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じゃあ、今日もやっていきます。今日は、医療費に関しての話をしてみようと思います。
医療費って、皆さんが受診したときにどうやって計算されるかって、分かりづらいんですよね。分からないですよね。
私も正直、全然分かってないと思います。
なんか、いろいろ複雑なんですよ。
なんでこんな分かりづらいんだろうってくらい。
だいたい分かりづらくしてるときって、いろいろとお金取ろうとしてるときなのかなって、僕は思うんですけど。
とりあえず、難しいんですよね、計算方法がね。
外来と入院とで、もちろん違うし。
例えば、外来で受診しましたと。
検診費かかって受診したときにどういう風に計算するかって言ったら、
まず初診料があって、病院に来るだけでお金が取られます。
そこから検査を何かしらすれば、検査ごとにどういう項目をやったかで、
この検査は何点、この検査は何点っていう点数で言われるんですけど、
点数かける10倍が検査、実際にかかってるお金になります。
そのお金の中の、基本的には皆さん3割負担の方が多いと思います、これ聞いてる方は。
なので、基本的には点数かける3をした額を皆さんは自己負担、自分で支払う額として払ってて、
残りの7割は保険者って言って、自分が所属している保険、保険証が皆さんちょっと違うと思うんですけど、
自分がその保険証をもらっているところ、保険者から7割が支払われるっていう仕組みになってます。
なので、皆さんが手出ししているのが全てじゃなくて、それプラス7割、よそからもらってくるという感じになってて、
例えば血液検査しましたっていう場合にも、血液検査もですね、項目が無限大にあるので、
無限大じゃないか、無限大じゃないけど、でもすごいあるので、何百何千あるのかな、あるかもしれないです、ちょっと知らないですけど、
なので、その中の何人をやったかによって点数が全然変わってきます。
もちろん検査することで、いろいろ試薬使ったりとか、手間がかかったりとかっていう部分とか、
あとはもしかしたら特許料とかそういうのもあるかもしれないですね。
その辺がいろいろと、この検査は何点、この検査は何点って決まってて、
なので、血液検査取ったからって言って、毎回同じ金額じゃなくて、その時に検査した内容によって値段が変わります。
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あとは、例えばレントゲン取るだとか、eカメラ検査するだとか、いうことでもそれぞれ点数が決まっているので、
何をやったかでだいたい点数が決まっています。
あるいは怪我して処置した時にも、この処置はどれぐらいの大きさで、だから何点みたいな決まりがあって、
その決まりに沿って金額を出すようになっています。
その決まりっていうのは、日本全国どこも一緒です。
保健医療機関っていって、いわゆる普通の病院ですね。
自費診療じゃないところでかかる時には、基本的に計算方法は全部一緒なので、
計算方法一緒っていうのが、計算の仕方が決まってるんですけど、
その同じルールでやりますってことです。
病院によってどういう機能を持っているかということで、
加算があったりとかするので、
このA病院とB病院と同じ検査資料を受けたとしても、値段が違うみたいなのはあります。
全然文字ばっかりだし、読むの大変なんですよ。
で、そのルールがあるって言いましたけど、ルールもめちゃめちゃ分厚いので、
全然文字ばっかりだし、読むの大変なんですよ。
そういう分厚いルールブックを読みながら計算してくださってるんです。
いつも僕たちがいろいろ検査やったりとかして、
これぐらい使ってると思いますよ、みたいなのを出すんですけど、
金額は全然分厚いんですよ。
で、このA病院とB病院と同じ検査資料を受けたとしても、
全然文字ばっかりだし、読むの大変なんですよ。
検査やったりとかして、これぐらい使ってると思いますよ、みたいなのを出すんですけど、
金額は僕たち出さないです。項目を出して、
それを事務の人が、じゃあこの検査だからこのルールに則って何点ですね、みたいなのを計算してくれてて、
っていう風になってるので、
ルールが複雑なので、医者も分かってないし、看護師も分かってないし、
事務の中でも受付のお金やり取りする人たちも多分分かってなくて、
計算する部門の人がいるはずです。
その人が法を把握してる。
なんならその人も多分把握しきれてなくて、
たまにそういう保険者から監査が入るんですけど、
それでここの計算方法こうやってますけど間違ってますよ、みたいな指導が入っているとかするので、
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それぐらい複雑なルールの中でやってます。
分かりづらいんですよね。
それでそんな状況の中で、
医療費いくらかかりますかとかって皆さん気になるじゃないですか。
伝えたいんですけど、ざっくりとはすぐ分かるんですよね。
なんですけど細かい単位まで言われると分かんなかったりとかするし、
あとは検査、例えば検査しながら、
医カメラしてる時に怪しいところあったので組織取りますってなったら、
医カメラの点数と別で組織取るお金がかかったりとか、
あるいは組織取った後に出血して止まらなくなっちゃったから血を止めるお薬使いますってなったらその血を止めるお薬代もかかるし、
検査前にかかると思ってた値段と検査後に実際かかる値段って変わっちゃうことが結構ざらにあって、
そういうところも複雑です。
しかも、あとは入院費に関してはもっと分かりづらくて、
入院費っていうのはそういう風に計算する出来高方式っていう場合と、
あともう一個、DPC方式っていって、
全部この病名だったら何日入院したらいくらですみたいな、
病名だけで計算するやつもあったりします。
プラス、ベッド代差額とか取られたり、いろいろプラスアルファがあるので、
DPCっていうのも余計分かりづらいやつです。
DPCの話させてもらうと、結構大きな病院は最近DPCがほぼほぼ全てなんじゃないかなと思います。
DPCっていうのはさっき言ったように病名ごとに何日入院したらいくらっていう風な計算になるので、
しかも入院日数が長くなってくるとだんだんいくらが下がってくるんですよ。
安くなってしまうので。
しかも大きい病院みんなそうしてるって言ったじゃないですか。
大きい病院どこも短い入院にしないとどんどん安くなってしまう。
1日あたりの値段が安くなってしまうので、
なので最近の入院期間短くしようっていうところは、
実はDPCで尻を叩かれてるというか、
より入院日数短くなるようにしなさいっていう風になってる部分があって、
なので、ちょっと今問題点をいろいろ言い過ぎたんですけど、
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医療費にまつわる問題もいっぱいあります。
入院期間短くなっちゃうとかね。
あとはDPC方式だと1個の病名に対してしかできないので、
1入院1疾患、1回の入院でこの病気の治療をしますとかってなってたりするんですよね。
なので違う病気の治療をすると病院がマイナスになっちゃうんですよ。
とかっていう風にいろいろとあって、
ちょっと医療費の問題は1回じゃ話しきれないです。
のでまた続きさせてもらいます。
とりあえずざっくりこんなルールだよっていうところで話してみました。
ありがとうございました。