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2024-05-26 1:30:54

音楽酒場#16-2 まさに爆発寸前!Xの原点がここに!~『BLUE BLOOD』35周年特別企画(後編)

X『BLUE BLOOD』35周年特別企画(後編)!まさに爆発寸前!それまでになかったXの原型がここにある!共同プロデューサー津田さんが語る当時の秘蔵エピソード! ※今回津田さんがお話されているエピソードをより詳しく知りたい方は↓「美しい記憶」をチェック https://www.tsudamia.jp/tsuda-book 前編はこちら↓ 『BLUE BLOOD』35周年特別企画(前編)~「爆発寸前GIG」と当時の共闘を振り返る!【音楽酒場#16-1】 https://youtu.be/y4C6EAN3qec 津田直士さん(元X制作ディレクター・共同プロデューサー) ニコ生 https://ch.nicovideo.jp/tsudanaoshi YouTube https://www.youtube.com/channel/UCH_sPE_hqEgr3IDyvjS8Yqw Twitter https://twitter.com/tsudanaoshi 著書「すべての始まり―エックスという青春」 https://amzn.to/3Kxgcqf その他のご著書はこちら https://www.tsudamia.jp/tsuda-book 『BLUE BLOOD』 https://amzn.to/3Un8vYl 「爆発寸前GIG」 https://amzn.to/3QdWH8e その他の音楽酒場コンテンツ↓ X JAPAN「ART OF LIFE」30周年特集①共同プロデューサーが語る大曲誕生秘話!分割問題の真相~初めて聴いたメンバーの反応は?【音楽酒場 #09-1】 https://youtu.be/PZFXIynhn4o 壮絶、怒号…でも幸せだった!制作過程&レコーディング秘話~X JAPAN「ART OF LIFE」30周年特集②【音楽酒場 #09-2】 https://youtu.be/z1S7RCy3ppg 300年残るYOSHIKIの芸術!そして津田さんとの別れ…X JAPAN「ART OF LIFE」30周年特集③【音楽酒場 #09-3】 https://youtu.be/9DDf4ttcd2o 【祝・ドラムマガジン表紙!】ドラマーYOSHIKIを語り尽くす!~津田さんしか知らないYOSHIKIのドラムエピソード満載!【音楽酒場 #01】 https://youtu.be/88mQFSgCskk 大注目!「XY×YOSHIKI」を語ろう!~このプロジェクトは何がすごい?どう楽しむ!?【音楽酒場 #02】 https://youtu.be/dHX1FrMZhWo 今、明かされる!「ART OF LIFE」「紅」「ENDLESS RAIN」X名曲誕生秘話!~津田さんへ質問!エヌゾーリベンジ回【音楽酒場 #03】 https://youtu.be/TFzvh9OBAlc 【激論】批判、誹謗中傷との向き合い方について~アーティストは繊細?強者は叩かれるべき?ファンのSNS活用は?【音楽酒場#13】 https://youtu.be/WFxjsb9JG7k アーティストの呼び捨て・敬称略はアリナシ?~「さん」は付けるべき?最近の風潮について津田さんと考える回【音楽酒場#12】 https://youtu.be/d9SNuxV6fqk 津田さんと語るTHE LAST ROCKSTARS~そして最近起きた色々な事について…【音楽酒場#11】 https://youtu.be/rLgb1cLny7I 激論!YOSHIKIを叩く人たちに思うこと~ア○チ、どう対応する?僕らの発信スタンスは?【音楽酒場#10】 https://youtu.be/0ubqEIHUUqQ X JAPANの新曲「Angel」を語ろう!(音楽酒場LIVE配信) https://youtube.com/live/rrXpYoFnlSE こちらもどうぞ↓ 津田直士さんと語るYOSHIKI&THE LAST ROCKSTARS!津田流プロデュースの真髄と、Xの現場を離れることを決意した理由とは…【名盤ラジオ 番外編#24-1】 https://youtu.be/VbjdtNQ_2y0 津田さんが語る“灰皿事件”の裏話~HIDE・TAIJI、超リアルな素顔のエピソード!すべてはここから…今だからこそエックス!【名盤ラジオ 番外編#24-2】 https://youtu.be/8mLDZj-9JWI 津田さんを唸らせる質問の数々!YOSHIKI&HIDEの感動エピソードに思わず涙が…「津田さん、X JAPANを何とかしてください!」【名盤ラジオ 番外編#24-3】 https://youtu.be/uhuXK4PTNgw ■『名盤ラジオ』とは? 3人の音楽好きが古今東西あらゆる名盤から1枚をピックアップし、お酒を飲みながら色々と語っていく番組です。 ※自由気ままなトークです。内容に一部誤りがある可能性がございますので予めご了承ください。

00:02
名盤ラジオ、前回からの続き。
音楽酒場へようこそ。前回に続いて、BLUE BLOOD 35周年企画、爆発寸前＀Xと当時のXについて話をしております。
タクヤです。今回もよろしくお願いします。
どうも、エルゾです。
爆発寸前＀Xです。よろしくお願いします。
こんばんは、津田直樹です。よろしくお願いします。
前回はね、Xについていろいろ話をしてますが、後編始まりということで、また乾杯しましょうか。
乾杯するのか。乾杯だね。
もうね、何回目だって感じですけど。
飲んでいただいてね、聞いてる方も飲んでいただいたぐらいがちょうどいい。
そうですよ。
じゃあ、飲みましょうか。
じゃあ、BLUE BLOOD 35周年、おめでとうございます。
おめでとうございます。乾杯。
おめでたい。
大きな名盤ですよね、やっぱBLUE BLOODは。
素晴らしいですよ。前回からの間にも映像を見てましたけど、めちゃくちゃかっこいいですね。
休憩中にね、爆発寸前議号を。
すかさずね。
すかさずね。
曲は何だったんですか?
今見てたのは、Easy Fight Rambling。
いいね。
いいんだよね。
Easy Fight Ramblingのライブとか、やっぱこれでしか見れないじゃんだって。
そうだね。
ライブはね、やっぱこれでしか見れないから、Easy Fight Ramblingは。
Easy Fight Rambling、やっぱライブ映像が。
この曲めっちゃライブでかっこいいよね。
かっこいい、めっちゃかっこいい。
間奏とかめっちゃかっこいいよね。
この曲ね、すっごく大好きですね。
そうなんですよ。ライブ映えする、ライブでよりまた魅力的になる曲いっぱいあるなって。
他に何かあります?曲で。
ここで言ったら、爆発寸前議号じゃないですか、これ。爆発寸前議号じゃないですか。
はいはい。
爆発寸前議号って言っておきながら、いきなりブルーブラッドで爆発してるじゃないかいっていう。
寸前ではなくもうね。
寸前ではなくあの、ブルーブラッドの冒頭のドラム。
爆発しとるじゃないかいって思うんですよ、毎回。
突っ込みどころまで。
03:01
確かに。
あれもう爆発しちゃってるんですよ、ずっと爆発してるんですよね。
あれがやっぱりとんでもない。
大爆発。
いきなり大爆発から始まってますからね。
やっぱあれってとんでもないわけですよ、あれをやるのは。
とんでもないですよ、ほんと。
ゼロから時速300キロにいきなり吹っ飛ぶわけですよ。
ダダダダダダダって。
助走がないからね。
あれはやっぱ、あの爆発力、突破力こそがXの魅力だなって思うんですけどね。
やっぱあれをやってたらやっぱ体ぶっ壊れるよねって思うんですよね。
いやほんとに体への負担すごいですよね、いきなり。
全速力ですもんね。
全速力、あれはもう半端ないですよ。
でもさ、客席とかさ、客席を映してる姿とか客席の後ろから撮ってる映画とか見ると未知とも遭遇だよな、ほとんどこれ。
ドラムソロとかだってさ、ほんとにだから面白いよ。
久しぶりに見ると本当に珍しいバンドだったんだなっていうか、オリジナリティの塊、オブ塊っていう感じだよね。
どこのバンドも何も似てなさすぎてウケる。
それをアゼンとして見ているファンと熱くなった瞬間にファンもステージと同じくらいテンション上がって一つになるとか、むちゃくちゃなもの。
爆発寸前ギグって言いながら爆発しとるやんっていうのはまさに俺が前回言った通り、
爆発が始まってるんだけど、一応爆発寸前ですよねっていう形になっていて、
でももう走り出しちゃってるっていうXサイダーっていうバンドの本質をそのまま表してますよね。
当時ももう爆発寸前ギグってことでやってたんですかね。
前回話した通りで爆発寸前ギグでインディーズ最後のっていう形で告知して、事実はそうだってなる。
アリバイが成立した時点で、それはOKで実際にはもうこっから始まってるわけですよね。
もう一気に。だから単純にこっからブワーって始まるわけですね、爆発が。
どんどんどんどん炎症していくというか、どんどん炎が広がっていくわけです。
爆発寸前ギグって名前すごいっすよね。
分かりやすいんだよね。
分かりやすいですよね。
06:00
このネーミングとかはどうやって誰がどんな感じで決まっていくんですか?メンバーとかが発信するんですか?
