00:02
名盤ラジオ。
こんばんは、名盤ラジオです。
この番組は、僕ら音楽好き3人が好きなアルバムについて、お酒を飲みながら色々と語っていきます。
今回もよろしくお願いします、Takuyaです。
こんばんは、Enzoです。
こんばんは、Hidekiです。よろしくお願いします。
という3人で、今日もやっていきたいと思います。
名盤ラジオ、この5月でですね、2022年5月で
なんと初めてから1周年です。
素晴らしい。
もうそんなやってんのか。
もう早いですね。あっという間ですよね。
1年って早いな、マジで。
早いですね。これ、今回のアルバム22枚目ですからね。
そんなやってんの?
そんなやってんのって感じですよね。
1年で22枚出しましたか。
すごいな、それ結構すごいな。
なかなかですよね。
これは結構だね、確かに。
1枚目のOKコンピューターから始まり。
すごいな。
まあまあやってますよね。
22枚はすごいな。
月1枚以上のペースでやってるの。
アルバムでも取り上げて、それを聴き込む、
改めて聴き込むっていうのが、なかなか面白いなっていうのは。
本当すごい楽しい作業ですね。
そのサイクルで一緒に聴いてくれてる人がいると嬉しいなって感じですけど。
そんな1周年の名盤ラジオ、今回取り上げるアルバムが、
僕のセレクトの爆竹の狂った太陽ですと。
BT。
BT。ついにBTまで来たかっていう感じがしますけど。
今回はその爆竹狂った太陽を取り上げて、
複数回に分けて話をしていきたいと思ってるんですけど。
まず初回の今回については、
爆竹についての僕らの爆竹との出会いとか、
あと爆竹の魅力とか。
あとは今回の狂った太陽を作るまでの流れみたいなところとか、
その辺を大まかなところを話せればなっていう回ですかね。
ということで、まずは爆竹っていうところでいくと、
たぶんこの3人では、僕が一番爆竹については深いのかなって思ってるんですけど。
爆竹マニアとして。
爆竹マニアっていうほど、そこまでではないんですけど。
そこまでではないので、今回結構その爆竹を語るっていうところで、
本当に詳しい人にちょっと怒られないかっていうヒヤヒヤしてる部分もあるんですけど。
03:01
どういう出会いだったんですか。
出会いはですね、中学とか90年代半ばですよね。
僕らXとかルナシーがかなりルーツ的な感じじゃないですか。
中学とかで好きになってっていう感じで。
そういうXとかルナシー関連の雑誌とか読んでると、
インタビューとか、ちょいちょい爆竹って名前出てきますよね。
今井くんがどうのこうのとか。
それでなんか爆竹っていうバンドがあるのかみたいな。
っていうので、なんか興味持ってっていうのが多分最初ですね。
で聞いてみた。何を聞いてみた最初。
そうですね、興味持って。
でも当時って聞きたいとか興味あるなって思っても、
そう簡単に聞けないじゃないですか。今と違って。
確かにね。
なんか検索とかもないし。
レンタルするか買うかしか考えないよね。
CD買える数も中学生とかだと限られてるし。
お小遣いでね、バンバン買うわけにもいかないし。
あとひでっくんも同じだからあれだけど、
特にうちらとかは田舎でレンタルCD屋とかも近くになかったんで。
ないよね。
そんなに気軽に新しいものを聞けないっていう中学時代だったんで。
まさにまさに。
レンタルCD屋もないのか。
そうですね。
ないよね、ないな。
買うしかない。
新しいものを買うのはすごい思い切りがいるっていうか、
そんなに頻繁にそういう機会があるわけでもないっていう感じだったんですけど。
なのでいつか聞きたいなって思ってたら、
たぶん高校1年ぐらいの時にBTっていう2枚組のベストアルバムが出て、
それがいいタイミングで、
新しいアルバムが出たんで買ったみたいな。
ベストアルバムですけど。
それが一番最初ですね、音としては。
それが2枚組で曲が時代順にずらーっと並んでるんですけど。
そういう作りなんだね。
もうシングルと代表的な曲がちょっとずつ入ってるみたいな。
最初から聴いていくとすごい最初ポップなんだけど、
だんだんちょっと暗く重くなって個性がどんどん出てきて。
様子がおかしくなってくる。
そうそう、だんだんそれがワクワクするっていうか、
これはとんでもないバンドなんじゃないかっていう。
なるほどね、いいなその聴き方っていうか。
割とそれがそういう感じでしたね。
このベストすごい良いよね。
06:01
良いですね。
時系列で終えるし、曲のチョイスも良いし。
そうですね、ちゃんと抑えてる。
アルバム的にはどの辺まで、今回やる狂った太陽よりもっと先まで。
全然後まで出てる。
相当なとこ入ってるよね、中期ぐらいまでは。
そうですね、年で言うと96年ぐらいまでのアルバムが入ってる感じですね。
だからルナシーで言うとスタイルまでみたいな感じですね。
分かりやすい説明だな。
なんか一通り入ってる感じだよね。
スタイルまで入ってるベストアルバムってこと?
