00:05
ながらキャスト始めます。
この番組は、私が歩きながら録音している関係で、息が上がったり、周りの雑音が入ったりしますけども、ご容赦ください。
今回は、ネット経由で音楽を一緒に楽しめたらいいと思いませんか?
それを可能にするアプリ、ヤマハのSYNCROOMというソフトのことを紹介しようと思います。
これは、なんでこの話になったかというと、妻が学生時代に入っていた音楽サークルの忘年会を年に一回やってるんですよ。
卒業してだいぶ経つんですけど、ここのところはコロナでズームでやってるわけですね。
先週末もそれをやったんですけども、お互いに顔を見ながら話をして楽しい時間を過ごしたようです。
その中で、一緒に今度歌ってみたいねみたいな話が出たんですね。
そのズームが終わった後に、神さんからその話をされまして、できるかなと。
実はこのSYNCROOMのことは知ってたし、これの前身であるネットデュエットの時代のことも知っていて、その時はうまくいかなかったっていうね。
ちょっと僕自身は苦い体験があるので、去年進化してSYNCROOMになって、もしかしたらいけるかもなんて思って試してみました。
今回はその話をしようと思います。
このSYNCROOMっていうソフトアプリなんですけども、去年2020年の6月にリリースされた新しいサービスなんですけども、
その前にネットデュエットだったかな、ネットデュエットβ版もしくはβ2っていう名前でリリースされていて、
僕も2013年頃試したことがあります。
その時は音がやっぱり遅れちゃって、うまく合奏できなかったんですよね、ギターで。
03:00
やっぱり無理だなと思って諦めてたんですけども、昨日試したらSYNCROOMよかったんですね。
ちょっとそのあたりの話をしようと思うんですけども、まずなんでそのネット経由、オンラインで合奏をするのが難しいのかということなんですけども、
この音の遅延、わかりやすく言うとタイムラグっていうのがどうしてもネット経由で発生しちゃうんですよね。
いくらインターネットが高速化していても、やっぱり小さいズレっていうのができてしまって、
音楽をやる時ってその微妙なズレっていうのがものすごい大きなもの、重要なものになっちゃうんですよね。
だからなかなか一緒のタイミングで音楽をやるっていうのが難しい。
これが音の遅延というね、遅れて伸びるというのに起因しているわけですね。
この音の遅延についてもうちょっと具体的に言うと、例えば私がAさんで、友達がネットの向こうにBさんがいるとしますよね。
私が音を出します。ポンと。例えば手を叩く。
そうするとちょっと遅れてBさんの方に届いてBさんが聞きます。
それに合わせてBさんがピタッと手を叩いたとしますよね。
そうすると今度Bさんの音が少し遅れて僕のところに聞こえます。
だからBさんは僕の音に合わせてるつもりで手を叩いているのも関わらず、僕のところに聞こえる音っていうのはネットを行って帰ってくる往復分、どうしてもBさんの音は遅れちゃうんですよ。
なのでパンって叩いた後にBさんの音がパンって聞こえるってことで、音が常にずれるんですよね。
これをどうやってなくすかっていうのが課題なんですけども、2013年だったかな、試した時はその問題が起きちゃって、合奏してるんですけども、相手の音がいつも遅れて聞こえるんで、それを聞いてまたこっちもそれに合わせて遅れて、遅れた音に合わせるので間延びしちゃうんですよね。
またそれを聞いてBさんが音を出すっていうことで負のループに入って間延びしてっちゃうっていうね、あの変な状態になりました。
06:00
それがネットデュエットの時代だったんですけども、それをね技術的にブラッシュアップしたんだと思います。
今回シンクルームなんですけど、まだ遠い距離の人とはやってないんですけども、自宅でカミさんと私でiMacとスマホで試してみたんですけども、ほぼ気にならないレベルで動機が取れてます。
まあこれはね同じ回線の中なんで当然とも言えるんですけどね、これが離れた場所でどうなるかっていうのはまた試そうかなとは思うんですけどね。
この山原さんの説明によると、Bさんに音を聞かせる時にちょっと早めに出すらしいです。
この技術がちょっとよくわからないんですけども、Bさんに早めに聞かせることによって息の遅れは減らせる。
Bさんが出した音がやってくるところは早められないらしいんですけども、往復分でタイムラグがあったのを片道分に減らすみたいな技術らしいです。
これによって一緒に脱走するっていうことができるみたいですね。
実際にダウンロードの方法やインストール、それからインストールした後、起動するとですね、
山原さんにユーザー登録みたいなことをしなきゃいけないんですね、アカウントを。
