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2017-12-05 35:46

第143回:【前編】NTL『ヘッダ・ガーブレル』レビュー 〜スリップドレスとガウンを着た女性が恐ろしく魅力的三部作〜【ネタバレ】

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神戸の片隅からロンドンへ想いを馳せて、毎週火曜日・金曜日に配信!/感想・リクエストをお待ちしています!お便りはitunesのレビューへの書き込みもしくは、twitterでハッシュタグ「#妄想ロンドン会議」をつけてつぶやいてください/妄想ロンドン会議サイト:mosolondon.com/メール:mosolondon@gmail.com
00:01
第143回妄想ロンドン会議を始めます。
水口です。
清水です。
よろしくお願いします。
いやー、危なかったー。
なになに?
なに?
マジで焦った。
どうしたの?
忘れるところだった。
え、収録を?
いや、収録は来ましたけどね。
ちゃんと来れましたけどね。
見るのを忘れるところだった。
もしかして、もしかして?
はい。
ナシのシアターライブの本年最後の上映であるヘッダガーブレル。
もう大本命と言っても過言ではないヘッダガーブレル。
忘れるところだった。来週だと思ってたさ。
え、なんで?
あれやろ、あのね、皆さんにちょっとお伝えしたいことがあるんだけど、
しんちゃんは結構予定を履き違える天才で、
過去何度も収録の日時を間違えて、
ちょっと何してんの待ってんねんけどみたいなLINE来て、
え、明日やろ?みたいなこととか。
でもほんまに、何してんの?ってなんてこともあったよね。
1回な。あれは忘れてた。ごめんごめん。
お互い様ってことにしておこう。
だけど、しんちゃんは多い。
なんか手帳に書き留めてんのに、それが間違えてるんだよね。
じゃあ今回も間違えて書き留めてた?
うん。
なんとなく、こんな早いわけないやろって思ってた。
前回からしたらね、結構早いからね。
やって続けっすからね。
私もさすがに、え、もう?って思ったもん。
なんかもう毎週レベルで言ってんねんけど。
そう。
それ言い過ぎにしても本当に毎月レベルで言ってたからね。
もう行きますよ。本年、え、6本目?
7本目。
7本なんや。
ちょっとまとめるね。前もこの流れやってるけど、
まず、違う違う違う。
まず、ハングメ。
はい。
そして、もう次作曲忘れてる。
3問オペラじゃないかな?
あ、3問オペラ。
うん。
そして?
ディープブルーシー。
ディープブルーシー。
あれ?ころそわぎ?
そんなのやってた?
そんなのやってない。
ディープブルーシーで、えっと、ほらもう放送事故。
シーン、え、ディープブルーシーの次も分かった。
順番はいいからちょっと、あれやろ、今3本目まで言ったやろ?
うん。順番、10不動で参ります。
うん。
お気に召すまま。
お気に召すまま。
誰もいない国。
あー、はいはい。
1マン2ガバナーズ。
うん。
えっと、ヘッダガーブレル。
この作ですね。
うん。OK。
もうね、多彩すぎて。
ねえ、もうあの、ほんとにカラフルなラインナップだったね。
うん。
うん。
まあ、あの、今回は、えーヘッダガーブレルということでね。
リプ選作ですね。
そうですね。あの、演劇界の、近代演劇の父と呼ばれる。
お父ちゃん。
はい。ノルウェーの劇作家、ヘンリック、え、言えてない。
03:02
ヘンリック・イプセンの晩年の傑作と言われているヘッダガーブレル。
人形の家が有名な。
有名やね。そうやね。
うん。
あの、日本でもね、あの、いろんな劇団が、
うん。
リプ選、挑戦してらっしゃいますけれども。
イプセンに挑戦。いいね。
これは1890年代、19世紀かな。
はい。
に、えーリプ選が62歳の時に出版された。
うん。
で、えっとミューヘンが初演だったんだって。
うーん。
うん。
ドイツ。
そうそうそうそう、ドイツミューヘンね。
うん。
しんちゃんが大好きなビールのミューヘン。
はい。
うん。
まあ、この時に、まあだから、19世紀に、このまあヘッダガーブレル。