デビューからスタイルまで。
シングルスみたいな感じだよね、ルナシーで言うと。
シングルスプラスアルバムの代表的なのをちょいちょい入れてるみたいな。
そう考えるとヤバいね、完璧なアルバムね。
これを聴くとなんとなく終えるみたいな。
なるほどなるほど。
俺なりに網羅できる。
そうですね、マニアックなのもちゃんと入れてるんですよね。
なるほどね。これを聴けってのがちゃんと入ってるってことね。
そのアルバムじゃちょっと聴かないとな。
それを聴けばいいのか。
結構これ聴くとね、本当初期から中期ぐらいまではなるほどなってなる。
しかもバンドの編成みたいなのが分かるっていうのはいいですね。
それはめちゃくちゃ分かるね。
ディスク1の最初の方とディスク2の最後の方とか同じバンドかっていう。
なんかいいなそれ。
そういう感じですよね。
このアルバムをベストとして聴いてて、それで普通に好きになって、
その後はオリジナルアルバム買って聴くようになってっていう感じですね。
そうすると、この曲ってアルバムだとこういう立ち位置だったのかみたいな。
そういう発見もあったりとか。
でも本当に決定的だったのはその後2000年に出たワンライフワンです。
これは本当にリアルタイムで買って聴いてたアルバムなんですけど、
これがもうめちゃくちゃハマりましたね。
これが出てその後ワンライフワンですなんだ。
間にすごいドラムベースっぽいセクシーストリームライナーがある感じですね。
なるほど。
このワンライフワンですは本当に個人的にはバクチク史上一番の名盤と言ってもいいぐらいの
完成度の高いアルバムだなと思ってますけど、
これですごいハマって、それで大学入ると自分の行動範囲がすごい広がるんで、
09:06
その後のアルバムが極東アイラブユーとかですけど、
その辺のツアーは行ってましたね。
多分えんずおさんとも何回か一緒に行ったような記憶がありますけど。
その頃にはもう2000年のワンライフワンです出たすぐ後にルナシーも終幕したんで。
なのでこの頃もうXもないしルナシーも終幕しちゃったんでっていう感じで、
リアルタイムで終えるバンドがバクチクぐらいしかいなくなったっていう。
そういう感じの時でもありましたね。
ワンライフワンです10枚目のアルバムなんです。
そうだね。
今は20枚ぐらい行ってる。
すごいよね。
すごいね本当に。
いや本当に未だにその最前線でアルバム出し続けるってのは本当にすごいよね。
本当すごいね。
メンバーチェンジもなしで。
出会いだとあれだ、俺の方が全然早いんだな。
どんな感じですかえんずおさんのバクチク。
悪の花が結構リアルタイムぐらいで聞いたことあった気がするもんな。
悪の花は90年のリリースですね。
でもリアルタイムじゃないか。
でもやっぱそのXを知ったのと同じぐらいかな。
似たようなバンドで、で悪の花がすごい好きだったっていう。
リアルタイムで6ix9ineをすごい、アルバムでは6ix9ineを一番最初に聞いて、
おい、悪の花でかっこいいバンドだったなみたいな。
なるほど、あの時のあれかみたいな。
6ix9ineですごいヘビーじゃん。
そうですね。
俺がすごい好きだったですね。
6ix9ineっていうのが8枚目のアルバムですね。
これが95年に出てるんですけど、これはすごいアルバムですよね。
結構ヘビーな感じなんですか?
ヘビーでダークで、これもちょっと極めたなって感じですもんね。
行き着くところまで行っちゃったなみたいな。
ルナシで言うスタイルだよね。
そうですね。
6ix9ineはちょうどだから、自分がXとか黙った時ぐらいでちょうど出てるアルバムだから。
それで聞いてるんだな。
確かにちょうどこの辺、95年、96年あたりは、Xルナシもいろいろ出して活動してた頃ですもんね。
初期は結構ポップだって言ってたじゃないですか。
12:01
6ix9ineっていうのはどの辺なんですか?中期ぐらいなんですか?
