ドキュメンタリー映画になったランニングが一つありまして。
はい。
メインクエストというドキュメンタリーですね。
はい。
有原智一選手のバークレーマラソンについてのドキュメンタリーを、
写真家の藤巻翔さんという方がいらっしゃるんですけど、
彼がプロデュースをして、上原監督という作家ですね、
ドキュメンタリー、映画の監督さんと撮影は井上さんという方がやられて、
編集とかもですね、含めて作られたやつがあって、
これは今、日本でいくつか順番に、いろんな映画館でドキュメンタリーとしてかかっているんですけど、
トモズピットのウェブサイトに行くと、またスケジュールとかが出ていると思うんですけれども、
井原さんがバークレーマラソンを走るということを通して、どういうことを考えているかとか、
そういうドキュメンタリーで、これはもう必見ですね。面白かったですね。
はい、私も拝見しまして、はい、面白かったですね。
東京の渋谷で最初のスクリーニングをやって、その後大阪でやって、
いくつか他にも今、いろんなところでやったり、これからまた、おそらくオンラインでも見られるようになるんじゃないかなと思うんですけど。
はい、もう一回見たいですね。
そしたら、どうでした?感想一言で。
いやもう、バークレーマラソンを知らなかったんですけれども、
映像としてもリアルにすごく、山の中で身を削りながら走っていく人たちの戦う姿だったりとか、
取り組む姿勢だったりとか、思いみたいなものとかが、初めて知った大会なんですけれども、
大会へのエントリーのエピソードとかも面白いじゃないですか。
どうやってエントリーするのかって。
そうなんですよね。そこも面白いし、そういうストーリーが非常に面白かったのと、
あとは映像として、ライク・ザ・ウィンドにもバークレーマラソンを取り上げられてますけど、写真でもそうだったんですけど、
休憩時間に何でもない食べ物を食べるシーンとかもすごく美味しそうだなとか思ったりとか、
とにかく一つ一つのシーンがすごく魅力的な映画だなと思いましたね。
レース中にリアルにそういうシーンを見られることってなかなかやっぱり、サポートをしていれば別ですけど、
それ以外の目で見ることってなかなかないから、なんか新鮮ですよね。
個人的には、サポートの方がアメリカの方だったんですよね。
ハンバーガーを食べてたシーンがあって、エイドステーションというかその拠点で、
レース中にハンバーガーを食べるんだっていうのが、ちょっと珍しくて、なかなかあまり見たことがなかったので、そこだけでも面白かったなと思いました。
それランナーならではの視点ですね。
環境とかサポーターとか、いろんなことの条件によってそういうこともあるんだなっていうので、面白いなと思って見てましたけどね。
私はスープがおいしそうだなと思いました。ああいうところでいただくスープというのはおいしいんだろうなというのと、
やっぱりバークレーマラソン特有なのかもしれないですけど、道に迷うというか、迷うリスクの高さとか、夜の真っ暗な怖さとか、真っ暗な怖さは他のトレイルランニングでもあるんですかね。
そうですね。真っ暗なのは、だいたい夜走るといつも真っ暗ですね。
あとナビゲーションとか誘導とかコースマーキングがないっていうのはちょっと珍しいかもしれないですね。
なかなか上級者向けの地図読みとかをしなきゃいけないので、なかなか上級者向けかなと思いますね。
こういう感じなのっていうのはすごく思いましたね。
ランニングしない人でも初めて見て、こういう感じなんだっていうのを楽しめるという作品でしたね。
そうですね。ああいう過酷なウルトラランニングっていうのを通して、
三原智一選手の考えていることとか、いろんなことが描かれていくっていうものなので、
ランニングをしない人でも完全に感動できるものじゃないかなっていう、そんな感じがしましたね。
自分も走ろうっていうんじゃない方向でも、自分は自分のチャレンジで、ランニングじゃないもので、
こういう人たちにインスパイアされて、自分はこれをチャレンジしようみたいなところにも、
インスパイアされるような映画だったんじゃないかなと思いました。
そうですね。あとは上原監督とかがどういうふうな絵作りにこだわったかとか、
上原さんも別にランニングをすごくやる方ではおそらくなくて、
映画監督としてどういうふうな作品に仕上げるかっていうのを多分すごく考えられていたので、
そういう話も劇場ではもしかしたら聞けるかもしれないので。
トークイベントとかですね。渋谷でもありましたよね。
すごく面白かったですね。監督さん面白い方でトーク楽しめましたね。
