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スピーカー 2
こんばんは、ささきるです。2024年3月にスマートニュースを退職された川崎裕一さんを訪ねて、お話を聞いてきました。
川崎さんは、私の先輩にあたる人で、スマートニュースに誘ってくれた人でもあるんですけれども、その前からですね、
ハテナとライブダウンの時代から色々情報交換をする仲でした。 お互い今は独立して自由にお話を聞けるタイミングになったんじゃないかということで、
マイクとレコーダーを持ってですね、特に許可も取らずに、まあ撮ったんですけど、録音ボタンを押して収録を始めました。
そしたらですね、川崎さんが意外とノリノリで、もう押した瞬間から話がバーッと始まっちゃったんで、この後ですね、本編始まったらもういきなり川崎さんの話が始まります。
なので、あの多少前置きが必要かと思って、ちょっと別撮りを今しているところです。 今回何のテーマで来ているかというとですね、
私が後輩としてですね、先輩の川崎さんに起業家としての心構えとか、あの事業をやる上での心構えとか、なんかそういうものを何かヒントをもらえないかなと思って話を聞きに行ってる。
そういう設定というか、そういうテーマです。ではですね、この後続いて本編をお楽しみいただければと思います。 それではどうぞ。
メディアヌップ。 あとはもう、ちょっと喋ってみてもらってもいいですか?
スピーカー 1
こんにちは、川崎です。 もう全然大丈夫です。
スピーカー 2
これって何?メモリーカード入ってるの? これSDカードが入って、まあ編集するときはPCに映してやるって感じなんですけど。
スピーカー 1
なんかさ、昨日もさ、あの元々OPTの創業者のエビネさんとさ、最近AIおじさんで有名な清水亮さんって方がいるんだけど、それとも講演したの?
13時から19時までやったから。 長っ! 講演がですか?
スピーカー 1
まあ3セッション、あ、3セッション、おのおのの講義が1時間ずつ、休憩ちょっと間ちょっとずつあって、3人の掛け合いの講演あって、
パネルもあって。 で、食事とりながら、まあ参加者の方と交流みたいな。
へー、面白そう。 そう、2の出会って、で、なんか意外にこう、これまでやってきたこといろいろまとめ…
みんながさ、やっぱこう、何かを加工するとさ、書かないじゃん。 うん。
スピーカー 2
だからやっぱこう、原稿でもさ、ここの雑誌のここまでって締め切りないと絶対やらないじゃん。 まあ、やらないっすよね。
スピーカー 1
そう、だから、俺なんか書きたいことはあるんだけど、本当にやりたくないの。 うん。
だから、勉強会とか、セミナーとか、だからこういうポッドキャストとか、そういうのじゃないとやらないから、
本当にやりたくないけど、しぶしぶやったら、やっぱやらなきゃいけないから文章書くの。
やりますよね。 っていうほうがいいんだよね。
スピーカー 2
あれ、それって、なんか録画か録音ってありますか?
スピーカー 1
うん、あるんだけど。
スピーカー 2
で、自分用のやつそれ貯めといたら、あと何回買ったら本になります?
スピーカー 1
そう、それ、もうお願いしたの。
こういう結構しっかりしてマイクと、あと、ホワイトボード用のカメラ、スライド用のカメラ、格子の顔用のカメラみたいな、何それやったかっていうと、
俺たちは一応、ここに参加してるリアルな人間もいるんだけど、俺たちの話を永遠に学習させようっていう。
で、俺は過去の経験、エビネさんはオフとの創業の経験で、
スピーカー 2
しみずさんは?
