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前回、変形性質関節症について、膝に水が溜まる理由として、
感染じゃない変形性質関節症の話をしました。
続きをやっていきます。
もう一個、感染じゃないパターンとしては、疑痛風というのも結構多いです。
疑痛風に関しては、疑痛風ってどんな字を書くかというと、
偽の痛風って書いて、疑痛風なんですけど、
痛風って言ったら、お酒飲みすぎたりとか、
あとは、美味しいものを食べ過ぎた時に、
美味しいものってね、海産物系とかね、
食べ過ぎた時に、足の親指の付け根が腫れるやつです。
痛風、知らない人もいるかもしれないですね。
痛風っていうのがあるんですけど、
それ、関節が痛くなる病気なんですけど、
疑痛風、偽の痛風っていうのは、それみたいな感じで、
急に関節が痛くなる病気です。
前回の変形性質関節症の時には、炎症じゃないって言ってましたけど、
こっちの疑痛風に関しては炎症です。
その関節の中に、カルシウムの結晶ができちゃって、
その結晶に対して炎症が働いて、痛みが出るらしいです。
炎症なので、じっとしてても痛いんですよね。
じんじん熱を持っている感じというか。
そういう膝の痛みが起こって、水が溜まって、
休んでても痛いというパターンとしては、そういう病気もあります。
あとは、もう一個やばいやつが、
やっぱり感染するとなかなか厄介です。
膝は、あ、てか関節どこもそうかな。
でも、個人的には、感染しやすい関節ってどこかって言われたら、
膝が多いかなって思うんですけど、
例えばね、怪我した時とかに、結構激しい怪我をしちゃってね、
転んで膝怪我した時に、
そのまんまそこをちゃんと洗ったりとかしなくて、
それでグズグズして、すっごい悪くなってから来る人とか、
ちょこちょこいる気がするんですよね。
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そういう、関節にばい菌が溜まっちゃった状態が、
よくない状態で、可能性関節炎って言います。
可能性っていうのは、科学の科に、能っていうのは海。
可能している状態ですね。可能性の関節炎。
そうやってばい菌が入っちゃってるし、
だいたい受診する時って、そこにばい菌が溜まって、
中に留まってる感じ。海になってるから。
海になってるばい菌っていうのは、
抗生剤の治療だけじゃなくて、
もし可能なら外に出してあげた方がいいんです。
ドレナージとかって言いますけど、
出してあげるために、もちろん針刺してやったりするし、
場合によっては、ばい菌が出やすくなるように、
あえて切り開いて、中にチューブを通して、
わざと傷口を開くような感じ。
チューブの中から菌が出てくるようにやったりとかします。
膝って、結構負担がかかる場所なので、
なかなか治りが悪いことが多い気がしますね。
結構苦労するんですよ。
しかも血流が良くないのか、
そういう意味でも治りが悪い感じはするんですよね。
だから外来で治療できそうと思ってやってみても、
結局良くならなくて、
入院して安静にした方がいいんじゃないか、
入院して点滴した方がいいんじゃないか、
ってなることが結構多い気がしますね。
見たてが外れるというか、
やっぱり思ってたより悪いというパターンは、
結構よく経験する気がしますね。
可能性関節炎、これがめちゃめちゃ厄介なんですよね。
なんで起こるかというと、
怪我した時になりますという話をしたけど、
それだけじゃなくて、
前回言ってた変形性質関節症の時にも、
針刺して水を抜いて治療しますと言ったけど、
その針刺す時に、
培菌が入ってしまうリスクもあるんですよ。
実際これが、やっぱりゼロにはならないので、
消毒したつもりでも入っちゃう時は入っちゃうし、
やっぱりそれで培菌入っちゃって、
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めちゃめちゃ治療大変な思いするのも嫌ですよね。
だから前回の話に戻るんですけど、
前回の変形性質関節症で、
針をしょっちゅう刺して治療するぐらいだったら、
手術しちゃうのもありかもねって言ったのは、
そういう感染のリスクもあるからっていうところも含めてですね。
ということで、
感染しないように生活するのが大切だし、
あとはもし怪我したりしたら、
洗わないとダメです。
怪我した時に洗ったら悪くなるんじゃないかみたいなことで、
全然洗わずに包帯ぐるぐる巻きにして置いておく人とかおられますけれど、
それ絶対ダメですからね。
毎日洗わないとダメです。
基本的には普通に置いておいて放置しておくより、
毎日シャワーで洗う方が絶対いいですし、
できればボディーソープとかちゃんとつけてほしいですね。
傷の処置に関しては。
そうしないと結局、
バイキンがもうそこで溜まって増えていっちゃうと、
やっぱり海作って、
で、海作っている時って、
そこにもうバイキンのための住処ができちゃってるんですよ。
海っていうのはね。
バイキンがそこにいるだけじゃなくて、
家ができている状態なので、
家があったらね。
長いこと言い続けるじゃないですか。
その家をまだ壊しに行かないといけないので、
なので結構大変なんですよ。
海ができちゃうとね。
だからそうなる前に、
バイキンがつかないように対処してほしいので、
怪我した時は、
絶対病院にかかってとは言わないですけど、
ですけど、ちゃんと毎日洗ってください。
毎日洗ったり、
泥とかがついたら全部落とさないとダメです。
そういうのが残っていると、
そこを中心に海ができます。
バイキンの住処の足掛かりになっちゃうので、
なので、
そういう汚れたものは全部取る。
取れないんだったら、
素直に病院行ってください。
病院行ったら取ってもらえるので、
麻酔してね。
なので、
そういう感染させないことがめちゃめちゃ大切だし、
膝に対しても感染しちゃったらすごい厄介なので、
ちょっとそこは覚悟するしかないですね。
ということで、
膝が腫れて水が溜まってという時に、
どういうのが考えられるかですけれど、
前回お話しした変形性質関節症と、
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今回お話しした疑通風と、
可能性関節炎というのが大体多くお占めますよという話でした。
見分け方としては、
じっとしていて痛くないのは、
変形性質関節症。
動かさないと痛くならないはずなので、
動かさないのに痛いのは、
感染している可能性関節炎だったり、
疑通風だったりという炎症が起こっている状態なので、
その時には素直に病院に行って治療を受けた方がいいと思います。
ということで、
膝の話はとりあえずこれで一通り終わりました。
また次回以降もよろしくお願いします。
ありがとうございました。