辺だと中期ぐらいだけど。
そのあたりは割とヘビーになっていって、
ポップなところからヘビーに徐々に徐々に変わっていくっていう感じなんですね。
そうですね。
狂った太陽はその…
その過時というか。
過時な感じなんですね。
なるほどなるほど。
ヘビーでダークな方に舵を切ったというか。
そうですね。
確かにダークな感じの曲もありますよね、結構狂った太陽。
それ以前はもっとチャレーンっていう感じ。
キラキラーンとした。
割と音的にはそういう。
結構キラキラーンとしたところが。
そうですね。
まさにボーイのフォロワー的な。
割とボーイのフォロワー的な感じで始まってるバンドなんですか?
あんまりボーイを彼らがコピーしていったとか、そういう感じは多分ないと思うんですけど。
地元も一緒だしねっていうのはありますよね。
地元一緒だし。
ルーツ的に割となんか。
なるほど。
らしいというか。
なんかニューウェーブ。
影響は受けてるだろうなっていう感じですね。
そうですね。
同じものから影響を受けてる。
そうですね。
それはありますね。
本当にニューウェーブとかまさにそういう感じですよね。
ルナシエで言うと杉蔵のルーツとかと割と近いかもしれない。
そうだね。
イマイとかそうだ。
YMOとか。
そうそう。
YMOとかまさにそうですよね。
イマイとかは本当にその博智くんの中での曲作りとかサウンドとかの中心ですけど。
YMOからめちゃくちゃ影響を受けてるって自分でも言ってるし。
ギターっていうよりいつもシンセの音が頭の中で鳴ってて曲作ってるみたいな。
そういうギタリストらしかなること言ってるんで。
なるほど。
すごい特殊ですよねそういうところで行くと。
ギタリストっぽくないよと。
そうですね。
そこが魅力だったりしますけど。
ギターが弾けるからギター弾いてるけど出したい音は別にギターじゃないっていう。
そうですね。
本当変な人っていうか。
面白いですよね。
もともとあれ左持ちだけど別に左利きじゃないっていう。
そうなの?
よくわかんないですよね。
15:00
イノランの逆パターン。
そうですね。
イノランの方はわかるじゃん。左利きだけど。
使えるギターが普通のギターしかないから。
売ってんのは右利きだからそれでっていうのはわかるけど。
なんで右利きのやつが。
なんでって。
そうですね。
売ってないしさ。
そうそうそう。わざわざ。
普通に右利きってすごいですね確かに。
普通じゃないですよ。
右利きなのに左利きギターを弾いてる。
わざわざね。
左利きのギターの方がちょっと高いのにさ。
そうですね。
なんでそうしてるんですか。
謎。
見栄えがあれじゃない。
見栄えで。
ちょっと変わっててかっこいいみたいな。
確かにそうですね。
おーっていう感じにはなりますよね。見てて。
左利きなんだ。
確かに。
左利きの人って結構天才肌の人が多いイメージがなんとなくあるんですけど。
普通に左利きの人なんだなと思ってたから。
だから結構天才肌でいろんな枠にとらわれないタイプなのかなと思ったけど右利きなんですね。
なかなか不思議な状況ですね。
バクチックのメンバーっていうのが今も散々出てますけど、
イマイシサシがギターであり、ほとんどの曲の作曲をして作詞もすると。
そういう中心人物ですね。
Xで言うとヨシキ的な。
Xで言うとヨシキ、確かにそうですね。
ヨシキぐらいな感じで割と曲の比率としては。
曲の比率的にはそうだよね。
8割9。
なるほどなるほど。
ヨシキと違うのは作詞の率はちょっと違うかなっていう。
作詞はボーカルの。
作詞はボーカルの桜井篤が。
しますね。
最初はイマイが多かった。
最初はイマイが。
だんだん桜井にシフトしていったというか。
そうですね。
このイマイ桜井っていうのがバクチックのなんというか、
バクチックっていうもののほぼほぼを決めてると言ったら熱心なファンに怒られちゃうかもしれないですけど、
でも実質そうかなっていうところだし、
多分僕や犬蔵さんが好きな要素もこの2人にかなり集約されてるって言ってもいいと思いますね。
18:04
もうだってパッと見てね、普通じゃねーよって声で。
普通じゃねー奴が2人いますね。
この2人だって感じしますよね。
なんかやべーのが2人いるぞっていう感じが。
もう1人髪を立ててるとも言いますけど。
そうですね、確かに。
やっぱりなんかちょっと普通じゃないですもんね、この2人がね。
普通じゃないですね。確かにそうですね。
桜井篤もすごいよね。
いやーなんかかっこいいですよね。
かっこいいよね。こんなかっこいい人。
かっこいいなー。なんか絵に描いたようなボーカリストだなーっていうか、なんていうか。
確かに。すごいルックスだよなーって。
バクチクってなんていうかビジュアル系バンドなんですか?