スピーカー 1
技術系の話みたいな話で、っていうのをやってるから、なんか、そりゃそれ良かった。
それのリンクを今度、当然さ、録画、書き起こして引っ掛けて、今は和写分離もしやすいし、
それをもらって、俺は俺で使うし、みたいな、っていうのをやりましたよ。
スピーカー 2
それ、なんか、講演に呼ばれること、僕もちょっとあるんですけど、講演の主催者とか登壇者が全員それに合意して、
そこでわざわざ作って、あと喋った内容を再利用できるように、しかも学習でしやすいデータに合意してくれたら、それすごい良いっすね。
スピーカー 1
そう、だから、そういうなんか、別にそこでやんなくても、あ、要は、なんかさ、まあこう言うと何なんだけどさ、別に講演料なんかさ、なんか、
スピーカー 2
ね。
スピーカー 1
まあ、いや、もちろんありがたいんだよ。ありがたいんだけど、はっきり言って、自分が書いたより構成よりは全然下じゃん。
だから、そこを言うとやる気なくなっちゃうから、そういうしかない。自分が将来楽になるために話してるとか、
それで、自分の考えもいろんな方知っていただいてさ、楽しく仕事したいじゃん。
スピーカー 2
そうですね。
スピーカー 1
楽しくっつーの俺の定義は、楽しくない人と仕事しなよ。
うん。
楽しいっつーのは、相性じゃん。
スピーカー 2
うん。
スピーカー 1
だから、俺がなんかどう考えてどうしてきたみたいなことを、理解してくれた人で会いたいって言ってくださった方だったら、その可能性高そうじゃん。
スピーカー 2
うんうんうん。
スピーカー 1
だけど、俺が何て言ったらいいんだけど、繰り返しは物腐だから、その時間を惜しむわけ。
うんうんうん。
だから、見てくれればありがたいなっていうのがあったら、見て会ってくれればいいっていうね。
スピーカー 2
じゃあ、その見てもらえるものとしても、それ再利用してやるみたいな。
スピーカー 1
あとね、経営、まあそれこそさ、沢木さんさ、結構プロダクトとかメディアとかそういう人じゃん。
うん。
俺ってさ、もう金儲けの人だからさ、その思想ってあんだよ、いろんな。
うんうんうん。
それこそコンテンツ作り方もいろんなさ、考え方あるし。
スピーカー 2
ありますよ。川崎さんはね、めちゃくちゃありますよ。
うん。
話せばわかりますけどね。
うん。
スピーカー 1
あるけど。
そう。
うん。
だけど、それってさ、やっぱりこう、いや、俺はいろいろ、その、あ、こういうポジションの方なんだな、こういう思想の方なんだなっていうのは、
この年、50近くなってやっと共有できるようになって、若い頃はこういう人は絶対話さないみたいな時期もあったし。
スピーカー 2
あのなんか、侍とか武士みたいなね。
スピーカー 1
そうそうそう。
スピーカー 2
俺はこいつとは、飯食えみたいな。
スピーカー 1
俺はこっちの流派だから、みたいな。
うん。
うん。
っていうのがあるから、やっぱこの、ね、それはだから今度は、
あの、それ見てくださる方、聞いてくださる方によってはさ、川崎そっち州派だからちょっとな、みたいな方と会う。
うん。
もうちょっと、お互い辛いみたいなのあるじゃん。
スピーカー 2
うんうん。
スピーカー 1
そのこう、まあ、フィルターっつっちゃいいがたなんだけど、っていうののためにコンテンツってあってもいいのかな、みたいな。
うん。
だから俺、番人に向けのコンテンツって、やっぱこうパワー弱いっていうか熱量高まんないから、
スピーカー 2
うんうん。
スピーカー 1
俺が思うのはなんか、俺の話聞いてくださったりとか見てくださったりとか、
うん。
そういう方が、その場でこう熱がバーンとか高まってくれる人と時間過ごしたいっていう。
スピーカー 2
うんうん。
スピーカー 1