なので、上原監督が見る題材としてのというか、
ウルトラランニングの世界が彼が映像にしたときにどうなるかっていう、
そこで監督として何を絵作りとして考えたかっていうのを、
そういう視点で見てみると、そりゃそれでまた映像とか好きな方も面白いんじゃないかなと思いますので、
おすすめです。
Like the Windの記事と合わせて楽しんでいただけたらなと思いました。
そうですね。
ゲストのコーナーに行く前に、今Like the Windの話が出たので、
ちょっとその話をしましょうか。
10月27日にThe North Face Sphereというところで、
原宿ですね。
東京の創刊のラウンジパーティーをやりまして、
たくさんの人に来てもらって、面白かったですね。
楽しかったですね。
ありがとうございました。
いろんなランナーの方にお話を伺えたりとか、来ていただいて。
一番面白いなって思ったのは、トレールランニングとか、
ロードの普段走ってる方とか、東京都内のストリートを走ってる方とか、
あとはものすごい距離を走ってる、アドベンチャーっぽいランニングの方とか、
いろんなタイプのランナーが来てて、
ランニングって一言で言っても、かなり幅広いいろんな人たちが来てて、
だいたいどの人に聞いても、9割くらい普段知らないランナーがいっぱいいて、
10%くらいはいつも知ってるランナーが、友達が来てたりとかするんだけど、
9割くらいはだいたい知らない人が多かったのが面白かったっていうのは、
だいたいどの人も言ってて。
その場に集まったランナーで。
そうですね。
イコール、新しい、会ったことない人とか世界とか繋がりっていうのを、
みんなそれぞれなんとなく感じたんだとすると、すごく面白かったなって思いましたね。
一番それが面白いなと思いました。
ノースフェイスっていう場所で、スフィアってちょっとオーガニックな内装も感じなので、
自然とそういう人が集まって、みんなで時間を過ごすっていうのはなかなか面白かったなと思って、
非常にありがとうございましたというのが一番思ったことですね。
どんなふうに感じたとかあります?
私はですね、いろんなランナーの方が集まってくださって、
いろんな方にお話を伺う機会となったんですけれども、
皆さん本当にオープンマインドな方が多くて、というかそういう方ばっかりで、
もうちょっとお話聞かせていただけますかみたいなことを言っても、
すごく心よく構えずにお話くださった方ばっかりでしたし、
またランナーの方同士でも初めて会っている中ですごく打ち解けて話してたりとか、
あと伊原選手と皆さんで渋谷の街の方を走ったりとかされてたじゃないですか。
あれも私は走ってないんですけれども、あれもちょっと拝見していて、
インスタとかでも皆さん発信されてたので拝見してて、すごく思ったのがやっぱりそれこそ今言ってたみたいに、
すごくあらゆるタイプのランナーの方で、伊原選手みたいにトップのランナーの方とか、
あとは普段街を走っている方とかいろんなタイプのランナーの方が一緒に走るっていうのが、
自分のレベルとか自分のペースとかだけじゃなくて、みんなで走ることにこうやって意味を見出して、
みんなで同じ時を過ごしているというのが、こういうのがランニングの魅力の一つなんだなっていうのは感じましたね。
そうですね。楽しそうでよかったですね。
Like the WINDOWのトークセッションをやったりだとか、ランニングしたりだとか、
あとは山田亜紀さんとポートレートシリーズをちゃんと作品として作ろうということで撮影したりとか、
当日は結構いろんなことをやってよかったかなと。
トークセッションは今日のゲストの矢崎智也さんともいろんなお話をしてよかったかなと思いますね。
トークセッションの時は結構いろんな話をしてたんですけど、
Like the WINDOWをなんで日本でやろうと思ったのかとか、その辺ってあんまりちゃんと話したことはなくて、
これからさらに12月にはまたトークセッションをいろんなところでやったりとか、来年もいろいろとやると思うので、
おりおりに皆さんとお会いして話すと思うんですけど、一応ポッドキャストでも少しお話をすると、
まずは個人的にもいろいろ社会的にもだと思うんですけど、2020年の2月にニュージーランドで100マイルの大きなレースに出て、
帰ってきたらもう一気にパンデミックになって、2020年の当時のUTMFとか富士山の周り走るやつですね、
あの辺とかもキャンセルになり始めてっていう、なんか2月以降ちゃんと走ってから、