もちろんメンバーがどんどんどんどん出てくるんですよ。笑いながら多分決めてるんだよね。
爆発寸前ギグで行こうぜみたいな話を。その辺の話を楽しそうですね。決めてる時の。
楽しそうだよ。
どうするよどうするよみたいな。
本当に何かを決める時って5人が1人の人間みたいな感じなんですよ。
掛け合いもするよ、誰かが言った時に、えーでもなんとかじゃないとかっていうのもあるし、
それに対して、え、だったらなんとかなんとかとかって掛け合いがあったりとか、
意見とかがありつつも、その流れがどんどんどんどんやって、
なんかすごくいいのが見つかって、みんな全員でそうだねってなる感じとかが、
1つなんです。メンバー5人が1つみたいな、1人みたいな感じ。
なんか、これ俺何回も聞かれるのは曲順どうやって決めてたんだとか、
そんなんもなんか、なんとなくまあまあまあそれそうだよねみたいな感じだね。
なんか決まっちゃってるみたいな。
言い出しっぺは必ずどんな局面でもそれぞれいるんですよ。
多分ね。言い出しっぺはここは秀ちゃんが言い始めるとか、
ここは吉木が言い始めるとか、多分あるんだけど、
どっちにしろ誰が言い始めたにしても、
1人の人間みたいにすごくこう、まあそりゃそうだよなって感じだったりとか。
で、それに対してでもっていう意見もちゃんとあるんだけど、
でもっていう意見は、それもまたそれ確かにそうだなって言って、
すっと違う方になるみたいな。
あれは本当に何もかもが1つだったんだよな。
なんかあんまり、
なんか見たことないよ、あの頃に関しては。
本当に見たことない。
そういうなんかシステマティックではないんでしょうね。
全然違う。
多分5人の歓声というか、
自然に流れで決まっちゃうんだろうなーっていうか、なんか感じますよね。
うん。
多分5人の歓声というか、
自然に流れで決まっちゃうんだろうなーっていうか、なんか感じますよね。
うん。
自然に5人の中で共有されて。
交渉をつく気がするね。
みんなだから、もう爆発寸前だなっていうのを感じて。
ヨシキがなんかさ、爆発寸前じゃないとか言ってさ。
ヒデが、いやこれ爆発するじゃないかいみたいな。
言ってそうだなと思うんだけど、でも爆発寸前なんだよとか言って。
はいはいはいはい。
で大地が、爆発寸前だねーとか言って。
そうそうそう。
なんかさらっと決まってんだろうなー。
なんかその様子がね、なんとなく怖い。
09:01
そうそうそう。
ヒデは見つかったんじゃないかなと思うんですけどね。
爆発してると思うんだけどなーとか。
ブルーブラッドの君のドラマ爆発しちゃってるじゃないかって言って。
爆発しちゃってるじゃないかって言ってそうだと思うんですよ。
そう、絶対そのツッコミ入ってそうな感じ。
だってあのドラマおかしいもんな。
ずっと爆発してるじゃないかって俺思ったんだけど、あれ見てて。
まあまあね、タイトルとしてはそれで行こうよとか言って。
じゃあいいよ、はいはいって言って。
なんか割とノリなとこあるよね、この時期のXはって思うんですよね。
変な言い方するとロックである以上は全部ノリで。
そうそう、それなんすよ。
確かに確かに。
そこがやっぱかっこいいし。
そうそうそう。そういうとこに憧れもするんですよね。
確かに。
それがやっぱこの時期のXの良さだと思うんですよね。
たぶんヨシキはすごい美学を持ってる人だと思うんですけど、ずっと。
でもやっぱ5人のバンドなんだよなみたいな。
Xジャパンになると美学的なところがすごい強くなっていくんですけど、
やっぱXはバンドだよな、この5人の野郎どものみたいな。
それがいいですよねっていうのが見えるんですよね。
そうですね。タイトルからもそれ見えるし。
爆発寸前ギグ。
すごいですよね。あらゆるところに滲み出てるなって。
最初に爆発寸前ギグって見たのが中学の時だったと思うんですけど、
純粋にXを知ってディスコグラフィー的なものでビデオの一番最初に爆発寸前ギグってあって、
うおーって思った記憶がありますもん、このタイトル見て。
とんでもない名前だみたいな、これはすごいだろうみたいな。
爆発ってさ。
そこがめちゃくちゃ上手いところで、爆発ギグだとダメなんだよ。
そうそう。確かにそう。
爆発寸前ギグなのが、やっぱりそこのセンスがすごいんだよ。
今にも破裂しそうなこのテンション。
今にも破裂しそうな感じっていう、確かに。
実際見ると爆発しちゃってるし、破裂しちゃってるんだけど、
タイトルとしてそのネーミングの上手さがあるんですよね、やっぱりXって。
12:07
まあでもそれでいてちゃんとね、意味合い的にもね、そのメジャーデビュー寸前みたいなところもあるからね。
めちゃくちゃすごい完璧な。
これからデビューしたら大爆発というか、もう世の中に炸裂させるっていう、その直前。
すごいネーミングですよ。
構成を見ればね、まさに爆発寸前だったわけで。
そこがなんかやっぱ上手いっていうか、上手くいっちゃってるんだよね、その辺が。
俺がなんかメンバー同士と話し合ってる場所で好きだったのは、
いろんな新しいことを思いついたり、関係者とかスタッフとか新しい提案とか出てくるじゃない。
それを揉むわけ、メンバーの中で。
俺が大好きだったのは、一個人で話しながら、もう超本当に自然体で感覚で喋ってるんだけど、
なんかのタイミングで話し合ってるときに、
でもこれってさ、Xじゃないよねって。
そういうセリフがたまにあるのね。
これXだから、Xはこれないよねとか。
これないよねっていう瞬間に5人が一人の人間のように、そうだよねみたいな。
これちょっと違うよねみたいな。
もうその瞬間が好きだね、俺。
だから多分5人にしか分かんない、これはXじゃない。
Xはこれやっちゃダメだよねとか、このラインは越さないほうがいいよねとかっていう、
もう暗黙の了解があるんだよね。
そこに説明なんか誰もないわけよ、感覚の問題だから。
じゃあ何でも予定調和じゃないけど、守る方向にいくかっていうと、
またそれを併義で壊すような発言を誰かがするわけよ。
何々やってみないとか。
その瞬間にみんな吹くわけ。
まあよっちゃは言い出すこと多いけど、その瞬間にみんな吹くわけよ。
バーって吹くわけ。
何言ってんのって言いながら、でもアリだねみたいな急に盛り上がるわけ。
そういうときは逆にXだからアリじゃないってなるわけ。
なるほど。
会話がいつも見てて楽しくて、
俺はそのメンバーミーティングとかメンバーだけのとき、なぜか俺はよくいつも俺だけはいたんで、
ただ黙って見てるんだよね。
なんかすっごい楽しいの、そういう会話が。
いやあ、いいなあ、それ。
いやあ。
なんとなくこう思い浮かぶ。
なんかわかるよね。
思い浮かぶ。
その雰囲気はあれだよ。
何年か前の、例えばよっちゃのニコ生とかのメンバーとかの会話のワンボックスカーみたいなところに
パタがいてみたいな、ひーちゃんがいてみたいな杉澤もいて話してるとき、
15:03
あの雰囲気とかと何も変わらないの。
あの感じの延長で。
なるほど。
なんかね、あるのよ、Xだから。
Xのラインがあって、
それを話し合ってるんだよね。
いいなあ。
なんか理屈じゃないんだよなあ、みたいな。
俺は違うよねっていうラインと、
それはXだよね、みたいな。
それめちゃくちゃ面白いじゃん、やっちゃおうよ、みたいな。
それはやっぱちゃんとメンバーから出てくるし、みたいな。
めちゃくちゃロックバンドですよね、そういうのって。
それでも当事者じゃないとわかんない感覚ですよね、そういうのは。
でも考えたら、だからそういうふうに、もともとそういうのがあったわけよ。
1988年の初頭に、ちゃんとそういうのが、あ、あ、そういうのがあったわけよ。
5人のメンバーがバニッシングビジョンを作ってるよ。
レコーディングしてるわけよ。
そこに何かしないわけよ。
ふらっといて、ペラペラ喋って、で、一緒に飲んだりしてるわけよ、俺は。
で、そこには、5人が今使ってきたその文化があるのに、勝手に何かよくわかんないソニーミュージックの俺がいるわけよ。
で、一緒に飲んでんの。
で、そこに何かしないわけよ。
で、そこには、5人が今使ってきたその文化があるのに、勝手に何かよくわかんないソニーミュージックの俺がいるわけよ。
で、一緒に飲んでんの。
で、その頃からあるよ、そういう会話が。
何か俺Xじゃないんじゃないの?とかって話してるわけ。
で、そこに文化が全く違う俺が一緒にいるわけよ。
それがおかしくてさ、今思うと。
最初は黙ってただ聞いてるだけなんだけど、そのうちにだんだん始まるわけよ。