いくらこう言っても熱が全然伝わんないっていう方と過ごして、こっちもテンション上がんないし、
スピーカー 2
うん。
そうですね。
スピーカー 1
だからあんまりこう、大規模な会場で、
うん。
で、多くの方々の前で話すなると、
うん。
申し訳ないけどほとんど聞いてないじゃん。
うん。
うん。
スピーカー 2
うん。
スピーカー 1
そうですね。
だから、だからそういうのはもう原則断るね。何たらカンファネスとかそういうのは。
スピーカー 2
でっかいカンファネスの後ろの方だと休みに来てますからね。
スピーカー 1
うん。
スピーカー 2
椅子に座りに。
スピーカー 1
まあしょうがないじゃん、それは。
スピーカー 2
うん。
スピーカー 1
だけどやっぱりそれはもう群衆の心理っていうか、たくさんいたら俺そんな聞かなくてもいいじゃんっていう。
うん。
だけどさすがに1対1だとさ、なんかサボり罠みたいなのあるじゃん。
そうです。
スピーカー 2
いや今、今の状況は完全にそうです。
スピーカー 1
そうそう。
スピーカー 2
マジ真剣に聞いてますからね。
スピーカー 1
それはさ、それはさ、両者さ負担大きいわけだよね、裏を返せば。
スピーカー 2
うん。
スピーカー 1
うん。
だからこういうのは時間的な負担も心理的な負担も大きいから、よっぽど仲良くなきゃやらない。
うん。
5人とか10人とかなら気楽な気持ちできるし負担も少ないみたいな。
ただ負担少ないっていうの、負担の度合いが少なくなる少なくなるほど熱量もどんどんどんどん熱下がっていくみたいな。
うんうん。
だからどっかでこうさ許容できるラインってあるよねみたいな。
うん。
俺はなんかうっすら考えて20人なのかなみたいな。
20人ぐらいまでだったら話しての熱量伝わるけど、
うん。
途端に40ってなると途端にガーンて下がっちゃうんかなっていう風に最近思ってんですよね。
スピーカー 2
なんか学校のクラスみたいですね。
うん。
なんか20人から30人ぐらいって。
スピーカー 1
だいぶダンパー数って言うじゃないですか。
うん。
そのダンパー数っていうのがまさにクラスの人数とか7、714なんとかそういうのあるから。
スピーカー 2
一番大きくて150とかですね。
スピーカー 1
150でそうそう。
だから150とかだとやっぱ工夫しないと伝わんないみたいなのあるじゃないですか。
スピーカー 2
うん。
かなり難しいですね150は。
スピーカー 1
そうそう。
だからみたいなものを思うよねっていう。
スピーカー 2
でもとにかく、あの人今両手が空いてると思うと、
普段話聞きに来れなかった人が、あって手を挙げますよね。
スピーカー 1
そうですね。
スピーカー 2
それすごい良いですよね。
スピーカー 1
そう、だから、もちろんそうやって声をかけていただいて、
声をかけていただいた方も喜んでくださる方もいっていらっしゃるし、
あと俺、自分自身が何て言ったっていいっすよね。
久しぶりに会う方もいらっしゃれば、
それこそ知ってはいたんだけど、
ねえ、川崎さんおっしゃるように結局、
あの人、ちょっと怖いよねとか、
そういうのがあるから、
あの人さすがに無職で、
ホロホロしてんだろうから、
今だったらいいんじゃないかみたいな感じの方もいらっしゃるし、
あとまあ、それこそスタートアップの経営者の方とかでも、
スマニューっていう会社があるとさ、
だから、俺なんかあんまこう副業とかさ、
そういうのちょっとあんまできないタイプっていうか、
なんかこうガーってなっちゃうから聞けなかったけど、
今はね、そういういろんな年齢、性別、国籍関係なく、
かつ事業のフェーズとかも全然関係なく会えるから、
楽しいですよ。
スピーカー 2
いやそれはね、見てて、
