サマリー
ポッドキャスト「芸人・永野のすごさ」では、永野さんのユニークな芸風と人気の理由が議論されます。特に、YouTubeでの活動や若手芸人たちとの関係が強調され、彼の生き様や独特の表現方法にも触れられています。
永野の登場と人気
武庫之荘ごきげんラジオということで、やってまいりました。
やってきました。平田さんのところに来ました。お願いします。
最近ですね、僕は同年代よりも、多分TVerとかをよく見てるんですよ。
同年代とはどう比べるんですか?
いや、わかんないですけどね。テレビを見なくなったみたいな人たちがいる。
そういうことですね。みんなわりとテレビ離れが激しいけど。
そうなんですよ。
テレビを見てますという。
なんでかなと思うんですけどね。やっぱり僕、休憩時間とかに、愛関食堂とかザ・オウとかを見るみたいなのが、たぶん3年前ぐらいから始まって。
スタイル。
そのスタイルでたぶん来ちゃったんですよね。
で、YouTubeも前よりも見るようになったし。そこでハマってきたのが、やっぱり永野さん。
永野さん。
永野さんというのは永野っていう芸名なんですね。
そうなんです。芸人。
芸名はないんですね。
そうなんですよ。芸人永野さん。
すごい大人気なんですよね。
すごいですよ今、人気が。ご存知ですか?永野さんって。
昔からいらっしゃる?
昔からいらっしゃる。
はい、たぶん知ってます。
芸歴だと20何年とかなんですかね。
すごい。オンエアバトルの時代の方?
YouTubeの影響
たぶんオンエアとか、やっぱりあれですかね。エンタの神様とかで、ラッセンのネタで。
ラッセンのネタね。
こうやって。
ちょっと分からないです。
分からないですかね。
本気で分からないです。
こうやってやって、こういう振りで。
ああ、なるほどなるほど。
普通にラッセンが好きみたいな。
あのネタで一回ブレイクしてたら落ち着いて、ただ最近また別の路線で来てくる。
そのラッセンじゃない。
そうなんですよ。
ご本人も言われてますけど、おかしいじゃないですか。上青で下赤の衣装のおじさんがずっとやってるっておかしいんですけど。
おかしい。ね、おかしいですね。
そうなんですよ。
ただやっぱり、YouTube、永野さんのチャンネルとか見ると、ずっとロックの話とか昔の音楽の話とかしかしてないんですよ。
そうなんですね。僕てっきり悪口っていうか。
そうそう、テレビの文脈だと独絶で。
YouTubeでそれをやってるのではなく、YouTubeでは趣味っていうか。
そうですよ、完全にサブカルというか。
そういうことで流行ってるんですね。
例えば、ビョークとかベックとかを昔聞いてたけど、なんか彼らはちょっとみんな評価しとかなきゃいけない雰囲気だったよねみたいな。
そういう話題を面白く話すみたいな。
同時代的な。
で、多分そっちの文脈でもじわじわブレイクしたんだけど、やっぱりチャンスの時間っていうのは、
アベマTVとかで千鳥さんがやってる番組とかで結構独絶を言うとか、そういうポジションを期待されて出たときに、
やっぱりワードの持ってき方とか、常に悪口言うのが多分面白すぎて。
面白すぎる。
そっちで来てるんですけど、なんか最近永野さんが、
永野は俺たちの代弁者だみたいに思ってる人たちがいるのが非常に困ってるらしくて。
なるほど、あることですね。
そうですね。
やっぱり息苦しい世の中でズバズバ言う人。
多分それで人気になってる人たちもいるとは思うんですよ。
独絶系とかはっきり言う人。
はっきり言う人ね。
永野さんの場合ちょっと違って、何ていうのかな。
詩小説の作家じゃないんですけど、がんしゅうがすごいにじみ出てるんですよ。
がんしゅうというのは、すいません、字が。
恥ずかしさというか。
なるほど、含む恥ずかしさ。
はい、そうですそうです。
芸はすごい立派だし、誇りもあると思うんですけど、
なんていうんですかね、俺みたいなものがみたいな部分とか。
なるほどなるほど。
すごいいっぱい苦労されてたりするのもあると思うんですけど、
そこら辺の生き様も全部含めて面白い感じになってるんですよ。
そうなんですね、人としての。
そこになるともう芸人だなっていうか。
生き様でも来てるなっていう。
それはYouTubeを見たらわかるんですか?
そうですね、YouTubeで結構切り抜きというか、
テレ朝とかの番組とかで切り抜かれたやつが出てきたりするんで、
それを見ていただくと片鱗が見れるような気はするんですけど。
入れ立ちは変わってない?
入れ立ちは変わってないですね、やっぱりパフュームのノッチを意識したボルカット。
ノッチってあんな綺麗な髪の毛してる人?
ノッチより綺麗。
ノッチのね、そうなんですよ。
ノッチなんや。
そうみたいなんですけど。
そうなんですね、あのままで。
相変わらず水色と青で。
あ、そこも変わらない。
変わらないんですよね。
ただYouTubeチャンネルとかでは普通のカッコで出てるんですけどね。
そうですかね。
今までない人なんですか?