バニッシングビジョンを聞いて、いや、音楽的にはすごいってわかっちゃった俺が。
何かムニムニムニムニ、だんだんこう飲みながら近づいていくわけよ。
それで、いろんなこと言い出すわけ。
で、全校庭の上でね、最高で全部素晴らしいよ。
全部素晴らしくて、でもほら、もっと大きくもっと大きくとかって言い出すわけ。
面白くない?ちゃんとできてるのに、ちゃんとカルチャーがあるのよ、5人の。
その中に勝手に飲みながら入り込んでおいて、その代わり必ず全部ビデオを撮ってたの。
要するに、5人のことをちゃんとわかんないといけないから、必ずビデオで撮って、ずっと見つめて。
いつもどんな時でも5人を見つめて、で、どんどんどんどんわかっていくわけよ。
わかっていきながら、俺のポリシーははっきり最初から決まってて、もっと大きく、もっと美しくなのね。
それだけはいつも言うわけ。
それは、もっと大きくの大きくは、大きいけどもっと大きくって言うね。
要するに、メンバーにいないことじゃなくて、もう十分大きいけどもっと大きくって書きつけてるだけなのね。
で、美しいものもあるんだけどもっと美しくでしょ。
18:01
あとは、もっと5人それぞれっていう、なんかその、なんていうのかな、個性っていうのかな。
そういうのをいつもそればっかり言うみたいな。
それを、俺はもう自分信じきってたから自分の役割をやってたんだけど、
でも今思うとさ、5人だけしかわからない、これはXじゃないよねっていうのがあるのに、
よく俺を勝手に言ってたなと思って、そういうのを。
もうすでにあるのに対して、で、トシ君にはトシ君で勝手に2人だけで飲みながらさ、
トシ君さ、MCいろいろやってるみたいな。
なんかあるよ、言葉が。なんかトシ君のなんかがあるよとか言って勝手にトシ君に言ったりするわけじゃん。
それが88年の5月でしょ。勝手にそういうこと言っちゃってるんだよね。
でもそれ、俺はそういうのを勝手にそれいろいろやっちゃってたけど、
でもその5人がみんなで一緒に飲みながらさ、
そしたら俺はもう自分の役割をやってたんだけどもっと大きくてもっと大きくてもっと大きくてもっと、
言っちゃってたけど、でもその5人がみんなが当たり前のように、
これはXじゃないよねって会話してるのちゃんと見てたからなんで、見てたから大丈夫だと。
5人は絶対大丈夫だから、それぞれのメンバーに話してたな、いろんなその、
僕が思うなんかさらに先にあるXみたいな。
だからどう思ってたんだろうね、その頃のメンバーが。
聞かないままになっちゃってるんだよね。
いきなり登場して言いたいことは言ってるんだけど、
でもいつも嬉しそうなわけよ、メンバーのこと見てて。
その俺をメンバーどう思ってたのかっていうね。
一回も聞いたことないから、それって。
ないんですか、それ。
ないないない、聞いたことない。
多分この人はめちゃくちゃバンドの感性と同じものを持ってて、
それを理解した上で上乗せしてくれる人だなって思ってたと思うんですよね。
そうですよね。業界人なんだけど自分たちと近いっていう。
あとやっぱりアーティスト的というか、音楽的にちゃんと上乗せしてくれてくれるというか、
決してその業界した売り上げがどうとかではなく、
音楽的な上乗せをしてくれる人として多分認識してたんじゃないかなと思うんですけどね。
そうですよね。
そのバンドの哲学を理解した上で。
だから精神的なところがまず味方だっていうところと音楽的に上乗せしてくれるっていう、その2つのポイントですよね。
だろうなと思いますよね。
それがしっかりメンバー各自に伝わって、
その結果でいろいろなことが起きたんだろうなっていう。歴史としてっていうか。
21:09
なんかXジャンプのトシくんの張役ってかっこいいよね。
何を言い出したの、突然。
Xジャンプだけじゃなくてもいいんだけど、トシくんの運動神経がいいっていう話を前回したじゃない。
トシくんその上にピョンって上がる張役する時の姿勢とかあれがものすごくかっこいいんだよな。
結構ジャンプ飛びますよね。
あれはすごいよね。
バレーブでしたっけ。
バレーブだもんだって。
やっぱりジャンプに関してはその人の培われた張役力が。
次はあと20th Century Boyの時のモンキーダンスがめちゃくちゃキレがいいっていう。
キレいいよね、あれ。
キレいいね、あれも。
めちゃくちゃキレが良くて、あれですごい性格の真面目さが出てるなっていう。
ちゃんとやるっていう。
ちゃんとやってるよね、ちゃんとやってる。
ガチだなっていうその動きが。
性格が出てるなって。
すごい派手なこのルックスでね、怖そうなあれかと思いきやそういうとこガチでダンスをするというか。
気まじめさがあるよね。
そういうとこで突きやすさというかなんていうか。
親しみやすさなんだろうね。
あのさ、あとなんか久しぶりに爆発寸前ギブ見ると笑えるのが渋谷公会堂ってさキャパ3000なのに、
渋谷公会堂のメンバーとファンの様子って武道館も東京ドームもほぼほぼ同じだよね。
キャパが大きいだけで。
だから要するに渋谷公会堂の広さがただただ武道館の規模1万人になって、それから何万人になってっていうふうに増えていくだけの話で、
その構図というか行われていることは大体同じだっていうさ、その極目とかそういう意味じゃないよ、その世界というか。
だから逆に言うと渋谷でもうすでに東京ドームがもうできてるんだなと思って。
それはめちゃくちゃそうですね、思いますね。
これもなんかその後で東京ドームが成功するから言える話だからずるい話なんだけど、その当時に僕そのこと言ってないからずるくはないか。
24:00
今改めて見ると結局もう出来上がってんだなっていう、その基本はね。
だから要はそのステージで何をしてどういうふうにするかっていうのはもうやっぱり武道館の規模1万人になって、
簡単なこと言うとね、マジソンスクエアガーデンも含めて結局エクストラもできてて、
その見る人の数が渋谷公開の頃はまだねその3000人が、3000人しかいないんじゃなくてみんな見たけど買えなかった人もいるけど、
でもほら5000人とかそういう中の人たちが見てたんだけど、
それがその1万人5万人って増えていく過程の中で必要だったのが夏の野外イベントで逆風の中、
たくさんの有名なバンドに混じって対バンでやってドギモを抜くみたいなこととかさ、
あるいはテレビ局主催のイベントに出るとか、あるいはテレビ局の生で演奏してその一部を中継する企画で、
高崎のクラプチッタみたいなところでやるとか、そういういろんなところにそういうところに出てってやりながら、
本当の新しいパワーを増やしていったんだと思うね。
だから新しくそのXと出会うべき、新しいファンと出会うために全国いろんなところでライブをやって、
東京ドームに至るんだけど、その元のステージのそのXっていう存在自体は渋谷の時にもうあるんだっていうのが、
爆発寸前技術を見ると確認できる。基本はもうあるんだなっていうね。
なんか本質的なところで言うとあんま変わってねえなって思うんですよね。
そのスケールが変わってるだけで、人数が変わってるだけで、やってることはあんま変わってねえんだなっていうのが見えるみたいな。
それが爆発寸前技術、ここですでに提示されてますよねっていうのは思いますよね。
単純にそれが見てる人とか反応する人が増えてるだけっていう感じであって、
Xがやってることはあんま変わってねえんだなみたいなのは思いますけどね。
最初からスケールがでかいバンドだなとは思いますし、
より生々しい感じで表現されてるなと思いますし、
そこが面白いところなんですけどね、ここでは。
やっぱり後々のステージでは、やっぱり単純にキャパがでっかくなってしまったら、
生々しさというのは薄れてしまうものであったりもしますし、
27:05
そういうのがめちゃくちゃわかりやすいのがこのビデオだなって思いますよね。
あとはところどころアレンジも結構違うところがあったりとか。
そうそうそう、そういう進化が好きだったね。
その辺でやっぱ思ったのが紅。
紅はその後のライブだと落として、途中最後の方落としてファンが歌うところとかありますけど、
あれがまだないんだみたいな。
はいはいはい。確かにそうっすね。
それはこの後の夜音?
夜音ですよね、日比谷夜音で。
夜音で披露するので、それまでの間にそういうふうに変えてったっていうか、見つけてったんだよね。
そこに行く過程とかも結構興味があるんですけど。
元々歌ってたんですか?
