1. 名盤ラジオ
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2024-10-29 55:52

#69-4 『Mechanical Animals』終盤曲&総括!~バンドとして成し遂げた!一本の映画を観たような完成度

マリリン・マンソン『Mechanical Animals』特集④(最終回)!11曲目「User Friendly」とその後のアルバム締めくくりと総括! (※1.5倍速再生推奨) ※前回まではこちら 入口に最適!『Mechanical Animals』特集~マリリン・マンソンのクレバーさとは?【名盤ラジオ #69-1】 https://youtu.be/tIhuznzaYCY 『Mechanical Animals』序盤曲を語る!マリリン・マンソンの快楽性!【名盤ラジオ #69-2】 https://youtu.be/oZkvttYVBI8 構成の巧さ光る!『Mechanical Animals』中盤の流れ~マンソンの余裕と個人の核心!【名盤ラジオ #69-3】 https://youtu.be/SWVNksPu3O4 -------------------- 名盤ラジオ、本チャンネルはこちら https://www.youtube.com/channel/UCLLmGJNwNe6awEOw-avRFNQ ◎名盤ラジオ メンバーシップ◎ ↓こちらの動画および概要欄にて詳細ご説明しています。 https://youtu.be/8cODTrEK29I ▼メンバー限定動画はこちら https://www.youtube.com/playlist?list=UUMOLLmGJNwNe6awEOw-avRFNQ ▼ご参加はこちらから https://www.youtube.com/channel/UCLLmGJNwNe6awEOw-avRFNQ/join -------------------- ◎X(旧Twitter) 名盤ラジオ https://twitter.com/meibanradio エヌゾー https://x.com/Nineinch7empest ヒデキ https://twitter.com/hidekeenan タクヤ https://twitter.com/takuyameiban -------------------- 『Mechanical Animals』/Marilyn Manson 1.Great Big White World 2.The Dope Show 3.Mechanical Animals 4.Rock Is Dead 5.Disassociative 6.The Speed of Pain 7.Posthuman 8.I Want to Disappear 9.I Don't Like the Drugs (But the Drugs Like Me) 10.New Model No. 15 11.User Friendly 12.Fundamentally Loathsome 13.The Last Day on Earth 14.Coma White 《CD&配信情報》 ●Amazon https://amzn.to/3MV0tl3 ●Spotify https://open.spotify.com/intl-ja/album/69ACUmut0hbGOSonmU4kNS?si=MCEbRvpmTjyLLFfcDeGsfw ●Apple Music https://music.apple.com/jp/album/mechanical-animals/1440738173 ■『名盤ラジオ』とは? 3人の音楽好きが古今東西あらゆる名盤から1枚をピックアップし、お酒を飲みながら語っていく番組です。 ※自由気ままなトークです。内容に一部誤りがある可能性がございますので予めご了承ください。

00:02
名盤ラジオ、前回からの続き
名盤ラジオ、マリリン・マンソンのメカニカルアニマルズを取り上げて話をしております。
さくやです。よろしくお願いします。
アンチクライスト・エヌゾウです。よろしくお願いします。
メカニカル・ヒデキです。よろしくお願いします。
はい。えー、メカニカルアニマルズ回、これで4回目ですね。
はい。
いよいよ。
いやー、いよいよ。はい。
ラストに差し掛かってきましたが。
終盤ですね。
今回は、11曲目。
はい。
ユーザーフレンドリーからです。
いやー。
ユーザーフレンドリーな。
これはもう、どうでもよくないっすか、この曲。
ユーザーフレンドリーな曲じゃないですか、結構。ユーザーフレンドリーな。
ユーザーフレンドリーっすか、この曲。
ユーザーフレンドリーな曲じゃないですか、これは。
ユーザーフレンドリーってどんなこと歌ってんだろうね、これ。ユーザーフレンドリーって。
すごい優しいんじゃない?
