1. 向井蘭の『社長は労働法をこう使え!』
  2. 第291回「労使紛争(予防編)..
2021-03-05 16:43

第291回「労使紛争(予防編):人間は変わらないという現実!?」

第291回「労使紛争(予防編):人間は変わらないという現実!?」弁護士の向井蘭が、経営者の立場に立って、労働法の基礎だけでなく、ビジネスに関する法律の問題をわかりやすく解説する番組です。

番組への質問はこちら↓↓

https://ck-production.com/podcast/mukai/q/
00:01
向井蘭の社長は労働法をこう使え
法律の下で展開されるビジネスの世界
ポッドキャスト、社長は労働法をこう使えは、
弁護士の向井蘭が経営者の立場に立って、
経営者が知っておくべき労働法の基礎だけでなく、
ビジネスに関する法律の問題を分かりやすく解説します。
こんにちは、遠藤和樹です。
向井蘭の社長は労働法をこう使え、向井先生よろしくお願いいたします。
はい、よろしくお願いします。
さあ、シリーズでね、もう3回目になるんですけれども、
労使紛争の起きる原因、2回やってまいりまして、
今回はそれに対する防止、話できたら解決策とかができるといいんですが、
はい。
また改めてサクッとおさらいいきましょう。
そうですね、これまで原因は何かという話を2回シリーズでしてきて、
期待値と現実のズレと、
あとは経営者の代替わりや時代の流れについていけない従業員と、
最後は耳に痛い、僕も含めて耳に痛いかもしれませんが、
経営者が経営者の仕事をしていないということですね。
ユーチューバーの犬のたとえとかいろいろ出てましたけど、
なかなか秀逸なたとえでしたけど。
そんな中で今日は、
防止?
防止。
予防が大事って言うじゃないですか。
医療もね、最近は予防治療が大事だと。
予防治療ね、僕も言ってますけど。
あ、そうなんですね。
言ってます。
はいはいはい。
言ってますけども、
痛い目あって予防しようとすると宗教規則直すとかなるんだけど、
もちろん宗教規則変えた方がいいけど、それで予防にはならないですよと。
はっきり言ってる。
そこじゃないよと、はっきり言ってます。
じゃあどこかっていうと、
どこだ。
簡単ですね。
簡単。
例えば、さっき言った歯医者、予防治療あるじゃないですか。
虫歯だったら簡単で、
一番の予防は水しか飲まないと。
死んじゃいますね。
食べ物から気をつけないと本当は予防にならないはずなんですよ。
虫歯になりやすい食べ物。
なるほど。
ありますよね。
これは子供でも大人でも同じで。
そこから変えないと本当はダメなんだけど、
あんまりそういう話しないですよね。
03:02
刺繍病は除去とか止息とかそういう話になるけど、
本当は食べ物から変えた方が私はいいと思うんですけどね。
原因をどこまで追求するか次第だそうですよね。
老死と紛争は、僕18年目ですけど、
嫌というほどやってきて、そんなやってるんですよ。
嫌というほどやってきて、嫌というほど分かっているのは、
採用の段階から始まっているんですよ。
なるほど。
もともとそういう人を雇っていて、
その問題が爆発したのは2年後だったり、
5年後だったり10年後だったりするんですよ。
いきなり問題社員に切り替わったって人少ないんですよ、話し切ると。
もともと問題があって、前の上司が我慢してて、
新しい上司に代わったら爆発したとか。
そんな感じなんですね。
まず第一は、やっぱり中小企業なんかそうですけども、
中小企業の経営者は採用において、
自分の感覚を信用すべきじゃないですね。
これがすっごい大事です。
自分の感覚を信用するな。
自分の感覚を信用するな、これが大きいと思うな。
なるほどね。採用で失敗するなって話というよりも、
採用が問題を起こす原因になるんだけど、
その時に自分の感覚を信用するなと。
私、労働問題の相談を受けると、
履歴書とかですね、
あとは適正検査。
拝見することなんですね。
特に適正検査が当たってるよね。
予兆してる。
最近適正検査とかの話、久々にしましたね。
結構離れてたんで。
今、特に変わってないんですか?