いやなんかその紅は単純に速い曲じゃない?スタート、スタート、スタート、スタート。
もうすでにその時はエンドレスでもできてるし、
さっきほら、「もっと大きく、もっと大きく!」って言ってたっていうのが、
大きさもそうだし、世界的っていう意味の大きさもあるし、
強弱をものすごく広げるっていうのもあって、
だから速い曲なのにものすごく落ちて、バラーディーになる。
バラーディーっていうか、そういうダイナミックスをすごく広げようよっていうのを俺よく言ってたのよ。
それはXがすごい似合うし、
ドラマティックな感じがすごく似合う上に、それでそのXの大きさが伝わるんだみたいなことをいつも言ってて、
ちゃんと僕投げかけてたんですよ、それを。
で、実際にエンドレス・レインっていう楽曲がもうできた時点で、
僕の言ってたそのダイナミックスがもう確実に形になってるんですよ。
美しさが突出してる部分もあれば激しさが突出してる部分もあるって、
しかもそれがブレンドされてるみたいな良さもあるみたいな、
とにかくダイナミックスをすごく強くしたかったんですよ。
激しさと美しさっていうのが一緒に出てくるんじゃないかっていうのが、
僕の言ってたダイナミックスをすごく強くしたかったんですよ。
とにかくダイナミックスをすごく強くしたかったんですよ。
激しさと美しさと広大さと速さとみたいな、いろんなのがいまじって。
そういう話の中で、どういう会話の中からなったのかわからないけど、
30:03
紅で落とすっていうアイデアが出てきた頃に、
僕はもうライブのステージで見えないところで、
僕が鍵盤を弾くっていうのを始めてたんですよね。
爆発寸前劇場のときは僕はまだ弾いてないんだけど、
その後からもう俺が弾くよと。
そうすると豊かな和音で包めるから、いろいろできるんじゃない?
っていうのをリハとかを通してやってて、
当然紅もこう、なーんて落ちたときに、
あそこで僕が演奏するストリングスの音がなかったら成り立たないけど、
僕が弾けばいいわけですよね。
一応半音下げたけど、今で言うとAm、要するにトランスフォートするけどAm、
で次はEm音Gね。Gじゃダメなの。
必ずミを引っ掛けたままじゃなくて、じゃなきゃダメでAm、Em音G、F、
Esus4、E7っていうストリングスを入れるとすごく広がるし、感動しちゃうじゃない?って。
そのときにみんなが歌ってるっていうのを、
別に全部が俺が言い出したわけじゃなくて、
メンバーがいたりとかっていう掛け合いの中で、
そういう俺が実際に演奏してこういう風にやるとこうなるって。
できるよねってなってた。
で、お客さんが歌って、
途中からフワーって俺のストリングスが入るんだけど、
そうすると盛り上がるじゃない?なんか。
で、そのときにドラムはやっぱチクチクチクチクチク。
そういうのがだんだんアレンジしてるうちに、リハーサルしてるうちにだんだん形になっていって、
すごくいいんじゃない?っていう風になっていくわけ。
そうするとクレナイが進化するんだよね。クレナイの意味が。
それを初お披露目っていうか実際にやったのが、
日比谷野音なんだよね。
だから俺日比谷野音は、
爆発寸前ギャグみたいなそれまでの他のライブと全然違って、
すごい気合が入ってるの覚えてるの。
なんでかっていうと、
音響のPAの人たちとかはさ、楽屋の近くというかステージから見えないところに
セッティングされたM-1にちゃんと開始がどうのこうのって言われてもさ、
え、なんなの?あんたスタッフでしょ?ってなっちゃうからさ。
そういうのがあって、
そういうのがあって、
そういうのがあって、
そういうのがあって、
そういうのがあって、
そういうのがあって、
必死で説明しなきゃいけないんだけど、
その頃なんかただのレコード会社の若いやつだからさ、
相手にされないからもう誰も守ってくれないから、
俺自分で言わなきゃいけないわけよ。
現場で一生懸命説明しながら、
音の確認もしてみたいな。
俺が変な音出したら終わりじゃんみたいな。
やべえやべえやべえみたいなことを一生懸命説明しながら、
33:02
時々しながらやって。
横で弾いてたんですね。
そうそう、それが成立しないよっていう感動性がね。
そこでヨタはピアノ弾くわけにいかないから。
俺の弦が弾けるようになって、
そうなって、
そうなって、
そしたら曲が決まるっていうことでしょ?
いかないから、だったら俺のケンカ必須なわけよ。だから頑張るわけ。
で、ほら、聴かれて音楽的に答えてる俺が、俺がしくじったら終わりじゃない?なんか。それだめじゃん?みたいな。俺がメンバーに突っ込まれたら終わりじゃん。さすがって思われてた時期だから。
一応元にプロのミュージシャンだけど、一応気合い入れるわけよ。完璧にするぞーみたいな。
そうですよね。そこで何回も、しくじろうものならずっとメンバーから言われそうですもんね。もう終わりだよね。
津田さん、あの時さーって言って。あの時さーって。あの時さー、津田さんって言って。
それは楽しい思い。だからその時にすごい手応え感じたね。みんな歌ってて、俺は進化したなーみたいな。
だから覚えてるのは、それで武道館とかどんどんステージ重ねていって、最初の東京ドームの時あたりからだんだんその、さすがにね、僕の手を離れて他の人に変わっていくわけ。
で、えーと名前忘れたけど、なんか2人キーボーディストがそこに手渡すんだけど、一応その全部を稲田ちゃんが仕切ってくれてるわけよ。やっぱりその、稲田稲、和彦稲ちゃんね。
で、稲ちゃんにちゃんと譜面とかも渡した時に、稲ちゃんにどんなキーボードが弾いてもちゃんとこのAmの後でEmon Gって要するにミの音をステするって、この俺のこのメロディーは絶対キープしてねって、平気でみんなGにしちゃうからダメなんだって、それだとっていうのを稲ちゃんにお願いしたのを覚えてるね。
ちゃんとこれ引っ掛けてってねって。で、結局東京ドームでは俺はそういうあたりはもう全部任せて、ボイスレスクリミューのローズピアノ弾いてたのかな。
なんか、ストリングスはもう弾いてなくてローズを弾いてた気がするな。で、スリーデイズはもう完全に俺はもう一切何も弾かなかったのね。だから東京ドームまでだね、俺が弾いてたのは。
ごめんごめん、俺の話になっちゃった。とにかく紅が進化したのはその矢音ですね、日比谷矢音、6月の。
爆発寸前ギグでちょっと見てて思ったのは、吉木のドラムセット動いてるじゃないですか。
36:02
すごい、その辺もなんか金かかってんのかなーっていうかなんかすごい…。 どんなこんな予算出たんすかね、当時にして。 すごく悔しいですよね、当時にして。 めちゃくちゃだよね。
動くっていう、なかなかすごいですよね。
デビュー前じゃないですか。 そうだね。 まあデビュー前でも実際にちゃんと動いてるからなんだけど。
でもまあ、言葉的に言うとインディーズでドラムが動くとかありえないよね。 すごいことをやったっていう言い方も多いよね。 そうですね、インディーズ時代ではあるわけですもんね、デビューだったりは決まっているし、もうあれではあるんですけど。
確かにインディーズ時代にドラム動かしてたのに、吉木、初とかもうそんな感じじゃないですか。
すごいな。 この時すでにクリスタルドラムなんだなっていう。 あーそうだよね。
これが初とかじゃないですか。 ここが初なんですかね。 ここが初とか、なんか何かで見たかなんか。 そうだね。
初お披露目的な感じ。 やっぱり原型がここにあるんだね。 原型が。
でもやっぱり基本的には全部メンバー初だから、やっぱりね最初はこれ原型があるわけだけど、半信半疑の声もあったね。
割とこう、近しくないスタッフなんかからは、このね、この四部講座をやった頃なんかはやっぱり半信半疑の声もあったよね。
だからそれを蹴散らしていったんだろうな。それからの1年半の間にね。 この半信半疑っていうのはどういうのか。
まだその規模じゃないとか。 Xの美学に対して、だってこの爆発宣言ギグをやってる時のファーの数っていうのはまさにインディーズのままなんですよ。
その心ない関係者から見ると、疑ってかかってる関係者から見ると、まだ要するにブルーブラートが発売されてないから。
そうするとほら、バニッシングビジョンの実績がXなわけですよ。そういう疑っている人にとってはね。
そうすると何万なわけじゃん、売り上げが。それで何?こういうステージやってるけど、それ何なの?ってなっちゃうっていうこと。
未来を見ることが、ビジョンを描けることができない人とか、若いアーティストの可能性を信じられない人にはわからないんだよね。こういう、なんて言うんだろう。
39:01
だから要するに過去実績が何万のバンドだとなっちゃうわけですよ。そうするとなんでこのステージ意味があるの?ってなるし。
そんなこと言ったら、え、このバンドに7000万かけたの?バカじゃないよって俺なんかもう言われちゃうんだろうね。気が狂ってんじゃんみたいな。
でもそれをそのスタッフルームサードが当たり前にできたのは、そのどてつもない可能性を信じることができたんだよね。
いやこれすごいことになるでしょうと。だからこのステージも、今は狭いけどこれはもうでっかいところにこのままなるんだってみんな信じていたんだと思うんだよね、そのスタッフがね。