ヘッダガーブレル、これタイトルは女性の名前なんだけれども。
ヘッダちゃんなんだね。
そうヘッダちゃん。
うん。
ヘッダガーブレルさん。
うん。
が、あの、まあ近代的な。
うん。
女性として。
うんうんうん。
描かれてて、もう数々のね、名女優さんによって。
うん。
演じられてきてます、これまでに。
うんうん。
イングリッドバーグマンさん。
あ、待ってる次。
うん、待ってる。すごい待ってる。
待ってたね。
イザベルユベールさん。
はい。
マギー・ツミツさん。
来たー。
ケイト・ブランシェットさん。
ね、あの、ちょっと今回のナショナルシアターライブの途中のインタビュー映像だったかな。
うん。
で、あれ、最後、途中やな。
途中途中。
うん。に、あの、歴代のヘッダガーブレル演じられた女優さんがパパパパパって映りましたけど。
まあ、ケイト・ブランシェット様の恒号式こと。
美しかったねー。
あの人、化け物だね。
なんかね、ケイト・ブランシェットさんを劇場で見たら。
うん。
ちょっと、話止まらんよね。
いや、目つぶれるんちゃうかと思う、私。
悟空でやろ。
そうそうそう。
カーン!みたいな。眩しい!みたいに。
いや、マギー・ツミツさんもそうだったんだろうなと思うんだけど。
いや、思いますよ。だから、本当にね、もう、早々たる面々がですね。
このヘッダガーブレル役に挑戦してきた中で、今回演じたのがルース・ウィルソンさんね。
うん。
欲望という名の列車でローレンス・オリビエ賞、最優秀女演女優賞を受賞しております。
私、この欲望という名の列車見てないんだよね。
見た。
びっくりした。
見たよ。
この、ここに書いてる欲望という名の列車は、ナショナルシアターライブでやってる、欲望という名の列車なのかな。
どうなんだろう、ネタがわかんなくて。
2009年って書いてるけど。
2009年。そんな前じゃなかった気がする。
あ、でもナショナルシアター、あ、そう?
何回もやってるからね。
やってるもんね。だから違うやつかもしんないけど、ちょっとわかんないですね、すいません。
うん。
まあでもね、とにかく、このルースさんがね。
はい。
まあ、なんと言ったらいいのかな。この、言ったら困ったちゃんだよね。
うん。
このヘッダ・ガーブレルさん。困ったちゃんで、もうなんか意地悪、そしてもう卑屈、
06:06
なんかもう、自分勝手、
傲慢。
傲慢。
金持ちを鼻にかけてる感じ。
うん。人を見下す、自分の思い通りにならないと気が済まない、
でも、なんか自分の今の現状に不満という、そういうもうなんかバッドワードを並べ立てて、
あの、もうなんかいいところどこにあんのみたいな、あ、ミメ羨ましいねっていう、そのぐらいの、
そう、お金持ちで綺麗で、とても恵まれているのに、それに全く気づけない女性なんだなっていう。
それをまあ、あの、初演?
うん。
リプテンはそれをその、えっと、19世紀のノルウェーの話だったかな。
うんうん。
で、あの、その当時の、えっと、近代的な思想を持ちながらも、
周りの状況によって閉じ込められ、心が閉じ込められ、
そして鬱屈とした気持ちを抱いて、心が葛藤している、そういう女性として描いたそうなんですが、
まあ今回はね、みなさん大好き、イボ・バンホーベさんです、演出が。
みんな大好きイボ・バンホーベだよ。みんな覚えてるかな、イボ・バンホーベのこと。
言いたいだけやろ、みんな大好き。
もうね、やっとね、もうスクラッとイボ・バンホーベって言えるようになって、
前はさ、えっと、
橋からの眺めね。
そうそうそう、え、前回、昨年?
昨年。
昨年、日本のナショナルシアターライブで上演をしてくれました。
うん。
マーク・ストロングさん主演の橋からの眺め。
うん。
THE BRIDGE OF VIEW、違う、FROM VIEW、なんか忘れちゃった。っていう。
うん。
そう、ビュー・フロム・ザ・ブリッジ。
そうだね。アーサー・ミラーだっけ。
だね。
その作品、これも言ったら、
現代を舞台とした話ではなく、
ちょっと前の時代を。
そうだね、まあ、現代ではない。
アメリカのね。
あれ大恐慌時代だっけ?
