B'z Pleasure 2023 STARSツアー
こんにちは、めちステです。9月24日、B'zの35周年ツアー、B'z Pleasure 2023 STARSが終わって、私もあとは冬を越すだけだなっていう早くも冬眠モードに入りつつある今日この頃ですが、記憶がかすまないうちに、ツアーの良かったことや思い出深かったことを喋っておこうと思います。
このツアーですね、前半がアリーナで、後半がドームスタジアムだったんですが、当初アリーナのチケを取れておらず、関東だと東京の有明アリーナしか公演がなくて、推測するにここが一番競争率高かったんですね。
直前販売で運良く取れて、7月30日の有明アリーナ2DAYSの2日目に行くことができました。席は直前販売あるあるの見切れ開放席みたいなところで、下手つまり稲葉さん側花道の延長のスタンドで、距離的には十分近くてありがたかったです。
ただ正面からの見た目がほとんどわからないんですが、私は極端言うと聞こえて踊れればいいタイプなので、そう不満はありませんでした。
で、セトリね、オープニングのMARSから出落ち感がすごかった。笑っちゃいました。そのまま孤独のRunawayはやってほしかったです。ライブの孤独めちゃめちゃ楽しいので。
で、このツアー、ファンクラブの休眠会員にDMを送りつけて、来てってお願いしてたくらいだったんで、本当に普段やらないような懐かしい曲とか結構やったんですね。
この日のセトリからだと、夜にふられても、ギターキッズラプソディー、あとは7月にリリースされたシングルに収録されているリレコーディングされた君の中で踊りたい2023かな。
実際聞くと、夜にふられてもがすごく良くてっていうか、もうレアってだけですごく楽しくて。
この曲はセカンドアルバムに収録されてるんですが、89年のB'z LIVE-GYM #00、B'z初めてのライブツアーですね。
これ以来ライブでやったことがなかった曲だから、もちろんライブで聞くのが初めてで、今のアレンジのレディナビゲーションと合わせて是非アルバムに収録されてほしいです。
個人的にすごく面白かったのが、君の中で踊りたい2023なんですが、めちステvol.06でアップデートされたメンヘラの祈りがすごいって紹介したんですが、この語りの部分がね、まさかのスクリーンに文字で出るっていう演出になってて笑いました。
そこを推してくるのかーって面白すぎました。
セトリと演出の変化
こんな感じで古参、古参ですね。古参の旦那さんもすごく楽しかったみたいで、終演後珍しく自らグッズを買ったりしてました。
で次に参加したのがスタジアムになってからの9月2日3日の日産スタジアム。
2日はまた稲葉さん側でしたが、やっと正面からの演出が分かった日ですね。
ただ日産スタジアムは場所によって音響が最悪、スタジアムの中にいるのに音が届かない会場なので、これ仕方ないんですけど、そばに病院あるから結構制限が厳しいみたいで、その音響最悪スポットでもう一度キスしたかったを聞かなきゃならなくてムカついてました。
でドームスタジアムでセトリと演出が変わって、頭からラブファントム良かったですね。掴みはokって感じで。
でもそれやるならラブファントムのアンサーソングとして作られた火の鳥も歌ってほしいところですが、そうでもないともう火の鳥やる機会がないからもったいないです。
というかそれ以前に、登場から松本孝弘さんがゼブラのコートを着てるだけで私は合格、花丸でした。松本孝弘さんのオタクは本人同様ゼブラが大好きです。
そしてその後もお色直しの度にゼブラのジレを着用し続けてくれて、ゼブラの出血代サービスでした。
でアリーナから演出が大きく変わったのがレディナビゲーションかな。両脇のスクリーンの下から2人のイラストが頭から出てきて上に登っていって、最後にスクリーンの後ろから2人のバカデカいハリボテが目の辺りまで出てくるっていう演出になってました。
出すなら顔全部出せよと思いましたが高さ制限があったんでしょうね。でもあれ楽しかったですね。楽しすぎて一番踊りました。レディナビゲーション。
