1. 名盤ラジオ
  2. #25-1 これぞLUNA SEA全部入り..
2022-07-17 44:14

#25-1 これぞLUNA SEA全部入り!「THE ONE」誕生の入念なプロセスと安産だった理由

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今回からLUNA SEAの大曲『THE ONE -crash to create-』(2012年)を取り上げて話をしていきます。第1回目は、LUNA SEAの集大成ともいえるこの曲誕生までの入念なプロセスや、22分超の大曲にも関わらず安産だった理由などについて語りました。

(※1.5倍速再生推奨)


主なトピックスはこちら↓

●今回は『THE ONE -crash to create-』特集です

●『ART OF LIFE』はミニアルバム、これはシングル?

●2007年のLUNA SEA復活からREBOOT、東京ドーム3DAYS

●改めて黒服限定GIGはすごいライブでした

●2011年に1st『LUNA SEA』をセルフカバー

●1997年ソロ活動~『SHINE』時のトラウマについて

●「河村隆一」という存在がバンドに与えた影響

●終幕~REBOOT後のRYUICHIの歌い方の変化

●『SHINE』曲がライブでチューニングされたという教訓

●次の曲がすごいものになるために必要だったプロセス

●東日本大震災のチャリティで「PROMISE」リリース

●「THE ONE」がもう10年前の曲とは…

●初披露のニコニコ動画をよく覚えてます

●各メンバーが安産だったと語っている「THE ONE」

●成長したメンバー、リスペクト、溢れ出るアイデア

●ソロで歌うことによって気付くRYUICHIのすごさ

●「THE ONE」というタイトルはJのアイデア、即決

●歌詞もLUNA SEAを表してる、回想しながら書いた

●この曲はLUNA SEA全部入り、まさに集大成の名曲

●曲名、「LUNA SEA」でもよかったんじゃないか


『THE ONE -crash to create-』LUNA SEA

1. THE ONE -crash to create-


《CD&配信情報》

●Amazon

https://www.amazon.co.jp/dp/B006ZJVIS8


■『名盤ラジオ』とは?