そばにいるスタッフ、Xを支えるスタッフはみんな信じてたんだと思う。だからこれ実現してるし、実際にこのスケールだけが大きくなっていくのがいずれ東京ドームまで繋がってるわけだから、メンバーは正しいわけよ。
でもそれは成功したかそう言われるけど、この時点では誰もそういう未来があるって確信が持てないわけ、わからないわけ。言い切れない。
その時はメンバーを信じることができるか、あとこれは絶対そうなるんだって言い切ってる僕のことを信じるかどうかだけだったんだよね。
まあ言ってみればね、この時点では、じゃあこの一発で終わっちまうバンドかもしれないわけですもんね。
一発っていうか、そもそもどうなのっていうか、そもそもそこまで言って本当にそうなるの?みたいな。
わかんないわけですもんね。
一発もなってないわけですよね、この時点では。
でも何万っていう状態だったのが、ブルーブラッドで少なくとも20万まで一気にいったから、もう完全にひっくり返ったね。
やっぱりブルーブラッドを出したことによって、89年の夏の前、春の段階、季節で言うと初夏とかの段階では完全にひっくり返っちゃったね。
あれやっぱりすごいんだね、みたいになって。
で、夏の野外で完璧にこれやばいと。なんでかって言うと、要するに他の業界関係者がみんな見ちゃうわけじゃん。
ソニーミュージックだけじゃなくて、いろんなその業界の人が見て、あれ何なの?ってなったの、その89年夏に。
で、まだそれでも否定的な人もいるんだけど、やっぱりロックをわかってる音楽関係者が、え、やばくない?何あのバンド?ってなっちゃって、すげくない?ってなって。
だから俺の記憶では89年のその夏から急になんかね、流れが変わったんだよね。
業界全体にXってちょっとすげえかも?ってなり始めた。
42:00
89年の秋に向かってそれがどんどんどんどんこう、強くなっていったら、いったら、うちは倒れた。
それでいきなり流れが変わっちゃうっていう。
なんか89年やばいね、こうやって思い出してみると。ドラマを覚えドラマだね。
で、89年の秋には紅が優先の新自主とるし、
そんで、その後エンドレスでも出て、でとうとうその次の90年の2月にはゴールディスク大賞で、明日ともにその1位になる。
グループアートすごい、Xすごいってなる。その1年がすごかったな。
やっぱそういう意味で言うとやっぱ爆発寸前っていうことですよね、本当になんか。
後に爆発がちゃんとあったと。 後にね、爆発めっちゃ。
ずーっとそのXってファンの反応を信じ続けてたんだなってのは思いました。
業界がどうとかじゃなくて、ファンの反応こそが全てだと思って、そこに全てをかけたバンドなんじゃないかなと思うんですよね。
そこを信じられたことがやっぱすごいんですよね、あの人たちって。
業界なんて信用にならねえもんなんですよ。
ファンがやっぱずっと支持してくれたからなんだよなっていうのを、なんかずっとヨシキはそこに感謝を今に至るまでずっと表明し続けてるよなっていうのは感じて、そこになんか誠実さを感じますね、アーティストとしての。
逆に言うとアーティストって本音は絶対そこですよね。
なんだかというと、業界関係者っていうか、いわゆる一般的に大人って、可能性とかその人の本質じゃなくて、これが売れてるよねとか、これが良いとされてるよねっていう、その本人じゃない別のものをもとにして評価するよね。
でも素晴らしいものって、そんな他のもの関係なくて、その本人とかそのものを見たときに胸が震えるとか、なんかすげえと思うっていう、それだけが命じゃん。
それでそのまま直結していいって思ったり感じてくれてるのがファンだから、それは信用できるんだよね。
でも大人の人たちって必ずそういう、自分が心震えたりじゃなくて、こういうのっていいんだよねとか、あれにすごい似てるから売れるんじゃないとか、必ずその一番大事なものじゃないところに行っちゃうのよ、それがやっぱりアーティストは心傷つくし、信用できなくなるんだよね。
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もちろんそういう人との力が働いて、それでプラスなこともあるから、別に否定なんかしないけど、やっぱり傷つくときがある。やっぱりそういうこと言われると。だから信用しきれない。信用してもいいんだけど裏切られることもあるから、やっぱり全面的に信用しきれないけど、でも自分たちの様子をそのまま見てありのままで感動してくれたり、分かってくれるファンはやっぱり大切だよね。嘘つかないっていう意味で。
Xってずっとそこを信じてたと思うんですよ。ずっとファンの信じてたと思うんですよね。だってその業界的なとか言ったらすごいボロクソに言われてたわけじゃないですか。それでもやっぱりファンが反応してくれるっていうのをずっと信じてやってたバンドなんだよなって。
だからそこなんだよなみたいな、やっぱり。だから感動するんだよな、あの人たちって。
本当の関係だもんね、ファンとの関係。
そうなんですよ、そうなんですよ。ファンとの関係が本物というか、嘘偽りがないじゃないですか。
ファンはこのバンドの可能性を信じてるし、バンドもファンを信じてるんですよ。こいつらが指示してくれるんだったら俺らは大丈夫だみたいなの。
なんかここでずっとやってんだよな、こいつらっていうのが。なんか見えるんですよ、この爆発寸前ギグを見ると。
業界はどうだとか、そんなん書けねえんだみたいなさ。こいつらがいいって言ってくれたら俺らいいんだみたいな。
俺、どんなでっかい会場にどんどんどんどんXが進化していっても、いつも感じていたのがあって、Xっていうバンドとファンの関係って、
今、エンズゾーが言ってくれた関係を俺も感じてたからなんだけど、見方を変えると文化祭で頑張ったクラスメイトのステージとそれを見守るクラスメイトに似てるなって思った。
そうそうそうなんですよ。もうそうなんですよ。もう本質的に言うとというか。
絶対的な信頼関係を絶対的に応援しちゃうっていう、そういうものを感じてたと思うんだよね。
そこに途中に大人の人が入っていて、いろんなタイアップがあるから僕らは売れてんだとか、だからちゃんとして有名なアーティストなんだよじゃなくて、全部肌と肌でつながってる感じがね。
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結局最初から最後までずっとそれをやってるよね。Xっていうのが応援したくなるし、見てて。
やっぱり俺のクラスの俺の友達なんだよみたいなさ。そういう感じなんですよね。みんなが、あの5人、6人。みんながそれなんですよ。
俺もロック好きだし、おめえらもロック好きじゃんみたいな。そいつらが頑張ってやってんだったら、応援するしかねえじゃん。そんなもんはさ。
ただそれだけっていうのが、Xってずっとそれをやってるんですよね。世界。
今は世界なんだけど、ずっとそれをやってるだけなんだよっていうのが、だから支持したくなるんだよねっていう。
でも、ファンが全てっていう方は、俺は危険だと思うんだけど、あくまでもそのアーティストがやっていて、それをわかってくれるファンがいるっていう。
でもやっぱりファンって絶大でね、やっぱりなんてかっていうと、色眼鏡でもないし、孫徳でもなくて、ただ好きだっていう、一番アーティストとか芸術家にとってはかけがえのないものなんだけど。
たまたま35周年じゃ、ブルーブラッドのリリースの35年っていう、年月って素晴らしいなと思うのは、
Xのファンが、いろんな世界に散らばっていて、みんなそれぞれ生きていて、おかげでみんな大人になって、
そのファンのお仕事をしている職場によっては、それがエンターテイメントの職場だったりして、皆さん出世してるんですよ。
それが素晴らしいことで、ものすごい実力を持ったエンターテイメント界のすごい人が、もう大ファンだから。
そうすると、昔のXを理解してない大人たちが牛耳ってたエンターテイメント界と違って、ちゃんとファンがいるんですよ。出世してるんですよ。
それがものすごい素晴らしくて、全部わかってるからね。そうするといいことが起きたりする。
これはやっぱりご褒美だと思いますね。頑張ったご褒美っていうか、常にファンに対しては尊い存在で、必ずファンにいろんな意味を見せるっていうアーティストはずっと永遠にそうじゃない。
だから今もXジャパンのメンバーも、Xっていうバンドの存在も、例えばヨシキだったらヨシキっていう存在も常にものすごい空のような高いところにいるんだけど、
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ファンが出世すると何が起きるかっていうと、Xとかヨシキ、解説にしましょうよって、これやりましょうよっていう話がちゃんと進むって。これは本当に幸せですよ。
ファンはファンだ。ファンで出世してすごい素晴らしい事をしてる人がどんだけいると思います、今。いろんなところに。なんていう幸せなことだろうっていうね。
だって俺、そういう人と何人も会って話してるもん。公表してないけど。
だから僕から見て、こんな立場のすごい人があって会ってみたら、その人が僕に対しても態度がかかるからね。
ツタさんですよねって言うのは、いやいや、そんな恐れ多いって。でも年齢が若くても素晴らしいことされてるからって言うと、もうツタさんですよねってなっちゃう。