ところであのイラストの稲葉さん、わざとかっこよくなく描かれているのが気になりましたが、もっと顔いいですからね。
そんでビッグ。意外でした。96年のスピリットルースツアー以来。BIGのトーク前、千秋楽では稲葉さんが松本さんの前にマイクを持っていくのを忘れてて、松本さんが「最後の最後まで忘れてたね」って突っ込んでたのが良かったです。
でその後松本孝弘さんがゼブラのヤマハMG-Mを持って出てきた時点で私は大興奮。最高ってなりました。
ゼブラのMGMですよ。それ以前にMGM使ったのいつぶり?みたいな話です。
ちょくちょく使ってたっけかな。いや使ってなかったと思う。
わかりやすく使ったの20周年の青のMGMとかですか。デビュー曲やった時です。
でそのゼブラのMGMでやったのがジャプ・ザ・リッパー。ジャプ・ザ・リッパーをその前にやったのが22年前、2001年のイレブンツアーで、これ言ったのに全く覚えてないんですけど、今やってくれると格別なありがたみがありました。しかもゼブラのMGMで。
それで次、イエスイエスイエスはアリーナの外周を一周しながら稲葉さんが歌ってましたが、もう無理しなくていいんだけどああいうことするんですね。すごいと思いました。お疲れ様です。
トピックスと稲葉さんの誕生日公演
そしたらね稲葉さんステージに戻ったら、まっちゃんに思いっきりバックハグから耳か首のあたりに口を寄せたんで、何してんだって笑いましたね。
隙あらばマーキングしてしまう稲葉孝司さん。でこのイエスイエスイエス、9月3日は外周走ってる稲葉さんに、なんかどうも飛び入りっぽい桐谷健太さんがPAブースのあたりから突然飛び出してきて、がっつり肩を組みに行って、稲葉さんの視界に入ってなくて、稲葉さんもえ?なに?みたいになってて、
こっちはこっちで、なんだ頭のおかしい奴が乱入したぞってなってました。カメラが桐谷さんの顔を元に抜いてなかったんで、誰かわかんなかったんですね。あれは別にいらないサプライズだったんじゃないかと思います。
何つながりなんでしょうか。そんなに仲良いみたいな話も聞いたことがないんですが。
でこのツアーの大きなトピックスとしては、稲葉さんのコロナ陽性で福井の2公園が飛んでしまったことと、9月17日の福岡ぺいぺいドームのセット解体事故と、
9月21日のデビュー日の大阪、ヤンマースタジアム長居での大雨、雷での中断、短縮になったっていうのと、9月23日の稲葉さんの誕生日の公演、これも大阪ですが、ここで稲葉さんが足を痛めたっていうのが4つ大きな事柄だったかなと思います。
沖縄公園が台風で中止になってしまったのは仕方ないと思うんですが、ちょっとね、病気や事故が目立ったんでお祓いしてほしいなって思ったりしましたが、こういう業界だいたいツアー前に成功祈願とかしてるんで、やってても怒ってしまうんですね。
稲葉さんの健康面に関しては、去年のツアーもコロナで2公演が延期公園になってますが、今回足を怪我したっていうのは結構、こちらも地味にショックが大きいというか、これまで35年ずっと飛んだり跳ねたり、アスリート並みのパフォーマンスをしてきても、翌日に足を引きずるようなこういう怪我はしてなかったですからね。
私は怪我した日は見てないんだけど、この翌日が千秋楽だったので、稲葉さんが足引きずっているのは見ました。終盤。で、最後足引きずっている稲葉さんと松本さんがガシーってハグして終わったんですが、いいハグでした。
あれを見たくて、千秋楽に行ってるようなものなので、というかこれまで大きな怪我をしてなかったのがすごいんですけど、ついにこういうのが発生すると、ああ肉体的、体力的な限界が来てるんだなって思わざるを得なくてですね、もう59歳とかなんで当たり前かもしれませんが、これからは年齢に見合った無理のないパフォーマンスをしてってくれたらいいなと思ってます。
だって足引きずって歌うのとかこっちは見たくないですからね。