3人の音楽好きが古今東西あらゆる名盤から1枚をピックアップし、お酒を飲みながらダラダラと語っていく番組です。

※自由気ままなトークです。内容に一部誤りがある可能性がございますので予めご了承ください。


00:03
名盤ラジオ
こんばんは、名盤ラジオです。この番組は、僕ら音楽好き3人が好きなアルバムについてお酒を飲みながら色々と語っていきます。今回もよろしくお願いします。タクヤです。
アガエヌソウです。
こんばんは、ひできです。
はい、という3人でやっていきたいと思いますけど、名盤ラジオ今回が25枚目のアルバムですね。
今回はですね、また帰ってきましたよ。久々のLUNA SEAが。
来ましたね。
来ましたよ、久々に。
いやー、だいぶちょっと色々旅してきましたけど。
旅してきましたけど、また戻ってきましたということで、今回はLUNA SEAのTHE ONE-CRUSH TO CREATEですと。
リブートですね。
リブートですね。
LUNA SEAの曲も。
そうですね。これの1曲ですからね、アルバムじゃないっていうね、シングル。
そうですね、一応シングルってことになるんですかね、これは。
これはシングルですね、形態としては。
ART OF LIFEはアルバムなのか、シングルなのか。
ミニアルバムかな。
あれはミニアルバム。
なるほど。
境目がよくわかんないですけど。
分数的には23分弱と30分弱みたいな感じですよね。
30分弱、ART OF LIFEは。
29分ぐらい。
その違いでなんか扱い変わるんですかね。
なんだろうね。
そうですね、どうなんだろう。
まあまあ今回はその1曲ものですという感じで。
どっから話しますかねって感じですけど。
リブートしてからですか。
そうですね。
リブートを終幕してて、なんだっけ、ワンナイトデジャブか。
あれでルナシーって言って、またなんかこのまま葬り去るのは罪だって言い出して。
そうですね。
その後に何か出したのがサイロックルナシー。
そうですね。
なんでしたっけ。
そうですね。
結構その後間が空いてるっていうか、今言ってた2007年ワンナイトデジャブがあり、
この時はまだその一夜限りっていう話でやってましたけど。
一夜騒音だったね。
そうですね。
で、翌2008年5月。
03:02
味の素スタジアムの秀メモリアルサミットに参加し。
なるほど。
で、この辺やりつつ、結局そのリブートを発表してるのってさらに2年後なんですよね。
その後なの。
そうだよね。
そうか、そういうことですね。
意外と時間がすごい経ってるって。
いや、ちゃんとね、ちゃんとやるぞってなるのはやっぱ時間がかかるっていう。
そうですね。
ちょろっとやれりゃまあいいけどみたいな。
がっつりパントとするとなるとねっていうのが。
そうですね。
じゃあ来たからってわけにいかないですもんね。
各々常にもう予定が入ってたりとかだいぶこう先まで。
結構年単位で多分スケジュール結構組まれてたりしますもんね。
そういうのもあったらしいですね。
フォローもあるでしょうしね。
そうですね。
当時はまあソロがもうメインっていうか、ソロを1本でやってた時代ですからね、みんなの。
そうですよね。
で、2010年リブートを発表して、最初ワールドツアーやってるんですよね。
いきなりワールドツアー。
ドイツから始まり、海外いくつか回って、
それで12月の23、24、25と3days東京ドームやって。
それもすごいな。
すごいですよね。
10年ぶりとかそれで東京ドーム3daysが埋まっちゃうっていうのはすごいですね。
そうですね。
で、その25、3日目が黒服限定ギグで。
ああ、あれか。
ここがそれですね。
そこがそれなんだ。
ルナシー、CY名義で。
あれそれっていきなり当日そうだったんでしょうか?
それ無料じゃなかった?
無料のやつですね。
もともとそういう感じですね。
なるほどなるほど。
じゃあファン、なるほどなるほど。その日はちょっと違うぞっていう。
そう、違うぞっていう。
いつも通り普通に行っていきなりあれだったよね。びっくりする。
びっくりするね。髪折ったてで。
あのライブはすごいですよね。
すごいですね。始まり方とかも。
本気だって感じするよね。