なんかその辺の位置づけはどんな感じなのかっていう。
すごいだから特殊だよね。
なんか特殊な立ち位置してますよね、バクチクって。
なんかそのボーイとかのなんていうかな、ボーイのフォロワー的な感じのところもありつつってところで。
そうね。
なんかボーイって別にビジュアル系バンドって感じではないよね。
そうですね。
なんかビジュアル系っていうのが基本やっぱXを中心としたXつながりの後輩たちみたいなその流れで言う言葉な感じがするんで。
それで言うとそこには当てはまらないのかなっていう。
Xとバクチクってどういう関係性なの?バクチクの方が早いでしょ?
バクチクの方が早いですね。
だからやっぱビジュアル系じゃないんだよね。
いわゆるあのムーブメントで出てきたバンドじゃないっていう。
それ以前にもう存在してる。
元からいるってことですよね。
そうそう。
なるほど。
スタイルも以前からバクチクのスタイルがあって。
時代がそういう時代ではあったんだよね。
俺らの方が先やってるぞっていう。
そうですね。
だからすごい個人的にはそのビジュアル系の恩恵をあんまり受けなかったバンドではあるんだけど、
ビジュアル系の長楽にも巻き込まれなかったバンド。
なるほど、確かにそう。
それめちゃくちゃ分かりやすいですね。
それは確かにもう本当にその通りですね。
すごいそれは思ってるんですよね。バクチクを見ると。
確かに。
爆発的に売れたってのもないんだけど、
21:01
あのブームが終わったのと同時には終わらなかったっていうのが。
確かに確かに。
特殊な立ち位置をすごい象徴してるなっていうのが。
確かに。
さっきちょっと触れてましたけど、
95年に出てるアルバムが6ix9ineで、
この頃なんてめちゃくちゃ超多い風が吹いてる頃ですよね。
そうそう、だからね、その頃なんてグレイとかラルクとかも出てきてみたいなタイミングだと思うんですけど。
そうですね。
そこですごいヘビーな。
真逆。
超ダークな。
それこそむしろ海外の流れに近いというか、
エンチネールズとかマリリンマンソンとか、
こっちの方が近いぐらいの勢いだもんね。
確かに確かに。
本当独自路線というか、独自な進化を遂げたなっていう。
進化の仕方を見ても、いわゆるビジュアル系バンドではないんですよね。
じゃないですね。
あの範疇には収まってなかったっていうイメージが強いですね。
確かに。
なるほど。
それでいてヒデとバクチクメンバーとかは結構仲良かったり、
ルナシーメンバーもそうだったりしますけど、
その辺の繋がりがあるっていうのはちょっとおこやましいなっていう感じはありますけどね。
好きなものが多分近いだろうし、見た目も近いし、
その微妙な距離感が面白いですよね。
確かに。
でも本当にバクチクの魅力っていうと、
イコールイマイサくらいのかっこよさみたいなところに頑張っていくなっていう感じですけど。
見た目的にも音楽的にもやっぱり。
そうですね。
まあ言いかれてるよね。
そうですね。
すごいですよね。
よくもまあっていう。
毎回毎回。
ああ、よくもまあこんなっていう。
そういう反応。
日本のバンドで一番頭おかしいんじゃないかぐらい頭おかしいと思う。
それは曲調というか、あれですか、詩の面。
音かな。
イマイヒサシのテンスというか。
頭おかしいんだけど、なんかポップとして、Jポップとして成り立ってしまう。
さらに頭おかしいだろうっていう。
そうですね。それでも本当そうですね。
すごいマニアックなんだけど、めちゃくちゃポップでキャッチなのを保ってるっていう。
24:01
そこがなんかおかしいですよね。
そこがおかしい。
でもそこが本当に天才的なところだなっていう感じはあるんですよね。
やりたい放題やってるよ、やってるんだけどちゃんとこう。
そう。
破綻しきって書いてる。
ギリギリその範囲で溜まるっていうか。
やってることは本当マニアックだと思うんだけど。
でもなんか歌謡曲的な、昭和歌謡的な結構メロディーがあったりして。
それが本当ありますよね。
その辺はもうやっぱ作曲してるってことはイマイが作ってるって感じですかね、歌メロのところも。
イマイのメロディーセンスというか。
それはなんかすごいですね。
そのメロディーセンスと。
マニアックさが同居してる。
本当にイマイサシはもっと世の中で評価されていい大天才だと。
ほんとそうですよね。
思ってるし。
なんかこういう話昔、学生時代ねえんぞうさんってよくしてた気がしますけど。
本当に個人的にはヒデと並ぶ天才だと。
ほんとやっぱり今聞いてもそう思う。
個性が本当に対極だから陽と陰っていうか、
ヒデが陽の天才だとしたらイマイサシは陰の天才みたいな。
音的にもそうだし、見た目的にもそうだし。
あのファッションセンスとかすごいもんね。
すごいっすよね。
本当ヒデと走壁をなすというか。
そうっすよね。
振り切り方がどっちもすごいけど、天才度合いは同じメモリーっていうか。
顔にBTって書いてあんだもん。
それがかっこいいっていうのはすごいっすよ。
すごいっすよね。
たまにやるかぶり物とか。
かぶり物とかかぶるんすか?