そんな感じ。
うん。
あの、移民がやってきてっていう話やけどね。
うん。
その大傑作と言われる偽曲を、
なんかね、これがね、私こう日本見て、
まあ、たった日本やねんけど。
うん。
まあ、あの、分かったこととしては、
うん。
この、イボさんはね。
うん。
そういう、まあ今回もイプセンのもう名作、名偽曲。
うん。
これを、よく言うのはさ、
現代風にアレンジして。
うん。
っていうさ、言い方されるじゃない。
うん。
こういう風な、イボ・バンホーベさんのような演出の方法って。
でも私思ってんけど、
現代風にアレンジしようって、この人これっぽっちも思ってないっていうか、
もともとの偽曲を昔のものだと思ってないよね。
って思った。
なんかそういう時代的なものを、
09:01
全て超越したところで表現することが上手だなと思った。
思うよね。
うん。
だから、あの、よくね、シェイクズピアを現代に置き換えてとか言って、
うん。
やってるけど、あれは、あの、各作家さんとか、
うん。
演者さんとか、作家さんというか、アレンジの方ね。
うん。
と、演出家の方とか、いろんなスタッフさんたちが、
この時代が舞台のものを、現代に置き換えるとしたら、
どういう風にしたらいいのかなっていうアプローチをしてるんだけれども。
一番近いところで言うと、お気に召すままで、
うんうん。
なんか、硝煙。
うんうん。
自分とこの持ち物の森みたいなのが、
パソコンがいっぱいある会社になっているとかね。
そうだね、そうだね。
うん。
なんか、ああいう、まあ置き換えだよね、設定の。
うんうん。
まあ、現代風にアレンジすると言われる、
そうだね。
何か。
何かだよね。
うん。
あ、これはこういう風にアレンジしたのだな、
ここの対決のシーンは、
あ、なんかレスリング、ボクシングになんか変えたんだなとか。
うんうん。
そういう、こう何しかこう、
元となるものがあってアレンジしてるっていう、
そういう解釈、一個フィルターがかかるんだけど、
うん。
なんか、いぽさんの場合は、
うん。
本を読みました。
うん。
と書きは無視します。
うん。
俺はセリフだけ、このセリフだけを感じて、
このまま表現するんだみたいな。
うんうん。
なんかそういう感じをね、すごく私は受けて、
この人と書き無視してんなと思って。
そうやね。
なんかエッセンスを抽出するのが、
うん。
とても上手というか、
うんうんうんうんうん。
あのー、劇局を丸裸にする人やなって、
そうだねー。
うん。
いう気がしたかも。
そうだね、なんか途中のね、幕開のインタビューでも、
うん。
そのー、出演者の方が言ってらしたんだけども、
うん。
このいぽさんはね、
うん。
言葉の裏の意味を探らないって言ったのがすごく印象的で、
うん。
そうだなと思って、だから、
あのー、よくあるのはね、
うん。
えー、劇局解釈という、
うん。
あのー、まあその役作りをする上で、
うん。
シーン作りをする上で、
うん。
役者だったり演出家だったりというのが避けて通れないプロセスというのがあるんだけれども、
うん。
そこで、
例えば、
ああ楽しいねっていう、
うん。
ごめんね私何のちょっとこうあの才能もだから、
うん。
まあそんなこと言っちゃいますけど。
いや一番わかりやすいと思う。
わかりやすい。
うん。
ああ楽しいねっていうセリフがあるとします、
うん。
そしたら、
ああ楽しいねって書いてあるからといって、
うん。
とっても楽しい気分で言う、
うん。
何も考えずにとっても楽しい気分で、
うん。
ああ楽しいねっていうのは、
うん。
うん。
駄目だっていう、そういうことなんだよね。
うん。
悲しくで、
うん。
悲しみの中で少し楽しみを見つけて、
うん。
ああ楽しいねって囁くとか、
うん。
怒りながらああ楽しいねっていうとかね。
い。
そうそうそう。
うん。
そうだよ。
うん。
うん。
12:00
ではなくその前のシーンそして後のシーン そしてこの劇局が持っているこのキャラクターの背景
そういうものを全部ひっくるめた上でこのセリフがどういう感情を持ってこの 役が
しているのか 脚本家が現場にいれば別だけどこういうね
古典とかっていう 語り継がれてきたものとか昔の聞くことができない作品に関しては推測するしかないから
自分なりの解釈自分の分析っていう形を取る 私はこれを悲しそうに言ってみよういや正解かどうかはわからないけれど