ユーザーフレンドリーって言ってますもんね。
我々に対してもすごい使いやすい曲なんじゃないかな。
使いやすい。
ユーザーフレンドリーな。
これは。
何なんだろうね、この曲。
なんかちょっと。
あの曲いらねーだろー。
思わずユーザーフレンドリー感が出ててもね、笑っちゃいますけどね、そこは。
で、割とその近い感じでAメロそのまま入るしね、なんか。
そうだね。
それもなんかまたね、また力が抜ける感じの絶妙さがあるね。
なんだろうね、この曲は本当に。
これは、でもなんかもうそういう外しの曲なんだろうなっていう位置づけ的には。
そうですね。
狙いとしてはってことですけどね。
結構印象に残りがちな曲でもあるけど、なんか変な曲だなって感じですね。
そうですね。
全体的に。
でも改めてなんかサビのとこだけとか聞くとそんな悪くない。
あれなんですけどね。
割と出だしとAメロのインパクトが。
その辺の。
だるんとしてるから。
そうですね。
03:00
じゃだしててーる、じゃだしててーる。
いらねーだろ、あれよ。
結構なんか印象的な、そういうのが入れてくる。
印象的ですか、あれ別に。いらなくないですか、別に。なくてもよくないですか、このアルバムにおいて。
そうですね。特にや。
特に。
いやまあ、あってもいいのかもしんないですけどね。
まあでもあれか、あれですかね。こういうやつがいてもいいのかもしんないですね。
こういうやつがいてもいいのかな。
まあでも、この位置にあるのもちょっと控えめですよね。
うーん。
あんま変に前半に入れ込んだりとかしてないじゃないですか。
この位置しかなかったんじゃない。
そう、この位置しかないよね。
この位置しかなかった。別に入れなくてもよくないですか、これ。
だったら入れなくて。
この位置だったら。
一回ここで休憩を挟むべきっていう、休憩局が必要だっていう意味では。
あったほうがいいんですか、これ。
一回小休止を挟んだほうが良いと。
わかんないけど。
あったほうが良いのかな。わかんないな。
いやー。
これわかんないな。
まあでもこれはそうですね。
ほんとちょっとインタールード的な感じの位置に思えてしまうっていうのはありますね。
俺ね、このアルバム改めて聴いてて。
やっぱものすごい構成よくできてるなと思ってて。
やっぱ冒頭ですごいシリアス。
で、中盤ではバラエティ豊かさとか、表現したいことの彩りがあって。
で、最後にやっぱりもう一回シリアスなものに行くという。
この展開の中で、聴いててユーザーフレンドリーないほうが良くないって言ってました。
聴いてて、中盤パートがニューモデルナンバー15まで聴いてて、すごい乗ってるんだけど。
ユーザーフレンドリーがあることによって、ちょっとなんか冗長だなって思っちゃって。
それは確かに。
個人的に。
わかる。
ここでもうファンダメトリーユーサムに行って、ラストデイオンアーストコーマホワイトっていうシリアスパートに行ったほうが良くないですかって思っちゃったんですよ。
06:08
タイム感的にというかね。
わかるわかる。
確かにわかりますね。
僕もそう思いますよ、それは。
いや本当に。でもまあ入ってるから、また入ってるのかなってところ。
失敗だよこれ、失敗だよこんなもん入れたもんは。
気の迷い。
って思っちゃうんですけどね。
緩やかにちょっと下げていこうっていうみたいなところ。
緩やかにね。まあそうでくらいしかないよね。
急激にやっぱり下がっちゃうとあれだし。
ここでなんか、かもなく不可もなく存在感もなくみたいな曲を入れてみて。
こんなもんねえほうがいいだろうよそんな。
かもなく不可もなく存在感もないって。
いやでも存在感はね、存在感はあるよね。
そうだよね。
存在感はある。結構ね印象には残ってる。
なんかやたら印象残るもんね。
なんか妙に印象には残ってる。
妙に残るんだよ。
なんかミドルのやつがあの辺に入ってたよなーってなんか思うもんな。
これじゃなくないすかこれ。
表情的には無表情になるよね。ここで。
なんかその無の感じがまあいいかもね。
いやーひどい言われようだな。
よくねえよ。これないほうがいいよこの曲。
まあまあまあ。
かわいそうに。
ユーザーフレンドリーなのに。
まあね、割と長く続いてるアルバムですからね。