やばいよ、結構。
あと表情がいいっすよね。
表情いいっすね。
ステージでの表情とあとあの動きと。
そうそうそう。
なんだろうね。
ちょっと面白かったりするじゃん。
変だな、本当に。
すごいっすね。
唯一無二っていうか。
50代にして髪が虹色ですからね。
結構その、なんかギター、ライブでギター以外も演奏したりするんですか?
27:00
テルミン?
テルミン?
そうですね。
テルミンは今回の狂った太陽とかの時からもう使ってるんですか?
それは使ってないんじゃないかな。
それはあんまり使ってないかな。
割とその後の時代に使い始めてる。
もうちょい後かな、多分。
ゆくゆくはなんかギターにテルミン積んでやってましたけど。
なにそれギターにね。
ギターからなんかアンテナが出てみたいな。
そうそうそうそう。
ギターからアンテナが出てる。
そういうことをやっちゃう人ですよね。
合体してんのギターに。
そうそうそうそう。
あんまりステージで、ステージであんまり鍵盤弾いたりとかは印象にないですけど。
最近のライブとかでやったりしてるんですかね、そういうのも。
いや、鍵盤はなんかあんまりないんじゃないかな。
最近のでも見た記憶はないですけどね。
まあね、wikipediaでもテルミン奏者って書いてますからね、確かに。
テルミンはでもね、かっこいいよ。
テルミンをやってる時の今久しぶりはめちゃくちゃかっこいい。
衝撃を受ける。
全然想像つかないけどどういう状態になってるか。
ビビる。
ビビる。
それなに、ギターにテルミンアンテナが出てるってどっから出てる状態?
あの、どっから?
ボディー。
尻尾の方から。
ボディーの下の方から出てる。
そうそうそうそう。
で、それの周りを手でこうなんか、手を動かすと変な音が出る。
フワーフワーみたいな。
近づけたり遠ざけたりして。
あんなことやる人いないですよね。
ギターにテルミンがくっついてる人は聞いたことないですね。
感覚的にはヒデがサスティナーでワンに使ってヒュイーンっていうあれに近いような感じで。
なるほど。
メロディーを弾くというよりはノイズを発生させて。
やろうとしたことは。
多分やっぱ近いと思うんで。
近いですね。で、それのやり方が違った。
やり方が。
たどり着いたやり方が。
やっぱりヒデの方がもうちょっとロックに寄り添ってるっていうか。
そうですね。
今井の方が頭おかしいっていうか。
いやーなるほど。
テルミンくっつけようとは思わねえよな、普通。
そうですね。
っていうのをやる人ですね。
漫画とかの正義のヒーローと悪のヒーローがやろうとしたことは同じなんだけど。
30:08
なるほど。
あとは爆竹の魅力みたいなところでいくと、
さくらい、今井の2人を支えるメンバーっていうか、その2人と残り3人のバランスっていうのもめちゃくちゃ秀逸だなっていうのは。
バンドとしての魅力としてはありますよね。
やっぱ残り3人も行かれてたら成立しない。
成立しないんで。
そこの本当に5人のバランスっていうのが絶妙っていう。
その辺は本当にルナシーとは対極っていうか。
そうですね。対極な方向でバランスが取れてる。
バランスが取れてるっていう。
そうですね。
バランスの取れ方が本当にどっちもすごいバランスが取れてるんですけど。
全然違うっていう感じですよね。
そうですね。
ぶっ飛んでる2人をブレーキ多少かけるっていう意味でバランスを取るパターンですね。
そうですね。たぶんブレーキかけてるっていうよりは、それにもひたすらついてってるっていうか。
なるほど。
語弊を恐れずにっていうか。
に言うと、一切自分たちの色を出さずに、その時のバンドのスタイルに従って徹してるっていうか。
結構打ち込み路線に行くぞって言ったらそれにちゃんと適応して。
またちょっとゴシックに行くぞって言ったらそれに適応して。
そこでね、多少当然いろいろ中ではあるんでしょうけど、そこで対立することもなく、しっかり役割を果たすっていうことでバンドが成り立ってるっていう。
そこが今井桜井っていうのがいろいろあふれ出るものがあると思うんですけど。
彼らがのびのびとやれたのは、そういうバンドの中でのメンバー間の緊張とか、力関係のバランスとか、そういうのを心配する必要がなかったんで、やりたいことをのびのびやれたっていう。
そうですね。
この辺はでかいなって思うんですよね。
Xで言うと、よしきよしき、パタパタパタみたいな。
まあまあ、そう。
そう、感じのイメージですかね。
そこがうまく機能してるっていうか。
バランスとしてはそこでちょうど取れてきてる。
33:01
普通の人っちゃ普通の人だもんね。
そうですね。他3人は。
ギター、もう一人のギターの星野さんはどんな感じなんですか?
