ナマステ
めいそうラジオ
インドで出会ったタントラ瞑想コンビ、サキとラシュミが、
愛と生と死とお金のメディテーション、タントラから生きる処方箋を探っていきます。
欲深い私たち現代人のための瞑想入門、始まります。
今回は、インドのヴェーダ、です。
ヴェーダって、アーユルヴェーダとか、リグヴェーダとか、インドの何かしらのやつが大体ついてるヴェーダという。
古代のインドのヴェーダということから、今回は話していきましょうかね。
ヴェーダって一体何かって言ったら、知識とか、知恵とか、あと科学っていう風に訳す場合もある感じ。
知識とか、生活の中で持ってたらいいんじゃないっていうのが、文献としては、聖典として残ってる4大聖典っていうの。
インドの中の、さっき言ったリグヴェーダ、サンヴェーダ、ヤジュルヴェーダとか。
ヤジュルヴェーダ、アタルバヴェーダ。
深掘りするなら色々探してくださいって感じなんだけど、私がすごい驚いたのはね、私のイメージの中では聖書とかさ、
聖書はその当時書かれてなかったけど、何かしら書かれた文献かと思ったら、
このインド世界の中ではね、行章とか句伝で伝えて、そのままをずっとずっと伝え続けてるっていうのが、実は正確だったっていうことがあるんだって。
だから句伝で伝えた何かの知恵みたいなのが、そこには教科書を持ってこなくても、何て言うんだろう、それがある世界なんだなっていうのが、このヴェーダを調べてたら、へーと思っちゃった。
それにさ、あれじゃない、サンスクリット語ってさ、もともと学がある人しかやらない言語でしょ?
新刊の人とか、特権の人しかやらない言語だから、句伝だっていうことは、広くインド、もしくはインドの近隣の人たちは、
それを識字できるかできないかに関わらず、みんなにあまねくベーシックな皆さんの共通理解としてあったっていうのは、それはすごいことだよね。
文字が読めるか読めないかに関わらずさ、みんなにその知識が行くっていうのは素晴らしいことだよね。
そう、だから識字率って、そんな多くないのが当たり前だった古代世界とかだと、教会なんかの役割としてもね、やっぱり識字率がすごく低い世界があるんだよね、今でも。
うん、そのために、きらびやかなイエス様の絵とか描くわけだもんね。
で、絵を見てありがたがるとか、そこに祈りを捧げるっていうのもあるんだけど、今週これが行われますとか、今週村ではこんなことが起こります、こんなことがありましたっていう、なんて言ったらいいんだろう。
集会所にニュースを撮りに行くっていう役割も、いまだにちょっと果たしてるところがあってさ。
へー、なんか辞党書とか思い出すね。
そうそうそうそう、だからそういう役割を果たしてることを考えたらだよ、大切なことは口で伝えられて覚えていて、そして伝えるみたいな。
ちょっとニュースとは違う役割で、インド人ってやっぱり区が何百単位までできるって、数字がやたらめったらゼロを発見しただけじゃなくて、
そういう数学の基礎知識感覚を持って生まれた土地の、この句伝とか交渉で伝えたものがかなり正確に残ってるっていう、彼らも信頼しているし、本当にそうらしいんだよね。
なんかほら、私なんかはさ、こう、チャイニーズウィスパーってなんていうの、噂?あの伝達ゲームみたいのがあるように、受け取った人のその思いとか解釈が入ると、
最後の100人目に行ったぐらいにはさ、そこの雷が落ちて、被害が起きたっていうのから、どんどんどんどん離れていくものとして100人目は受け取るみたいな、そういうイメージがあったわけ。
つまり、句伝だと、情報が正しくは伝わらないイメージがあったってことだね。
そうそうそうそう。
だけど、インドの人たちはおそらく正しく伝わってるんだろうっていう感じなんだね。きっとね。
そういうイメージがついてさ、そういうふうに言ってたから、ここらへんってやっぱり感覚が違うんだな、もともと持っているっていうふうに、
このヴェーダの句伝?え?句伝?みたいに思ってたわけですよ。
そもそも病気にかからないために、一体どうしたらいいのかっていうことを、歴史があってきちんとやっているものだから、他のところでもニーズがあるというか、学びたいっていう人は多い。
ほら、ロンドンとかはわからないでもないわけ。
わりとイギリスってナチュロパシーっていうか、西洋医学以外のものにも寛容というか、取り入れてもいいんじゃないみたいなイメージがある。
そう、ホメオパシーとかそういうので、魔女の国だからね、そういう意味では。
それにほら、日本みたいに、どこの医者でも私たち患者が好きに通えます方式じゃないじゃない。
だから、ホームドクター方式で大きい病院にかかるにはちゃんとしない、手続きを踏まないといけないというか、そういうところだから、なるべくだったらかからずに済む、予防の観点は日本よりは多分あるんじゃないのかなと思って。
個人差もすごくあるのかなっていうふうに思う。やっぱり西洋社会、ヨーロッパ社会っていうのは結局保険制度っていうのと国の医療システムっていうのが一応まだ生きてはいるけれども、
そこはそれで問題がもうすごく多発しているのは、すごく分業化されているわけ。
病院にかかりたいって言ったときに、たらい回しにされるというか、誰にコンタクトを取って、誰に会えばいいのかがわからなくなってしまうわけよ。
お医者さんがアポを取ったって思って、この前友人をホームドクターに連れて行ったら、その友人は包帯をしていたんだよね。
その包帯を変えなきゃいけないじゃない、ある一定期間。私は包帯を変えるナースです。これしか私は今日やりますので、このアポは何なの?