会いに来てる人も楽しそうだなっていうのはね、
見えたんですけど、
川崎さんも楽しんでるというのは分かりましたね。
スピーカー 1
楽しいけど、一つだけ副作用があって、
楽しいと疲れるっつうの。
スピーカー 2
まあ、一日いろんな人と話すわけですよね。
一個一個結構違うテーマ。
しかも一回一回盛り上がっちゃうんですよ。
頭沸騰しちゃうんじゃないですか。
スピーカー 1
でもその佐々木さんに言うさ、すごい大事なポイントでさ、
一個一個違うっていうのが疲れるんだよね。
それはそうだね。
頭のさ、ここをずっと使ってるっていうのが人間楽なんだよね。
ここ使ってここ使ってとかさ、
バラバラなとこ使ったりとか、
事業のフェーズ違うとさ、全く違う話しなきゃいけないじゃん。
これはね、やってて思うけど、
引き出す、新しく引き出すっていうのはすごい疲れるんだよね、たぶん。
脳ってきっと。
ここの引き出すのがここだね。
今日はだいたい1って引き出ししか引き出しもせんとかっていうふうになると、
結構流せるの。
1引き出したら2かな。
2引き出してみると3かなとかやってるとめちゃくちゃ疲れるっていうのがあって。
スピーカー 2
でももしかしたらそれにも慣れるのかもしれないですよね。
スピーカー 1
慣れてくるかもしれないね。
スピーカー 2
トレーニングされるとか。
ちょっとその機に、僕も去年からフリーとか、
自分の働く割合を自分で考えるようになったんですけど、
最初すごい疲れたんですよね。
スピーカー 1
すごい疲れる。
だからそれはね、繰り返し的にはっていう話だけど、
なんて言ったって俺は物腐だからさ、本当にね。
そんな感じで、だから今はいろんな方々とお会いしてますよ。
1つでも変わんないのは、
俺はやっぱスタートアップ中毒。
だからあんまり大きい会社の方とお話しするっていうことはないですね。
ないっていうのは、まず俺が人生物腐だから、
俺から話しかけることはない。
そういうことは、
スピーカー 2
向こうから連絡がある。
スピーカー 1
そう、っていうことしかないから、
あんまり興味ないのかな、たぶん。
俺の大きい会社の方が俺にあんまり興味ないんだろうね。
スピーカー 2
ないってことはないと思いますけど、
そのスタートアップの人たちの方が、
その手数の早くやるってことは普段から慣れてるから、
普通のムーブとしてバーってくるからって感じなんじゃないですか。
スピーカー 1
そうですね。
そんなわけで、いろんな方にお会いしてます。
スピーカー 2
じゃあ、先輩としてみたいな話で話を振ったんですけど、
むしろ若い時から変わらずスタートアップ中毒みたいな、
そこ変わらないまま、キッズのままみたいな。
スピーカー 1
そうそう、まずそれはもう、イエス、キッズのまま。
キッズっていうか中二病のまま。
その中二病っていうので、俺これガチで思って、
俺やっぱなんかね、ずっと破壊衝動があるもんね。
スピーカー 2
破壊衝動。
スピーカー 1
破壊衝動。
こんなクソみたいなの潰れちまえばいいのにとか。
よく言ってる。
スピーカー 2
俺言うでしょ。
スピーカー 1
よく言ってる。
本当にマジで、本当にこれを変わんないんですよ。
私なんか、なんでこんな、例えば病院とか並んでるのもさ、
なんでバカずらさげてこんなガーガー並ばなきゃいけないんだみたいな。
俺だったらこうするとかってすぐ思ってたの。
言ってる。
もちろんさ、怒りファーストってなんだよね。
だがだがって言って。
だけど大人になってきて、
怒ってるだけだとカッコ悪いなっていうの気づいたの。
スピーカー 2
大人中二病ちょっと卒業して。
スピーカー 1
文句言うんじゃなくて、自分でなんか。
だからもちろん文句は言うんだよ最初。
文句言うんだけど文句言った後に、