全員なんか黒いローブかけてるやつ。
そうですよね。ローブみたいのかけてて。
バッてこう。
いきなり並んでんのね、5人。
うごーってなるよね、あれ。
なるね。
やってる曲もすごいもんね、あれ。
すごいですよね。
06:01
本当にCYの名でやるにふさわしいセットリストというか。
それがあり、その後に12月の、その年のその後の12月30、31は
追加公演みたいな感じで神戸でライブやってたみたいですけど、そんなのがありつつ
2011年になって、インディーズの時のファーストアルバムルナシー
これをセルフカバーしてると。
最6番が出たんですね。
これがちょうど20周年ですかね、このアルバムが。
なるほど。
っていうタイミングでセルフカバーしてると。
このリブートの流れでライブをこうめちゃくちゃやって、
で、さらにセルフカバーを最初のレコーディングとしてやってるっていう
この辺のステップがなかなか興味深いというか。
本気度が伝わってくるというか。
そうですね。
いつぞやの過ちを重ねて。
そうですね。
やっぱそこはあるんじゃないですかね。
やっぱあるんすよね。あれ結構トラウマとして残ってると思うんだよな。
だからなんかきっと、言わないけど心の中に。
いや言ってる言ってる言ってる言ってる。
もう今回は過ちを犯さないというか。
そっちっていうか。
社員のことは言ってますよね。
特にスリゾーとか。
そっちの方ですね。あれは過ちだったっていう。
そりゃもう言及してるし。
今言ってるからにはもう同じことはしないだろうっていう。
そこでみんなもう。
今話してるのが、もともとルナシーバンドとして、
MOTHERというモンスターアルバムを94年に作って、
この次、これ作った後どうするっていう中で、
もうスタイルをなんとか作って、
これスタイルがまたすごい名盤ですけど、
これを作って、さすがにその先はないっていうことで、
10年期間というか97年のソロ活動を経て、
また戻って98年に社員作ったっていう、
その辺の話を今してた感じですね。
09:00
で、そのソロ活動をみんなやって戻ってきて、
いきなりもうレコーディングそのまま入っちゃったんで、
なんともチグハグしてるというか。
バンドとしてのグルーヴが戻らないまま作っちゃったみたいなことは言ってますよね。
言ってますね。
で、あとこれも2000年ルナシーの回で触れてるところだったりしますけど、
やっぱり97年のソロ活動で河村隆一っていう存在がクローズアップされてしまったっていうところが、
このルナシー5人のメンバーの関係性、力バランスみたいなところに対してすごく影響を与えたっていう。
売れすぎちゃった。
売れすぎて、ルナシー自体もすごいバンドではあったけど、
その中に300万枚売れるやつがいたのかみたいな。
そういうのが露呈されてしまったというか。
ソロで個人の名義で300万枚売れちゃうともうちょっと、
いろいろ変わっちゃうよねっていう。
本人たちはいろいろそれぞれあるんでしょうけど、
やっぱり周りからの扱いが、それがでかいですよね。
そういうので、隆一本人がその中でルナシーに戻った後どう思ってたのかわかんないですけど、
他のメンバーはなかなか穏やかじゃないですよね。
特にルナシーは個人がバチバチやってるバンドですし。
さらに5等分というか、いろんなものが均等であるべきっていう主義のバンドだから、
そこが本人たちはそういうつもりでやってても、周りが5等分にさせてくれないというか。
そういう感じにもなっちゃってただろうし、
そうなるといろんなストレスが多分あったんだろうなって想像されますよね。
河村隆一withバンドみたいなやつ言いますかね。周りの見方がね。
見方はそうですよね。
98年また戻っていろいろシングル出してましたけど、
その時のテレビ出演とかはそういう扱いを受けてる感じはありましたよね。
隆一さんもバンドに戻ってみたいなそういう、しょうがない部分はあると思うんですけどね。
そういうテレビ的な事情とか。
12:00
しょうもないですね。
数字を持ってるみたいな感じになると、そっち側はそういう扱いをせざるを得ないみたいな感じにもなるだろうし。
あとは音楽的にも売れてる河村隆一をどうルナシに活かすのかみたいな、