すごいちゃんと走れなくなった時間が結構長かったなっていうことがすごい明確に当時その瞬間に感じてはなかったかもしれないんですけど、
やっぱりなんか感じるところがあって、走るだけじゃなくて、例えば仕事の仕方とか、人との相方とか、
あとは働き方とか、もう皆さんそうだと思うんですけど、いろんなことがだいぶこう、
ここ2,3年ぐらいは変化するようなことが多かったんじゃないかなと思ってて、それを経てまたいろいろ走れるようになったりしてるんですけど、
新しく、またこれからちゃんと一歩一歩走っていくにはどういうことが必要なんだろうって思ったときに、
その時代の話も含めて次に行くために言葉にしながら、
自分の好みとか好き嫌いとかいろんなことも多分また分かった人も多分いっぱいいると思うんですけど、
そういうことを形にして残しながらやっていくっていうのは、次の時代にも必要なんじゃないかなということもあって、
ちょっとあんまりないタイプの日本にはまだ雑誌なんですけど、そういうことをちょっとやろうかなというので作り始めたということですね。
細かい話はいっぱいあるんですけど、時代の中で必然的にそういういろんな人のストーリーっていうのを、
なかったことにはできないだろうなっていうふうに思うことが多々あるので、
パンデミックが始まりました、終わりました、また走りましょうっていうよりも、多分その中でいろんな人がいろんな変化をしているはずなので、
そこをこう一個一個ちゃんと形にしていって、
共有をしていくっていうようなことがやれるといいかなというふうに考えながら作ってみましたというのが、
1冊目なんですけど、2冊目は2冊目でまたこういろんなテーマが出てくるし、これからも多分ずっと変化し続けながら
いろんなテーマを取り上げていくと思うので、何か読んでもらえるといいかなと思いますね。
あとは何か感想もいつもみんなくれるので、それも含めて作っていけるといいかなと思ってますので。
ライク・ザ・ウィンドー、これ実際作るにあたって一つ一つの記事とか、やっぱり創刊するということで、一つ一つ選んで誰に話を聞いてとか、何を取り上げてっていうのを決めていって、
一つ一つ作っていったと思うんですけど、どういう思いというか、実際に記事が集まってきて本ができていく過程の中ってどんな感じだったんですか?
そうですね、やっぱり知っているランナーの話も当然もっと深く取り上げて作りたいなというふうに思ったのがある一方、
実は結構英語版も日本語版で取材していても知らなかった話というのがすごく多くて、できるだけまだ見ぬ世界というか、
こういう時代の中で走っている人がどこに行こうとしているのかっていう意味で、知らなかったものっていうのをできるだけ集めて作っていきたいなっていうのは結構考えてましたね。
なので、全然知らない土地のコミュニティの話とか、例えばすごくトップ選手でオリンピックでも活躍されている田中臨美さんとか、そういう方のお話も載っているんですけど、
記録とか彼女がすごく活躍をしているというのはもう皆さん本当にご存知なんですけど、ちょっとリラックスした時に田中さんが何を言うのかとか、そういうのってなかなかやっぱり僕も知らないし、
そういう割とリアルな声っていうのを、ちっちゃくても大きくても拾っていくっていうのをやれるといいなと思ってやってましたね。
だからわりとインタビュー記事っていうのが実は多くて、その人のできるだけ声をちゃんと形にして、知らなかった声っていうのを定着させていくっていう、そういうのを少しでもやれるといいなと思ってやってますね。
結構本当に知らない世界の話もいっぱいあったので、やってても楽しかったですね。
私はまさに知らないことだらけだったんですけども、面白かったのがシャウロッツビルのランナーからの聞き書きは、これは写真も含めて面白かったですね。子供だったりとか、ちょっと動物も写ってたりとかみたいなところも面白かったですし、
あとは山のない国のリトアニアのランナーの話とか、
エリミナスの話ですね。
元モデルさんで、ファッションモデルの方で、今ランニング、あの美しさとか、ちょっといろいろ面白いなと思いながら読んでたんですけれども、
そういう、やっぱりいろんな人の声っていうのを大事に作られたと聞くと納得ですね。
そうですね。だから本当にそれぞれやっぱり固有のストーリーがあるので、面白いですよね。
面白いですね。
シャウロッツビルの話とかも、全然僕も知らなかったことがいっぱい載ってましたし、やっぱりこう、実際に今度見に行ってみたいなと思ったりもしますね。
これ次号も、いつ頃出て、やっぱりどういう、いろんな人の声を集めるような感じになるんですか?