いや、俺だったらこうするよと。
で、じゃあなんであんたできないのっていうとこまで完成、
そのコンボまで決めないと。
大人としてはカッコよくないなみたいな。
カッコよくないなっていう風な年齢を重ねてきたよっていう話だよね。
スピーカー 2
じゃあその、キッズ十二病みたいなままだけど、
スピーカー 1
ただその壊した後のあれまでやれるようにやるようにみたいな。
インド神話のさ、いわゆる芝と創造神、
美死のみたいな感じで、
破壊の後創造があるみたいな感じまではいく。
前はただ破壊してただけだから、気持ちがね。
だけどやっぱり授業を通じていろんな方にお世話になって、
で、作れるようになったなっていう。
だからやっぱ作るっていうのを始めると、
なんかこう、いわゆるさらちにした方がいいじゃない。
要は増改築って俺興味ないの。
でっかくなったものよりでっかくっていう増改築に興味が全く持ってない。
その能力ないから、
一回ぶっ壊したらさらにするか、
マジでなんもないとか作るかっていうのが得意なんだよね。
なるほどね。
スピーカー 1
それ簡単じゃ簡単じゃん。
だから?の時は群毛に下り、
ミキシンの時は群毛に下り、
もういい加減俺は嫌だと。
自分の能力伸びてきたから、
絶対にこいつらの群毛には下らないっていうふうに思って、
いわゆるその、いわゆるまあ、
社名はもうこれ以上言わないけど、
大手プラットフォーマーに収益依存をしたくない、
つまり彼らのビジネスを破壊したい、
それをするためには自分らで全部やるんだけどね。
エコシステムの破壊をするために自分らは作んなきゃいけないから、
広告もプロダクトゼロから作るし、
直販チームも作るし、代理店営業チームも作るし、
それらの所条件も全部決めるし、
っていうことをしたっていうのが、
スマニューの広告なのね。
だから単純にインフィード広告を作るって、
それは方法論やん。
だけどまず、ここのここを絶対壊すと。
壊して、それで、
じゃあそのさらちに何作るかっつったらインフィードだし、
独立性を担保するためには自分で売らなきゃいけない、
自分作んなきゃいけないっていうふうな順番なんですよね。
スピーカー 2
なんか今思い返すと、
スマートニュースがサービスインしたのが2012年の末で、
スピーカー 1
アドプロダクトの発表したのが2014年の冬だと思うんで、
スピーカー 2
その時って、2014年とか15年ってまだ、
スピーカー 1
どっかのアドネットワーク、国内にもたくさんあったと思うんですけど、
スピーカー 2
自分たちで開発せずに、
そこ頼った方が短期的には手っ取り早いし、
めちゃめちゃ早いのに何でこんな苦しい道行くんだろうと思った人たちも
山ほどいたと思うんだけど、
そんなことをやり飽きたと、
そんなことやる意味ないっていうか、もうみたいなことですよね。
スピーカー 1
そう、だからまずやる意味ないだと。
これだと中二じゃん。
スピーカー 2
確かに。それ言うだけだったら、口だけのやつはね。
中二じゃん。
スピーカー 1
だけど能力がついたんだよね。
スピーカー 2
その後できると。
スピーカー 1
それでできるってなったから、じゃあやろうよっていう感じだったね。
スピーカー 2
でも長期的に見た時に、いつぐらいから推薦が決まったんだろう。
単にアドネットワーク、その時はアプリだけじゃなくて、
ウェブとかもまだまだ元気だった時だと思うんですけど、
それが結構苦しくなってきた時に、
スマートニュースのちゃんとコンテンツを出して、
ユーザーがそこにスティッキーにいるってことと、
自分たちでマネタリズムエンジン持ってるってことが、
何とかな、トップ5の中に、独自のアドプロダクトを持っている
そういうサービスの中で、トップ5の中に残れたじゃない、残れた。