ここでトイレ行ってくださいと入ろうかもしれないですね。
それはありがたい。だからユーザーフレンドリーなの。
ユーザーなの。
リスナーフレンドリーなの。
ここでトイレに行けっていう意味でのユーザーフレンドリーなの。
それはありがたいです。
これだったらまあ納得いきますよ。
ひどい。
すげえまりにそこまでハイドしてたのかと。
知的だなあ。
やるよね。
それはでもフレンドリーだろって思う。
ユーザーフレンドリーだろと。
そういうことか。それだったら納得いくな。
09:05
聞かれない聞かれないナンバーを含めてのアルバムとしての講師。
我々が一回一時停止しなくても済むっていう。
ありがたいですよね。
これユーザーフレンドリーファンが聞いてたら怒るな。
ユーザーフレンドリーファンとかいねえんだよそんな。
この曲だかしこついねえそんな奴は。
じゃあ次行っていいですかね。
こんなかわいそうに。
いやねえなんか申し訳ないですよね。
あくまで僕が感じたことですから。
でもこれがでもやっぱ一番すごいアクセントになってるんじゃないかっていう意見があればやっぱそれはそうだろうなと思うし。
別にそれを否定は全くしないですよね。
全然それはそうですね。
この曲。
別にそういう意見を聞いてみたいですよ。
ユーザーフレンドリーがあるからこそですよって言われたら
まあそうだよなとも思うよね。
基本点決の点というか。
こっから後半パートに行くわけですし。
それはそれとしてありかなっていう。
そんな奴がいればな。
ちょっともう聞きたいですね。ユーザーフレンドリーファンの。
ユーザーフレンドリーファンね。
強い。
もうやだあれね。殺されたくないよね。
ユーザーフレンドリーファンには殺されたくない。
皆さんはどう感じているんでしょうかこの曲。
そうですねこれは楽しみですね。
じゃあ続きまして。
12曲目から、こっから後半パートですね。
後半というか最後のアルバム締めくくりに向かってってところですけど、
12曲目がファンダメンタリーローズさん。
これはすごいお風呂で聞くと気持ちいいやつ。
どういうあれなんですかお風呂で聞くと気持ちいい。
お風呂で聞くと気持ちいいシリーズ。
なんかもうエコーがかかってるみたいな。
エコー具合が気持ちよくなるみたいな。
湯船につかりながら聞くといいっすよ。
12:05
出だしの方は気持ちよさそうだね。響いて。
まあでもこれやっぱりいいっすよね雰囲気。
だいぶすごい曲だと思う。
途中から盛り上がって、
ファンダメンタリーローサムっていうんですかね。
基本的に気持ち悪いやつっていうことですよね。
これはギターソロもなかなかすごいっすもんね。音というか質感というか。
なかなかね、あらあらしい。生々しいっていう感じですかね。
生々しい。
まあちゃんと流れ的にはちょうどいいのかもしれないですね。
ニューモデル15から、なんかちょっと1曲入った後にもこの曲っていうね。
これはだいぶギターソロあたりから盛り上がってきますけど、後半も。
お風呂もだいぶ気持ちよくなってくるんじゃないですか。
そうですね、確かに。この辺はあんまりくつろげなくなってきちゃいますね。
最初はねリラックスで。
そうそうそうそう。
もう出るって感じになりますよね、これは。
出るって。
出ちゃうんだ。
もう出るって。
もう熱いんつって。
もう出るって。
もう出るって。
意外とくつろぐ時間あんまりないっていうか。
3分ぐらいしかない。
いやでもこの曲やっぱりね、そのギターソロですよ。
やっぱあそこでそのアルバムの全体の方向性が転換してるんで。
あれはものすごいね、名ギターソロですよ。
あそこで一気にね、終盤に流れ込むので。
それはそれまではなんかね、割とダルーとリリーマンソンのすごいパーソナルな部分というか、アコースティックな部分の表現っていう曲で展開するのかなと思いつつ、
あのギターソロで一気にね、いくんですよね。
15:00
この曲は大きいですよね。
最後の終盤、このアルバムの終盤に一気に流れ込んでいくっていう部分では。
このギターソロ、たぶんジョン5だと思うんですけど。
これはたぶんあれですね、その前のジム・ザムじゃないですかね。
あ、前のやつか。
ジョン5はこの後なんですよね。
あれ、ジョン5ってこのアルバムってジム・ザムじゃないの?