そうですね。次号も来年の春、3月頃を今目標に、制作にも実は取り掛かっているんですけれども、
なのでちょっと友谷さんの人隣も含めて聞いてみてもらえるといいかなと思います。
はい。では矢崎さんのトークをお聞きください。
矢崎、友谷さんが今横にいます。
こんばんは。
どうもこんばんは。
この間はお疲れ様でした。
お疲れ様でした。楽しかったですね。
楽しかったですね。
すごいいっぱいみんな聞きに来てくれて。
本当に多いと思わなくてびっくりしたし、あんなに大勢の前で話すことなんてそうそうないので、ちょっとあの場に行くまでは何も考えてなかったんですけど、行って人を見てちょっと緊張しましたね。
結構本当にいろんな人が来てくれて床に座ってくれたりとか。
はい。立ち見で。
寝しながら。あっという間でしたね。
あっという間でしたね。
1時間ぐらいやってましたよね多分。
はい。そしてあらかじめ考えてたことと全然違うことを。
あれあらかじめちょっと打ち合わせもしましたもんね。
そうですね。
あのうちの何割ぐらいが想定通りに話しましたかね。
いやもう自分も最初こう質問事項みたいなのねいただいてそれに対する答えみたいなのを書いているものの、
自分で聞きたいことが増えていくんですよね逆に。
そうですね。
これ寄生さん的にどうですかっていう特に雑誌のこととかで、リリースのタイミングなので何でこういう記事を選んだのかなとか、その中心にあるものって何なんだろうっていうところが増えていくと、
誰かに聞いてもらうというよりも自分が聞きたいこととか、
単純に世間話の延長みたいな感じになっちゃいましたかね。
そうですね。
まあでもなんかおそらくきっと楽しんでくれた人も多かったかなという気がして、
よかったですね。
たといいですね。
はい喋っているうちにこうあれもこれもっていうふうに広がっていくのがなかなか面白い体験でしたね。
はいそんな感じで、その中で結構もうちょっと掘り下げたいなと思ってた話があって、
富山さんがやられている瀬戸田のレモンマラソンの話なんですけど、
あの時に5時間かかるっていうような話があって、
めんどくさいなと、だけどめんどくさいけど5時間かけて行ったりするようなことって、
あんまりこう旅行行くぞとかそういうふうに思わないとなかなか最近しないことも多かったりすると思うんですけど、
そういう楽しみとかそういうのをもっと深く話したいなと思ってたんですけど、
時間のこともあり、なんかあの5時間めんどくさいけど行けみたいな話だけで終わっちゃったような気がしてて。
でもなんかどうですかその実際に大会を開催されて来てくれた人とか去年とか、
そういう実際にどういうふうに思われた方が多かったのかとか、
来年に向けてこうちょっと変わるところがあるのかとか、
そのあたりはどうですか。
東京から行くと新幹線で三原駅とか福山駅まで行くんですね。
そこからさらに船に乗って瀬戸田港というところに着いて、
そこが実際に瀬戸田という町の玄関口になるんですけど、
片道で大体東京から言うと5時間ぐらいかかると、
京都大阪だともうちょっと近いですけど、とはいえじゃあサクッと行けるような距離ではないし、
何より一旦その公共交通機関を使っていく上では、
船っていうのは割とマストな乗り物になっているんですね、瀬戸田に行く場合。
それがちょっと他の旅とは違うところ。
パスポートはいらないですけど。
船はどれぐらい乗るんですか?