そういうところもどこまでどうっていうのは、なかなか多分発言としては出てこないところだと思いますけど、
本人含めなんかあったんじゃないかなっていうような、そういう歌い方ですよね。
そうですね。
その辺が、その数字をやって、また98年いきなりレコーディングしてっていうところで、そこの作品がそういうことになってると。
今回のリブート語っていうのは、隆一の歌い方とかも結構変わったなっていう感じは結構あったと思うんですけど、
そこはどうなんですかね。なぜそうなったのかっていうところとか。
やっぱり同じことにはならないっていう意識もあっただろうし。
本人的なその時の好みというかモードがそういうのだったとかっていうのもあるんですかね。
正直ソロをそんなに、終幕後のソロをそんなに聞いてるわけじゃないんで。
そうだね。終幕後のソロってあんまり、自分も全然聞いてないな。終幕後のソロは。
隆一の?
隆一の、そうだね。
僕はちなみにそれでも多少追いかけてはいましたけど、その数年、終幕後の数年の印象でいくと、
2001年か、終幕した次の年のソロは割と97年の路線引き続きみたいな感じでやりつつ、その後はだんだんもうちょっと売れ線から外れてみたいな。
たぶん時代もそんな変わって、やっぱ97年とか、あの辺は出せば売れるというか、CD全盛の時代だったけど、その後はもうその時代も終わり、いろいろ変わってきてたんだろうなっていう中で、結構模索してる感じはありましたけどね。
15:00
イノラントもやってるじゃん。
はいはいはい、そうですね。トゥールビヨン。
そうそうそう。
変とかもあって、徐々に変わってきてた部分はもともとありつつって感じですかね。
たぶんそういう甘いイメージから徐々に変わってったんだろうなっていうのは。
やりたいこととか目指していくところとかもちょっと変わりつつあったのかもしれないですね。それとリブートとかもうまく重なってというか、その辺が変わったから復活するっていう感じになってきたっていうのもあるのかもわかんないけどね。
そうですね。
本当に、たぶん単純に歌唱力みたいなところでいくとめちゃくちゃレベル上がってて、いろいろ使い分けられるようになってたりとか、たぶんそういうことはあるでしょうね。
コントロールできるというか。
技術的なというかそうですね。
ちょっとロック寄りに出せるとか。
確かに歌唱力、技術っていうのか実力っていうのがどんどん成長していった結果っていうこともあるのかもしれないですね。
その辺の頃はルナシーはルナシーの留一でアジャストできる感じになってたのかなってしますよね。
社員のときは完全に引っ張られてたよなっていう。
その時は自分の歌い方はこうだっていう。
その辺、他のメンバーどう思ってたのかなっていう。
ちょっと興味深いですよね。
歓迎はしてたんじゃない?嬉しかったんじゃない?
リブート後?
リブート後。
社員のとき。
そっちの方は思うと怖かったんじゃない?
まあそうだよね。
だって結構みんな思ってたじゃないですか。リスナー側。
みんな思ってた。
本当そうだね。周りもみんな言ってたもんな。
当事者というか、メンバー、本人はちょっとわかんないけど、メンバーは間違いなく思ってますよね。
それを言わないですかね、本人に。ちょっとさ、ルナシーじゃん、今。
スタイルのときの歌い方にしてよ。
でもそれを言ってさ、いや俺これで300万売ってんだけどって言われたらさ、そんな嫌なやつじゃないと思うけど。
世間はこれがいいって言ってたよっていう。
世間の評価だよって言ってた。
18:01
そうっすねってなっちゃって。
その辺複雑ですよね。
そこ複雑ですね。
複雑ですよね。
でもCDの作品としては結局そういう形で出てるんで、何らかあったとしても結局は結論としてそうなってると。
でもなんか面白いのがその後いろいろライブ、夏の野外とか社員のツアーとかやって、結局社員の曲についてもライブだとだいぶ歌い方変わってるっていう。
そうですよね。
やっぱそこですよね、ポイントになるのは。
そこはね、そうですね。やっぱこう、もうちょっと温めてからというか、もうちょっとバンドでチューニングしてからやってれば。