このアルバムのツアーからですね。
えー、そうなんだ。
アルバムまではジム・ザムっていう。
えー、まじか。
そうなんですよ。
このギターソロジョン5じゃないんだ。
じゃないですね。
えー、すごいね。
この曲は、作曲のクレジットとしてもティギー・ラミレーズ入ってなくて、
あのキーボードのマドナーとジム・ザムの2Dになってますね。
えー、まじか。
いや、それはちょっとなんか、想定外ですね、これ。
あー、そうなんですか。
えー、すごいね。それはすごいわ。
だからジム・ザム要素が強いのかもしれないですね。
えー。
割と。
そうなんだ、そう。
そうなるともうなんかちょっと、語りの方向性が変わってしまうというか。
いやー、でもすごい、やっぱロックバンドなんだな。ロックバンドだったんだな。
やっぱちゃんとメンバーの個性っていうか。
うーん、そうだったんだろうね、多分ね。
それを聞いてしまうと、うーん、そう思わざるを得ないですよね。
やっぱり、うーん。
あー、そうなんだ。すごいな。
うーん、そういうなんか、やっぱりいろんな人の支えとか、
思いがあって、マリリン・マンソンっていうバンドは成り立ってたんだなっていうのをなんか、
今感じてしまいましたね、それを。
決して一人の、ブライアン・ワーナー、マリリン・マンソン一人の才能とか、
18:02
ツギー・ラミレスのソングライティングの才能だけではなく、
やっぱりなんかバンドとして成し遂げたんだ、この時点でっていう。
うーん、そうですね。
うーん、それを今感じてしまったな、なるほど。
メンバーの貢献度は思ったよりありそうですよね。
うーん、やっぱりバンドなんだな、ロックバンドなんだな。
伊達にバンド作品ではないというか。
いや、それってなんかすごい感動的だし。
なるほどね、そういうことか。
いや、すごいな。
やっぱりマリリン・マンソンってロックバンドだったんだね。
いや、すげえな。
やっぱりそこも結構好きになるポイントですね。
やっぱそこなんだろうね。
なんか完全なソロのアーティストだったら、ここまで好きになってないかもなっていうのはありますね、マリリン・マンソンに関して。
やっぱサウンドもね、ちゃんとバンドサウンドだし、当然だけど。
その辺は聞いてて感じるもんね。
マリリン・マンソンっていうバンドですよってちゃんと言ってるわけですよね、本人たち的に。
言ってないのかな。認識としてはマリリン・マンソンってバンドだっていう認識があるから結構好きになってるところが大きいかなーって気がしますね。
バンド名だからマリリン・マンソン。
バンド名だもんね。バンド名がマリリン・マンソン。
やっぱそこ結構ポイントですね。
曲作りと本当演奏部分でのメンバー貢献度、改めて感じるところですよね。
っていうのがあり。次、13曲目がThe Last Day on Earth。
いよいよもうこの辺から。
ここはもうね、完全に終わりに向かってるところに突入してるもんね。
いよいよだなっていう。
最終日を迎えたぜでしょ、これ完全に。
そうだね。
21:01
完全に。
地球の最終日を迎えたぜって話ですもんね。
そうだね。これだったのか。
これですよ。
いやーこれもめっちゃすごい曲ですからね。
いやーすごい曲ですよ、これ。
いやーこれはめっちゃ好きだな、この曲は。
完璧にこのアルバムの世界観のど真ん中って感じですもんね、この曲。
まさに。
これはもうだって、本当にGreat Big White Worldで始まって、3曲目にメカニカルアニマルズが来て、っていうその序盤のやつがあり、ラスト2曲これっていう。
もちろん間もね、いろいろありますが。
この最初と締めがこう、世界観がもうぴったり合ってるっていう。
ぴったり合ってますね、ここは。
なんだろうね、この空気感。
宇宙人っぽい感じの空気感もありつつ。
サビのところのギターもすごい好きなんだよな。サビの右側で鳴ってるギター。
高いやつ?
高いやつ。
あれとかもすごい雰囲気が好きなんですよね。
でもやっぱり完全にそのGreat Big White Worldとかメカニカルアニマルズとも同じ系風だなっていうのもすごい感じますよね、この曲は。
色合いが一緒だもんね。
もう完全に一緒。
インドスカラスト・デイ・オン・アース・エヌドさんが。
リリース98年でしょ?
はい。
世紀末ですよ。
なるほどなるほど。
確かに。
終末思想感。
わかります?この時代においてはもう世界の終わりを歌ってほしいんですよ。
なるほど。
ここでマリリン・マーソン、ザ・ラスト・デイ・オン・アースだし、
24:00
ナインチネールズもね、これよりもうちょっと後かもしれないけど、ザ・デイ・ザ・ワールド・イベント・アーウェイっていう。
終わりを歌うんですよ。世界の終わりを歌う。
そこのロマンですよね。ロマンティシズム。
世界はもう終わっていくんだっていう。
そこになんか同情してしまうというか。
そこを歌ってくれたっていう、そこをちゃんとこのアルバムのラスト、終盤において歌ってくれたっていうところにおいての共感というか。
そこになんかすごいロマンとセンチメンタリズムというのを感じましたね。聴いてて。
ザ・ラスト・デイ・オン・アースですよ。地球最後のヒート。
確かに。
時代的にはそうですよね。
この日を境にオメガが地球を去っていくってことですよね。
これオメガは宇宙に帰るんでしたっけ?
宇宙に帰るんじゃないの?これは。地球で過ごす最後の日でオメガは。
機関。
機関、宇宙に帰っていく。
そういう最後じゃないですよね。
違うんですか?