自分の中でしっくりくるものを探すっていう作業が稽古場で多分日々行われてるけど 伊藤さんねそれ考えてないよね
考えてない だから本当に楽しいって書いてたら楽しいって言ってると思うの言わせてると思うのね
でも本来さ それはこう
もしそれがねイプセンの 意図していたものと違う感情を持ってそのセリフが発せられると本来見てる人は
なんかこの役者が下手だなとかなんかこのシーン面白くないなとか そういうふうに感じるものなんだけれども
この伊藤さんの本当になんかすげーなって思うところがそういうふうにして もちろんそればっかりじゃないと思うけどそういうふうにして
あの紡がれるセリフの一つ一つになんかわからんけど逆に意味があるように感じてしまう そしてしっくりくるように感じさせてしまう
それがねすごく不思議な演出家さんだなぁって
怖がってないなって思う
すごく怖いことや新解釈を提示するってしかもだからこんだけ名作と言われてる作品で みんながみんな正解を探してて
いやだからこれはこういうシーンなんだって思い込みあったりとか あとまだ誰か名優がこうやって
それが素晴らしいってなんとなくこうやるものなんだそうだね っていうのがあったりするけどそれをと違ったものを提示することに対して
何ら抵抗を覚えていないというか間違ってるよって言われることに対して恐怖を持っていない そうだねむしろなんかいやいやいや僕がこの作品にあったのはこれが初めてなんだから
これが僕のファーストインプレッションですどうぞみたいな感じのすごくなんかこう フレッシュな気持ち
見てる私たちもさせてもらえるというかまるで新作なんだよね 今作られたかのような話
だから本当に古い話って言われなければ今回のヘッダーガーブレルも 今の
時代に書かれたと言われてもわからへんやろっていう 変に古典ぶらないというか
15:03
しょうがないよねあのご本人も言ってらしたけど21世紀の人間なんだから 本当にその通りだなぁと思うし
そうだよねその世界観がうん こんだけ言ってたらどんだけまっすぐやねんって話になるんだけど全然まっすぐだねっ
そうなんです一癖も二癖もあるねじ曲がっている と言っても過言ではないもなんならもうなんか第2幕は中二病かみたいな
演出私はね感じたんですけどオンパレードの せやねちょっとねちょっとの眺めの時も若干それを思った
こうちょっとこうさあ何やろう土屋館 最後にちょっと気持ちよくなっちゃうよねあのねそう橋で言うところのまあその
最後の雨ですね雨が降ってくるあれみたいなやつ今回もされてて いやなんか若いなぁみたいな若くないんですよ
全然ですよイボさん全然若くないんですけどまたいいなぁみたいな青いなぁみたいな これかっけーじゃんそうそうそれに対してもためらいがないという
これもしかしたらやったらカッコ悪いから 名前も見たしなぁとかって結局
いやー考える考える考えるそれを いやでも演っちゃう
いやいやゆりたるしやろうみたいなよからでこういう流れだったかどうか知らんけど そうであってほしい
うーん 若いためらいのなさを感じますね
いやいやいやもうねそんなイボバンホーベさん 何の紹介にもなってないけどとにかくその
あの a アムステルダムの方でしたっけそうですよねその部屋ね のあの演出家さんでであのまあフランスのアビニュー演劇祭だったり
ですごい高評価を得たりとかあとはもちろん橋からの眺めでも トニー賞かな
受賞してたりとか 印象だってたよねまあとにかくもう今ですね世界中で注目されている
演出家さんこのロードウェイでもウエストエンドではきっぱりだこだねありだこ そうなんです
あのこの秋にはオセロ を引き下げて自身の劇団
トネールフループアムステルダムかそうそうそれっぽい名前ぽいやつね 私は覚えてませんすいません
であの東京に来日し貼ってたった3日間だったんですけれども もうあの満席だったという意欲しいはでですねあの健在だということであのこれが
ね2つに分かれるんだよね 全然おもんない鳩なんかすごいも見た鳩
いやでも今回の ヘッダーガーブレルの端からの眺めもいやこれは違うっていう人もいるよな
そのぐらい尖ってるんだよねやっぱね 私たちは
とても好きだと思えたけれど大好き そうね
いやでも一風戦が言いたかったのはこういうことじゃないわっていう人がいるのも わかるわかるな
18:02
