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はい、じゃあ今回も収録をしていきます。よろしくお願いします。
「ふつうの軽音部」とジャンプルーキーの漫画
今日は、あの、「ふつうの軽音部」っていうウェブで読める漫画に、最近すごいハマっておりまして、その話をしたいと思っています。
ふつうの軽音部っていう漫画は、最近たまたまネット上で知ったんですけど、すごい面白い漫画で、
ジャンプルーキーっていうのは、僕も知らなかったんですけど、ジャンプの新人作家さん向けというか、
新人の作家さんたちが作品を投稿して、上位にランクインすると連載を勝ち取れるみたいな仕組みになっているサイトっぽいですね。そこに掲載されています。
作品の紹介文を読んでいきます。
大阪在住、高校1年生の畑野千尋は、どこにでもあるふつうの軽音部に入部する、世界一地味ではいない青春音楽物語。
ということで、なかなかいい説明文だなって思うんですけど、書いてあるように、話としては高校の軽音部の話で、日常的なシーンが続いていくっていうような感じですね。
これがとにかく面白くて、今まだ連載中で、今19話までいってますね。続きがすごい気になってしょうがないっていう感じなんですけど、とにかく面白くて、
高校の軽音部の話ということで、いわゆる軽音部あるあるみたいなものがたくさん散りばめられてますね。
僕も高校生の時、軽音部だったんで、共感できるというか、こういうのあったなみたいなことがすごい多くて面白かったです。
例えば、まず入ったら、まずはもうバンド組まないと始まらないので、まずはバンドを組んでくださいっていうふうに言われるところとか、
あと軽音部、もちろん部室にドラムとかアンプとかそういうのが揃ってるんですけど、機材は当然限られているので、部員の人が一斉に練習するなんていうのは不可能で、
だいたい20分ごとに交代制で、順番に機材を使いますよという感じになっていて、その機材を使いない時間は部室の外とかで、
適当にバンドごとに固まって練習してるそういう感じとか、軽音部の時にこういうのあったなみたいなのがすごい入ってて、面白かったですね。
漫画の世界観と音楽の魅力
あと漫画の全体の世界観っていうか雰囲気っていうところで、なんとなくちびまる子ちゃん的なシニカルな雰囲気というか、
それぞれ登場人物に人間臭いというか、ちょっと嫌な部分とかもあるんですけど、それを人間ってそういうもんだよねっていう感じで受け止める感じというか、
主人公も嫌なことがあったりとか、友達にちょっとひどいというか、嫌なことをされた時もそこまで重くならずに流していくというか、
そういう緩い感じがすごいいいなっていうふうに思います。
あと、なんか僕だけか分からないんですけど、他の漫画でスキップ・トローファーっていう最近すごい人気でアニメ化もされた漫画があるんですけど、
なんかそれの雰囲気も感じなくもないというか、登場人物がそれぞれの子たちがすごい人間らしいところがあって、
もちろん悩みもあって、なんかそういう群蔵劇っぽい感じで考えさせられる。
この子の気持ちもわかるし、こっちの子の気持ちもわかるみたいなっていうような雰囲気、
そういうところにスキップ・トローファーみも感じるっていうのが自分の感想なんですけど、
もし興味がある人がいたらぜひ読んでほしいなというふうに思いますね。
あとこの漫画、面白いところとしてもう一つ紹介しておきたいんですけど、
先ほど言ったようにジャンプルーキーっていうアプリで読むことができるんですけど、
作中に、軽音部の音楽の漫画ということで、作中に実際のバンドの曲が出てくるというか、
実際の曲を主人公だったり他のほうが演奏したり歌うっていうシーンがあるんですけど、
たぶん権利的な話なのか規約の問題なのかわかんないんですけど、
歌詞を全部掲載するっていうことがNGになっていて、
歌詞の一文字目だけ表示されていて、あとはもう全部並線で見えなくなっているみたいになってたりとか、