それはもうメンバーのことわかってくれてるし、素晴らしい場所を用意してくれる。なんて素敵なことなんだろうと思いますよ。
だから演奏の言う通りです。ファンは本当にわかってくれてるから、素晴らしいですよ。本当に。
運命共同体ですからね。
だから、なんか爆発寸前ギグの映像を見てても、そういう、あの人があって何人も顔が浮かぶけど、
ここ見てたかもしれないじゃん。必死で。そうやって考えるとやっぱり感動しますね。
あとはこのライブ、爆発寸前ギグ、映像としてリリースはされてないけど、エンドレスレインもライブではやってるんですよね。
だからこれが初なんで、試みとしては。
初めてやってみたっていう。でもものすごく大切だったんですよ、それをやるのがね。
僕が何度も何度もこれが始まりって言っちゃってるのは、多分その気持ちが大きいですね。
ここから始めるんだっていう。
どっちにしろエンドレスレインってすごい大事でね。その新しい演奏のスタイル。
吉木がドラムを叩かないっていう。
このタイミングですよね。3日前に舞橋でやったとしても、まあ単純にまだ2回目。
やっぱりあまりにも新しい試みだから。
だってドラムが入っているけどドラムを叩かない吉木って、そのXの歴史でこれが初めてなんですよ。最初なんですよ。
それぐらい新しいXがここにあるんですよね。
何度も京都スポーツバレエとか半年前の夏野っていうのは、その頃になかった新しいXがこの爆発寸前劇場にあって、
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それがその後のX像の基本になっていくんですよね。
秀ちゃんが秀ちゃんだけの時間があったり、ドラムソロがあったりピアノソロがあったりっていうのも現役が全部ここにあって、
それはその前の夏には1ミリもないんですよ。
あのギターソロコーナーもなかったんですね。ここが初なんですよ。
なるほど。
それの元を、まだなかった京都スポーツバレエは野外ですけど、その同じタイミングの頃のツアーで一切赤い幕がパーンと落ちて始まるっていう。
そのライブには全くなかったものは全部この爆発寸前劇場にあるんだけど、
大体半年前からそれを始めるわけです、メンバーが。じゃあ新しいXは何なのか。
その始まり、その新しいX像っていうのを探す始まりのところに、あの音楽合宿があるんですよ。
そのぐらい音楽合宿とかその時期って大事で、その数ヶ月前に初めてXジャンプが始まってるみたいな。
だからそのみんなが今知ってるXってコードのXジャパンってことでの始まりって、本当にその1988年って大事で、
5人のメンバーもちゃんといて、でその才能とかあと5人が一つになる。
あるいは逆は観客が全部一つになって、もう全部あったんだけど、それがすごく大きくなっていくためにそのメンバーが
何か新しいものを見つけて進化していくっていう、それが88年に一気に進むんですよ。
それがこの89年の春から外側に全部出始める。それがこの爆発寸前劇全部入ってるんですよね。
すごいそうやってみると感動しますね。
年の変化と、でも全部紛れもなくメンバーがもともと持っていた、すごく大きくて、それぞれの個性が爆発する新しいXがもうここに全部原型があるんだなーみたいな。
本当に原型というか、まさに爆発寸前というか。
確かになんか寸前感はやっぱあるんですよね。
映像的にあのピアノソロのところはありますけど、グランドピアノじゃなかったりとか、そういうちょっと違うところもあるから。
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オルガンっぽいというかキーボードというか。
あとはね、アルバムからはセレブレーション・エクスクラベーションあたりも演奏されてたみたいですけどね、セットリスト的には。
そのあたりは現地にいた人だけが。
お披露目的なところだと思いますけど。
いやー。
多分津田さんの視点から見るとすげー、組み上がっていく途中経過みたいなかもしんないんだけど、見てるこっちとしてはこれが最初みたいだね。
それ以前のXってやっぱ見たことないから、もう最初からなんかこれなんだみたいに思いますけど、
でもそれもやっぱすごいずっとやっていく中で組み立てていった上でのこういう形なんだなーっていうのはなんか、
今お話を聞いてて思いましたね。
この爆発寸前劇で見られるいろんなXの基本形みたいなものが、
もちろん全部じゃないけど一部というかいろいろなかった頃のライブを見ていた僕にしてみると、
言葉には一個もしてないんですよ。
こういうのがあって具体的に僕が提案したんじゃなくて、全部メンバー発のライブだったんですよ。
心の中には例えばこういう感じっていうのがあってね、その半年前とか1年前には。
その頃にはないんだけどなんかそういう感じ。
それがもう実際に全部、全部形になったんですよ。
なんていうかな、その頃に願っていた夢が叶っているみたいな。
ちょうど1年前ですよ。だからこの爆発寸前劇は、
ちょうど1年前に僕はバニッシングビジョンのデモテープを聴かせてもらって、
よっちゃんがベトベンは馬鹿な曲を生む才能があると気づいて、
その頃はタイちゃんと音楽の話を始めてて、
で、トシ君のMCが不安になったから僕はトシ君といずれ話さなきゃと思ってて、
それちょうど1年前なんですよ。
でも、あのバニッシングビジョンのデモテープを聴かせてもらって、
で、トシ君といずれ話さなきゃと思ってて、
それちょうど1年前なんですよ。
でも、あのスタッフルームサウンドではXをやるっていう話をまだしてなかったけど、
俺はその、なんていうかな、申請を出してビデオカメラを会社に用意してもらって、
それを抱えて僕はもうメンバーがいろんなツアーに出かけた時に全部撮り始めるんですよ。
それが本当にそのちょうど1年前なんですよ。
88年の3月頃。
その頃に夢を見てたんですよ。
そのXはこういうふうになるんだみたいな。
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何の根拠もないけど。
全部そうなってるんですよね。
これは謎なんですよ。
なんで僕が願っていたような感じに、
具体的には何も言ってないのに、
それぞれメンバーがなんとなくイメージを膨らましてどんどん広がって、
より大きく、より自分たちの個性強く、
もっと美しくしていった結果、
オリジナリティをさらに深めていった結果、
1年後に形になってるんですよね。
でもその中で、
もう本当にちゃんと言葉にしたことを、
はっきりと僕が言葉にしたことを、
これから30数年経ったヨシキのディナーショーで、
俺が言っていてヨッチャンはそれを笑って見てるんです。
ヨシキってすごいなと思うのは、
俺がヨッチャンに、
メジャーキーのバラードを作ってってお願いをして、
エンドレスリングを生んだって、
これはもう明確に俺がお願いしたんで、ヨッチャンに。
それが88年の夏にヨッチャンはエンドレスリングを作って、
夏にヨッチャンはエンドレスリングをパッと生んでる。
これをヨッチャンちゃんと人に言うんですよ。
津田さんがそう言ってね、作ったよって。
でもすごくないですか、ヨシキのこういう大きさ。
単なる1人のスタッフが言ったのに応えて、
エンドレスリングを生んだよなんて言わなくていいじゃん。
僕が生んだんだよっていいのに、それ言うんですよね。
俺がはっきり言ってるっていうのもあるけど、
でもすごいなと思うよね、そういうことを。
当たり前にヨシキの大きさも。
でも俺にとってはエンドレスリングが生まれるっていうのは本当に、
爆発寸前危機の1年前になかったのに、
こうあってほしいって願っていたことが全部が叶うものの、
ものすごく大事な一つの大きな存在なんですよ、エンドレスリング。
象徴する。
その証拠にこの爆発寸前危機で初めてヨシキ、
ピアノに専念して弾くパートが、ピアノソロのパートがあって、
エンドレスリングで実際にピアノだけを弾いて終わるんですよ。
そんなヨシキは過去にないんで、
ドラムが音が鳴ってるけど叩いてないっていうのはないんで、
それが新しいXでは新しいヨシキなんですよね。
その延長専長とは言わないけど、
ピアノがどれだけ大切かっていうことをヨシキが感じた結果、
今やヨシキ暮らしからですよ。
玉ねぎフォールで。
この間の夏は三大伝道ですよ。
それすらも根本はこの爆発寸前危機のピアノだけを弾くヨシキにあるとすればね、
すごいんですよ、この89年の3月。
この映像って。
1:03:02
それを可能にしたのは5人が1つになってたからっていう話なんですよね。
セットリスト的にはね、
ピアノソロがあってその後にエンドレスレインでクレナインに続いていくっていうところで、
リリースされてるやつだったらピアノソロからクレナインに行ってますけど、
間にエンドレスレインがあったっていうところで。
これもね、その新曲として、
たぶん初めて聞く人がその会場にいた人ほとんどだったと思うんで、
なんかどういうリアクションだったんだろうなって思いますね。
すごい貴重だよね、その時の。
貴重ですよね。
だって初めてエンドレスレイン聞くのが生でって、なんかもうないじゃないですか、絶対。
その人これ聞いてたらあれだよね、コメント欄に書いてほしいです。
コメント書いてほしいですね。
現地で聞きました。
いやー、すごい。
すごいっすね。
書いてほしいです。
そしたらインタビューに行きますよ、僕。