見るからに普通の人じゃん。
いい人、いい人ですよね。
そうですね。いい人そうな。特徴的にはプレイの。
星野さんはギタリストとしてはどうなんだろうな。カッティングのイメージがあるけど、それは割と初期の頃って感じかな。
だからこういうふうに聞かれてパッと出てくるんじゃないでしょうか。
狂った対応とかどういう弾き分け、どの音が誰がやってるのか、いまいち自分もまだよく分かってないんですけど。
どっちサイドから聞こえてくるやつは主にどっちのやつとかっていうのは。
それ左右でっていうことだと思うんだけど、ルナシーほど明確じゃないけど、多分どっちかっていうと左がいまいで右が星野だと思う。
それはステージの立ち位置もそうだけど。多分音源もそれで基本は振り分けられてるんじゃないかな。
変な音はいまいで、ギターっぽいことは星野がやってるみたいな。
まあそれで大丈夫だと思う。
ざっくり言えばそういうこと。これはギターだなーみたいなのは星野がやってるみたいな。
そうだね。
なるほどなるほど。
でも意外と割とそんなにかけ離れてないっていうか、意外といまいっぽいプレイを星野がやってたりするときもあるし。
確かに。
寄せてんのかなみたいな。
その辺は二人の関係性とかバランスは取れてるというか。
いいと思うし、個人的にはその星野秀彦もすごい良いミュージシャンだなって。
そうだね。ソングライターとして意外とすごいんですよね。
良い曲書きますからね。
めちゃめちゃ良い曲書くんですよね。
さっきバクチクの8割9割はいまい作曲っていう話ですけど、残りは星野が書いてるわけで。
その二人が基本的には。
そうそうそう。だからアルバムの中で2,3曲星野の曲があるみたいな。それがまたいい味出してるんですよね。
意外とこの曲めちゃくちゃ良いなって調べると星野作曲だったりするっていう。
そういう良いエッセンスが。
36:02
その辺は必要不可欠な。
ビートルズのジョージ・ハリスン的な。
日本流報道。
この曲良いじゃんって聞くと意外と星野作曲だったんですか。
レノン・マッカートリーじゃないんだよみたいな。
なるほど、そういう立ち位置なんですね。
そういう立ち位置ですね。
ベースが樋口優太か。通称優太って呼ばれてますけど。
優太って呼ばれてる?ファンの中では。
ちなみに相性で言うと桜井敦史はあっちゃん。
星野秀彦はまあ秀。
たぶん秀かぶりであんまり秀単体だと呼ばれないかもしれないけど。
まあ当初は秀。
そっちのほうが先だもんな。
そうそう、先。先なんで。
ベース優太で、ドラム矢上徹。
矢上徹は優太のお兄さんなんで兄って呼ばれてますね。
兄。
ちなみに桜井敦、星野優太はその4人は同じ高校の先輩後輩なんですよね。
先輩後輩なんだ、同級生じゃないんだ。
桜井今井が一個上で、星野秀が一個下。
下なんだ。
まあなんかその年齢の関係も音楽的にバランスがいいっていうか、良かった気がしますよね。
逆じゃなくて良かったなみたいな。
なるほどなるほど。
そうだね、素直に従う。
素直に、すんなりそれでいけるみたいな。
なるほどね。
変なギクシャクしないですよね、それだと。
そうですね。
なのでその辺の略歴的なところでいくと、最初バンドやろうっていう風に多分同じ高校の仲間でやって結成して、
最初はボーカルが別でいて、あっちゃんがドラムだったという感じなんだけども、
まあしばらくやって、ボーカルがちょっと違うなっていうことで、今井が脱退させて。
脱退させてって、首に刺さった。
なんかそんな感じらしい。
お前やめろよって。
最初櫻井がドラムやってて、櫻井を首にしたってことじゃなくて。
ボーカルを首にして。
ボーカルを首にして櫻井がボーカルになったってことね。
39:04
なるほどなるほど。
そうですね。
で、ドラムが空いたんで、ベースの優太のお兄さんの矢上徹が入ってっていう感じですね。
お前のお兄ちゃんドラムやってたよなって感じで。
そう。
すごいね、そこに。
だから一人だけちょっと歳が上なんすよね。
一人だけ兄な。
兄な。
そこもなんとなくバランスいいのかもしれないですね。
落ち着いたドラムで。
包容力ですよね。
そうですね。
そのメンバーになったのが85年みたいですけど、その2年後にメジャーデビューして、アルバム出したりとかして、
この頃はだからすごいシャキーンって感じの歌物ですね、80年代。
80年代のポップスっていう感じ。
当時すごい頭、髪の毛立ててたんで、そういうイメージはかなりあったみたいですけどね。
いつ髪を下ろすんですか?みたいな質問が常に出るみたいな。
大きなお世話だよね。
大きなお世話。
それだからどういう質問なの?それなんていうか。
寝る時は下ろすんですか?とかそういうこと?