その辺がやっぱチューニングせずに入っちゃったから戻らなかったっていう。
結局そういうことですよね。そこから得られた教訓みたいなのが。
やっぱちゃんとチューニングしていくと合っていくっていうか、そのモードに戻っていくところは。
そうなんだろうね、たぶんね。
だからその社員の時期もライブやってからとかでレコーディング入ったらたぶん違ったんじゃないかなって気がします。
特にライブやれば、そうですよね。
ルナシーモードになって。
かかってこいっていう。
社員の曲もね、ネバーソウルアウトにいっぱい入ってますけど、実際ストームとかの歌い方とかもだいぶ変わってますもんね。
Aメロとかもね、CDのやつだとちょっとずこーって。
あのかっこいいイントロから河村隆一会っていうのがある。
それとは違うもんね。
それがライブ版だと結構ね、ずしっとくる歌い方になってて。
だからやっぱそれもメンバーたちもやっぱ、ライブだわって。
その辺はやっぱ思ったでしょうね。
言ってますもんね、杉澤とかは。
ライブ先にやるべきだったとか。
そもそもがね、ライブバンドっていうライドみたいなのがある人たちだし。
ライブやって叩き上げてきたっていう自負もあるだろうしね。
そうですね。
なのでそういう教訓がその時に芽生えたと。
すごく活かされてるんじゃないですかね。
21:02
そうですね。
話を戻すと、リブート後のいろんな活動がそういう教訓をもとに活かされてるよっていう話に戻るわけですけど。
さっきのワールドツアーやって、東京ドームのライブやってみたいな、
そういう活動はなんとなくそういう98年のやつを活かしてなってんだろうなっていうところから。
経験を活かしてますよね、本当に。
さらにすぐに新曲作るわけではなくセルフカバーをするっていう入念な。
一番コアなところをセルフカバーしてるっていう。
逆にこの辺りから本気で復活しようとしたんだなっていうのを見て取れますよね。
なんとなく復活するかっていうんじゃなくて、
ちゃんとバンドとして復活して新しいものをやっていくんだっていうのがあるからこそっていう感じかもしれないですね。
単純にお金がなくなったからバンドやるかとかじゃない。
長期プランですよね、結構。
本当にその後に作るものにつながるようにというか、それがすごいものになるようにプロセスを踏んでるっていう。
なかなかないっすよね、インディーズ時代の自分たちの。
もう一回、インディーズ時代だよ、だって。
すごいっすよね。
インディーズ時代の曲のクオリティが高すぎじゃないですか。
それは本当に思うよね。
アレンジちょっと変わってるところもあるはあるんですけど、
ほぼほぼそのままだもんね。
ほぼそのままですごいっすよね。
インディーズ時代の曲の完成度って。
アレ聴いた時に思った以上にそのままやってんだって感じだったもんね。
そうなんですよね。
印象がそこまで変わらないっていうか。
そうなんですよね。
演奏力とか音質が良くなっただけみたいな。
スピリットとか本質的な部分が変わってないなっていうのが。
そうなんですよね。
それやっぱすごいなって感じです。
すごいっすね。
ここはもう前回話してますけど、
めちゃくちゃここでこれを選んできたんだっていうのがすごいっすよね。
ルナシのインディーズの時の出してるのって年齢とかも相当若いっすよね。
24:03
20歳ちょいぐらい。
すごいですよね。驚異的だなって感じしますね。
本当にその先の活動への本気度が見えますよね。
このサイロクルナシっていうのが2011年の3月16日にリリースされていて、
これがリブート後の初の音源で出てますけど、
この2011年っていうのが震災があった年で、
震災5日後にこのルナシ出ていて、
その年4月9日、ここで新曲であるプロミスを。
これが震災あったからっていう感じですね。
チャリティーっぽい感じの。
チャリティーっぽい感じで。
これがなので一応リブート後の新曲としては1曲目。
これをわりと急遽リリースしたって感じなんですかね。
とりあえず作ってはいたけど。
そんな感じですよね。
そうだった記憶がありますね。
今やらねばっていう感じですよね。
持ち曲の中で一番その時出すのにふさわしいものを出したっていう感じだったはず。
