00:04
こんばんは、カズです。
今日も仕事を終えて帰っている途中で、この放送を収録しています。
この放送では、コーヒーが好きな方とか、コーヒーにあまり親しみがない方にも、コーヒーの良さがより伝わりやすいように、僕の経験を話させていただいております。
ということで、今日も放送を始めたいと思います。
今日のテーマは、コーヒー豆の鮮度を保つ方法です。
自分と他のコーヒー屋さんでも、焙煎したての新鮮なコーヒーを飲むと良いというか、焙煎したてを推すという人が結構多いと思うんですよね。
それは、焙煎したてのコーヒー豆と、焙煎してから1ヶ月経った豆というのを、もし比べられるとしたら比べてほしいんですけど、全く違うんですよね。
ドリップするときの豆の膨らみとか、味も結構違うんですよ。
雑味はどうしても火が立つことに出てきてしまいますし、もともと酸味があるような豆でしたら、より酸味が出てくるというか、ツンとした嫌な酸味が出てくるという気が僕はしています。
僕の感じ取り方はそんな感じですね。
焙煎したての酸味がもともと苦手だったんですけど、焙煎したての酸味のあるコーヒー豆を1回飲んだところ、これはこれで美味しいなみたいな、酸味があるから嫌いという意識がなくなりましたね。
例えばお寿司が嫌いな人とか、アレルギーじゃなくて生物が嫌いみたいな人も結構いますけど、そういう人って本当に美味しいものを食べてなくて、スーパーの結構新鮮じゃないようなお刺身でも何か食べて、お刺身が嫌いになったみたいな人も結構いますね。
そういったこととコーヒーも同じかなと思っていて、焙煎したてのコーヒーを飲んだことがないから、コーヒーがあまり好きじゃないみたいな人が結構多いかなと思っています。
03:01
焙煎したてというか、鮮度を保つ必要があるんですけど、コーヒー豆を買ってから。鮮度をどうやって保つかというところを今日お話しさせていただきたいんですけど、まず豆を買うときですね。
買う量を大体お勧めは1週間くらいで飲み切れる量を買った方がいいと思います。
豆って僕の中でのピークっていうのは1週間なんですよね。1週間経ったら味がどんどん落ちていく、劣化していくような傾向にあると僕は思っています。
それは他の焙煎師さんとかも結構言われていて、僕も飲んでみてそうだなと思いますし、だから1週間で飲み切れる分を買ってそれを繰り返すみたいな風にした方がいいかなと。
1回で1キロとかスーパーで売っているような大量の豆を買う人って結構いるじゃないですか。それもいいんですけど、本当に焙煎したての美味しいコーヒーを飲みたいのであれば、やっぱり1週間で飲み切れるぐらいを買った方がいいのかなと思います。
もし飲み切れないという場合は、豆をまず冷凍にした方がいいです。冷蔵でもいいんですけど、より冷やすことでコーヒーの劣化は止まります。
肉とかと一緒なんですけど、コーヒー豆をフリーザーパックに詰めて、密封できるようなものに入れて、冷凍庫にポンと突っ込むだけですね。これだけやっとくだけで鮮度は驚くほど保つことができます。
焙煎しているときは230度くらいの温度が豆に対してかけられているんですけど、それが冷めて、今は普通の常温20何度とかになるんですけど、実はその20何度という状態でも焙煎が進んでいると思っていた方がいいみたいです。
普通の温度だとその温度で焙煎が続いているみたいな。だから酸化していくんですね。
06:00
酸化というのを防ぐために冷凍とか冷やすといいそうです。
冷蔵でもいいんですけど、僕は一番冷やせる冷凍をお勧めしていますし、自分で焙煎して、お客さんの分焙煎して、余った分は自分飲む用のまかない的な感じにしているんですけど、それは全部冷凍にして、今は冷凍庫で眠っています。
これがまた、1ヶ月ぐらい経ってもドリップした時のモコモコが味わえるんですよね。新鮮さの証拠なんですけど、それが味わえるということで、冷凍することで新鮮さが保てるということです。
冷凍してほしいというのと、あと買うときに粉にひいてくださいという人結構いるんですけど、僕はあまりお勧めしなくて、粉にするのは飲む直前がいいと思います。
粉にすることで豆が持っているガスが急速に抜けちゃうんですよね。粉にして発送するということもあるんですけど、本当にあまり僕はお勧めできないです。
コーヒー豆を買うときは、豆の状態のまま買って、それを長い1週間ぐらいで飲み切る。飲み切れない場合は冷凍庫に保存するということをした方がいいと思います。
新鮮さってそもそもどうやって分かるのかというところですけど、知っている方も多いと思いますけど、ドリップしたときのモコモコとかですね。
あと、密封容器とかに入れるとよく分かるんですけど、僕であれば無印の瓶とか持ってて、密封式になってて、そこに豆を入れて3日後ぐらいにパカッと開けると、すごい香りが出てくるんですよね。
あと豆から出ているガスが発生しているので、開けたときにポンって音が鳴るということで、そういった感じでこの新鮮さというのが目に見えて、肌で感じることができるので、一回試してみてもらえたらなと思います。
09:09
なので、ドリップ形式とかでお湯を粉に注いだときにモコモコモコってならないしなってそのまま粉が潰れていくような感じというのは、あまり新鮮なコーヒー豆とは言えないかなと思います。
ぜひ比べてみてください。
あとちょっと最後に、コーヒー豆を買うときですけども、もし気になる方いたらパック、コーヒー豆のパッケージというか包み方の確認もしてもいいかなと思います。
やっぱり直射日光とか高温とか多湿なところに置いておくと豆の劣化も早くなりますので、そういうのがなるべく少ないアルミパックですね。内側にアルミパックが使われているようなもの。
ちょっとどんなのか分かりにくいかもしれないですけど、ポテチの袋って内側アルミじゃないですか。
一般的に言うと外側が茶色で内側が銀色をしているアルミが付いているもの。僕がそれを使っているんですけども、そういったパックにしてある方が新鮮さが保ってますので、
買う前にそのお店の方にこれってそういうアルミパックですか、アルミパックでもらえるんですか、聞いてみると意外と楽しいんじゃないかなと。
こいつ知ってるなみたいなこと思われるかもしれませんので、一度また試してみてほしいなと思います。
ということでちょっと長くなりましたが、今日の放送は以上としたいと思います。ありがとうございました。