いや、いつ下ろす活動としていつまで立てたままでやっていくんですか?っていう。
なるほどね、そっちの方ね。
それはなんか下ろしたくなったらみたいな感じで答えてたらしいけど。
その質問もなかなかだね。
デビューした頃はそんな感じだったらしいけど、デビューした次の年かな、セカンドシングルのJust One More Kissがヒットして。
CMソングだよね。
そうですね。
CMソングだったんですよ。なんかその曲は聞いたことなかったなっていう。
これもすごいポップな。
いい曲ですけど。
で、その89年1月18日に出てる4枚目のアルバムTabooっていう。
これがロンドンでレコーディングしてて、この辺からダーク要素が出てくるんですよね。
アイコノクラズムとかがこの1曲目だったりするんで、この辺からダーク要素とか顔を出してちょっと幅も広がってきているんですけど、そんな中89年4月に今井さんがなんと薬で捕まるという事件が起きると。
42:09
なんとなんとですね。
ロックミュージシャンにありがちなって言ったらあれだけど、日本ではまあ珍しいかな。
タイマーとかだったらね、まあまあありますよねって感じだけど、LSDだよね。
結構ガチな感じですね。
その辺もちょっとやべえですよね。
それで半年間の禁止と。
その後同じ年ですけど、89年の12月29日に東京ドームでライブやってるんですよね。
禁止後にやってるのか。
すぐ。
これなかなかすごいなって。
すごいね。
89年12月だから、ボーイがこれより先にやってると思うんですけど東京ドームで。
Xの東京ドームって91年8月なんで、それと比較するとすごい早いですよね。
しかもなんかそのタイミングってか、捕まった後の。
捕まった次の作品が5枚目のアルバムですけど、悪の花ですかね。
またどの名前を。
今やったらもうなんかバンド生命畳んでるよね。
やばいですよね。
在留状態で。
確かにそうですね。
お前って。
お前何も反省してないじゃん。
悪の花ってさ。
その辺のなんかセンスがね、最高ですよね。
そうですね。
よくはないんだけど。
よくはないんだけど最高だよなっていう。
これはまたなんかジャケットもすごいかっこいいですしね、悪の花。
あれであの写真で悪の花って、そのまあなんか経緯とかも踏まえると相当挑戦的だなっていう。
確かに。
すごいよね今考えると。
すごいっすね。
まあこの悪の花もまたそのその前のそのTABっていうアルバムからさらにこう一段また上がったなみたいな作品になってて。
ここ着実にこう登ってるなみたいな感じですね。
すごいですね。
でこの悪の花はちなみに2015年ミックス版っていうのが出てて。
これはなんか最近まであんま知らなかったというか、なんか普通のリマスター版だと思ってたんですけど。
45:01
別ミックス版でもはやなんか別の作品みたいな感じに聞こえるっていうのをなんか最近聞いて感動したんですけど。
そんな全然違う音の。
サイロコンじゃないのぐらい。
そうサイロコン。
えーなんかちょっとその違いを。
あのルナシーのさインディーズのやつとサイロコン。
ルナシーのルナシー。
それぐらいの違いがある。
それ相当ですね確かに。
だから多分あのルナシーのやつのもともとの音源の1個1個のトラックを杉蔵のギターのこれこれをみたいなのを全部こう音を加工して分厚くして。
でそれをまたさらに全部をミックスし直してやったみたいな。
そういう感じ。だから元の音源は一緒なんだけどもバラバラにしてそれぞれのトラックを加工してみたいな。
でもなんかすごいなってそれができるんだったらなんかいろんなCDそれやったらすごいいいなってまあいろいろ賛否はあるでしょうけどそういうのは。
個人的にはそういうのすごい賛成だなっていう。
いつもだよね全然ね。
すごいすねちょっとびっくりしましたもん最近。
びっくりするよね。
どっちを先に聴いた方がいい?先にオリジナルか。
先にね両方聴くんだったら先にオリジナル聴いた方がいいと思います。
まずまずオリジナル聴いて一通り聴いた後にこれがこうなっちゃうんだっていうのが。