いやなんかね、永野さんに値するポジションの人ってあんまりいないんじゃないかなと思って。
なんていうのかな。
例えばこのまま坂上忍さんみたいにズケズケいう感じでMCになるかって言ったらそんな感じはしないんですよ、あんまり。
なるほど。
ただ令和ロマンの高平車さんとひっかかりニーチェっていう番組を今冠番組やってて。
独自のスタイルと立ち位置
永野さんと。
そうですそうです。
そんなことしてるんですか。
結構面白いんですよ。
それも、それは面白いんだけど、永野さんに期待されてるのって、たぶんMCとか回しじゃない。回しをしてるんだけど、たぶん違うところを期待されてやってるんですよね。
あ、そこにいるのに。
かき乱すみたいな。
なるほど。
北欧神話でいうロキみたいな感じですね。突然謎のあれですけど。
そうなんですね。そういうキャラクターが出てきてるんですね。
トリックスターというか。
有吉さんみたいな動きをすることはないだろうってことですね。
初期の有吉さん、初期というか、何でしょう。
サイブレイク時の。
そうですね。サイブレイク時の独舌でもあるんですけど、何て言うんですかね。なんか違うんですよね。その時の感じと。
っていうのは、たぶん永野さんがもう50くらいなんですよ。
あ、そうなんや。
はい。
なるほど。
だからこう。
年齢から。
そう、年齢から来るものもたぶんあると思うんですよね。
もうこのまま衰えていくだろうって。
そういうこともね、たぶん言われてはいるんですけど。
へー。
でもなんかこういうブレイクの仕方も珍しいし。
そうですね。万年ブレイクの芸人さんって、なんか老極紙みたい。
確かに。だからそうなんですよね。なんかそういう意味で、いわゆる人が滲み出ちゃってて。
最終面白いみたいな。
いくっていう感じの、ある意味でも一番正当な売れ方なのかなっていう気は。
そうですよね。
そう。
そうか。まあそうですよね。
そうそうそうそう。
へー。
逆に言うとラッセンは、あれはその、本当にラッセンが好きなわけないじゃないですか。
と言うとあれなんですけど。
がっかり。
いやいやいやいや。
そうなんですよ。
なんて言うのか。
まあまあね。
そうですよね。たぶんそういうサブカルも好きで、いろんなものを見てる人が、
まあそういうことをしてる、おちょけてるよっていうネタなんだけど、
間に受けられたことも、ああ別にいいじゃんって受け取って、で、そのうち、
ケーキより普通にドーナッツが好きみたいな、エンタの神様のディレクターが
簡単に書くやつを棒読みするのも普通に受け入れてやってたらしいんですよ。
そんなことになってたらしい。
全然、そんなことになってたんですね。
エンタってなんかすごい不思議な番組ですよね。
不思議な番組ですよね。
誰がこれを好んで見てるんだろうって。
で、全部テロップで出るじゃないですか。
ああ、そうでしたね。
だから、あれ変でしたよね。
そういうのも、そこまでギリギリ地下芸人の帝王みたいなことになってたんですけど、
ちょっとよくわからない。地下芸人。
地下芸人と呼ばれる、ライブだけで潜ってやってる人たち。
テレビに出ない。
なるほど。
その中ではもう前説的な存在だったらしいんですけど、
ただもうそれでポッと全然違う方面に出て、
面白いじゃんって思ったんだけどっていう感じみたいなんですけどね。
ただ、やっぱりそこから一回下がって、
またこういう微妙な売れ方をしてる。
だからみんながほっとかないってことなんですね。
そうですね。時代が求めてる感じは。
今はネタもしてらっしゃるんですか?
いや、普通にラッセンを振られればすぐやってくれるような感じなんですけど。
現役でラッセンを振られてるんですね。
あと、いわしになって死ぬみたいなのがあるんですけど。
そういうパターンのものがあるんですね。
いわしになって死ぬ。その前に一度死んでますもんね。
いや、そうなんですよね。
まあでも、とりあえずね、そんなにこれ以上語ることもないんですけど。
なるほど。
でも、今日どこかで出会ったらいいなと思います。
そうですね。僕も一回、リアルに僕は会いたいなと思ってます。
リアルにね。
見てみたいですよ、本当に。
ただ、うかつに中野さんの前で、
音楽のネタとか喋れないなとは思いますよね。
それはなんでですか?
どういう扱いをされるのかね。
なるほど、なるほど。
それが面白い。
そんなところまでシミュレーションしてるんですね。
そうなんですよね。
僕でも一個だけ何かで絶対見てほしいなと思うのは、脱力タイムですか。
有田さんの話題で。
あれ出てらっしゃいますよね。
あれで、トロサーモンの久保田さんがゲストで出てるときに、
音楽の専門家みたいな体で中野さんが出てきて、
突然機嫌悪くなるみたいな振りがあるんですよ。
そこで中野さんと久保田さんの応酬がすごい芸術的というか、
漫才史でM1チャンピオンになった久保田さんのとっさのワードセンスに対して、
言葉の芸術師がお前がそんなことで俺を言うなよみたいな切り返しを
生きざま芸人が、生きざま芸人って言うと怒らしいですけど、
突然出てくる滲み出した言葉で応酬するんですけど、
それがすごい最近の面白かったなと思って。
わかりました。
よろしかったらぜひチェックしてください。
チェックしてみます。
これかと思いながら、皆さんもぜひ。
はい。ありがとうございます。
何の話やってるんですかね。
11:52
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