、見立てるパターンが3つあるっていう話で、まあ形で見立てる。
例えば無人島っていうものを、本当に単純に、象徴的に形で表すなら、
半球ですよね。球を半分に切ったポコッとした島に、ヤシの木を一本立てれば、これ島になりますよね。
で、実際にそれを具体的なものにするとしたら、例えばみかんを半分に切ったり、
あるいはアボカドかな、あれは、の上半分だけ、
種だけにして、下半分はこの実がまだくっついている状態にして、
実から種の黒い部分がポコッと出ているとか、あと帽子とかだったかな、
そういった実際に見立てた映像を出すんですよ。
なので非常にわかりやすかったですね。
で、その一つ目がモノでしたね。
二つ目の見立てのパターンとしては、色っていう話が出ました。
例えば夏イコール海。海といえば青ということで、青で見立てるっていうのの例として、
タオルとか、ブルーシートとか、あとシャーベットバーっていうのかな、
夏に食べる、アイスクリームじゃなくてガリガリ君みたいなアイス、
ああいったものの写真が出て、実際にそれで作品を作った写真も出てきます。
例えばブルーシートを使ってサーフィンをやっている作品ですとか、
シャーベットのバーの上をプールに見立てた作品とか、
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あと青いタオルをやっぱりプールに見立てて、水泳のレースをしているような作品。
これは実際、現物が会場にもあったんですけどね。
そういう色で見立てるっていうのが二つ目。
三つ目がね、よく形を観察するっていうのを言ってましたね。
その例として最初に出てたのが、納豆のスチロールのパックありますよね。
割と薄い皿型の正方形のやつを重ねて、
五重塔みたいな塔に見立てるっていう作品が例としてあがってました。
これもなるほどなと思いましたね。
そんな内容の見立ての話を最初のモニターでしてましたね。
奥に行くとまた別のインタビューの話をしていて、
こっちもなかなか内容が濃かったなぁ。
その中で面白かったのは、それはインタビュー形式で、
例えば人形は何体持ってますかとかっていうのに対して5万体なんて言ってましたけどね。
なぜこういうことを始めたのかなんていう話は、
写真を撮ろうと思って、
ミニチュアが趣味だったのでそれを撮ることにしたっていうところがきっかけで、
ある時から、ただミニチュアっていうのに見立ての要素を入れたっていう話をしてましたね。
タイトルのアイデアはどうしてるんですかっていうのが面白かったんだけど、
田中さんはよくダジャレだって言われるんだけど、これは言葉の見立てなんだって抗ってましたけどね。
僕はダジャレだと思ってはいるんですけど。
タイトルの付け方は面白かったんですよね。
ホチキスの針を使ったトレーニングジムっていうのかな。
マシンがいっぱい並んでるようなところをホチキスの針を使って、
ベッド状にして、その上に男の人が寝転んでバーベルをあげてるとかさ、
そういう作品があるんだけど、
そしたらこの2つの要素、つまりホチキスっていうのを、
例えばジム用品とか文具とか、そこで2、30個出すらしいんですよ。
もう1つがトレーニングっていうところで、
トレーニング絡みの単語を2、30個出して、
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そうすると重なるのが見つかるらしいんですね。
そこが彼の作品のタイトルの付け方みたいです。
そんなわけで、今日は田中達也さんの古典ミニチュアライフ展2。
サブタイトルは見立ての世界でした。
だから見立ての話をよくしてたということですね。
さっき言ったように、絵本で新刊が出たばかり。
それが組み立てっていう本なんですけど、
表紙に組み立てとひらがなで書いてあるんですけど、
くの色だけ違うんですよ。
それがね、最初わかんなくてさ。
店で聞いたら、これ組み立てと見立てが書けてあるんだっていうね。
なかなかすごいですよね。
ここもまたダジャレ?いや、ダジャレじゃないって言うんでしょうけどね。田中さんは。
なかなか本も出たばかりということで、見立てというのが大きなテーマだったんだと思います。
私が行ったのは火曜日、平日の。
しかも雨がちょっとパラパラして、風もあるような寒い日だったということもあったんでしょうけども。
お客さん少なかったんで、ゆっくり見ることができました。
土日に行った人の話だと、すごい激込みで、入る前のところで入場制限がかかってたっていうような話も聞いたので。
もし、行ける曜日がコントロールできるなら、平日の方がおすすめですね。
やっぱりアサドラ、僕らもそうなんだけど、アサドラで知ったもんですからね。
その効果ってやっぱり大きいなと思いますね。
見てパッとわかる面白さと、タイトルのユーモアというか。
そう考えると、田中さんの魅力って、見立ての面白さ、遊び心じゃないですか。
本当は全然違う、本来の用途のある。
例えば、コンピューターのキーボードを使った作品なんかもいくつかあったんですけども。
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コンピューターのキーボードを全然違うものに見立てるっていうのは、すごい発想の転換というか、面白さがあるんですけど。
そうやって見立てるのも遊びですよね、ある種の。
そういう面白さと、逆にやっぱりタイトル最初さ、ダジャレでなんだかなと思った部分もあったんですけども。
逆にやっぱり言葉遊びも入ってるっていうところで、やっぱり二重に面白いなと思います。
この展覧会って全国いろんなところでやってるらしいんでね。
全国でやってたらぜひとお勧めしておきますし。
とにかく田中さんはインスタ毎日作品を投稿してるので、インスタをフォローするのもお勧めです。
そこもね、実はすごくて、毎日新作が出てくるっていうのもすごいんですけども。
そのコメントがすごいんですよ。
コメント欄のダジャレがめちゃくちゃレベルが高いです。
もう本当に最初のコメントは特にそうなんですけども、
もうみんなダジャレ大会っていうか、ダジャレ合戦、勝負みたいな感じになっていてすごいですよ。
そこ見てるだけでも面白いんですけどね。
ぜひ一度田中さんのインスタも見てみてくださいということで、
それは概要欄にリンクを貼っておきます。
ということでね、今日は終わろうと思います。
じゃあまたね。チュース。