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2020-12-23 10:45

#23 表参道のセレブ犬とカバーニャ要塞の野良犬 ゲスト:遠藤優華子

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日本とは異なるシステムの中で生きている人を、描く。
大人気オードリー若林さんが描く、共産主義国家キューバを訪れた日々を描く紀行記。その唯一無二の視点を読める楽しさを、オンラインサロンShare it代表の遠藤優華子さんが語ってくださいました。

▽番組概要
・MC:りょかち https://twitter.com/ryokachii
・配信スケジュール:週3回(月・水・金)配信(朝更新)
・配信プラットフォーム:himalaya、Apple Podcast、Spotify他
※himalayaで1週間先行配信
https://jp.himalaya.com/mybestbooks

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ビジネス書も結構読むんですけど、ビジネス書は結構答え合わせの目的で読んでいることが多くて、こう思っていること正しいのかなとか、今この世の中でこうなっていることが、こうなのかな、それを知りたいから、それを知りたくて読むみたいな感じで読むんだけど、エッセイとかの場合って答えがあるものじゃないから、そこからさらにいろんなことに広がっていくために読むものみたいな違いのような気がします。
こんにちは、りょかてです。
今日もマイ・ベスト・ブックスでは、ゲストのストーリーとともに一冊の本を紹介します。
今回の一冊は、表参道のセレブ犬とカバーニャ要塞の野良犬。
オードリー・若林さんの飛行機で、共産主義国家であるキューバで出会った様々な事象を、若林さん独特の視点で書いた一冊です。
ゲストは、オンラインサロンシェアイット代表である遠藤佑角さん。
芸能人のエッセイをよく読むという佑角さんに、若林さんの文章の面白さはもちろん、ビジネス本だけでなく、エッセイを読む面白さについても聞きました。
M-1敗者復活戦で、オードリーが話題になった頃から、若林さんのファンだという佑角さん、過去のブログもバックナンバーを全て見るぐらい、若林さんの文章が好きとのことですが、それに加え、今回は同じくファンであるクリーピーナッツのDJ松永さんが帯を書いているのも、本を読むきっかけになったそうです。
現在、本にまつわる仕事をしている佑角さんは、表紙や帯で本を買うこともあるとか。
M-帯見るかも。帯ってね、作るときにすごい大事なんですよ。帯に入れることだけ考える時間とかも作るぐらい大事なんですよね、実際。
M-逆に、この帯に書いてある言葉とかで、本屋さんに行ってみて、買うために本屋さんに行ったりするかもしれない。
M-どこに並んでるかなーとかも見るし、どのコーナーに置かれるかって、書店員さんのあれだったりするから、
M-例えばこれが美容本だけど、自己形のところに並んでるかもしれないし、そうなると何か意味があってそこなんだろうなーとか思うから、気になったりしますね。
今回の本は、若林さんが共産主義国家、キューバに行った時のお話が書かれています。
そこには、資本主義の国、日本の当たり前から遠く離れた出来事が数多く書かれていました。
M-これ、若林さんの飛行機なんですね。旅行のお話で、別のシステムで生きる人々を見てみたいっていう若林さんの思いから、
M-一人で共産主義国家のキューバに旅立った旅行のお話がまとめられている本なんですね。
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M-私たち普通に日本で生きていて、やっぱ比べられたりとか、いい世界ではあると思うんだけど、それが昔からそうじゃないですか。
M-で、キューバっていう国は全然違うシステムで、そこに行ってみたいっていう思いから、若林さんがそこに行かれた時のことがまとめられてるんですけど、
M-そう思うことも面白いなっていうのが一つ。なんかこう、このシステムに疑問を抱いたりしてても自分が、何かこう、そうやって行動に起こすことって私はないし、
M-いつもこう、そこで満足しちゃってる自分もいる。何かにもやもやしてたりとかしても別に殻を打ち破ろうとか、そういうことがあんまりないので、その行動力っていうところもすごい面白いなって思ったし、
M-やっぱその、現場に行って書かれたエッセイの考察がね、もう非常に面白い。
本を読む時間がないよ。
通勤時間に読めば?
でも電車で本を開くのが面倒。
それならオーディオブックね。
オーディオブックなら本は不要。
はい、本は耳で読みます。
1万点以上が欠額750円で聞き放題。
ひまわりは聞き放題。
今なら30日間無料。
競争のない社会、あらゆるものが配られる社会。
ある意味異世界のキューバを若林さん独自の視点で読み解いていく。
飛行機の魅力は一緒に旅をしているような気持ちになれるところかもしれません。
競争社会?
日本がそうなんだけど、そこから離れたその土地で感じることって多分いろいろあると思うんですよね。
日本とそもそも制度も全く違うし、資本主義じゃないから基本的にあらゆるものが国営で賄われてるんですよね。
だからいろんな会社が、日本だったら当たり前のように競争社会で、お水、飲料メーカーだとしてもいろんなメーカーとかがあるじゃないですか。