40分ぐらいですね。
3、40分ぐらい揺られて。
それってないじゃないですか。
そんなに揺れない。
そんなに揺れない瀬戸田です。
でも本当に観光船というよりも、いわゆるローカル船という印象ですよ。
人々の足っていう。
でもそういう風な足の乗り方にあんまりしないですもんね。
しないですよね。
普段はそんなに海沿いに住んでいるとか、そういう生活をしていない限りは。
ですね。あとはロードのランニングであれば、都市型であれば、
例えば東京マラソン新宿ですし、公共交通機関の中で行って街の中を走る。
それが地方のランニングだとしても、車で行くなりしても、
さすがに船で現地に着くってなかなかない体験だなっていうのが面白いところだったり。
面白いですね。
富山さんご自身もそのルートで行かれる?
僕もそのルートで行きますね。
その間何してるんですか?本読んだり。
写真撮ってます。
結構写真も撮られてますよね。
最近好きで写真、去年ぐらいから再開して、もともと十何年前好きでよく撮っていって、
撮ったものをダークルーム行って自分でプリントするのが好きでやってたんですけど、
もうパタッとやめちゃったんですよね。
フィルムカメラでやられてたんですか?
フィルムカメラでやってます。
一眼ですか?
一眼で。
そうですか。今は?
今はフィルムを去年久しぶりに取り出して、最近はコンパクトデジカメ買ったので、
それを携えて山に行ったりとか、たまに何かあるときに取り出して撮ってということをしてます。
いいですね。この間のトークセッションのときもちょっと撮られてましたね。
ちょっと撮ってました。
ああいう何かあるときにポケットに入れてパッとやるっていうのを新しい楽しみにしてますね。
なるほど。
じゃあこのポッドキャストのタイミングでまたその写真をアップとかできるといいですね。
いいですね。見てもらえるほどのクオリティではないですけど。
話しながらこういうのを撮ってたんだって。ストーリーもちょっと上げられてましたもんね。
確かにそうですね。
なるほど。瀬戸田に行くまでにどういう景色が面白いと思って撮ることが多いんですか。人とか景色ですか。
僕はもう景色撮るのが好きで、逆に人にカメラ向けるのが恥ずかしいんですよ。
ああそうなんですね。
そこって何か目と目を見てのコミュニケーションが出るし、そうじゃないとなんか盗撮っぽい写真ってかもし出されるじゃないですか。
そうですね。
背中っぽいのとか。自分はなんか静かに景色撮ったりとかするのが好きですね。
瀬戸田に行くまでに今まで撮った写真で、これっていうなんかご自身でも印象に残ってるシーンってありますか。景色とか一枚。
それこそ今年というか2023年の2月が初回の大会だったんですけど、大会が終わって翌日かな。
翌日に街がいつも通りに戻って静かになったところで、大会のサポートもしてくれたケイクっていうスウェーデンのプレミアムバイク、電動バイクですね。
撮影のちょっとお手伝いをしながら、プラス少しお借りして乗ってみたんですけど、
じゃあちょっとお借りしますって言って、乗って瀬戸田の海沿いを走って、そのまま結局30分、1時間までいかないですけど、ずっと乗って隣の島の県境の方までちょっとドライブして
その上、隣の島っていうと愛媛県の大見島という島になるんですけど、伊藤豊さんの建築事務所とかがあるような場所なんですけど、
その大見島にかかっている橋っていうのが、タタラ大橋っていうんですね。
そのタタラ大橋の中間地点でケイク止めて、そこから瀬戸田の方面に向かって撮った、見下ろすような形で撮った風景写真っていうのが自分の中で結構好きで、
レモンの
そういった景色、
農地が広がっていて、でカタヤ海で、
島なので湾曲した道が続いていくんですよね、奥の方まで。
この辺らしくていい景色だなと思ったのが、自分の写真がいいというよりもそこにたどり着いたっていうところが良かったなと思いますね。
なるほど、そこにマナソンが終わった翌日にたどり着いて、見た景色が良かったと。
なるほど、海とレモンと畑と道と、ちょっとその土地ならではの風景があるっていうことですね。
瀬戸内海の風景っていいですよね。瀬戸田じゃないですけど、僕も高松とか徳島とか高知とか行ったときに、瀬戸内海って島もあったり船もあったり、船も大きいの小さいのいたりとか、
なんかいろいろちょっと面白い重なり方をしているなって思ったことがあったので、なんかいいですよね、瀬戸内海。
いいですよね。
山や山で自然が生んだ地形ですけど、海は海で、そういうふうに捉えたときに自然を感じますよね。
感じますね、本当に。なかなかまた行ってみたいですね、やっぱね。
ぜひ。
友谷さんはコースはご自身でも走られたことも当然ある?