やっぱ明るくてちょっと希望があるような。
ドヨーンとした曲は出せないからね。
そうですね。
でもこれイノランなんだよね。
イノランで。
明るいイノランが今見えるところ。
これイノランなのは結構意外だな、すごい。
その後、ライブDVDとかライブアルバムとかがいくつかリリースされて、
10月22日に埼玉スーパーアリーナで東日本大震災の復興支援チャリティライブをやっているという感じで、
活動としてはそんな感じですね。
LUNA SEAの活動としては。
それで、次の2012年にTHE ONE出てる感じですけど、発売は3月21日。
2012年ってもう10年前っていうのに。
そうそうそうそう。
THE ONEだから10年前なんですよね。
この曲10年前っていう。
嘘でやー。
なんか正直な感覚、2,3年前ぐらいの。
新曲だろみたいな感じ。
27:00
新しい方の曲っていうイメージがあるけどね。
新しい方の曲ですよね。
新曲扱いですよね。
10年前ですね。
これ10年前はかなりの衝撃ですね。
全然そんな感じでないな。
この曲についてはWikipediaによると、2012年の1月18日に公式ホームページ上でカウントダウンが開始。
このパターンよくやってますよね、カウントダウン。
1月20日、カウントダウンがゼロになってCDシングル発売するよっていうのが発表され、
20分を超える曲であるっていうことがそこで出てるのかな。
その1ヶ月後ぐらいの2月21日に曲のタイトルとジャケットが発表されたという感じらしいですね。
同じくWikipediaによると、3月8日に特別視聴会というのがトヨスユナイテッドシネマでやってたみたいで、
その模様がニコニコ動画というストリームで生放送されたと書いてあって、
多分僕これニコニコ動画で見てた気がしますね。ニコ生か。
見てたんだ。
会社で見てた記憶があります。
多分夜やってたと思うんですけど。
会社で見てたっていうのは、そういう話を誰かとした記憶があるな、タグとしたのか。
これはだからそこで初めてその曲が披露されたみたいな感じでしたけど、それなんかすごい覚えてるんだよな。
ニコニコ動画だからコメント出るじゃないですか、動画のところに。
だからうおーみたいな、みんな。
うおーここJぽいみたいな。
イロナン来たーみたいな。
スペジオ来たーみたいな、そういう感じのをすごい覚えてますね。
そんなのがありつつ、21日に発売されてるという感じですね。
いやーでもこれは本当にさっきいろいろ話してた流れを踏まえて、ついにここ来たなーみたいな感じですよね。
これを作るために。
これを作るために。
本当にその…
入念な準備を経た。
入念なステップを踏んだ甲斐があるっていうところじゃないですか、これは。
想像を相当超える形で出してきたからね。
結構やっぱメンバーが言ってるのが、杉澤が言ってますけど、
このタイミングでNUNACYが曲を出すのであれば、今までのNUNACYを超えられる音楽でないと意味がないと思ったとか。
30:02
あとJも、次にNUNACYとして世の中にリリースする曲は、
どれだけ時間かかっても、どんな形であっても、バンドとしてプライドの持てる曲じゃないと意味がないと。
やっぱもうそういう感じで、もう次出す曲はもうとんでもないものをやってやろうっていう。
単なる1シングルじゃないよっていう。
そういう中でも作ってると。
Jが言ってますけど、結局その次すごいやつをやってやろうって言ってるけど、
それが結局何なのっていうところは割とやっぱ悩んでたみたいで。
途中で、1曲っていうことにまとめようとするから窮屈になるなっていうところで、
それぞれ持ち寄って、それを曲にしちゃったら面白くないっていうアイディアを出して。
で、他のメンバーも、あ、面白いねみたいな感じだったらしいですね。
とはいえ最初は10分ぐらいかなみたいな感じだったらしいですけど。
っていうようなのが、さっき触れた2011年の10月の埼玉スーパーアリーナのチャリティーライブの後ぐらいだったらしいですね。
やっぱ結構この辺のライブ、この震災チャリティーライブでいろいろなんか気持ちは動いてたみたいですね。
っていうのでなんかいろいろ持ち寄って作ったっていうことですよね。