そうやな ちょっとこう飛び道具がすぎるってお怒りになる方もいらっしゃるのもわかる
なんかセットとかも印象的だしね そうですね
とにかく今最もワクワクさせてくれる演出家さんと言って過言ではない そんなですね
いぼさんの演出による本作ちょっとこうさらっとねどんなストーリーかというのをご案内しますよ 私それ聞きたい
本当?知りたかった? うん
さらっと言ってみてほしい では私今手元にですね公式のナショナルシアターライブヘッダーガーブレルのパンフレットがございますので
ただ細かすじちゃうかそれ これ細かすじやけどこれを私が今読みながらにしてざっくりまとめてみたいと思います
才能発揮してくれい もう今初めて読むからね
まずですね主人公はガーブレル将軍の娘のヘッダさんね 彼女がとっても美しくて魅力的
誰からも一目をかかる存在なんだけれども心の内は何にも満たされていないっていうね
このガーブレルさん、ヘッダさんがですね ここには印集によりって書かれているので何か決められてたのかな
結婚することになります学者のテスマンさんね 彼はですね実直で真面目な
悪く言えば面白いに書ける人ということでヘッダさん不満なんです そういうですねこんな人と結婚して私の未来
お先真っ暗だわみたいな
なんかぼやいてたね そうそんなヘッダさんとテスマンさんの
長い長い新婚旅行から帰ってきたここからお話がスタートします
はい であの
このね 今のが全てなんだけど
このヘッダさんこのお家にね新しく今日構えたお家にいろんな方がやってきます はいでやってくるのはテスマンさんのおばさんにあたる方であったりとか
そして この
ヘッダさんとなんか過去にあったんちゃうかなーって思わせるようなヘッダに夢中な 男の人やってまいります学者友達よね
テスマンさんの まあライバル関係だったんだろうなっていう人ね
あとそんな テスマンさんのライバルである
しかもこのグングン来てる テスマンさんがちょっとなんかこううだつの上がらない感じだったとしたら
グイグイ来てる そんな彼のことを追ってやってきたヘッダさんのですね
後輩にあたる 昔の
なんだろうねいじめられっこ 昔いじめられっこね でもなんかすごい人気者だったんでしょ金髪がどうのこうの言ってたよ
21:06
いやだからじゃね ああそういうことかなそういうことかな
はい
あとハンジさんね ハンジさんね イケメンハンジ
かっこよかった もうねここまで聞いた皆さんよくお分かりかと思いますけど
もうあんまりこの私ストーリーまとめきれてなかったね ここに書いてるやつはねちょっとやっぱちゃうね
ちゃうけどちょっと読むわね ざっくりまとめちゃったから まずその
ヘッダさんとも親しい仲だったというテスマンさんのライバル関係にある 天才肌の
宝刀寺と 表されておりますねレーヴボルクさん
彼がですね レーヴボルクさんね レーヴやしねちょっとなんか何て読むか難しい
レーヴボルクさんはお酒に溺れてしまってですね まあちょっとお酒で失敗して表舞台から姿を消してたんだけれども
そのさっき言いましたヘッダさんのですね これはね
かつての下級生で現在は地方館の後輩となっている エルブステート夫人こうやって書くとなんかどんなすごいなんか
ご夫人が現れるのかと思うんですけれども 今回のイボ版のね
神戸版のあのヘッダカブルに出てきたのは 金髪の
ちょっとこうミーハーな感じの 女の子みたいな
よくいる人として描かれてたよね そうだね 着てるものもなんかニットのワンピとかやったし
だからこうヘッダとのちょっと対照的な ヘッダが
いいんやとすればとても妖精 そうねそうね女性として描かれてたのかな
まあでも同じような不満を持ってるんだよね 愛されてないとか
喋る相手がいないとか家庭の中で孤独だとか そうだね
ただとても似ているように見えて 実はとても真逆っていう
女性2人やな そうですね
でまあそういう人たちがですね まあ集まって本当にあの
まあちょっとこうちょっとした一晩のお話なんだけれども この時にその鬱屈した気持ちをためにためていたヘッダさん
一生に一度だけ人間の運命を左右する力を持ちたいと願っていたそうなんです このストーリーによるとね
そんな一生に一度って言ってたっけ 言ってた言ってた
本当にそれで この
なんやろな いろんなこの周りのねこの3人4人
24:00
5人かメシ使いの方も含めるとね