5っていうか4っていうか、残れたと思うんですけど、
そうじゃないと、それ以下も全くなくなっちゃいましたよね。
スピーカー 1
だからやっぱり、ここぐらいまででいいと思うんだけど、
でもアドプロダクト作るって言っても、ゼロからじゃないから、スマニューって。
どういうことかって言うと、
広告っていうのを考えた時に、
例えば広告の在庫がたくさんあった時に、
どの広告がスコア高いかみたいな、
広告のパフォーマンスだったり、コンテンツ質だったりとか言うのはあるよね。
っていうのは必要なわけじゃん。
あとは記事をどのページにどういうフィルしていったらいいか、
あと在庫をどのくらい持ったらいいかみたいなことが必要じゃん。
最後にビッティングっていうか、いわゆるオークションモデルで価格決定するみたいなことが必要じゃん。
裏の会社はオークションによる価格決定以外は全部あるんだもん。
ニュースって、コンテンツ配信とかニュースのある部分って、
逆にしたらそういうのがあるわけ。
オークションのとこだけダメだったんだけど、それは作ったけどねみたいな。
あとアドサーバーとかそういうのは色々別だけど、すごく有利な位置にいたもんね。
スピーカー 2
だから短期的には苦しい勝負に見えるものが、ちょっと遠くを見てれば間違いようがないみたいなやつを、
でもちょっと怖さはあるじゃないですか。
それをやり切ったってことなんですよね。
スピーカー 1
あとなんか、俺さ結構自己評価高いからさ、俺賢いからそういうのが見えるわけ。
広告の基本的なアーキテクチャはこれで、ニュースの基本的なアーキテクチャはこれだから、
追加で開発するものこれだけだからいけるみたいな。
それをインフィードとか言うとスクロールして全部スクロールするやん。
そういうのバカじゃない。それが経験値ってやつで。
スピーカー 2
なるほどね。思い出してきた。
それこそスマートニュースが爆発的に伸びた2012年から2014年ぐらいって、
Facebookの方でもインフィード広告がもう本当爆発的に伸びてて、
もうみんなこっちだなと思ってるんだけど、でもちゃんと自分たちのプロダクト持ってる、ある技術持ってる。
それをちゃんと足元から組めるって状態ないと憧れててもできない状態だったと思うんすけど、
スマートニュースはだいたい揃ってて、あと一歩間違わなければちゃんといくってところに見てやったってことなんすよ。
スピーカー 1
だしやっぱさらちだったもんね、スマートニュースって。
スピーカー 2
あの時、さらちってどういう意味ですか?
スピーカー 1
何もないから。
スピーカー 2
中、中に入る。
スピーカー 1
例えば広告プロダクトってないじゃん。
スピーカー 2
僕あの時の中は知らないですけど、外から見ても純粋なあの時のニュースアプリですからね。ないじゃない。
スピーカー 1
それだからやっぱさ、強豪通か、それこそヤフーとかLINEとか、そういうのってもうあったじゃん、広告が。
それをさ、やっぱ外してインフューズってなかなかできない。
それがいわゆるクリステン製のイノベーションのジレンマでさ、だからスタートアップの強みってそこだよね。
何もないから作るの大変だけど、作るっていう意思決定できるやん。
だからさ、壊すっていう方がよっぽど難しいんだって。
スピーカー 2
確かにね。
スピーカー 1
壊せないからみんな無様に死んでいくみたいな。
まあ言っちゃなんだけど、既存のプラットフォーマーの広告なんか鎖に腐ってるだけだろ。
スピーカー 2
いいですね、破壊者の顔が出てきますから。
スピーカー 1
もう一回誰かぶっ壊さなきゃダメだろ。
まあ時間、どっかではあるでしょうね、未来の中でね。
というのを、2つの事例をお話ししました。
なんか今壊そうとしてるものはあるんですか?