最初っからなんかこういう形で、ってことで持ち寄った感じなのか。
みたいですね。
ある程度なんかまぁコードどんな感じとか、あとリズム、テンポ。
その辺りだけなんとなく大体こんな感じみたいなぐらいは決めてたけど、
割とこう自由にみたいな。
でもこう持ち寄ってやろうって言って持ち寄ったってこと?
うん。
なるほどね。
でも結構メンバーの当時のインタビューとか見ると、そんなにこう大変だったっていう発言がなくて、
割ともうその中でも多分今までやったことないようなやり方だと思いますけど、結構暗算だったって。
その辺はアートブライフとはだいぶ違いますね。
アートブライフはもうね。
海の苦しみが。
あれはね、一人でやってるっすねほとんど。
33:02
まぁそうですね、その辺の違い。
バンドの成り立ちが全く違うもんね。
LUNA SEAはやっぱ10年とかその辺集団してる部分があってのあれだから、やっぱ溜まってたんじゃないですかね。
いろんなアイディアとかまぁいろいろありますよね。
これもやってみたいとか、これやりたかったとか。
改めて今までやってなかったLUNA SEAをやるってなったら、やっぱ溢れ出てきたんじゃないですかね。
溢れ出てきたでしょうね。
またLUNA SEAでってなったら、やっぱそうなるでしょうね。
ためにためてやってるからすごい多分いろいろアイディアはあったでしょうからね。
その期間LUNA SEAがなくなって、個人がソロでやるようになって、改めて周りの他のメンバーの凄さに気づいたみたいな。
よくそれも言ってたし。
あとやっぱミュージシャンとしても結構成長をみんなそれぞれしてるからこう。
それぞれが成長した各メンバーが他のメンバーをよりリスペクトした形で。
そうなるとやっぱ溢れ出てきたんでしょうね。
本当まさにそれですよね。
それぞれが大きくなって、さらにお互いリスペクトして。
しっかり人部機関もあったからアイディアも溜まってると。
めちゃくちゃ条件が。
すごく良かったんじゃないですかね。
すごく良いですよね。
だからこう23分くらいに膨れ上がってったというか。
そこを変に制限せずにいけるし。
長くしようと思ってしたっていうよりは結果気づいたら。
結果そこまでなっちゃったっていうだけで。
多分そんな感じはしますよね。
実際聞いてても10分くらいの曲に感じるもんな。
そうですね。
変に伸ばそうとしてっていう感じでは全然ないですからね。
ないですね。
ここはこういう間が必要とかそういうの自然にやってった結果。
でもさっきのいろいろスムーズに進んでる要因みたいな話は結構面白いですね。
でもその中でもリスペクトのところがめちゃくちゃ大きいなってやっぱ思うな。
36:00
それはでかいよね。
そこが一番でかそうですね、その中でも。
一番あれだった時期は他のメンバーのことなんて聞かねえよみたいなさ。
そうですよね。
俺がやるのが一番いいだろうみたいなのを個々人が思っててっていう状態だったのが。
一旦離れてみたらあいつすごかったなと思った。
そうですね。
人間関係でよくある話ですけど。
そうですね。
いやーでも美しいですよね、これ本当に。
唯一のボーカルってちょっと尋常じゃねえよなんて。
多分全員思っただろうし。
みんな言ってますよね、それは。
みんな歌ってるじゃん。
そしたらやっぱちょっとおかしいあいつって思うよね。
そう思いますよね。
それはあるかもしれないですね。
本当にやる前はさ、なんか俺が歌えばもっとなんか良くなるとかさ。
それぐらい思ってた。
もっとこういう風に歌えばいいのにみたいな。
俺があった方がかっこいいんじゃねえかなとかさ。
それぐらい思ってたと思うんですけど。
やっぱりリュウイチすごいわとか。
そこをめちゃくちゃ顕著なのは杉澤ですよね。
すごい言ってるもんね。
リュウイチ、ボーカリストとしてのリュウイチがすごすぎるから、
自分はやっぱもう歌はそんなにもう力入れないみたいな。
特にね、そのトシもいるからね、杉澤の場合は。
だからトシとリュウイチっていうのがボーカリストとして。
身近にいる中で、自分がそのソロの中とはいえボーカリストとして出てっていうのは、
もうなんかあんまりやろうとしてないですよね、最近は。