地球が滅びる最後の日ってことですよね。
地球自体が最後になっちゃうほど。
動物庁で来たエイリアンが宇宙に帰る最後の日ではなく。
何日間か。
スターザムに乗っしゃがってね。地球ですごい楽しい思い出をいっぱい作って、いよいよ今日で地球とは別れだ私はっていうオメガが。
ではないですよね。
ではない。ではないのか。地球自体が終わるとなると結構重いね。
そうですよ。だからこういう曲調ですから。
そういうことなんですね。なるほどね。
この時代において世界が終わっていく中で、じゃあお前は何を見せてくれるんだっていうか、
これを見たかったんですよねっていう僕は。
この終わっていく世界の中で、世紀末の終わっていく世界の中でアーティストは何を見せてくれるんですかっていう。
27:07
それをラストデイオンアースとコーマファイドで、ちゃんとその終わる世界とそこに託す自身のロマンティシズムとセンチメンタリズムを見せてくれたんですよ、マリリン・マンソンって。
そこにめちゃくちゃ共感したし、そこに感動したんですよね、僕は。
終わっていく世界でじゃああなたは何を見せてくれるんですかっていう。
その終わりの光景をマリリン・マンソンは結構見せてくれたんですよ、僕に。
だからこそそこに支持したし。
マリリン・マンソンもそうだし、ナインチネイルズもそうだし、終わる世界の中でじゃああなたは何を見せてくれるんですか僕にっていうところで見せてくれて。
そこに感動したんですよね。
だからこそやっぱりこのアルバムはすごい偉大だと思うし。
俺はこのアルバムは裏切れないというか。
一生好きで言い続けるアルバムですよ、このアルバムって。
なんかあの、さっきちょっと話したオメガが地球から帰る説のところのあれで、ちょっと思ったのが、この曲のタイトルがThe Last Day on Earthじゃないですか。
The Last Day of Earthじゃなくて、The Last Day on Earthってことはやっぱりこれはオメガが地球から帰るんじゃないかなって。
なるほど。それはそうだよね。それはそうだと思う。
なんかちょっとそれを今タイトルを眺めてて。
それ確か公式でそうだと思うよ。
あ、そうなんですね。やっぱり一応そういうことにはなってるわけなんですね。
だと思うんですけどね。オメガは星に帰っていくっていう。
オメガは星に帰っていって、地球はもう滅びゆく。
なるほどなるほど。
そこに何を見るんですかっていう話ですよね。
オメガ。この曲はどっちサイドになってるんですかね。オメガサイドなのか、アルファサイドなのか。
いやーこれはもうさっき言った通りの流れ、同じ系統じゃないですか。やっぱ。
アルファサイド?
30:01
ですね。
なるってことですね。なるほどね。
アルファ側から見たオメガが地球を去っていく。
そして私は地球と共に滅びていくっていう。
そうだね。
そっからの紅魔ホワイトですね。最後。
これまたね、名曲ですね。紅魔ホワイト。
もうイントロからたまんないですけど。
そうですね。イントロの頃からすでにギターのアルペジオがね。
最高だよね。
たまらないですね。絶品ですね。
あれからみんなが入ってくるところがめっちゃかっこいい。
これもPVあるんですよね。
これもありますね。
これもなんかいいよね。
なんか結構全体的にスローモーションで動いていく感じの雰囲気とかなんか。
いやーいいっすね。これは。
やっぱ最初と最後でね、結構こういう感じで挟んでくるから。
アルバムとしてやっぱ結構締まりますよね。しっかりこう。
すごいバラエティ豊かな曲ばっかりな割には、なんかちゃんと統一感ある感じの印象で、なんか終わるなっていう。
そうですね。
いやー。これはどうですか、犬野さん的には、紅魔ホワイト。
結構マリリン・マンソンって物語を語るアーティストというか、
アンチ・クライスト・スーパースターからメカニカル・アニマルズ。
で、この先もホーリー・ウッド、なんか三部作とか言ってね。
なんか割と大きい物語を語ってるアーティストなんですけど。
でもこのメカニカル・アニマルズの最後の紅魔ホワイトにおいては、すごい個人的なことを歌ってるんじゃないかなって思って。
すごい大きな物語を語るアーティストなんだけど、
ここにおいては、その大きな物語は破棄して、ものすごい個人的なことを歌ってませんみたいな感じがするんですよね。
自分と彼女というか、明らかに対象があるんじゃないですか、みたいな。
33:03