スピーカー 1
でもなんかスタートアップを取り巻く環境ってしょぼすぎるよね。
スピーカー 2
今?環境っていうのは投資の環境?市場?マーケット?どういう?
スピーカー 1
まず上場しても金額っていうのもひでえ有様だし、
あと投資をする目も弱けりゃ、事業を一緒に歩こうっていう経験者っていうの全くいない。
ちょっと小銭もらったらエンジェルとか言い出して、自分のリスクを取らずに人のふんどしで相撲を取るみたいになるじゃん。
スピーカー 2
そうね、たくさんいますよね。たくさんいますね。
スピーカー 1
どっちかっていうと俺はエンジェルではあるんだけど、
エンジェルって名乗ると便利なのは、これまで全然知らなかった人から声をかけていただけるじゃないですか。
特に若い人。
スピーカー 2
それ羨ましいな。
スピーカー 1
そうすると、ここって、たとえば100人の企業家の方とお会いして、
100人中50人とかが今だとAIとか言うわけ。
AIってやっぱホットなんだなって、俺がAI知らなくても彼らから教えてもらえるじゃないですか。
AIの中でも50人だと大体半分か6割ぐらいはエージェントっていうわけ。
だから、自分の側に仕事してくれればいいじゃないですかとか、
あなたの過去の経験をふんどむかんどむみたいな。
そういうとこが熱いんだなとかわかるじゃないですか。
なるほど、それがいいんですね。
そういうふうにわかってきたら、
じゃあ俺がもしもそこをやるんだったら勝てんのかなとか、
それは自分だったら面白いんかなっていうふうに考えるじゃん。
考えてやらないってなっても考えてる以上アドバイスができるのはその人だったら。
常に自分がやるんだったらって思いながら投資はするもん。
なるほどね。
だから将来的には自分でなんか、自分一人でやるからさておき、
なんかがやりたいと思ってるわけ。
だけど自分の時間と体って1個しかないじゃん。
そうですね。
だからやっぱりいろんな企業家さんとかと話して、
俺の代わりにやってくれればいいじゃんみたいな寛容さがすごく出てきたっていうかさ、
誰かが成功すりゃいいじゃない。
スピーカー 2
誰かができること。
スピーカー 1
誰かができることをやればいいっていう。
だからなんか広い意味だと自分がやりたいけど、
いろんな方が代わりにやってもらう手段で投資があればいいかなっていう考え方。
スピーカー 2
なるほどね。
今聞いてて、投資家ではないんであれなんですけど、
スタートアップやって、若い企業家の集まりとかにも呼んでもらえるようになって、
20歳くらい年の違うとこにWeb3とかAIのスタートアップの中に混ざって、
話聞いてると、こんなことがニーズあるんだと思うことがあって、
最近それを思ったのがスタートアップの人事。
僕プロダクト作りたい方だからあんまそっち相談乗らないんですけど、
聞かれたからこうした方がいいよとか、ここにこういう人いるよって言うと、
若い人たちって有名なエンジニアとか有名な経営者はいっぱい見て知ってるけど、
絶対組織に必要な裏方とかそのテクニック、一切そういう人たちって有名にならないじゃないですか。
ちょっと紹介すると、え、すごいみたいなことになって、
あ、それ価値あるんだなと思って、ちょっと手伝うことあるんですけど、
ただ僕もそこに時間使いたくないんで、ちょっとだけね、あれするんですけど。
で、ちょっとそういう人を紹介したりするのに、
本当、2、3回会話せするだけだから無奉仕でちょっと手伝うんですけど、
ちょっと結構びっくりされて、え、なんでそこまでしてくれるんですか?って言うんだけど、
え、じゃあ逆に言うと、他のエンジェル、投資家の人たちってこんなこともしてくれないの?みたいな。
スピーカー 1
リスンじゃないよ。
スピーカー 2
いや、お金出す事業のことする、プロダクトのことする、でも人事のこととか企業文化のこととか、
スピーカー 1
そういうことね。