そうそうそうそう。
そうだよね。
杉澤あんまり歌わなくなったもんね。
そうですね。
それはでもなんかそう言ってましたね、本人が。
リュウイチリスペクトは本当にすごいよく言ってますね。
多分みんな思ってると思いますけど。
全員が全員他のパートに対して思ってるだろうし、
やっぱりJのベースすごかったなとか。
そうですね。
偽装のギターは良くないわとか。
そうですね。
深夜のドラムはとかイノラルのギターはとか、全員が多分思ったんだろうなっていう。
いや美しいですよ、本当にそれは。
そういう中でやっぱもう一回集まったらね、お互いがお互いをこうリスペクトしてなんかスムーズに流れそうな感じがありますよね。
そうですね。
それがでもまさにこの曲ですよね。
タイトルとかもなんかそういう感じなんですかね、一つに。
タイトルね。
The Oneだからね。
39:02
ちなみにこのThe OneもJの発案らしいね。
JがあるときタイトルについてThe Oneはどうって言ったらみんなそれだみたいな感じで速決だったらしい。
みんなで一つにっていうことだね。
これはね本当歌詞もすごくルナシーを表してる歌詞ですよね。
そうですね。
りゅういちもインタビューでもうこの曲に関してはルナシーを書かないといけないと思ってたと言っていて、
まあ実際結構回想しながら書いたって言ってましたね。
そういう感じの歌詞ですよね。
そうですね、確かに。
なかなかプロセスが本当にこの曲のために何年もかけて準備をしてっていう感じにすら思える流れですけど、
実際まあ曲はもうこの後いっぱい話していきますけど、本当にすごいですからね。
まあすごいですね、これはすごいですね。
これはすごいですよね。
すごいですね。
もう本当に集大成というか、これぞルナシー全部EDみたいな。
本当まさにそれを思ったもんな。
ルナシーが全部入ってる。
入ってますよね。
入ってますよね、この一曲でね。
これはもうなんか日本のロックの歴史に打ち立てた金字塔というか。
ですね、本当に。
別次元の曲だよね、これ。
いや、もっと評価されていい曲だと思いますけどね。
なんかこの曲全然情報少ないんですよね。
Googleとかで検索してもなんかあんま情報出てこなくて。
これさ、誰がどこの部分どう作ってんのかっていうのも情報があんまりわからない。
わからないよね。ネットで調べてもあんま出てこないもんね。
ここのところは。
ある程度わかるけど。
ある程度はあるけど。
ここはそうだろうなーっていうのがありますね。
杉蔵があれだよね、全部組み上げたっていう。
あー、全体のその。
全体的な組み立てみたいなのは。
その持ち寄ったやつを最終的にというか。
その辺リードしたのは杉蔵。
そこはやっぱ得意でしょうかね。
いやーほんと集大成。
もうなんかさっきタイトルの話してましたけど、
もうこれちょっともう究極ですけど、
42:01
曲のタイトルルナシーでもいいぐらいな。
確かにね。
もう禁じてみたいな感じ。
もうそれやっちゃったら他に次ないだろうみたいな。
ことになっちゃうぐらいな曲だなって。
もうタイトルつけるとしたらザ・ワンかルナシーかみたいなことだよね。
確かに確かに。
それやったら面白かったですけどね、ほんと。
ルナシーのアルバムと超ややこしくなりましたね。
何回セルフタイトルつけんだよ。
CYにしてみたり。
最後のアルバムはそうだし。
最初と最後がそれだし。
1曲のタイトルにもつけちゃうみたいな。
どれがどれだみたいな。
ルナシーのルナシーですっていうのが好き。
ルナシーのルナシーって言ってどれだってなっちゃうからね。
それがしかも何パターンもあるっていう。
そんなザ・ワン、次回たっぷり話していくということで。
いよいよ、そうですね。
我々もちゃんと温めて、曲にやっと向かい合える状態になったところですね。
リブートして今、ライブやってセルフカバーやったぐらいまで温まってきたんで。
ようやく次、曲に入るという感じで。
持ち寄れますね。
一回ここで区切って、また次回続くという感じです。
次回へ続きます。
44:14

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