でもそうじゃないからやっぱり限られてる。
服を作る会社ですら国営。
だからもう選択の余地がそんなにないんだよね、そもそも。
なのに生まれた時からそれがみんな当たり前の環境で生きてるわけで、
お洋服も国営でって聞いてたらさ、選ぶ自由とかがないわけだから、別にそれ以外に興味を示す人っていないかなって私の想像では思っちゃうんだけど、
近年のキューバだと海外経由で手にしたスマホとかを若者がゲットしてたりして、
そこから得てPVがおしゃれだなみたいな、例えばYouTubeとか見て。
じゃあおしゃれな服欲しいとかって若者たちはなってるみたいなんですよね。
いろんな服を私たちは子供の頃から見てるからあらゆるものが欲しいって思って、
それが欲求かなって思ってたんだけど、
そうじゃない文化で育ったとしても人間の欲求としてそういうものに触れるとやっぱり服が欲しいってキューバの人たちも思ったりとか、
人間の本能っていうかとかってすごい面白いなーって思ったっていうのとかを書かれていて、
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引用なんだけど、
いろんな服を着られる自由はやはり人を自由にしているのかもしれない。
そしていろんな服を着られない不自由は人を不幸にしているのだろうかって書いてあって、
おしゃれな服を着たいっていう欲求が人間のデファルトとして備わってるってすごく面白いなって思ったし、
この1個の事案でそれを考えられる考察とそこへの着眼点とかがやっぱりすごい面白いなと思うからエッセイはいいなって思うって感じですね。
多分同じ衝動を得て私がキューバに行ってそこに気づくのかなと思うし、
もしかしたら全然違うことに気が付くかもしれないけど、
やっぱりエッセイって人の脳みそというかそこを垣間見れるから面白いなって思って、
他にもいろんなコーナーというかショーでいろんな話が書いてあって、
あと書き方もいいですし面白い。
プライベートであまり本を読まない人なら、もしかしたらビジネス本しか読まないという人もいるかもしれません。
ゆか子さんはエッセイも多く読むそうですが、ビジネス本は答え合わせ、エッセイは広がりのために読んでいると聞かせてくれました。
両者の魅力をわかりやすく話してくださっています。
ビジネス書も結構読むんですけど、ビジネス書は結構答え合わせの目的で読んでいることが多くて、
こう思っていること正しいのかなとか、今この世の中でこうなっていることがこうなのかな、
それを知りたいからそれを知りたくて読むみたいな感じで読むんだけど、
エッセイとかの場合って答えがあるものじゃないから、そこからさらに広がりのために読むことが大事なんです。
色んなことに広がっていくために読むものみたいな違いのような気がします、自分の中では。
この人はこういうふうに世界が見えているんだとか、こういう考え方でこう捉えるとこうなるのねみたいな。
ビジネス書でもそう得ることはすごく多いんだけど、それは何かちょっと目的があってビジネス書は選ぶ。
ざっくりとした、金融のことを知りたいとか、今流行りのD2Cのことを勉強したいとか何かジャンルで読むんだけど、
エッセイは別に何かを得たいと思って読むというよりは、読んだ結果得られるものが見つかるみたいな感じで読むことが多いかもしれないですね。
結構人の文章を読むのは好きですね、ノートとか。
あとなんかエッセイを読んでると、見逃してることたくさんあるんじゃないかなとかって思って、日常の中でも自分が。
そうするとアンテナが立ちやすくなったような気がしますね。
どんなことでも得られることあるんだなみたいな。
人生は日常の一瞬の積み重ね、エッセイを読んで日常に対するアンテナが高まれば、人生はもっと豊かになるはずです。
最後にこの本をこれから読む人にメッセージをいただきました。
この本はもう有名な本なので、皆さん読んでる方も多いとは思うんですけど、心を揺さぶられるところがすごく私は多かったんですね。
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ちょっとネタバレになっちゃうので中身をすごく詳しくっていうのは伏せるんですけど、
どんな人でもちょっとは感じたことがある、そのモヤモヤとか、なんか思ってることとかが、それこそどうやったら解消したらいいとか、分かんないことが多いと思うんですね。
別にこの本に解消法が載ってるとかではないんですけど、読むことですごいすっきりする、みたいな気持ち。
独了感を味わえるところと、文章の書き方がすごく好きなので、そこも合わせて読んでほしい。
普段エッセイ読まない方でもいいポイントとしては、やっぱり大鳥の若林さんっていうところもすごく読む上で、あんまり普段読まないけどきっかけになると思うんですよね。
これをきっかけにいろんな人の本だったりエッセイとか読んでみても、もっと楽しいことが広がるかなと思うので、
ぜひこれから年末にもなって時間とかもできると思うから、なんか普段読まないけど捉えたいなって方とかにもおすすめしたい一冊ですね。
今回はオンラインサロンシェアイットの代表である遠藤由加子さんをお迎えして、表参道のセレブ犬とカバーニャ要塞の野良犬をご紹介しました。
マイベストブックスはひまわり屋で先行配信をしています。
番組をぜひフォローして最新のエピソードを聞いてくださいね。
お相手は由加子でした。
10:45

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