はい、走りました。思想として。
コースはどうやって決めたんですか?
コースは現地のメンバーがメインになって決めたんですが、まずはハーフマラソンをやろうっていうところが最初にあったので、
ハーフマラソンを取れる距離を設定するというところが一番でした。
理想としては、瀬戸田がある育地島っていうんですけど、そこを丸ごと一周する。
一周すると。
そうするとちょうど育地島自体が21キロあるので、それがやれるとベストだなっていうのは元からあって、
育地島21キロだからハーフマラソンやろうぜっていうのが最初の雑談の中から始まったものでもあったんですけど、
ちょっと交通規制の関係とかもあって、そっちはまだできてはいないので、
まずは瀬戸田港という港を拠点にしながら、その周りの中でハーフマラソンの距離を取ったというようないきさつですね。
なるほど、面白いですね。
結構いろんな、日本全国いろんなところでマラソンとかハーフマラソンとかまたパンデミック終わってやってるところもあると思うんですけど、
瀬戸田に行くとやっぱ景色ですか?レモン。
景色ですね。
あとはそこに行くまでの簡単に行けなさ。
そうですね。
それも含めてなんか面白そうですよね。
レースとか走ってる時間の何倍もとか10倍以上の時間をその旅に使うことになると思うんで、逆にそっちの方が長いですもんね。
そっちの方が長いですね。
そっちの方がメインだと思ってもらった方がいいんじゃないですかね。
そこでいろんなルートで日本全国からいろんな方がいらっしゃるときに、そのルートならではの振動中が何があったかとかいろいろ話せると面白いですよね。
そうですね。だからもうメッセージなんてクイックにいつでも送れるし、そういう会わなくても会ったような体験っていうのはできますけど、そこまでわざわざ時間をかけていく。
それが一人だとしたら一人なりの楽しみはあるだろうし、一人と一人と一人が集まったときにもしかしたらその一人たちが重なり合って何か生まれる偶然もあるだろうし、
二人だったら二人の楽しみがあるだろうし、時間をかけた分何か思い出に残るものがあるんじゃないのかなと思ったり。
それがただの旅行じゃなくて、一つのそのハーフマラソンっていうみんな共通のテーマがあって、そこで同じ体験を共有するからこそ響き合うものがあるっていうのは
スポーツというか走ることそのものの良さなんじゃないのかと思いますね。
本当になんかそんな感じがしますね。
一人たちって言ったのがいいですね。
僕はどちらかというとそういう人間なので。
一人なんだけどたちってなんとなく複数形になってて、一人が何人かいっぱい集まると、
二人とか何人かじゃなくてその一人っていうのがある前提としてあるんだけど一人たちっていうか、
両方の意味合いを持つような不思議な言葉だなと思って。
一人たちっていいですね。
一人たち。
ただキヨさんもトレイルランニングやってるじゃないですか。
自分もそうですけど、トレイルランニングって割と一人たちの集まりな感じしませんか。
一緒に走ることもあるし、
一人たちはもちろんあるけれども、
ロードと少し違うところで言うと、
やっぱり山に入るって動いてる時間が長いっていう時に、
ミニマムは一人で動くことがあるし、
あとはよっぽど気が合う人同士じゃないと、
なかなかずっと長い時間一緒にいるっていうのもあるだろうし。
そうですね。一回入ると長いですもんね。
最小単位として一人っていうので、
ある程度いろんな意味で慣れてくるっていうところもあるかもしれないし、
それがでもなんとなく立ちになって、
瞬間もあったりするっていうちょっと面白いですね。
確かに。
なんか面白いですね。一人たちっていう。
今度作りますか。
友谷さんの一人たち。
写真とともに構成されてる。
なんか面白い本ができるかもしれないですね。
いろんな人に一人で旅をしてきてもいいし、