彼女みたいな、彼女っていう対象がある。それが明確にあった上でこの曲歌ってるんじゃないかなっていう感じがするから、なんかすごいパーソナルな感じがして。
だからこそすごい響いてくるなあっていうのは僕的には思うんですよね。
彼女って多分彼女でしょ、お前のみたいな。明確にあった上での曲なんでしょ、これみたいなのが感じるっていうか。
そこに対して歌ってるんじゃないかなって思うんですけどね。
なるほど。ロマンチックですね。
そうそう。だからこそロマンチックに響くんだよねっていう。
体裁的にはこのアルバムに沿うように、みたいな風には見せてるんですけど、すげえパーソナルなところを歌ってるんじゃないかなっていう。
それがだから曲順的には、ラスト・デイ・オン・アースが先にあって、このコーマ・ホワイトが後にあるっていうね。
それがすごいなんか大きいというか。
そこがまた意味があるところなんでしょうね。
世界の終わりがあった上での、すごいパーソナルな部分での終わりなのか、何なのかわかんないですけど、結構最後の最後で歌ったんじゃないかなって思うんですよね。
アンコールとしてみたいな。
壊れた世界でそれを歌ってるっていうことですね。
壊れた世界でアンコールが鳴り響いたならば、一番自分のパーソナルな部分を見せるしかないじゃないかっていうところを見せたのか、なんかこの曲なのかなって思ったりしますね。
なるほど。
結構なんかその全体のストーリーからはコーマ・ホワイトって外れてるんじゃないかなと。
このメカニカル・アニマルズっていうお話からはちょっと外れてるんだけど、そのマリリン・マンソン、ブライアン・ワーナー本人の表現としては結構ここが一番この事前でやりたかったことなのかなというか、
歌いたかったとこなのかなっていうのは思いますけど。
それを含んだ上でエンターテイメントとしてメカニカル・アニマルズっていうお芝居を見せたい。
それを含めた上でショーですよね。
36:02
それをやるのがマリリン・マンソンなんだよねっていうところ。
ドキュメンタリー含みつつもやっぱそれを全体としてはエンターテイメントというか、ショーアップしたものとして見せるのがマリリン・マンソンという表現なのかなと思うし。
それともう完全に対になったところでナインチネールズはそうじゃないっていうかもうね。
ショーとして見せないというか。
自分の生々しいものを全部国名に刻みつけるのがナインチネールズ。
だからあの人たちって通じ合うところもあるんですけど全く違反するところがあるんだよなっていうのを感じるんですよね。
表現したいものは多分同じかもしれないんだけど方法論が真逆というか。
だからこそここで造反したのは必然だったのかなとか思ったりもしますよ。
なるほど。いやー改めてアルバムの流れがそう考えるとまたね面白いところですが。最後そんな感じで終わっていくというアルバムですが。
14曲。なかなかの14曲ですね。なかなかですね。
曲数多いけど。
曲数多いけど結構サラッと聴けるアルバムだよね。
そんなに間延び感もあんまないし。
いやもうユーザーフレンドリーぐらいな。
そこだけですよね。
間延び感あった。
あそこだけなんかね、うわこれ来て冗長だなって思っちゃう。
間延び感あったわ。
そうですね。
個人の意見ですけどね。
そうですね。長いアルバムだからやっぱりそういうのも入れていかないと。
でも合成的にはもうほんと素晴らしいと思いますよ。このアルバム。
いやーほんとに。全然飽きないですね。
すごいやっぱストーリー性もありながらロックというか音楽としてちゃんとメリハリがあって飽きさせないし楽しませるしずっと楽しませるし。
でテーマ的にも全然間延びしてないしっていう。
ほんとすごい完成度だよねって思いますね。
39:06
すごい完成度だと思いますね。
ほんとまるで一本の映画を見たかのような。
ほんと映画ですよね。
それをやりたかったんだと思うし、映画的な見せ方というか。
映画的な見せ方をパーソナルな部分を盛り込みつつみたいな。
すごい多分マリリン・マンソンの満足度というか、作品を作った満足度ってすげえ高いんじゃないですかこのアルバムって思うんだよな。
人々を楽しませるエンターテイメント的な部分と、自分がパーソナルなものを表現する表現者的な部分が結構バランス取れてるんじゃないですかねって思うんだよな。
ここまですごい完成度高くやれてるアルバムってあんまりないですからね、そんなに。
バランスがめちゃくちゃいいですよね、ほんとに。