話すことだったりとか 行動だったりとかそういったことにちょっとずつちょっとずつチャチャを入れて
それであのうまくいこうとしていることを いかなくしてみたりとか
毎回意地悪だよね ちょっとしたいたずら心
なんだよね可愛く言えばでももうなんかそうとは思えない もうひどいことをもうちょっとこの人行っちゃってんじゃないっていうようなことを劇中
後半しましてそれがヘッダ自身の運命の破滅へと結びつかせることになるとね そういうね救いようのないお話です
救いようない はい
っていうね そんなストーリーこれ合ってる? 合ってる
しんちゃん合ってた? じゃあ
まとめるとそうなんだよなって思うねんけど なんかね出来事が多すぎて
そうだね というかもう
その登場人物たちの感情が 細かく揺れ動きすぎて
何が起こってんだって 確かにそうだよね
ストーリー以上のことが起こっているように見えていたので ちょっとシンプルにまとめてやって思ってて
多てたやろでも 多分合ってたってた
そうなんです私もなんかこのなんか自分が目の前で見たこの話は自分が思ってたストーリーで 合ってんのかなと思ったけど
私いつもあの真っ暗にねこのあらすじを読むことにしてるんですよ でこうさらっと目通したら
だいたい合ってんなみたいな それを持ってちょっと安心したんですけど
はいというわけでですねここからネタバレを お話をさせていただきたいと思います
はいあのー まぁねいつものことなんですけれどもナショナルシアターライブは
アンコール上映などよくしていただいておりますので このヘッダガブレルも
ひとしたら年明けとかねあのアンコールの上映があるかもしれないのでないかも しれないんだけれども
別の地方でやったりとかもそうだよねそうそうだってねあの今やってるのってもう なんか限られた年だけだもんね決まって今年ぐらいじゃない東京坂
あれも京都もやってんだ 神戸もやってるし
福岡とかもやってるのかな 限られた年じゃ限られたところなので
最上映だったりとか地方の上映とかあるかもしれなくてそれを狙うんだという方 はですねスイッチオフでお願いしたいと思いますはいではここからネタバレでお話しします
スイッチオフ よろしいでしょうか
ネタバレそうやな だからさ舞台セットだったりとかこういう演出だったよっていうのが今回に
いうところのネタバレだと私は思ってるんだけど そうね古典においてはそうだったねそうでしょ
27:06
なので ねあのまずじゃあ19世紀のノルウェーがどんな風に
見た目 変わっていたのかっていうと
5とは断定されてないけど現代だよね 服とかねまあ出てくる小物は全部現代だしねなんかあの
映像がついているインターホンとかあったしね うん
なんて言ってたけどフラットロフトロフト だけど建設中なのか朽ち果てているのかがわからないみたいなことをまあね
イボさんご本人が言ってらしたけど本当にもう 無機質な
そっけない 何も装飾のない真っ白な部屋そうだね
大きな窓が一つあるけど あの
舞台の 客席側を除く散歩がすべてまあ何かこう
打ちっぱなしのコンクリーのような壁で囲まれていて なんとここには劇中その出掛けするための
出入り口 私たち袖と呼んでますけどはいは一切なくて
もうあの囲われてしまってて 出入りの場所はじゃあどこって言うと客席なんだよね
で舞台向かって客席側から左側が本来の玄関 そして右側がどうやら裏口というかかっておかってて言うてないやろ
チェーンから急にサザエ3巻でできたけど
そうね三河屋さん来るねうん なんですけれどもそういうふうに設定されておりました
あのいぼさん本当に猫のガーンとした空間 月をね白い白くて気質なやつを汚したがるよね
汚したがるその辺がねちょっとね どやって感じをね毎度毎度あの感じるところでございますが今回もそういう
ガーンとした始まりだったのでそのだってさあ無機質な空間の中にあるのは その勝手と左側に新ちゃんさっき言った大きな窓とえっと横引きのブラインド
そして a 真ん中にピアノ
スタンドピアノスタンドピアノしかもあの壁外されて中身むき出しの スタンドピアノねピアノ線が見えてる状態ね
スタンドピアノアップライトピアノそれ 寝てこにゃかねでもわかるよねわかるよねうんで右側に
パファー エコンだけみたいな
30:00
でも椅子が何脚かあとその大きな窓の前にバケツに行けられたたくさんの花たち あれは何だったのかな
わからん