津田さんがインタビューに行くそうです。
いやー、そういう爆発の前期に行くと、
89年Xですけど、どうですか、ひできさん。
いやー、本当に改めてもうなんつーかね、
すごいっすね。
ここが本当なんだろう。
全てが本当なんだろう。
いやー、めちゃくちゃエネルギーが詰まってて、
本当に爆発寸前ですよね、これは。
エルゾーさんはいかがですか。
僕の個人で言えばもう、ひでたね。
ひでたね。
ひでたね。
ひでたね。
いかがですか。
僕の個人で言えばもう、ひでたな。
ひでのかっこよさ。
このひでのかっこよさで僕はロックに惚れたっていう。
こんなにステージで遊んでる人はいないんですよね。
そこに惚れたなっていうのは、やっぱこれ改めて見てて思いましたね。
あとそのやっぱXのバンドとしてのかっこよさっていうか、
吉木がそんなに映ってるわけでもないんですよ。
割と5人均等なんですよ。
めちゃくちゃバンドなんですよね、ロックバンド。
そこがやっぱなんか、ロックバンドのかっこよさというかなんかね。
吉木ですらその5分の1というか、
あれだけすさまじい天才的なアーティストですら5分の1であったという。
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このバンドの、Xというバンドの大きさをなんか感じられるので、
それがやっぱ見てて楽しいし面白いなっていうのは思いましたね。
あれ、今の映像の話ですごい懐かしいこと思い出しちゃったのは、
多分この89年の後半だと思うんだけど、
夏以降秋とかだと思うんだけど、
初めてNステに出ることになった時に、
当然そのテレビの音楽番組って初めてだったから、
当然スタッフとかプロデューサーも普通にどんどん進めていくわけですよ。
メンバーからのものすごく必ずスタッフさんこうしてねっていうのもあって、
実際にメンバーは演奏するか分からないから僕は副調整室にいて、
音とかね、例えばキックとスネアのハイの要素を同じ場所にしてください。
出ないと2ビートになっちゃうから、Xは2ビートじゃないんでって言って、
やってくれないからもう具体的に周波数言ってそこを上げてくださいとか言ってやりながら、
もう1個大事な話は、普通にカメリハとかやると、
バンドだけど一般的なバンドは五人均等じゃないんですよ。
ほとんどボーカルなんですよ。
それで始まった時に僕がもうお願いして、
五人均等にしてくださいって言って、
まあそうはおかしいんじゃないですか。
いやこのバンドはそうしてくださいって思って、
結構俺が譲っちゃったらおしまいだから、
それをもう厳しく言うっていうのをやったなと思って思い出しましたね。
いやそこなんすよ。そこなんすよ。やっぱり。
テレビにおいてもやっぱりそこなんすよ。
そこをやってくれてありがとうございますってことですよね。
だからこそ、これを見てそのロックにハマった人間ってものすごい多いと思うんですよね。
ボーカルオンリーではない。ボーカルとそのバックバンドではない。
Xってものすごいそれを全面に押し出したバンドなんですよね。
そのビジョンがそれまでなかったんだよっていうぐらいやったバンドなんですよ。
そこがやっぱり大きいし、後に与えた影響がものすごいでかいと思うんですよね。
そこを譲らなかったっていうのは、わくっていらっしゃるって感じですけど。
ありがとうございますっていう感じですね。
ありがとうございますって感じですよね。
1:09:04
それがやっぱりこのライブビジョンの中で、
僕もあの大きな影響を受けていることがすごい大きいと思うんですよね。
ありがとうございますって感じです。
それがやっぱりこのライブビデオにおいてもやっぱり見えるんですよね。
ボーカルとそのバックバンドではないんだロックバンド中の朝みたいな。
メンバーそれぞれがかっこいいってなっちゃうんだけど、
タイちゃんの動きとタイちゃんの回転とか、
タイちゃんのエースを弾く姿のかっこよさは全くまた他のメンバーと違うから、
なんでこんなにかっこいいのみたいな。
よくライブ終わった後もずっとスタッフルーム3rdのメンバーとして話してて、
いつもため息をつきながら言うんですよね。
タイちゃんなんであんなにかっこいいんだよねみたいな。
あのタイ人のかっこよさどっからきてんだろうみたいなのを、
みんなでいつもため息つきながら言ってたんですよね。
それぞれのメンバーのそれぞれの魅力があるから、
なんか大変で終わった後感想を言うときにさ。
でもすっごい楽しかったですよ。
俺はすごいやっぱり嬉しかったのが、
宣伝の担当をやっていた工藤さんっていうのが、
僕のソニーの入社で言うと1年度上なんで、
僕はもう頭がわかんない先輩なんだけど、
その工藤さんっていうのは本当に、
いつもニコニコしててすごい素敵な人で、
彼女がとにかく終わった後で、
めっちゃロック詳しいんですよ。
逆に俺はロック全然分かってなかった。
もう全部ロック分かった。
そういうの分かった上で、
バイリンガルっていうか、元々アメリカにも住んでいたこともあって、
分かってるんですよ。
根元からロックをね。
その工藤さんが終わった後で感想を言うときに、
目キラキラさせながら、
それぞれのメンバーの良いところを言うわけ。
それが、俺ものすごく心の救いで、
工藤さんは本当にXを分かったんですよ。Xの魅力をね。
それは今になっちゃうとみんな分かってるけど、
当時って大切で、そういう本当の本質の魅力を分かっているのは。
だから工藤さんがいたから、俺も頑張れたんですよ。
ソニーミュージック社内が全然動かなかったり分からなかったりしても、
工藤さんは分かっているから、
工藤さんは信頼もあったしね。
やっぱりそういう、
ロックを分かって、メンバーを分かっている、
もうキラキラした目で、
カイジってかっこいいよね。なんであんなにかっこいいんだろう。
コシ君はさ、N像が言ったようなことを全部言ってくれるわけよ。
そういう人がちゃんといて、
スタッフルームサードはXを守ることができたんだよ。
1:12:03
そういうのがね、
この時代の映像だと全部思い出したんですよ。
そういう、なんていうのかな。
Xを分かっている人。
Xの本質を分かっている人。
Xの本質を分かっている人がものすごい僕の心強かったですよね。
そうですね。
今の話で言うと、やっぱりメンバー全員が、
全員すごい魅力があってっていうのは、
なかなか今、それまでのロックバンドにはなかったというか、
それまでのロックバンドってどうしてもやっぱりボーカルがボーンってあって、
ギターがいるとか、
ギターがスタープレイヤーとしていて、
でもやっぱりボーカルとバックバンドみたいな、
割とそういうバンドが多かったとは思うんですけど、
Xはそうじゃないよっていうのを、
ものすごい分かりやすい形で提示したバンドだったなとは思うんですよね。
多分そういうバンドにしたいっていう切実な思いがあって、
メンバーがどんどん脱退していくのに、
多分ヨシキはどうしてもこういうメンバーが欲しいって言って、
結局この3人を詰めたんじゃないかなと思うんですよね。
ヒデちゃんとの話もタイちゃんとの話もそういうところがあるし、
なんていうのかな、
自分が必要だと思うものがとてつもないんだって信じていて、
それがあまりにもすごいからみんなリーダーだったりするし、
なんていうの、すごすぎてそれぞれの人生いろんなことを考えてるから、
普通だったらくどけくどけないようなメンバーなんだけど、
ものすごい勢いでちゃんと呼ぶというか、
メンバーに呼ばれるような、
呼ぶというか、メンバーにさせちゃう。
ヨシキすげえなって思うのは、
あの人って自分を食いかねない人を好むんじゃないですか。
出ないと成立しないんだって。
そうですよね。
そこがあの人の器のでかさというか、
そういう人を選ぶんですよね。
自分の近くにいるのって、
自分を食いかねないような化け物を選ぶんですよ、あの人は。
俺は王様でいられる、こいつは大したことないなっていう人は選ばないんですよね、
近くにいる人。
それがすげえんだよね、ヨシキって。
全部そうじゃないですか。
ヒレも、スギゾウも、ハタも、トシも、ミヤビも、
アイもそうだし、
ドイツもこいつも日本の化け物じゃないですか。
1:15:01
そういう人をそばに置くんですよね、あの人って。
それすげえなと思いますね。
ヒースも大地もそうだし、
めちゃくちゃかっこいい人ばっかり置くんですよ、あの人は。
それによって自分がもっと輝くんですよ。
ちゃんと自分に対してノー言ったりするような激しくて強い人。
そういう人を好みますよね。
それから逃げるんじゃなくて堂々と対応するんだよね、そういう人。
そうなんですよね。
やっぱそこがなんか、下手が違うなこいつみたいな。
こいつって申し訳ないですけど、このお方はって思うんですよ、ほんと。
ヨシキはそこがすごい。
ただイエスマンを置くんじゃないんだよね、あの人っていう。
自分と同じぐらいの才能を持ってる人を好んでなんか置いてるなっていうのが。
それでいてやっぱ自分が目立つんですよ、やっぱり。
やっぱり俺が出るんですよ。
そこがかっこいいんですよ、ヨシキは。
ずっとそういう戦いを続けてますよね、あの人って。
そうだね。
身近においてもそうだし、世界レベルにおいてもそうだし、