曲のクオリティもそうだし、アルバムとしての世界観とか統一性とか、そういうののすごいバランスがいいなっていう。
めちゃくちゃいいですよね。
誰もが聴いて面白いでしょっていう、楽しいでしょっていう部分と、俺はこれをやりたいんだよっていう部分が両方ちゃんとできてるよねっていうのが感じ取れるのでね。
マリリン・マンソン本人にちょっと聞いてみたい質問。お前が一番好きなアルバムどれですかって。
どれって言うんですかね。
お前どれ好きって言って聞いてみたいなって思いますね。
実際、自己評価的にどういう発言してるんですかね。アルバム、その後面の俯瞰で見て。
どれかわかんないですけど。そこまで拾ってないんでわかんないですけど。
でも絶対メカニカルアニマルズって満足度低くなかったでしょうって僕は思うかな。
42:01
こんなアルバム好きでしょうって。
こんな完成度高いやつ作ったら好きなわけない。好きじゃないわけない。そう思いますけどね。普通の感覚では。普通じゃないからわかんないけど。
いやーでも本当すごいアルバムだと思いますけどね。
すごいアルバムだと思う。
完成度高くてキャッチーさも兼ね備えてて。芸術性と。本当名盤だなと思いますね。バランスが取れてる。
ロックが好きな人間になら進めたいと思うし。
誰しもというか割と多くの人に刺さるんじゃないかと思いますし。
あとはやっぱり自分的にも個人的にもものすごい大きな転換点になったアルバムだなっていうのは改めて思いますね。
これがなかったら、このアルバムなかったらそこまで洋楽に傾かなかったかもしれないというか。
相当大きな存在ですよね。
その後の自分の音楽人生というかそういうものは結構変わってたかもなっていうぐらい大きいアルバムですね。
まさに人生そのものを左右した一枚と言えるってことですよね。
言ってもおかしくない。
すごい。秀木くん的にはどうですか。
そうですね。自分的には改めてね、このメカニカルアニマルズ聴いて。
やっぱりあれですね。ドラムのジンジャーフィッシュが頭蓋骨折させられてかわいそうっていう。
それいつぐらいの年代なんだっけ。これくらいの年代かな。
どうなんだろうちょっとお前とか。
これとかホーリーウッドの頃だよね。
非常にね、ぶん殴られて、ライブ中にぶん殴られて、ガイコツ骨折する。
ガイコツ骨折って。
瀕死ですからね。
瀕死ですよ。
ジンジャーフィッシュかわいそうだなっていう。
メンバー。
メンバーの絵の扱い。
で、あれでしょ。感謝してやってくれみたいなさ。
その後のライブでね、ジンジャーフィッシュ今日出てきてんだから。
45:01
ジンジャーフィッシュ感謝してくれて。
お前がやったんだろ。
お前が頭蓋骨折しちゃったんだろ。
今回のあれで、たくと言って言うほどジンジャーフィッシュ触れてこなかったんだよな。
こんなにドラムに触れなかった1回も珍しかったんじゃない?
ほぼ触れなかったからね。
ジンジャーフィッシュ、バカでかいバスドラムをドラムセットに付けてる、やってる時あってあれ大好きなんですよ。
あれ超かっこいいと思った。
ぜひ画像検索してみてください。
それかっこいいんだ。
あれめちゃくちゃかっこいいですね。
無駄なことをやってるなとか思わないですね。
それこが最高に好きですね。
あれ多分中に普通の小さいバスドラム入ってるんですよ。
そうなんだ。
そうそう、あれ見た目だけめちゃくちゃでかくしてる。
確かに。
無駄っていう感じです。
無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄。
だがそこはいいっていう。
単純に見た目だけのあれなんですか。
あの見た目でめっちゃかっこいいですね。
超巨大なバスドラムが横にくっついてるっていう。
ちょっとジンジャーフィッシュで画像検索すれば出てくるかもしれない。
ぜひというとこですね。
なるほど。
フィッシュで画像検索するやつなんかいねえよ。
これを聞いてね、してくれと。
自分は結構画像検索してますよ。
ほんとに?
すごいね。
そんな同志がいてほしいですね。
そうですね。
僕は結構やっぱ改めてこのアルバム聞いて、
バンドでこのアルバムの曲やったら楽しそうだなって思いましたね。
またGreat Big White Worldとかやりたいって思いました。
Great Big White Worldやらないほうがいいでしょ、あれ。
あれ難しくない?
難しくなかった?
いや、でもギター楽しいっすよ。
ほんとに?