プレゼントが届いてたのかなぁその結婚おめでとうの 違うかなぁ
ちょっと なんで花がこんなにあるのかがただなんか後から届けられた花があった
あったからそういうことが多いなんかなぁ 花が好きそうな人には見えなかったから確かにそうだね
なんかそういう大にしてこの セットは小物は一体何の意味があるんだろうってあの思わせる
がイボブシの一つでもありましてあの 今回も幕が開きました
そしたらおばさんとテスマンさんが話をしている 新婚旅行から帰ってきたよみたいな話をしている
でヘッダがねヘッダがヘッダまだ寝てるよみたいな話をしている 真ん中にあるアップライトピアノにつっぷして寝てる人これ誰なんやろうってずっと思い
ながら あー
これヘッダかなぁいつ起きるんやろう 人間やんなって思いながら見てて結構長い間あのままで
アップライトピアノにつっぷして寝ててでようやく起きるんだけどもなんかその イボさん独特の演出的ルールっていうのかなその
何もない空間におけるその 位置の何
なんて言ったらいいの 4次元ポケット感っていうのかななんか間取りがわからんというか
あの多分動いてない人間はこの部屋に今いる設定ではない そういうことだよね多分そういうことですに腰掛けている人間はかなぁ
だからなんかすごい参見されたけど例えば召使いの女性 椅子に座って座っているだけ
のシーンは いないよっていう記号なのかなって
あのブラック半自分の後ろのソファーでや本音 うん
どこかにねそうを考えても話聞いてるようにしか見えないんだけど でもやってブラック半時には内緒だよとか言ってるよね不在として語られてるんだよね
あれが何か不思議な言語やな不思議不思議 なんかそれが
全なる素部隊でそれをやられるんやったらまだわかるんだけれども 今回はまああのパッと見て目で見て明らかに部屋の状態になっていて家の中だという
ふうに私たちが認識しているところにいるからそれが余計にちょっと混乱するんだ けどもでもその混乱が嫌じゃないっていうのはね
なんか不協和音やねんけどなんかそれが ちゃんと調和されているというか
33:04
必然があるように感じてしまうよね勝手に そうなのよねー
なんだろうねこれマジックだなぁと思う イボマジックねだからもう中部隊の中心で
明らかに異物として存在している主人公の女性 はいそうそうそうですそうです異物だったのよ
なのに主人公なんだよね 全員が全員気になってしょうがないっていう状況を
でも一言もセリフを発さずに顔すら見せずに なんか印象づけると言うか
この女性が今から語り出すんだっていうのが待ちきれなくなっていくかのあの感じ 早く顔を見せてくれって
そうまぁノンキーな話をしてるのはまだこのおばさんとこの おいっ子がね夫が
でも明らかいやなんか起こるやろおるし真ん中にいつ起こんねんみたいな そのね本来やったらエプセンさんそのまあ
2人が話しているそしてえっと ヘッダさんは違う部屋からきっとおはようって現れてくるんだよね
よく寝たみたいな でもおるしーみたいな
あれが不思議だったね 本当気持ち悪いんだよねそう
気持ち悪いねんけど 不に落ちるねんよね
いやいやそんなねいぼさんの演出まだこれね話始まったばっかりでありますけれども ちょっと長くなりそうなので今日はねこのあたりにして次回
お出た全編後編シリーズ そうだよ全編後編だよあのいつもついつい長く話してしまってあれこれ2回に分ければ良かったんじゃないっていう
それをね 安いんじゃないっていうね そうあのもうナショナルシアターライブ
今年7回目にしてようやく発揮させていただきますそういうシステム はいというわけで
えー妄想ロンドン会議ではお便り募集しております ハッシュタグ妄想ロンドン会議をつけてツイッターでつぶやいていただくか私たちに直接
リプライくださいもちろんメールでも大歓迎です 妄想ロンドン
マーク gmail.com m o s o l o n d o n at マーク gmail.com までお便りください
ねヘッダガブレルご覧になられた方も 感想聞けた聞けた
あの後編もお届けしてしまうのでね今からね 私たち的には今から収録するのでね
そうですねまあ後編もぜひぜひ聴いてくださいそれでは今日はこのあたりでさよなら ありがとうございました
35:46

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