適正検査と言われるものは。
人間特性とかのやつですか?
変わってないと思いますね。
適正検査は非常に、
僕はいろんな会社の適正検査見てますけど、
結構当たってます。
当たってんだけど、なんでやっとったんですか?
って言ったら、
適正検査の結果は当てにならないからみたいこと言うんですよ。
そんなわけないよねって。
どう考えても当たらない。
人間の感覚と適正検査はどっちが正しいかって言ったら、
適正検査は正しい方が多いんですよ。
06:00
経営者はね、適正検査を自分の都合のいい道具として、
いいなと思った人に、ほら適正の方向いいやんみたいな感じの使い方多いですからね。
大企業はその点ちゃんとしてて、
一定の型にはまってないと取らないですね。
確かにね、足切り的なことで使っちゃうところもありますよね。
やってますよね。多すぎて、
適正検査とか学歴とかでもう切っちゃいますよね。
もちろん適正検査とか学歴が全部ではないんだけど、
ある程度の確率の問題で、やっぱり会社に合わない人っていうのは
数値化できると思うんですね。
適正検査使っていくと。
労働問題やってると、本当に感覚で雇ってる事例は失敗してますから。
履歴書も、いろんな履歴書あるから一概に言えないんだけど、
なんで雇ったのかなみたいな人いるんですけど、
それも見て見ぬふりしてますよね。
自分の感覚でやってるから。
検査はまず最初は採用とかに参加しないで、
最終面接も自分の意見通さない方がいいですね。
例えばですよ、洋服。あるじゃないですか。
はいはい。ファッション。
言ったこと分かりますね。
ちょっとね。
なんでその服着てんのみたいな。
すごいお金、ブランド物なんだろうけど、
なんだそりゃってありますよね。
結構。
結構ですね。特に社長多いですね。
そんなお金なんだったら、もっと合う服いっぱいあるよってみんな思ってるけど言わないですね。
で、ご本人がいやいやどうでもいいんだと人から思われようがどうでもいいんだと、
そりゃいいんだけど、人からかっこいいと思われたいんだったら、
スタイリストなり誰かプロの人に見てもらったほうが絶対いいですよね。
先ほどもちょこちょこ出てくる安田さんが、昔なんですけど、
服は自分で選ぶならアローズ以上のとこで買わないほうがいいって言って。
アローズを超えようとして自分で選ぶから、なんかおかしなガラガラしたもん来ちゃうんで、
普通にアローズで買っとけっていう話をおかししてて。
ユナイテッドアローズね。
そこを超えるなと自分で選ぶなら。
ユナイテッドアローズもなかなかのお値段しますからね。
いやいや、福井先生何をおっしゃってるんですか。
ユナイテッドアローズ自体がもうすでにかっこいいから、組み合わせが。
09:00
あのまんま来たほうがいいでしょうね。
安田さんはね。
なるほどな。
自分で選ぶなってことですよね。
そう。
あとなんだろうな、なんでもそうですね。
結婚相手もそうかもね。
そう。
なるほどね。
どうなんですかね。
分かんないからね。
お見合いの復活とか実は。
お見合いの復活とかね。
本当は本質的なのかもしれないですね。
それは置いといて。
置いといて。
採用もお見合いみたいなもんだとすれば、
自分だけが突っ走っていいかっていうと全然違うんで、
適正検査の数字とかをね。
適正検査の数字を気にして雇ってる社長さんは相談に来ないな、ほとんど。
やってないもん。
本当にやったほうがいいと思う。
なんでそこにお金かけない、時間かけないのか不思議でしょうがない。
そんなに高いものでもないですしね。
全然高くないんですよ。
なるほどですね、ここ採用の自分で。
あともう一つ、すみません。
だんだん時間が。
もう一つはですね、人間は変わらないという現実をちゃんと理解するってことですね。
なかなか厳しいこと言いますね。
もちろんですね、例えば指導教育のプログラム作ったりすればですね、
色々仕事を覚えたりするでしょうね。
だけど根本は変わらないから、
怠けたりふざけたり、会社の悪口を言ったり、そういう体質の人は治んないのよ。
本当に治んないら悲しいんだけど。