これとか、メカニカルアニマルズ、ロック・イズ・デッドとかその辺またコピーしたいなって。
ロック・イズ・デッドとかいいんだけどね。
やっぱGreat Big White Worldとか、コーマンホワイトとか、
48:00
たぶんああいうのは難しいことやってるんですよ。
表現力的にバンドの。
まあ、そうっすよね。
追い据るとコピーできない部分をやってる。
まあでもこれはなんかやっぱ…
まあね、そこに挑戦してみたいっていうのはありますよね。
バンドとしてコピーしたら面白そうだなっていう。
どうそこに対して味付け、色を出せるかっていう。
そういうところの面白さがあるなっていうのはあったな。
まさにそこへの挑戦としてやりましたもんね、やっぱり。
その時のコピーは。
そういうバンド感を感じたかなっていうところはありますね。
今回改めて。
いやーというね。
名番でございます。メカニカルアニマルズ。
いやーもうすごい。
この良さをもっと多くの人に知ってもらいたいですね。
でもロックが好きといえば、ロックが好きならちょっと聴けと、これはね。
そうですね。日本のロック聴いてて洋楽はそんなでもないっていう人もこれは聴きやすいと思うんだよな。
実際僕らがわりと洋楽の初めに聴いて好きになってるみたいなところも実際あるわけですし。
なのでね、ぜひちょっと洋楽そんなでもないって人にも挑戦してもらいたいアルバムですよね。
そうですね。かなりユーザーフレンドリーなアルバムな。
そうだね。
ですね。
素晴らしい。今の一言のためにあれが入ってたんだ。あの曲が。
ここで存在意義が。
そういうことだったんだね。価値が出たよ。
出たね。
ということで、メカニカルアニマルズ特集。そんな感じで、次のアルバムを決めていきたいと思いますが。
ないとですね。次。
次はですね、私の番なんですけど。
たくやさん。
たくですか。
どうすんのこれ。
いろいろね、今回は悩んだんですけど。
最終的にはちょっと、もう自分の今話したいものにしたいと思いまして。
51:07
ちょっとね、アルバム的にはだいぶマイナーかもしれないんですけど。
えっとですね。
河村隆一の人間失格というやつを。
なるほど。
これはね、たぶんお二人そんな聞いたことないと思うんですけど。
全然自分は聞いたことないです。
2002年に出てるやつですね。
人間失格。
人間失格っていうのはもうまさにダザイオさんの映画をね。
あの人間失格なんですね。
なんですけど。ちょっとタイムリー的なところで、隆一の話をルナシーのライブ感想会とかでも結構話してたっていうところ。
あとは河村隆一ちょっとまたやりたいなっていうのは前から思ってたんですよね。
割とそのラブを以前取り上げましたけど、河村隆一の1997年のソロ活動をしてた時の。
あの時に割と河村隆一は知説だとか、色々音楽的にはみたいな話とかをしてたんで。
それはたぶん97年のソロやり始めの頃は、実際隆一そうだったと思うんですよ。河村隆一っていうアーティスト。
なんだけど、その後じゃあどうなってたんだっていうところは、だからこそ触れるべきかなっていうところはあって。
なのでちょっといつかやりたいなと思ってて。
確かに自分もあんまりちゃんとそのあたりをしっかり追いかけれてなかったし。
ちょっとそのあたりはどうなってるかっていうのも。
言うてこのアルバムは2002年なんで、終幕して2年とかだから。そんなに別にすごい先のやつを見ていくってわけではないんですけど。
終幕後の河村隆一っていうところにもちょっとフォーカスして見てみたいなってちょっと僕が思ったんで。
なるほどね。いいとこ来ましたね。
ちょっとチャレンジングですが。
まあメイバーラジオ的にはね、割とチテツダとかバカバカしいとかね。
54:00
主に杉蔵、いやN蔵が、割となんかそういう否定的なことを言ってましたけども。
トータル良いっていう話の中ですからね。
そこからその表現者としてどれだけ伸びたのかというか成長したというか。
そこを回収していこうじゃないかと、メイバーラジオ的にも。
なるほど。
いつまでも安直だって言うなよって。
安直ですん、すまないんだよと。
変わったのかっていうところをね。
なるほど。
言いっぱなしは良くないかなっていう。
なるほど。そこを見ていきましょうと。
そういうことです。
いいですね。
これは隆一ファンの筆調ですね。
そうですね。
という感じで、次回は河村隆一っていうところをまた深掘ってみたいなという感じでございます。
行きましょう。
ということで今回は以上ですが、メカニカルアニマル図解。
またね、洋楽もその後もまた番外編含めてやっていきますんで、そちらも楽しみにしていただければと思います。
はい。
では最後まで聞いていただきありがとうございました。
またよろしくお願いします。
メイバーラジオ。
55:52

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