バンド名とか曲名とかっていうのはちょこちょこ出てきたりするんですけど、
そんな感じで歌詞がうまく隠されているような感じになっているんですけど、
この漫画、ツイッターにも上がっていて、作者さんが上げてくれていて、
ツイッターのほうだとそのアプリで隠れている歌詞がツイッターだと全部見えるようになっているんですね。
っていうのがすごい後で気づいたんですけど、
ツイッターのほうでまた読み直すと、曲をもし知っているとすごいまた楽しめるし、
知らなくても、ここのシーンこういう風に歌ってたんだなぁみたいなことを知ることができて、すごい良かったですね。
そんな風にして、作中に実際の曲が出てくるっていうので、
この漫画すごい気に入っちゃったので、
僕Apple MusicのアプリとSpotifyのアプリで、
この普通の経音部に出てくる曲のプレイリストっていうのを作って、
一通り聴いたりとかっていう楽しみ方もしていました。
プレイリストはショーノートのほうにリンクを付けておこうと思うので、
もしよかったら聴いていただいて、
聴きながら漫画を読むとさらに面白いので、
またそれもおすすめの読み方かなと思います。
第何話だったかな、7話かなんかで、
ちょっとだけネタバレになるんですけど、
主人公が誰もいない部室で、
今だったら歌ってみてもいいかなみたいな感じで、
一人でギターを弾きながら歌うっていうシーンがあるんですけど、
そのシーンがアンディ・モリっていうバンドの
Everything Is My Guitarっていう曲、
すごい良い曲なんですけど、
を演奏するってところがあって、
これはもうぜひ曲を聴きながら、
そしてTwitter版のほうで歌詞も見ながら見ると、
ちょっとグッとくるものがあるのでおすすめです。
あと今日は先ほど紹介した普通の経音部っていう漫画、
ちょっとまた濡れるんですけど、
音楽に関連するような話で、
音楽の記憶っていうようなことで
少し話したいなと思っています。
よく言われることだと思うんですけど、
だんだん大人になって年を取ってくると、
若い頃みたいに音楽に感動するみたいな体験がなかなかできないとか、
結構だんだんだんだん新しい音楽とかを聴く機会も減っていって、
積極的に良い音楽を探すみたいな機会も減って、
若い頃聴いてた曲が懐かしさもあって、
いいなぁみたいな感じで、
新しい音楽に出会う機会とか、
ちょっと減っちゃうことが多いのかなというふうに思うんですけど、
なぜ人は若い頃好きだった音楽をずっと好きでいるのか、
みたいなことをちょっと考えたんですけど、
もう前の話なんですけど、
すごい人気が出た本で、
Die With Zeroっていう本があるんですけど、
ゼロで死ねっていう、
日本語にするとなかなか過激な感じですけど、
どういうことかっていうと、
お金とかはずっとずっと貯めて貯めて、
結局使わずに死んでしまうっていうよりも、
死ぬ時に貯金ゼロで死ぬのが一番ちょうどいい、
っていうようなことが書いてあるらしくて、
らしいっていうのは、僕実はこの本読んでなくて、
ネット上の感想とか、
それこそポッドキャストでこの本すごい良かったっていうのを
いくつか聞いたりしたので、
あくまでその聞きかじった情報の中での話にはなるんですけど、
その中ですごい興味深いなって思ったのが、
思い出は複利で聞いてくるっていう話があって、
どういうことかっていうと、
若い頃に作った思い出っていうのは、
その後大人になってからとか、
歳をとっていってからも、
若い頃の感動と記憶
記憶の中で何回も何回も反数できるっていうので、
若い頃にすごい良い体験をしておくと、
そのことはずっと頭の中で反数して、
ずっと良い効果があり続けるっていう感じなんですね。
逆のこととしては、
若い頃にお金を貯めるために、
いろんな体験をするってことも我慢して、
歳をとってから老後になって楽しんでも、
その楽しんだことを記憶の中で反数できる機会っていうのは、