いろんな実例見てますから。
転職先でも同じ問題を起こすなんて山ほどいるし。
それを指導教育で変えようとするじゃないですか、日本社会って。
無理なのよ、それ。
無理という前提に立つんですね。
無理という前提でしないとパワハラだとか何とかって言われるから、
このキャラクターでできることを考えてあげて、チャンスをあげると。
それで結果を出してくれと。
これしかないですね、中小企業の場合は。
それを治したり、叱ったり怒ったり怒鳴ったりしたって変わんないんで。
変わるのは10代ぐらいじゃないですか、新卒10代。
もしかしたら8歳児とか10歳児ぐらいで終わってるかもしれないですけどね。
変わらないんですよ。
その範囲で適正見つけてやるか、もうダメならやめてもらうかですね。
話し合いして。
それが分かんないんですよね。
この老子紛争の防止という観点においてみると変わらないという前提を。
12:02
現実が分かるとやること変わるんですよ。
変わらない範囲でやれることを見つけてあげたりすればいいのに、
向いてないとかやりたくないとか、周りとうまくできない人とかを
対人関係が必要なところを部署に回したりして爆発するんですね。
変な対人コミュニケーションの研修受けさせたり。
無理とは言わないけど無理じゃないですか。
治りました。どうですか遠藤さん、昔人事の仕事。
そういうことですか。
治さなくていいと思うんだよ、それは。
人事という仕事のベースは、人は可能性はあるというところには置く。
適正という観点で見ると変わらないというよりも適正なところにちゃんと活躍してもらいましょう。
そうですね。
でも変わんないと思うよ、ほとんど。
ゼロじゃない、もちろん。
90数%は、だから年取ると60代70代になるとすごく人生差が出ますよね。
偶然だったらつかないぐらいの差がついたりするじゃないですか。
いろいろ人間関係もお仕事もね。
それはやっぱ長年の積み重ねでそういう結果になっちゃうんだよね。
だから、もちろん何が、個性ですからね。
会う仕事を見つけるとかそういう発想に切り替えたりするのはいいと思うんですけども、なかなか治んないですよ。
治んない。
ということですね。
これを分かる分かんないは大違い。
例えば会社の悪口言う人だったら悪口言う前提で扱うしかない。
こういう人雇っちゃったなと、じゃあもうこういう前提で最大限貢献してもらうようにするにはどうしたらいいかと考えるしかないです。
いないから中小企業人は。
それをあいつはもうどうしようもないやつで、クビだといいんだけど治んないから。
懲戒にしたいとかもいいんだけど治んないから。
だからやめてもらうか、あとは治らないこと前提に注意はしつつ対策立てるかですね。
そんな感じですよ。
これはあれですか、経験上で言うと変わるという現実を変わるという前提で失敗してるケースが多いっていうのを見てきてる。
そう、これって誰も言わないのよ。
言うと変な空気になるから。
だけど本当じゃん。
今日問題になってる森本首相の発言、あれ30年前からずっと問題になってるの。
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彼の出現はこんなもんじゃない。
昔から出現…
ずっと自民党の幹事長の時から、自民党の偉い幹部クラスになってから。
別に今の話じゃないんですよ。
もう首相になる前からずっとなんだもん。
オンタイムですね。
だから僕聞いたってへーって感じですけどね。
だってそういう人をトップにしてるわけだから。
起きるよねって。
なるほどね。
ということでこれが老子紛争の防止を考える上での前提の話に近いですかね。
そうですね。でも大事ですよ。
ということで気づけば次回に次ぐ解決策の方をまだ残した状態で今日は終わりたいと思いますので、
俺らを踏まえた上での老子紛争の解決策、楽しみにしていてください。
というわけで向井先生ありがとうございました。
本日の番組はいかがでしたか。
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