何人かで当然来てくれてもいいし、
現地で今おっしゃったように、
そういう大会があるっていうのがある仕掛けになってて、
ある時期にある場所にわざわざ一人たちが集まって、
何かが起きるっていう。何も起きないかもしれないけど。
自分の足で行ってみるっていうのはいいですね。
レースはもしかしたら始まっているのかもしれない
ということで
インスタグラムでまずは見ていただいて
それをクリックすると
それがフォームです
そこでエントリーができちゃうので
あとは旅をして
感想とかもぜひ送ってもらいたいですよね
写真でもいいし
大会をやって面白かったのは
みんな反応人それぞれで
ゴールできてよかった楽しかったというのはもちろん共通してあるんですけど
どこが良かったとかどこが辛かったって
100人いれば100通りの答えが出てくるというところは
そこはもっと深めていきたいなと思っているんですよね
なるほど
でもそれで雑誌的というか
like the wind的な感じしませんか
そうですねやっぱりみんな違いますもんね
状況とか思うことが
でも同じ体験を共有しているってなかなかないですよね
面白いですよね
ぜひちょっと瀬戸田に
10人とは言わず
皆さん行っていただいてストーリーも聞かせてもらえるといいかなと思います
あとあれですね
友谷さんのことを知っている人もたぶんいっぱいいると思うんですけど
友谷さんはこういう人だっていうのは
今日あえて話さずに瀬戸田に行って
友谷さんにどういう人ですかってみんな聞いてもらうということにしましょうか
それもために
興味ある人はいりますかね
いっぱいいますよ
この続きをもうちょっと広げて
瀬戸田に
自分はゲストで呼ばれてお話
自分のことを話すのは割と苦手というか
そんなに話すこともと思っているので
逆に人の話を聞きたい派なんですよね
お互いに参加者と友谷さんたちが
お互いに質問し合うと
瀬戸田で
あとは木尾さんが来ていただければ
この続きをもうちょっとキャッチボールを
瀬戸田で続きは
それは面白いですね
そんなことになるかもしれないということで
ぜひお楽しみに
していただければと思います
あとはフォームをぜひご覧くださいということですね
あとはまたランニングの話も
また次回やりましょう
つきないですね
そんな感じでございます
どうもありがとうございました
ありがとうございました
ということでウエストのコーナーで
ありがとうございました
瀬戸田でみんなで会えるといいですね
僕も行くと思いますので瀬戸田で会いましょうと
一旦じゃあ
最近のニュースとかライクザウィンドウとか
ゲストのコーナーが終わって
今日の木星社のコーナー
最近見たもの読んだもの聞いたものということで
これも久々のコーナーになりましたけど
何か見ましたか聞いたり見たり
読んだりしましたか
昔読んだ本で
一つご紹介したいなと思うのがトルストイなんですけれども
いいですね木星社は出版社ですから
トルストイのカフカスの虜という本がありまして
カフカスの虜
カフカスというのはコウカサスとかもよく言いますけど
コウカサスという方が私は馴染みがあるんですけど
そうですねコウカサスという言葉はよく聞きますよね
コウカサス地方
それのトルストイ原作というか
トルストイの本でカフカスの虜
発音の違いだけだと思うんですけれども
という本がありましてトルストイって
自然に非常に馴染んだ作家ですけれども
ドストイフスキーと並んで
ロシアを代表する作家なんですけれども
これはどちらかというと子供でも読めるような
カタリクチョーの童話みたいな
短編というよりは中編なんですかね
そんなに長い小説ではないんですけれども
カフカスの虜という本がありまして
カフカスのっていうぐらいなので
ロシアの軍務に就いている司官が
カフカス地方
コウカサス地方で捕虜になる話なんですね