当然寿命の関係で楽しめる機会っていうのが減ってしまうので、
そういう面でも、
若いうちになるべく良い体験をしましょうっていうような話なんですね。
これって先ほど話していた音楽の話と通じるものがあるのかなと思って、
音楽っていうのも、
若い頃にめちゃくちゃ感動したような音楽とか、
良い体験として残っている音楽っていうのは、
大人になってからでもずっと聴いてくるし、
大人になってからその音楽を聴くと、
当時の思い出が蘇ってきたりとかして、
また良い曲だなっていう気持ちを何回も何回も味わうことができるっていう効果があるので、
必然的に音楽に限らないんですけど、
いろんなコンテンツっていうのは、
若い頃に感動したこととか、
若い頃に体験したことっていうのがどうしても歳をとってからも、
ずっと良いものとして記憶の中に残り続けるので、
そうなると逆に歳をとってから、
それに匹敵するような良い音楽とか良い体験をするっていうのは、
すごい敵が強くなってるっていうんですかね。
若い頃に経験したことっていうのが、
もう記憶の中で何回も繰り返されて、
どんどんどんどん良い思い出になっているので、
それと今現在大人になってから新しく体験することっていうので、
対決しようとするとどうしても相手がすごい強いっていうのがあるので、
なかなかなので、
大人になってから若い頃に感動したことに匹敵するような感動を味わうっていうのは、
年々ハードルが上がっていくっていう仕組みになっているんだなっていうのを少し思いました。
音楽の効果と新しい音楽への出会い
自分の体験を振り返ってみてもすごい思うところがあるんですけど、
さっき言ったんですけど、
僕高校生の時、経音楽部で、
当時いろいろなバンドのコピーバンドをやったりとかしたんですけど、
当時ハイスタンダードっていうバンド、
今も活動を再開したりとかして、
最近もちょうど新曲が出たりしたんですけど、
当時ハイスタが全盛期というかめちゃくちゃ流行っている時期で、
僕が高校2年生かな3年生かな、
ちょっとそれは忘れちゃったんですけど、
その時にハイスタのMAKING THE ROADっていう、
今でもすごい人気のアルバムが発売されたんですけど、
そのMAKING THE ROADのCDを買ってきて、
経音部のバンドを組んでた友達と一緒に聴いたことがあるんですね。
今はもうみんなサブスクでいろいろ音楽聴いてるんですけど、
当時はCD買ってきて、
それをCDウォークマンで聴くみたいな方法で聴いてたんですけど、
今でもすごい記憶の中に残ってるんですけど、
経音部の横に階段みたいなところがあるんですけど、
そこで買ってきたばかりのハイスタのアルバムのビニール袋を開けて、
CDウォークマンに入れて、
イヤフォンを一個ずつ、半分個っていうんですか、
一個ずつ片耳ずつ友達と聴いて、
1曲ごとにイヤフォンを渡して、
4人ぐらいで聴いてたんで、
1曲終わったらイヤフォンを次の子に渡して聴いて、
みたいなことをしながら初めて聴くハイスタの新アルバム。
その時の感動っていうか胸の高鳴りみたいなものに匹敵するような
音楽を今この年になって体験できるのかなっていうのはすごい思うんですね。
だからといって新しい音楽を聴く必要ないよねっていうことはもちろんなくて、
今現在新しく聴いた音楽っていうのが10年後20年後になって、
いい曲だったなーみたいな記憶がどんどん積み重なっていくっていう風になるし、
それはこの後さらに年を重ねていっても変わらないので、
僕も音楽すごい好きなので、
これからも新しい音楽との出会いっていうのは積極的に楽しんでいきたいなと思っています。
はい、じゃあ今日はそんな感じですかね。
今日は「ふつうの軽音部」っていう漫画がすごい面白いのでお勧めですよっていう話と、
音楽っていうのは記憶の中で何度も何度も、
複利の効果によって良さが増していくみたいな話をしました。
じゃあ今日も聞いていただきありがとうございました。
ではではまた。