そのあたりについては、実は昨日ブログを書いたので、よかったらそちらをご覧いただければなと思います。
興味のある方は、これを使うことによって遠く離れていても一緒に演奏できるっていう可能性が出てきたってことですね。
このシンクルームっていうのは、前のネットデュエットと同じような感じなんですけども、
一つのルーム、部屋を作ってそこに5人まで入ることができます。
ルームは公開、非公開が選べますね。
非公開にしておけば、他の人はその存在に気づかないような感じですかね。
なので仲間うちだけでやるっていうこともできますし、中にはですね、公開ルームにしてその部屋に入ってきてもいいよっていうような、
09:13
配信者の方もいますね。
なので、突然知らない人とセッションみたいなことも可能になっています。
そのルームの説明が書いてあるので、例えばフォーク系をやってますとか、ジャズやってますとか、いろんな説明が書いてあるんでね。
それを読んで、おもしろそうなら仮入室っていうのができるので、仮で入って、内容を聞いて、その後正式に入室するっていうこともできますね。
配信者にはその仮の入室の状況も多分見えていると思うんですけども、おそらく他の人には名前は見られないんじゃないかなと思いますね。
中にはタグで初心者OKとか、おしゃべりなんていうタグもついているので、その中で親しみやすそうなところに入ってみるのも楽しいかなと思います。
今回はですね、自分のiMacにシンクルームをインストールして、まずはちょっと使ってみて、雰囲気がつかめたので、もうちょっとテストしてみることにしました。
このシンクルームの中にはメトロノーム機能っていうね、メトロノームを鳴らす機能と、音楽を流す機能もあるんですよ。
なのでこれで例えばカラオケを、MP3とかを作っておいて、カラオケを流して、それをルームの参加者が聴きながら、それに合わせて演奏歌うっていうことも可能なんですね。
これが結構良さそうだなと思いまして、家の中で2人でですけどね、試してみることにしました。
iMac側でカラオケのMP3を流して、今度私のスマホの方にですね、同じようにシンクルームをインストールして、同じアカウント名だとちょっとダメかなと思ったので、もう一つ別のメールアドレスでアカウントを作って、
スマホから別のアカウントでそのルームに入って、一応2人参加してるっていう状況をね、作ってみたわけですよ。
で、そこでパソコン側、iMac側に上さんに座ってもらって、イヤホンを聞いて。
12:09
iMacの方はイヤホンと内蔵マイクで参加して、僕の方はスマホで最初Bluetoothのイヤホン、いつも使ってるんで繋いだんですけど、音がブツブツ切れるので、
Bluetooth外して普通に内蔵のマイクと内蔵のスピーカー、電話するようなスタイルですね。それでやったらブツブツ途切れるのはなくなったんで、それで実際にやってみました。
なので、iMac側でカラオケを流しながら、そのiMacに上さんがついて、スマホで私が参加して、電話をするようなスタイルでやってみたんですけども、大変調子良かったですね。
そんなに遅延も感じずに、カラオケに合わせて2人の声がちゃんと乗っかって聞こえたんで良かったですね。自分の声も聞こえるし、上さんの声も聞こえるということでね、一緒に歌ってる感も味わえました。
今回は同じ家の中なので遅延はほとんどないかなと思うので、もうちょっと別の人とやってみる必要がありますね。
そんなわけでね、今回はSyncRoomというアプリを試してみたという話をしました。とりあえずね、自宅内で2人でやる分には全く問題なかったんですね。
うまくいった理由は、近い場所でやったということもあるでしょうし、もちろんこのSyncRoom自体がソフトとして進化しているということもあるでしょう。
さらに言うと、今回カラオケに合わせたっていうのも大きな要因だったと思います。
2人とも生で演奏していると、お互いにお互いを聞き合って、だんだんモタついていくっていうことになっちゃうんですけども、ガイドになるカラオケがあることで、カラオケはね、こっちがモタつこうがなんだろうが、どんどん一定のテンポで進んでいくわけですよね。
だから、それでキープしてもらえる。そこにみんなが乗っかっていくっていう形なので、その方法はやっぱり一番いいかなという気はしています。
15:02
なので、このカラオケもしくはメトロノームを使うのは必須だなと思っています。
またこれでちょっといろいろトライしてみようと思います。
昔音楽やってて、あるいは今もやってるけど、一緒にやる機会が減ってるなんていう人は、このオンライン経由でのセッション、合奏合唱ができる、このSYNCROOMっていうアプリね、試してみてはいかがでしょうか。
では今回はここで終わりにしようと思います。じゃあまたね。チュース。