なのでカタリクチョーは子供でも読めるんですけれども
中身はそんなにおとぎ話な感じではないんですけれども
私はこれ映画から入ったんですね
映画化されてましてコウカサスの虜
こっちはコウカサスっていう
名前で和訳されてるんですけど
セルゲイ・ポドロフという現代ロシアを代表する映画監督
日本ではモンゴルっていう映画で
浅野忠信さん主演でモンゴルという映画を撮られているので
日本でも馴染みがそこそこある
ロシア人の監督が映画化してまして
1996年に映画化されていて
私はその映画を見て非常に面白い
面白いっていうか
エンターテイメントとして面白いというよりも
興味深い映画なので
原作がトルストイなんだと思って読んだ本です
原作もそれを映画にしたのもロシアの方ってことですね
そうですね
なるほどなるほど
トルストイ・チェーホフ・ドストエフスキーってロシアのすごい大作家ですけれども
そのうちのトルストイ
監督は現代の方
現代の方ですね
映画になった時はってことなんですね
さらに現代の人から興味深いのは
原作のトルストイは
高カサス地方は高カサス地方で
タタール人の捕虜になるという話を描いてるんですけど
現代の映画ではチェチェンの捕虜になる話として
映画化されてるんですね
映画では本案されてるんですね
そうですね
登場人物の設定だったりとか
名前も違いますし
結末も違うし
全然違うんですけど
そうなんだ
ただ私は映画を見て原作を読んで
全然違うんだけど
これが原案だというのはよくわかる
そこまでは離れてない
トルストイのエッセンスは非常に大事にしたまま映画化はされているので
なるほどね
じゃあ結構本案は原作と映画でされている部分が多いけど
その構造とか
空気感とか
おそらく作品に込められたメッセージというのは
奥底には引き継がれていて
どの辺が一番今見ても響くところなんですか
やっぱり90年代に限らないんですけど
90年代にいろんなところで
ユーゴだったりとか
湾岸戦争だったりとか
チェチェンもそうですけど
いろんなところで紛争が起きている中で
その舞台に映画化されて
そこの紛争が起きているんだけれども
やっぱりその紛争が起きている中でも
こういう風景があって
こういう人の交流があってみたいなところに
これも戦争の一部なんだという
戦士として打ち合っているだけじゃないところで
捕虜だったり
現地の人との関係があったりとか
その中で敵なんだけれども
敵として見られているんだけど
交流を図っていくことができる感じとか
そういったところですかね
どうしてもテレビとか
例えばソーシャルネットワークとかでは
どうしてもやっぱり派手な部分が出てきたり
それもおそらく真実ということも
当然含まれていて
ただポストトルースというか
違うところの違う風景がある
違う偽物の情報というのもやっぱりあったりする中で
小説ではそういうもの
必ずしもそういうものだけじゃなくて
見える風景とか
成長じゃないところを切り取っているのが印象的ですし
あとは時代もトルストリの時代にこういうことがあって
現代に映画化してもそれが描けるという
民族問題の解決していないところもそうですし
人と人の絆の変わらないところもあるし
戦時中に見える風景の中にも
そういう風景だけが見える
逆に言うと恐ろしいことだと思うんですけど
そういうものが描かれているということによって
何か考えさせられるものがあるというのは非常に
なかなかニュースではないものとして
映画とか小説という中で
そういうことが描かれるというのは
ちょっとやっぱりあるんですね
あとなかなか日頃行けない場所の人たちの生活とか
そうですよね
そういう風景 映画だったらそれを映像で見られるみたいなところも
すごく面白い点だったというか
そうですね
ありがとうございます
結構ポッドキャストもだいぶいつも盛りだくさんで長くなりますね
そうですね