ただでさえ過去5年ぐらい稲葉さんの喘息が出てて、ツアー中声でないとか中断しちゃうっていうことがたびたび起きてたのが、今年は調子良かったから安心してたら今度は怪我みたいな、もう本当に無理しないでってヒヤヒヤしながら見てるんですが、そういう余計な心配もしたくないのが本音なので、健康第一でお願いしたいです。
個人的には松本さんがゼブラまみれで、ただただありがたく懐かしい曲もあって楽しいツアーでした。恋心で踊ってたゼブラのパペット可愛いから売ってほしいです。
あとお友達と、周年ツアーの先週落は96年のスピリットルースツアーの松本さんの顔Tシャツを着ようって決めてるんですが、5年ぶりにまた約束を果たせてよかったです。
ビーズの新曲「ペインキラー」
振り返りはこんな感じかな。
それではもう一つ、ビーズを見直したっていう話をしようと思いまして、見直したなんて上から目線で申し訳ないんですが、本当に正直言うと、もうここ10年ビーズが新しいアルバムやシングルをリリースしてもあんまりときめかないので、ずっと冷めてた状態だったんですね。
アルバムで言うと2015年のエピックデイ以降、聴いてタイトルすぐ出てこない曲もいっぱいあるし、みたいな状況でして、好きは好きなんだけど完全に古参的な、昔のビーズが好きみたいなファン活動をしていまして、それがですね、実はめちステvol.06で紹介したSTARSっていう、今年の7月に出たビーズ35周年のシングル、これが再任させてくれたんですね。
vol.06では君の中で踊りたい2023を絶賛したんですが、実はもう一つ、3曲目のペインキラーっていう新曲が収録されてて、これが一番ヤバかったんですよ。
え、まだこんな歌作れたんだって、これで見直しました。稲葉孝司さん、まだまだやるじゃんって。
偉そうですいませんなんですけど、本当に。
このペインキラー、ビーズの会報、vol.138で明らかになったんですが、実は2012年に作られたのがお蔵入りになってたもので、タイトルも詩も別物だったんだけど、松本さんが気に入ってて、いつか出したいと思ってて、今回ストリングストリズム帯だけそのままで作り直したそうです。
で、この詩がね、すごいんですよ。聴いてほしいです。サブスク解禁されたので、ぜひ聴いてください。
片思いのメンヘラ主人公がですね、思いを寄せてる相手がいて、この相手が何かで大きく心が傷ついて、その相手に対しての思いの歌なんですが、ざっくりまとめると、
私はあなたのペインキラーです。あなたが笑ってくれれば生きてることを実感する。みじめじゃない。今だけでもいい。私にはまってほしい。心の日々を私で埋めてほしい。私がいらないならその時に消えます。ほんの束の間でもいいから、私に包帯の役割をさせて。
って言いながら、私にはまって?できたらずっと。私の死ではダメになってほしい。で終わる、メンヘラが相手にメンヘラ依存を望んでるすごい歌なんですよ。
ちょっとあまりにも新しすぎてびっくりしたっていうか、こんな歌他に聞いたことがないです。
傷ついた相手を慰めてあげたい。癒してあげたい。代わりになってあげたい。みたいな歌、まあよくあるというか、パッと思いつきますよね。近年だとキングヌーのザ・ホールなんかがわかりやすいかな。
こういうんじゃなくて、まさかのメンヘラがメンヘラ依存を要求する湿度500%増しの稲葉孝司さんがここに来て炸裂するとは思ってもみなかったので、ソロの方ならまだ驚かないけど、ビーズで出たっていう感動がすごくて、ほんとこういう年甲斐もなく重いドロドロなのを聞きたかったんですよ。
58でこれを書く稲葉孝司さんすごい。まだまだビーズやるなぁと思っている。ここ3ヶ月ぐらいでした。
で、なんでこれを7月の時点で喋らなかったかっていうと、まずは君の中で踊りたい2023にハマってて、両方浴びてる余裕がなかったのと、まだサブスク解禁されてなくて、これがようやく先月解禁されたので、
今日改めてサブスク解禁したよっていうのと共に紹介できたらなぁと思って言ってませんでした。最近だとAdoさんに提供したDIGNITYも良かったので、振り返ってみると2023年のビーズすごかったねっていう年になるなぁと思っています。
以上です。