ドクターに会いに来たはずなのに、包帯を変えるナースに会って、ドクターにはまた次のアポを取ってくださいって言って、電話で何々先生とかじゃなくて、担当医がどこにいるかがわからないわけよ。
GPの場所にもいるし、大病院に行ってる場所もあるしっていうので、いつになったら先生に会えるの?電話にはもちろん出ないし、
EメールとかSNSとかで、そういうシステムにちゃんと全部使いまわしてじゃないと、すごく会うのに、距離ができてるわけ。
これはもう多分、民営化されるんじゃない?もううまく回ってないからっていうのが、もはや崩壊してる最後の取り手みたいな感じで、
それもあるから、やっぱりある一定数の人たちは、それこそ、アユールウェーダー、ヨガ、あとはホメオパシー、代替療法っていうの?それか予防治療か。
代替療法。
代替療法か。代替療法を自分の生活の中に取り入れてる人っていうのは、すごく人口的には増えて、だからそこらへんが常識になりつつあるっていう一定数の内部事情がやっぱりあるよね。
病気にかかったら病院で死ぬかもみたいな。怖いじゃん。
そもそも病気になっても病院にかかれないかもみたいな。
日本は大保険で、どこでも病院アクセスできちゃうから、自分で予防っていうのがなかなか。
予防のご情報が多いんだよね。
なるほど。
もちろん、それって正しく使えばいいんだけど、一体どの人の情報が正しいのかわかんないとか。
なるほどね。
人の欲望というか、不安というか、そういうところにさ。
商売になっちゃうの?欲望もそうだけど、不安って煽り立てると、これが効くよって言うと、トマトが健康にいいって言うと、スーパーマーケットからトマトが消えるとか、そういう世界?
本当のことと、そうじゃないことと、お金を儲けたくて嘘をついていることが、すごいごっちゃになっているから、
一体誰の情報を信じたらいいのかわからない状態で、お金を落とすとか、これだけが正しいって言って妄信する人とかもいるから、
うーん、そうじゃないんだけどなぁ、みたいなのはあるよね。
だから、中医学とか、それこそアユルベーダーとか、そういう歴史のあるものっていうのは、なんか強いなぁとは思う。
それをね、どこまで自分の生活に取り入れるかは、その人の次第だけど。
人体をそれこそアユルベーダーの一つの概念としてさ、体の捉え方っていうのかな。
それがもし、なんか五行一節じゃないけど、その体の養成構想っていうのが、もう実際にアユルベーダーをやってなくても、やってる人でも入ってるところがあるんじゃない?その五大要素だったっけ?
火、土、水、風、空気、スペース。その五大要素が、アユルベーダーではね、人の体もそうだし、
世の中のその辺にあるコップとか石とか、何にしても地球上にあるものは、全てその五大要素からできてるっていう風に考えているらしく。
これ、あー、瞑想で聞いたことと一緒だーみたいな。というか、たぶんここから来てんだろうなーみたいな。
アユルベーダーのその五大要素も、すごく瞑想的って思うけど、ほら、私が一番最初にアユルベーダーに出会ったのって、結構20年前とか?
アユルベーダーがなんだか知らない時代に出会ったときに、今住んでるその島って、ケンピンスキーグループが運営している、ケララ州のドクターたちが来てるアユルベーダーセンターの派出所みたいなのが、ホテルの中にあるのね。
ホテルの中にあるアユルベーダーセンター、じゃあ行ってみようって言って、そのドクターに会いに行ったら、まずドクターに診察を受けてくださいって、ドクターに診察?マッサージに来たっていう話じゃないんだ。と思って診察を受け、その診察を受けたときに、なんか私の知らないさ、なんかピッタダのなんじゃらって言われるじゃん。
アユルベーダーだと、人の体質を3つに分けて考えていて、バーター、ピッター、カファー。それなんか最近はよく聞く話よね、それ。
なんでかっていうと、その体質によって必要なケアが違う。体質に合わせたマッサージのオイルを選ぶとか、オイルもしいかして、シロダーラとかやるにしても、温度、油の温度も体質によってちょっと変えるとか、
あとは、何かトリートメントをした後に、トリートメントだけじゃなくて、食生活とか、あとは生活の習慣も、その同社に合わせてアドバイスをするっていうことがしたいから、それを見てやってるんだよ。
なるほど。そのさ、同社って、その3つにしか分けられないの?そのピッタとかだと、なんていうの、水が多いとかさ、水が少ないとか、なんかそういう区分けだったよね、さっきの5つの元素みたいなところから。
ピッタ、バータ、カッパ、その3つの同社も、もともと、例えばバータだったら、空気とスペースの要素からできて、さっきの五大元素の組み合わせで、その3つの同社ができてるっていうふうに考えているのがあって、
ただ、私はバータです、バータオンリーですっていうのは多分、よりも、例えばバータとピッタですとか、なんかそういう組み合わせはあるって言ってた。
じゃあ、その5大要素の中の強めに出てるところと、弱めに出てるところが合わさってるのがあなたの体よって、そういうことかしら?
あ、そうそう、そういうこと、そういうこと。なんかそれに加えて、プラクリティって、なんか生まれた時から絶対に変わらないその人の性質みたいなのも、
メンタルの、精神的なものと、肉体的なものと、どっちもあって、それが、数忘れちゃったんだけど、16とか7とか、そんな感じであって、
それは一生変わらないんだけど、同社は、なんかこう、要素でちょっとずつ変化はする。
変化するところにちゃんと働きかけて、上手い具合にバランスを保ちましょうっていう、例だなんですかね。
だから、例えばピッタの人だったら、ピッタがほっといたら、何も意識しないで生活してたら、ピッタが強くなっちゃうことがあって、