うわーってなる。逆だとねしょぼーってなっちゃう。
それはあのルナシーインディーズ版のルナシーを2011年のやつの後に聴いたらそうなるよねっていうのと同じかもしれない。
なるほどね。シャリシャリじゃんみたいな感じ。
ほんとほんとそこそれその感覚。
そういう感じですよね。
なるほど。
あれぐらいの違い。
その感動を味わうためにもそうした方がいいですね。がっかりじゃなくて。
それを取り直さないでできてるのがすごいなって。
すごいね。その年にルナフェス出てるんだ。2015年かな。
あー15年ミックス版ですね。
あーそう。
その辺の絆もいいですね。
というのが90年の悪の花リリースというので、
この悪の花のツアーやってレコーディングしたのが6枚目のアルバム狂った太陽と今回の名盤ですけど。
はいはい。
なるほど。
こういう流れで出てきたアルバムですと。
悪の花はルナシーで言ったらあれですかマザーみたいな感じ。
難しいなー。マザーじゃないと思うな。
48:00
マザーではないみたいな。
あのね、狂った太陽がマザーだと思うな。
アルバムのジャケット的にマザーっぽいじゃん。悪の花。黒っぽい感じ。
なんでもルナシーで例える。
いやでも、狂った太陽はマザーだと思うな。
狂った太陽はマザー。
うーん。
なんか一つ確立したっていう感じ。
じゃあ悪の花は、
エデンくらい。
エデン。
なるほど。
あーもうすごいわかりました。
ジーザスとかあるよねみたいな。
ビリーブとかあるよね。
そうそうそう。ビリーブみたいなさ。
なるほど。じゃあエデンですね。確かに。
狂った太陽がマザーで、6ix9ineがスタイルみたいな。
そうだね。そうだね。
なるほど。
あーでもその前にダーカーズ&ダークネスとかあるか。
そうですね、その間に。
それもまたすごいですよね。
それはスタイルとまたなんかちょっと違うっていうか。
ダーカーズ&ダークネスはもう、だってタイトルがもう。
そっちもすごいですよね。
だいぶもう完全にカジを切ってったっていう感じある。
これも相当好きですよ。
むしろダーカーズ&ダークネスがスタイルぐらいで、
爆竹はもっと深いところに行ったのが6ix9ineかな。
そうかもしれないですね。
なるほど。
そうですね。
スタイルのところで一旦活動休止とかってならなかった場合。
もっと別に行かれちゃってもいいんじゃねえのっていう。
爆竹はもっと行っちゃったみたいな。
それが6ix9ineかな。
確かに。それめちゃくちゃわかるな。
ルナシーはそれ以上行っちゃうとちょっと成立しないじゃんっていうところになったのがルナシーな感じ。
そうですね。真面目なんで。
そうそう。そうだよね。
5人の合議制みたいなところもあるから、そういうシステムで進めなかったみたいな感じ。
爆竹はね、今井が別に狂いたかったら狂っちゃうし、桜井も狂っちゃうしっていう。
そっちに行けちゃった感がありますね。
そうですね。いやー面白いですね。
っていう風に言うとわかりやすいんじゃないかって。
わかりやすい。
相当理解深まってきた。
全然その辺の流れをわかってなかったんで。
流れがね。そういう流れがある上でまたこのアルバムと向き合うというのが。
マザースになるほどね。マザー的なアルバムをやろうとしてた。
51:03
そうそう。そういうことだね。
すごい独自のスタイルが確立されたのがここかなっていう。
本当にそうですね。
やっとわかりましたね。
なんか本当にちょっと正直個人的に全然爆竹を詳しく知らなかったから。
で、狂った対応をまずちょっと今回ね。
やるよってことで。
そう、やるよってことで。じゃあ聴こうって聞いた。
そのアルバムの位置づけも全然わかんないから聞いたかった。
爆竹ってこんな感じなんだっていう。
なるほど。
そんな流れでできたアルバムですというのが今回の話で。
よくわかりました。
次回は狂った対応について深く話していくという本題ですね。
入っていきましょうという感じで。
まずは1回目はここら辺で終わりにしたいなと思います。
次回へ続きます。