なんかあらゆるレベルにおいてそういう戦いをずっとやってるんですよねっていうのが見えるからやっぱかっこいいんですよね、ヨシキって。
まあまあなんか、爆発寸前ギーグの話はどこ行ってしまったのかって感じですけど。
いや、そういう話を引き出すのが爆発寸前ギーグなんですよ。
爆発寸前ギーグ。
あのビデオを見るとあれですよね、編集とかテロップの出方とかなんか微笑ましいですよね。
併用ビデオみたいな編集で。
時代を感じるところがありますね。
爆発寸前ギーグのロゴとかもね。
なんとも言えないこう。
カイジのソロとかも微妙なスローボーションがかかったりとか。
ああいう編集が微笑ましいなとか思うんですけどね。
その辺は時代性ということで。
やっぱどこを見ても、このバンドのこの5人のかっこよさがものすごい見えやすいビデオじゃないかなと思うんですよね。
見えやすいですね。
5人それぞれのかっこよさっていうのが。
それはやっぱ貴重だと思うんですよ。Xによって。
1:18:00
Xジャパンになるともっとよしきにめちゃくちゃフィーチャーされていく面もあるから。
やっぱXでバンドなんだなっていうのがめちゃくちゃ見えやすいなっていう点ではこのビデオはなんか。
なんか改めて見ると面白いなーって思いますよね。
そうですね。
あとXってすげえビジュアル系の、やっぱそって言われるし。
そうなんですけど、全然ビジュアル系でもなんでもねえなって思うんですよね。
確かに確かに。
ビジュアル系の命もねえんだよね。これ見ると。
その辺はどうでもいいんですけど。
ビジュアル系ということはヒデさんが作ったんですよとかなんか言われてるんですけど、
それはなんか後々の話であって、勝手に出来上がったものであって、なんかXと見ると全然なんか全然違うよなっていう。
確かに。
これ見ると面白いなっていう部分ですよね。
ビジュアル系でもなんでもねえんだよね。
化粧してるってだけですよね。
派手なメイクしてるだけってビジュアル系じゃないんだよなっていうのが。
カテゴライズ的にはね。
なんか面白いです。
端的に言うとただただ喧嘩売ってるよね。
そうそうそう。めちゃめちゃ喧嘩売ってるだけなんですよね。
俺なんかこびてるものとか甘えてるもの俺大嫌いなのね。
予定調和が大嫌いなの。
こんな俺にとってX好きなの当たり前じゃんって全部入ってますよね。
こびの逆。全部喧嘩売りまくってる。
そうなんですよね。
なんもなんかこび売ってねえし、喧嘩売ってるし、
予定調和なんかないし、みたいな。
この頃のXってほんとそれですよね。
だからめちゃくちゃスリリングなんですよね。
一つ一つの瞬間が。
何やるかわかんねえみたいな。
いろいろ話してきましたけど、
そろそろお時間もあれなんで、
ブルーブラッド35周年企画ということで、
今回やってきましたので、
めっちゃ大きい質問になるんですけど、
津田さんに最後1個質問させていただいて、
締めいきたいなと思いますけど、
津田さんにとって今、ブルーブラッドとは、
どういう存在でしょうか。
1:21:03
ブルーブラッドね。
僕にとってだよね。
はい。津田さんにとって。
僕にとってブルーブラッドっていうのは、
でも一番素晴らしくて一番信じられるものが、
生き物であるっていうことの象徴かな。
ブルーブラッドってあれば、
一番の魅力はやっぱり生きているというか、
命があるっていうことだと思うので、
僕はその命があるものが一番好きだし、
一番尊敬するし、一番機能可能性を感じるので、
僕はブルーブラッドとすごい密接に繋がってるので、
僕にとってその命あるものが一番尊いっていうことの、
なんか象徴かもしれないですね。
その証拠にブルーブラッドを起点として、
Xのファンになったり、Xの素晴らしさを知ったり、
世界にXが伝わるきっかけになったりしてるわけじゃないですか、
ブルーブラッドが。
それはブルーブラッドが命が半端ないからだと思うんですよ。
その5人のメンバーの命がブルーブラッドに刻み込まれてるから、
ブルーブラッドにはすごいエネルギーがあるんじゃないかなと思うんですよね。
なるほど。
そんな感じですかね。
いやーでもなんかわかるなっていうか、
生きてるっていうのはまさにっていう感じがしていて、
僕もやっぱブルーブラッド聞くと、
めちゃくちゃかきつけられるっていうか、
すごく生々しい感じはあるんですよね。
いまだに聞くと、
自分の中の青い血が騒ぎ出すっていうか、
その血がね。
かっこいい!
俺の青い血がー!
俺のあげるぜー!
俺の青い血と第三の目がー!
いやでも本当にね、そういうなんか、
ワクワクする感じもやっぱあるんですよね。
聞くといまだに。
だからやっぱ生き続けてるんだなっていうのは思うなって、
気がしますね。
その辺はお二人もそうじゃないかなって思いますけどね。
うん。
やっぱ聞くと熱くなるんですよね。
シンプルに。
めちゃくちゃ熱くなるんですよ。
世の中に対して中指立てたるぞー!みたいな。
1:24:02
そういう気持ちにさせてくれる音楽って、
そうそうあるものではないし、
こんだけ年月が経っても、
それだけの生々しいエネルギーを与えてくれるっていうのは、
やっぱ偉大なアルバムですよね。
やっぱこれは自分にとっては、
ここが原点みたいなところもありますし、
そこに対しての、
これだよこれ!っていう、
これがロックじゃーん!みたいな、
理屈を超えた熱い魂みたいなものは、
とってもありますね、ブルーブラッド。
やっぱ俺の中に青い血が流れてんだなーみたいなのがありますよね。
そうっすよね。
ということで、
最近企画やってきましたけど、
やはりね、大きな存在ですね、ブルーブラッドは。
いやー、本当にそうですねー。
ブルーブラッド35周年を、
王子者の一人であるスザさんと、
二人会ったっていうのもすごい貴重な経験ですよね。
そうですね。不思議な感覚ですよね。
当時、ブルーブラッドとか聞いてた自分に教えてあげたいです。
ブルーブラッドー。
こんなクソCDとね。
タイムマシーンがあったらね、
ネイバーガッシュが3名をスペシャルサックスに入れてあげたいなのに。
いやいやいや。
これはヨシキが許さないでしょ。
タイムパラドクスが起きるって。
聞いてみて、やっぱりダメだなって言って。
俺のスペシャルサックスは全部俺が決めて書いてたよ。
そうなんですね。
だってそうじゃなきゃ、そんな俺の文章があんなにデカくなるわけないじゃん。
俺が決めて書いて。
今言いたかったのは、ネイバーガッシュの3人が大好きなのと、
過去のブルーブラッド回の聞いた感想への僕の答えです。
そのぐらいネイバーガッシュのブルーブラッドの回あるでしょ。
あれは僕は好きですよ。だからありがとうと思って。
ありがとうございます。
うまいこと言いやがって、お前。
お前はよ。
お世辞がお上手でね。
1:27:03
過去、この音楽酒場含めてX関連いろいろ語ってますんで、
そちらも聞いていただきたいのと、もちろんオリジナルのXのブルーブラッド、
他、ジェラシー、アート・オブ・ライフ、いろいろ作品も聞いていただいて、
この爆発寸前ギグも是非ブルーレイDVD出てますんで、
買ってね、当時のXを感じてもらえればという感じです。
僕、さっき漏れましたけど、タクヤさんと僕X語り部屋みたいなのもやってますんで、
それもよかったら。
こちらは津田さんのチャンネルでありますんで、
津田さんとタクヤさんで、いつ僕はゲストで呼ばれるんだろうと思って待ってるんですけど、
前演説に行ったら演説部から逃げたじゃん。
全然呼ばれねえなーと思ってるんですけど。
言ってんだよ、お前言ってる。ビビってるぞ、お前。
強そうなこと言ってるけど。
ビビりやがって。
ダメんじゃねえや。
俺が言ったらメーバーラジオになっちゃうじゃないか。
それはヒデキちゃんのことも言ってて、
俺そういうの言うんじゃない?って言ったら、
メーバーラジオ、それだったら音楽坂場ですよね。
僕と僕がヒデキ君が言ったら、
でもさ、俺と伊豆雄だけが喋ったら面白いじゃないか。
面白くないよ、そんなの。俺らが面白いだけなんだ、そんなのは。
やってみないとわかんないけど。
聞いてる人はなんか面白くねえ話が続くなーって思うんだよ。
やってみないとわかんないですよね。
じゃあやってやろうじゃねえか。
ヒデキちゃんとは絶対話がね、いい感じになるの分かってる。
なんか愛してる。
じゃあ俺といい感じになるんだよ。
一番いい感じになるんだよ、俺と。
じゃあやってみろよ。
津田さんってかわいいよねーって言って。
かわいいおじちゃんがなんかね、チューしたいわーっつって。
この辺り誰も聞いてないよね。
誰も聞いてないよ、この会話。
ほらそうだよ、そうだよ、誰も。
ほら、もうやめよう、もう。
こういうことですよ、そういうことですよ。
ということでね、ありがとうございました。
1:30:01
今回35周年記念ということで、ありがとうございました。
ブルーブラッド、バンザイ!
名番です、ブルーブラッド。
乾杯しよう、乾杯。
最後に乾杯してね。
じゃあ改めてブルーブラッド、35周年、乾杯!
ありがとうございましたー。
おめでとう、乾杯!
ブルーブラッドをね、
吉木、大地、パタ、
とし、ひで、津田、
ありがとう。
名番ラジオ
01:30:54

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